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コミュ障(コミュ症)の特徴

医学的なコミュニケーション障害のことではなく、俗称としてのコミュ症の特徴を解説します。

コミュ障とは、簡単に言うと他人とのコミュニケーションが苦手な人という意味です。

人見知りで内向的な性格、口下手で会話やコミュニケーションが上手にできない

コミュ障には

人と接することや会話やコミュニケーションが苦手なタイプ
会話やコミュニケーションの仕方に難があるタイプ

がいます。

目次

コミュ障の人の特徴

人、会話、コミュニケーションが苦手なタイプの特徴

自分から人に話しかけられない

口下手で無口

会話が続かない

声が小さくボソッと話す

相槌が単調

発言や受け答えが一言

挙動不審で相手の目を見れない

緊張して何を言ってるのか分からなくなる

真面目で当たり障りのない会話しかできず、話が盛り上がらない

「えー、え~っと…」と間が多く話すのが遅く時間がかかってしまう

人に距離を詰められると避けてしまう

なかなか人の輪に入れず孤立してしまう

会話中もずっと無表情、笑わない

棒読みで感情がこもってなく抑揚がない

他人と行動するのが苦手でひとりでいるのが好き

他人と一緒にいると気を使って疲れてしまう

会話を広げることが出来ず沈黙してしまう

雑談が苦手

冗談が言えない、通じない

会話に感情や抑揚がない

自分の意見や思っていることや感情を表に出せない

人にどう思われるのかが気になって自分の意見や考えを言えない

自己開示をしない

人に対する警戒心が強く表面上の関係しか結べない

会話やコミュニケーションに難があるタイプの特徴

他人との距離感がおかしい

一方的に身勝手なコミュニケーションをしてしまう

一方的に自分の話ばかりしてしまう

自分が得意分野や趣味の専門的な話を延々としてしまう

聞かれていないアドバイスをしてしまう

マウンティング、自慢、武勇伝など自分が気持ちよくなるためだけに話をしてしまう

何でも否定から入ったり、いや、でも、が多い

相手が話している途中で腰を折って自分の話を始めてしまう

相手の好きなものを自分が嫌いだとけなす

自分の意見や考えや一般論を押し付けてしまう

相手の言動が自分の思い通りにならないと怒り出す

どこか他人を見下したり馬鹿にしてしまう

相手を自分の思い通りにコントロールしようとする

相手を過剰に束縛してしまう

遅刻、ドタキャン、ブッチが多い

他人の会話中に腰を折って割り込んだり、自分の話にしてしまう

空気が読めない発言をして相手を怒らせてしまう

余計な一言を言ってしまう

コミュ障(コミュ症)は改善、克服できるのか?

コミュ障は個人差はあれ、改善や克服することは可能です。

僕自身も以前は重度のコミュ障でしたが、今は以前に比べたらだいぶ克服出来てきています。

  • 対人への心理的なブレーキ(メンタルブロック)を外す
  • 会話を繰り返し練習してスキルを身につける
  • ノンバーバルコミュニケーションの見直しと練習をして強化する
  • 人間心理を学び実践する

これらを行うことで十分に改善や克服が可能です。

身勝手な独りよがりのコミュニケーションを取ってしまうタイプの人はなかなか自覚できないので、自覚しないと改善は難しいでしょう。

相手が不快に感じていても、なかなかはっきりと言ってくれないからです。

自慢しても社交辞令で「へー!すごーい!」と言ってくれたり、アドバイスすると「ありがとうございます。やってみます」と言ってくれるからです。

影で嫌われていたり、サーッとフェードアウトしていなくなっていくからです。

自分のコミュニケーションがおかしいと思っていない人もいます。例えば LINE を既読になってから1日も返事を返さないなんて相手がおかしい、だから文句を言うのは当然だと思っていたりするからです。

なので、これらに自分がやってしまっていることを自覚して、直そうと思えるのは素晴らしいことです。

自覚があれば必ず直すことができます。

コミュ症の原因と改善・克服する方法

コミュ障の真の原因:メンタルブロックを解消する

コミュ障の特徴で挙げたような言動をしてしまうのは、メンタルブロックが原因であることが多いです。

メンタルブロックとは過去の体験から持ってしまった無意識下の否定的な信じ込みのことです。

幼少期に、はしゃいで親に話かけたら「うるさい!今忙しいんだからあっちにいってなさい!」と怒られた

「自分が話しかけると疎まれて怒られる」と思い込んでしまうことがあります。

人に話しかけようとすると、疎まれて怒られるのではと反射的に恐怖を感じてビクビクしてしまいます。

これによりコミュ障になってしまっています。

人と接すると、抵抗を感じ緊張してビクビクオドオドしてしまいます。

メンタルブロックは過去の記憶にどんな意味付けをしているかによって決まります。

記憶:親から「あなたのような子はうちの子じゃありません!」と怒られた
記憶に対する意味づけ:自分は親から否定され、嫌われた
信念:自分は無価値な人間だ、だから人から嫌われる

これが無意識下に残っていると、人と接すると反射的に嫌われるのではという恐怖心が湧いてきて話しかけられなくなってしまうのです。

心理ワークで記憶を処置してメンタルブロックを解消すると、心理的なブレーキが外れて人に対する恐怖心が薄れていきます。

メンタルブロックを解消するには

人に嫌われるようなコミュニケーションを取ってしまう人もメンタルブロックが原因です。

自慢、マウンティング、アドバイスなどの癖がある人も、メンタルブロックからきています。

例えば、幼少期に親からいつも否定されて育ち「本当の自分は何の役にも立たない無価値な人間だ」と思い込んでしまっているとします。

自分は価値もない役立たずの人間だと感じるのは苦しいので、自分の価値を誇示して自慢やマウンティングをしたり、自分は価値がある人間だと感じたくて一方的なアドバイスをしてしまうのです。

お酒を飲んで紛らわすかのように一時的に苦しみを感じないようにできますが、元の信念がそのままだと、また無価値感が湧いてきて、際限なく自慢やマウンティングをしてしまいます。

苦しみや飢えの原因である

「本当の自分は何の役にも立たない無価値な人間だ」

といったメンタルブロックを解消し、そのままの自分でダメなところがあっても価値があるんだと認めてあげることで満たされます。

自慢やマウンティングや他人を見下して優越感に浸りたいという欲求がなくなります。

そうすることで自然と他人に嫌われるようなコミュニケーションをしないようになっていきます。

些細な相手の言動を否定的に受け取ってしまう
なぜもっと自分を愛して認めてくれないんだと不満に感じ要求をしてしまう
もっと自分を見て、もっとかまってほしいと欲求を感じる
過度に束縛してもしまう

なども過去の体験からもってしまった思い込みつまりメンタルブロックが原因です。

メンタルブロックを解消するには

会話の知識をつけて繰り返し練習する

コミュ障の人は、今まで会話が苦手で避けてきてしまっているので、会話やコミュニケーションの基本的な知識や技術が身についていないことが多いです。

家庭や学校では日本語は教えてくれますが、会話やコミュニケーションは教えてくれません。

親と接したり学校で友達と接する中で自然と学ぶようになっています。

ですので学校で友達がいなかったり孤立してしまったりすると、会話やコミュニケーションの能力が身につかないまま大人になってしまいます。

あなたに能力がないわけではなく、単に今まで勉強や練習をして来なかったから身についていないだけです。

今からでも会話を勉強して練習をすることで体得することができます。

これは他のスポーツとか勉強などと全く一緒です。

練習を続けていれば個人差はありますが必ず上達します。

会話やコミュニケーションは一生付きまとうものなので、なるべく早いうちに克服してしまった方が得です。

会話を上達させる練習を方法

ノンバーバルコミュニケーションの強化と練習をする

ノンバーバルとは、表情、視線、声の抑揚、大きさ、身振り手振り、姿勢といったコミュニケーションにおける会話の内容以外の部分を指します。

コミュニケーションで相手に与える印象は、言葉が1~2割でノンバーバルが8割以上と言われています。

なので、会話が下手で内容がたいしたことなくても、ノンバーバル面が優れていると、相手と打ち解けたり、楽しいと感じてもらえて好意を持ってもらいやすくなります。

無表情で小さな声でボソッと
「本当…それはすごいですね…」

と言うのと

目を見開いて驚きの表情で
「本当にぃ~↑!??それはすごい!!!」

同じような言葉を言うのでも相手に与える印象が全く違います。

前者は「本当にすごいと思ってないでしょ…自分の話に興味がないつまらないのかな
」と相手のテンションが下がってしまいます。

後者は、自分の話でこんなに驚いてもらえるなんてとテンションが上がって、喜んで話してくれると思います。

人は自分に興味を持って受け入れて共感してくれる人に好意を持つからです。

こういったことも家庭や学校では教えてもらえないので、周囲と周囲の人とコミュニケーションをとる中で自然に覚えるようになっています。

コミュ障の人はこれまでにやってこなかったので、身についていないのは当然の事です。

ですので今までノンバーバル面がうまくできていない人は、今から練習をすることで習得することが可能です。

コミュニケーションで重要なノンバーバル面の鍛え方と練習方法

感情を込めたり抑揚をつけて話すのが苦手なのは、性格的なこともありますが、先ほど解説したメンタルブロックによる心理的なブレーキがかかっていることもあります。

「自分が話すと嫌われ疎まれる」「自分はつまらない無価値な人間だ」「自分はどうせ暗くて無口な人間だ」という思い込みがあると、脳が命令と受け取って明るく振る舞おうとするとブレーキをかけてしまうからです。

メンタルブロックの解除と、ノンバーバルを鍛える練習をして練習と実践を繰り返していくと少しずつ上達していきます。

あとコミュ障の人には全く笑わない、うまく笑えないひきつってしまうという人もそれなりにいます。

ノンバーバルの中で笑顔や笑うことはとても重要なのでこちらの記事の参考にして、笑えるように練習してください。

上手に笑えるようになる方法

人間心理を学んで実践をする

今までコミュ障で

人との会話やコミュニケーションをしてこなかった人
身勝手で相手に嫌われる会話やコミュニケーションをしてしまった人

相手がどういったことをすると喜ぶのか、どういったことをすると嫌がるのかということが分からなくなってしまっています。

あまりにも気を遣う察してしまうと、表面上の当たり障りのない会話しかできず、いつまでも距離が縮まらなくなってしまいます。

コミュ力を上げる人間心理を学ぶ

嫌われる人、避けられる人の特徴を知る

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