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HSPが友達・恋人・配偶者として相性がいい人のタイプ7選

HSPさんと相性が良い人、相性が悪く合わない人のタイプについてお伝えします。

またその人たちと末永く良好な関係を築くにはどうすれば良いか
どんなことに気をつければ良いかなどもお伝えします。

目次

HSPが友達・恋人・配偶者として相性がいい人のタイプ7選

適度に社交性と積極性がある人

HSPや内向型の人は、消極的で、自分から話しかけたり誘ったり、距離を縮めるのがするのが苦手です。

なので、ある程度社交性や積極性がある人の方が、長続きしやすいです。

穏やかだけど適度に社交性と積極性がある人との相性が良いでしょう。

僕自身も交流が長く続いている人は、このタイプの人が多いです。

相手から連絡をくれたり、誘ってくれたり、会話をリードをしてくれるので、HSPさんにはありがたいこと。

やったことないことに誘ってくれたり、人を紹介してくれたりと見識を広げてくれます。

でも、楽だからと完全に受け身でいると、相手が負担を感じて離れていってしまうかもしれません。

あなたの方からも連絡をしたり、誘ってみる
話題を振ったり、話を広げる
好意的に振舞う
自分が行きたい場所や食べたいものなどを提案する
自分の考えや意見、気持ちなどを伝える

といったことも関係を長続きするためには大切です。

自分と似たHSPや内向型の性格の人

人は共通点が多い人を好きになりやすいと言われています。

自分と似たHSPや内向的な性格の人であれば、居心地が良いものです。

HSPさんは、共通点が多いHSPや内向型の人と相性がよいでしょう。

その反面

お互い消極的なので、なかなか交流が始まらない
壁を作って距離が縮まらない
お互い受け身なので疎遠になりフェードアウトしてしまう

関係を築いてもどちらかがしんどくなって、音信不通になってしまうなんてこともありがち。

僕も内向型やコミュ障の人が多い集まりに参加し、知り合って連絡先を交換しても、その先がなかなか続きません。

基本受身なので、こちらからアクションしないとすぐ関係が途切れ、かといってあまり連絡しすぎると相手に負担になって音信普通になってしまいます。

お互い繊細がゆえに難しいと感じます。

それでも、似たもの同士、気が合った少数の人とは関係が続いています。

最初の壁を乗り越えて、仲良くなって深い関係が築ければ生涯続くような関係に発展することもあるのがHSPさん同士です。

感情の起伏が少ない穏やかな人

HSPさんは繊細なので、相手が感情的な人だと萎縮したり疲れてしまいます。

刺激や想定外のことに弱いので、いつ感情が爆発するかわからない人だと、気が気でなく落ち着きません。

穏やかで落ち着いてる人の方がHSPさんは一緒にいて居心地がよく、安心できます。

相手の気持ちや感情に理解があり寄り添える人

HSPさんは、なかなか理解してもらえません。

だから、相手の気持ちに理解があり、きちんと寄り添ってくれる人だと安心できます。

相手の気持ちを想像することができ、相手の立場になって考えられる人ですね。

自分は大丈夫でも、相手は辛くてしんどいんだなということを、理解して配慮してくれる人です。

もちろんそれをいいことに甘えてしまい「全部察して配慮して」という態度だと相手の負担になってしまいます。

自分から気持ちを伝えたり、こちらも相手を理解しようと努力したり、感謝の言葉などを伝えることも大切です。

自分と他人の境界線がハッキリしている人

自分と他人の境界線がはっきりしていない人は、

自分ができるんだから相手もできるだろう
自分の言うことが正しいから相手も従うべきだ
自分が頑張ってるんだから相手も頑張るべきだ

と考え

それくらいできるでしょ
もっと頑張れるだろ
もっとああした方がいい、こうした方がいい

と他人の境界線にズカズカ踏み込んできます。

HSPを理解してもらえず、自分と同じようにできるはずだと強要してくるので疲れてしまいます。

また、こちらが断れないのをいいことに、何でも自分の思い通りにさせようとしてきます。

自分と他人の境界線がはっきりしている人は、自分は自分、他人は他人と切り離して考えられます。

「相手には相手の考えがある」と相手の領域に踏み込まずに自由にさせてあげることができます。

相手があなたを遊びに誘って、あなたは気が乗らないからと断ったとします。

境界線がしっかりしている人は「気が乗らないなら仕方ないね」と、相手には相手の価値観、考え、判断を尊重します。

境界線が曖昧な人は

「なんでせっかく誘ってるのに断るの!?」「自分を嫌っているんだろ」

と相手の言動と自分の考えや価値観を重ねてしまいます。

そしてHSPさんは、嫌なのに無理に合わせてしまったり「できないのは自分が駄目だからだ」と自分を責めてしまったりします。

HSPさんは、このような人とは最も相性が悪いので、家族であっても距離を置くことを考えた方が良いでしょう。

精神的に自立している人

相手が精神的に自立していないと、頼られたり、依存されたり、言いなりにさせられてしまいます。

HSPさんは断れない性格なので、なんでも言うことを聞いてしまい大きな負担になってしまいます。

HSPさんはそのような人の依存相手としてターゲットにされやすいので気をつけましょう。

精神的に自立している人であれば、相手に依存せず、お互いに適度な距離感を持った対等なお付き合いをすることができます。

もちろんこちらも完全受身で相手に依存したり頼りすぎず、精神的に自立することが大切です。

趣味や好きなことが似ている人

HSPや内向型の人は、趣味が同じ人と相性がよいです。

普段は無口で何を話していいかわからないという人でも、趣味の話なら楽しく長時間喋れる人も多いでしょう。

HSPや内向型の人は、一人でできるものやインドア系の趣味を好むので、似たような性格の気の合う人が見つけやすいと思います。

良好な人間関係を続けていくために気をつけたいこと

精神的に自立する

HSPさんは人間関係で受け身で、相手にまかせっきりで何でも頼ってしまいがち。

いくら相手がHSPを理解してくれて、気を使ってリードしてくれたとしても、それをいいことにまかせっきりにすると相手の負担になってしまいます。

相手に依存してしまうのは、精神的に自立できていないからです。

一人だと自立しているように見えても、対人関係となるとできてない人が多いようです。

自分の意思で決めたり、自分の意見を行ったり、自分の意思で行動することも大切です。

自分と他人の境界線をはっきりさせる

HSPさんは自分と他人の境界線が曖昧な多いです。

他人に言われるがままになってしまったり
断れずに受けてしまったり
他人の些細な言動を自分のせいだと責めてしまったり

それはその人の意見や考えであって、自分の価値とは関係ないと切り離すことが大切です。

そうは言ってもなかなかできないという人は、そう感じてしまう原因の方を解消することで自然と自分と他人を切り離して考えることができるようになります。

例えば

親にしろこうしろと言いなりにさせられた
親からいつも否定された

子供の境界線にズカズカ踏み込んでくる親に育てられると、自分と他人の境界線が曖昧になってしまいます。

そうすると
自分は他人の言いなりにならないといけない
自分はダメで無価値な存在なんだ

と思い込んでしまい他人の意見をそのまま受け入れてしまったり、他人の言動を自分のせいだと受け取ってしまいます。

これらは心理ワークで軽減、解消することが可能です。

自分の本音や感情を気持ちを伝える

HSPさんが人間関係でしんどいのは

自分の意見や本音、気持ちや感じていることを言えない
嫌なのに断れずに相手に合わせてしまう
相手の言いなりになってしまう
気を使いすぎて疲れてしまう
些細なことで否定された感じてしまう
自分を理解してくれない相手が悪いんだと感じてしまう

このような時は

自分の本音はどうなのか
自分は何を感じているのか
自分は本当はどうしたいのか
どこまでなら譲歩できるのか

きちんとはっきりさせましょう。

そしてその上で相手の気持ちにも配慮しながら上手に伝えましょう。

「誘ってくれたのはとっても嬉しいんだけど、明日は家でのんびりしたい気分なんだよね」「全部を引き受けることはできないけど、ここまでならやれるよ」

自分の気持ちにも相手の気持ちにも寄り添いながら、相手に伝えましょう。

それで理解してくれない人とは、無理に関係を維持する必要はないと思います。

HSP気質を改善克服する|HSP気質は改善できる

HSP気質を受け入れて生きることも大切です。

でも、全てをHSPのせいにしたり、生まれつきだから治らないと思考停止してしまうと、一生生きづらい人生になりかねません。

HSP気質は治らないものではなく、改善や部分的に克服できます。

僕自身や他の人の体験からも明らかです。

HSP気質でよくある他人の言動に過敏に反応してしまうのは、後天的な原因によるものが多いと考えています。

自分の意見を言うと怒られると感じてしまう
人にどう思われるかが気になってビクビクしてしまう
些細なことですぐに否定されたと感じてしまう
嫌われないように人に気を使ってしまう

このようなHSP気質の原因は、次のような過去の体験から来ていることがあります。

例えば、幼少期に親に話しかけたら「うるさい!今忙しいんだからあっち行ってなさい!」と怒られた。

すると

「自分が話しかけると相手を不機嫌にさせてしまう」
「自分は無価値だから嫌われたんだ」
などと思い込んでしまうことがあります。

人に話しかけると疎まれて相手の不機嫌になるのではと感じ

自分から話しかけられなかったり
自分の考えや意見を言えなかったり
断れなかったり
人の目を気にしてビクビクしてしまうんですね。

心理ワークで、様々なアプローチをすることで無意識下の信じ込みを解消します。

すると、人と接した時に、相手に嫌われるのではと言った恐怖心が和らいで行きます。

僕も昔は人と接していると、まるでナイフを突きつけられてるようにガチガチに緊張して、頭が真っ白になって言葉が詰まってしまう状態でした。

今では、初対面の人と接してもあまり緊張しなくなった
人と長時間一緒にいても疲れることがあまりなくなった

など改善しました。

特に実感するのが立ち直りが格段に早くなったということです。

昔は人に何か否定的なことを言われると、何日も物事が手につかず、人と接するのが怖くなっていました。

もちろん今も嫌な気持ちにはなりますが、それが浅く、次の日には何もなかったかのようにケロッとしているといった状態になりました。

HSP気質が少しでも改善されれば、今よりもだいぶ心が楽になりますし生きやすくなります。

HSP気質の原因を解消していくと、自分と他人の境界線もしっかりしてきます。

例えば「LINEを送って既読になってから1日返事が来なかった」とします。

HSPさんは「嫌われてしまったのかも…」「何か嫌われること言ってしまったのかな」と気が気でなくなったりします。

これは、過去の体験により持ってしまった「自分はどうせ無価値でダメな人間だ」「自分はダメな人間だから相手を怒らせてしまう」といった思い込みがあるからです。

だから相手の些細な言動を自分が価値がないから、自分が嫌われているからと結びつけてしまうのです。

この否定的な信念を解消すると

「いつ返事を送るか返事を送るかどうかは相手の自由だ」

と相手の言動と自分の価値を切り離して考えられるようになります。

HSP気質の原因を解消するには

会話やコミュニケーション力をアップする

HSPさんの多くは、会話やコミュニケーションが苦手だと思います。

会話やコミュ力がアップすれば、対人関係で今よりも自信がつきますし、人といても気を遣ったり疲れることが少なくなります。

ぼそっと小さい声で一言しか喋らない
相槌も無表情でリアクションが小さい

それだと、相手に

「自分を嫌っているのかな」
「自分と一緒にいてもつまらないのかな」
「話しかけちゃって迷惑だったかな」
「壁を作っていてなんかとっつきにくいな」

と受け取られてしまいます。

声が小さくボソッと小さく、上ずってしまう
上手く表情を作れない
笑おうとするとひきつってしまう
人前に出ると頭が真っ白で話すことが飛んでしまう
リアクションが小さい、ほとんどない

この状態だと重く気まずい空気が流れ、余計に気を使ったり緊張して疲れてしまいます。

人とのコミュニケーションで、相手が楽しいと感じるのは会話の内容が1割、それ以外の表情、声の大きさや抑揚、リアクションなどが9割とも言われています。

コミュニケーションの会話の内容以外の要素を、ノンバーバルコミュニケーションと言います。

ノンバーバルが9割ということは、ノンバーバルを鍛える恩恵はとても大きいということです。

会話が苦手でも、よく笑ったり、相槌やリアクションが大きければ、相手も楽しく気持ちよく話してくれて、距離が縮まりやすいです。

言葉が通じない外国人と、笑顔でイエーイ!とハイタッチして打ち解けている様子がありますが、ノンバーバルコミュニケーションだけで心が通じ合って打ち解けてしまえるのです。

でも、人前で笑ったり、大きなリアクションなんてできないよと思うかもしれません。

これは先ほど解説した否定的な思い込みによる心理的なブレーキと、今まで使ってこなかったからやり方が分からない、能力が衰えてしまっているだけに過ぎません。

発声練習、表情筋トレーニング、笑う練習、リアクションの練習などしていくと、自然とできるようになってきます。

これらはスポーツとか楽器と一緒で練習すれば上達します。

笑うことや表情なども、動かすことで脳に回路ができて、自然とできるようになります。

もちろん陽キャのように明るくハイテンションになる必要はありません。
そんなことはHSPさんには向きません。

でも、よく笑ったり、笑顔で接したり、通る声でハキハキと喋ったり、表情豊かで、リアクションが大きくなれば、それだけで他人の印象はがらりと変わります。

ノンバーバルが9割なので、少し上達しただけでも大きな効果があるんです。

コミュニケーションのノンバーバル面を鍛えるには

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