リアクションをするのが苦手で、反応が薄いと言われてしまいます
でも恥ずかしくてリアクションが出来ないんです…
- 単調なリアクションしかできない
- 人の話に興味が湧かないし感情が動かない
- 感情がこもらず棒読みになってしまう
- 無理にリアクションしようとすると引きつる
今回は、リアクションができないと悩んでいる人向けに
- リアクションをすることにブレーキがかかる原因と解消法
- テンションを上げなくても上手にリアクションをする方法
- 感情豊かになるための訓練法
- 上手なリアクションのやり方と上達するための練習法
についてお伝えします。
リアクションが上手にできない原因
リアクションが薄くなってしまうのは次の原因が考えられます。
- メンタルブロックがある
- 感情表現力が衰えてしまっている
- 上手なリアクションや相槌のやり方を知らない
- 上手なリアクションをスキルとして体得できていない
メンタルブロックがある
メンタルブロックとは、行動に制限をかけるような無意識下の信じ込みのことです。
無意識下にメンタルブロックがあると
変に思われるのではないか
相手を不快にさせるのではないか
嫌われるのではないか
自分は真面目で大人しいキャラだ
人前で感情を出してはいけない、恥ずかしい
感情を出したら攻撃される
人が怖い
といった感情が反射的に湧いてきてテンションを上げようとしてもブレーキがかかってしまいます。
メンタルブロックは過去の体験から作られます。
例えば、子どもの頃にはしゃぎながら親に話しかけたら、「うるさい!静かにしてなさい!」と怒鳴られたとします。
すると
はしゃぐと怒られる、感情を出してはいけないんだ
という信じ込みを持ってしまうことがあります。
すると、はしゃごうとすると「怒られるからやめておけ」と脳がブレーキをかけます。
心理ワークでメンタルブロックを解消することで、リアクションをすることへの抵抗が弱まってきます。
メンタルブロックを解消するには別の記事で詳しく解説しています。
コミュ障の原因:メンタルブロックを解消するには
脳の感情表現力や表情筋が衰えてしまっている
上手なリアクションには、笑ったり驚いたりと感情表現が必要です。
今まで感情を出したり表現してこなかった人は、脳の感情表現をする部位が衰えてしまっています。
使わない部位は退化してしまいます。人とほとんど話さない日が続くと、声がうわずったり言葉が出てこないという経験したことがある人もいるでしょう。
また表情筋が衰え、表情を作ろうとすると引きつったり、無表情になってしまいます。
運動をしないと体力が衰えるのと一緒で、使っていない身体機能は衰えてしまうからです。
この状態だと感情が動かないし、無理にやろうとして引きつってしまうんですね。
笑う、驚く、嬉しい、楽しいなどの感情は、筋トレをするように鍛えることで豊かになっていきます。表情筋も同様です。
感情表現の練習をすることで、脳の感情表現をする部分が活性化され、自然とリアクションができるようになってきます。
感情表現力を鍛える方法は後述しています。
リアクションや相槌のやり方を知らない
リアクションが薄い人は「へぇー」「そうなんですね」くらいしかパターンを知らないので、ワンパターンになってしまいます。
毎回ずっとこれでは、反応が薄いと思われてしまいます。
様々なリアクションや相槌の種類を学び、練習することでバリエーションを増やしましょう。
場面ごとに様々な相槌をすれば、大きな反応をしなくても相手は興味をもって話を聞いていると思ってもらえます。
言い方や言葉使いによって大きく反応しているように見せることもできます。
リアクションをスキルとして体得できていない
ただリアクションの言葉を頭で覚えても、それだけではできるようにはなりません
例えば「ウッソ~~!?」と字面だけ覚えても、実際に驚いた表情と口調で声に出して練習しなければできるようになりません。
知識だけではできるようにならないのはスポーツなどと一緒です。
リアクションの種類を学んだら繰り返し声に出して練習することで、体が覚えたり脳に回路ができ、人前で自然とできるようになります。
後半で、お手本のリアクションを見聞きしながら練習する方法を紹介します。
大きなリアクションが苦手な人は相槌を極めよう
いきなり大きなリアクションをすることに抵抗があるという人もいるでしょう。
その場合は、まず相槌を極めましょう。
なぜ大きなリアクションが良いのかというと、相手に「自分の話に興味をもって聞いてくれている」と感じてもらえるからです。
相槌が上手になれば、大きな反応をしなくても自分の話に興味をもって聞いてくれていると感じさせることができます。
今までは毎回「へー」「そうなんですね」「すごいですね」程度で終わってしまっていたと思います。
相槌やリアクションの種類とバリエーションを覚えて増やすことで、相手の話に興味を持ってきている感を出すことができます。
相槌の種類を英単語を覚えるように暗記して、実際に繰り返し声にだして反射的に出てくるまで練習して身につけておきましょう。
感情を込めて言うのは、後から練習すればいいんです。
相槌の種類とバリエーション
うなづき
「はい」「うん」「へぇー」「ほぉー」といった単純な相槌です。
話の途中に合いの手を入れることで、聞いてますよという意思表示になり相手も話しやすくなります。
話の区切りに入れるとよいでしょう。文章だと「、」で入れるイメージです。
リアクションが薄い人は、相手の話を無言で聞いてしまっている人もいると思うので、意識して行いましょう。
うなづきは「はい」「うん」と言いながら実際に首を動かしてうなづく仕草をしながら行ないましょう。
「はいはい」「うんうん」2回繰り返すのも、より相手の話を興味を持って聞いている感が出るので効果的です。(目上の人には失礼になることもあるので、ある程度打ち解けている人のみにしましょう)
毎回2回だと不自然なので、適度におこなってください。
話を促すあいづち
「それで?」「それから?」「どうなったんですか?」
相手の話を促す相槌です。続きが聞きたい、もっと聞きたいという意思表示になります。
タイミングとしては一文の終わり、「。」のタイミングで行うとよいでしょう。
自分の話に興味を持ってくれていると確認できて、相手も安心して気持ちよく話すことができます。
「それでそれで?」と2回繰り返したり、「うんうん、それで?」と、うなづき相槌とセットで行うのも、より続きを聞きたい感が出て効果的です。
驚きの相槌
「ええ~!?」「ウソ~!?」「ホントに~?」「マジですか!?」「信じられない!」「そんなに!?」「そうなんですか!?」「おお!」「スゴイ!」「それは意外です!」「知らなかったです!」
驚きの相槌はとても重要です。自分の話に驚いてくれたら嬉しいものです。
驚きの相槌はコミュ障さんが最も苦手としているのではないでしょうか。
驚きの相槌は口調、トーン、抑揚、表情などノンバーバル力が試されるからです。
「すごい!」「ホントに!?」→「週6で!?」「10万円!?」
などと驚いた部分をそのまま使うのも効果的です。
テンションはあげなくても、言葉のチョイスと抑揚、バリエーションで相手に驚いていることを伝えることができます。
実際に驚いているように言えない人は、練習をすることでてきるようになってきます。
驚いていないのに無理にやるとわざとらしくなるので、無理にやる必要はありません。
驚かなかった時は「それは驚きますよね」と同調や共感の相槌をしたり、「それでどうなったんですか!?」など質問をして深堀りしましょう。
そうすれば無理に驚かなくても相手の話に興味関心を持っていることが伝わります。
納得・同調のあいづち
「そうなんですね」「なるほど」「そうですよね」「そういうことなんですね」「よく分かりました」
あなたの話に納得、同調、理解していますよということを伝えることができます。
共感の相槌
「良かったですね」「楽しそうですね」「やりましたね!」「それは嬉しいですね」
「大変でしたね」「残念でしたね」「酷いですね」「悲しいですね」
「辛いですね」「(あなたの気持ち)分かります」「分かる分かる」
相手の気持ちに共感を示す相槌です。
話の内容から、相手はどんな気持ちなのか、どんなことに共感してほしいのかを察知して同調する言葉を投げかけましょう。
褒めるあいづち
「すごいですね」「さすがです」「素晴らしいですね」「素敵ですね」「かわいいですね」「センスいいですね」
相手の会話中に褒められる内容が出てきたら褒める相槌をします。
あまりやりすぎるとわざとらしいのでほどほどにしましょう。
どこがすごい、素敵だと思ったのかも合わせて伝えると信憑性が増します。
ただ闇雲に褒めるのではなく、相手が褒めて欲しいと思っているポイントを話の内容から推測して上手に褒められると良いです。
同じ仕事について褒められるのでも
仕事の実績を褒められると嬉しい人もいれば
仕事を頑張っていることを褒められるのが嬉しい人もいます。
男女の脳の違いにより、一般的には男性は前者で女性は後者が多いと言われています。
男性に対しては「すごい!さすが!」「頼りになります」と実績や能力を
女性に対しては「○○さんって気配り上手ですね」「その服とても似合ってます」と内面、行動、センスを褒める方向性がよいでしょう。
その人が話している内容からどこに熱がこもってるかを察知して、上手に褒めてあげましょう。
オウム返し
相手が話した後に、話の要点を繰り返して話すという相槌です。
相手「昨日仕事が終わらなくて終電近くになって大変でしたよ」
自分「仕事大変だったんですね」
相手「私、動物はネコが好きなんです」
自分「ネコですか~」
相手の話の語尾を繰り返すのが自然です。
相手の話の一部を繰り返すことで、ちゃんと話を聞いていることが伝わります。
毎回やると不自然になるので、適度に行いましょう。
オウム返しと似ているものに要約相槌というものがありますが、これは使わない方が良いでしょう。
要約相槌とは「ようするにこれこれこういうことですね」と相手の話をまとめることです。
あなたの話をちゃんと聞いて理解したしましたよ、と伝えるものですが
相手の意図と違う解釈をしてしまう危険性や、人によってはマウントを取られていると感じさせてしまうことがあります。
要約ではなくオウム返しにとどめるのがベターです。
これらの相槌を反射的に出るくらいになるまで繰り返し声に出して練習しておきましょう。
相槌のバリエーションの増やし方と、表情や抑揚も含めて練習をする方法は後述の練習法を参考にしてください。
相槌に表情と質問力がプラスされれば、より相手も話していて楽しいと感じてくれることでしょう。
相手の話に同意、共感できない場合
話を聞いていると相手の話に共感できない場合も出てくると思います。
そんな時は相槌やリアクションに困ると思います。だからと言って否定してしまうと嫌われてしまいます。
そんな時は
・なぜそう思うのか
・なぜそれが好き、嫌いなのか
・そう思うようになったきっかけ
・それにまつわるエピソード
など相手自身にフォーカスした質問をしてみましょう。
例えば、相手が「食べ物は納豆が好きです」と言ったとします。
自分は納豆が嫌いで同意できない場合「自分は納豆苦手です」というのもありですが、「納豆が好きな相手自身」にフォーカスしたリアクションや質問をしてみましょう。
食べ物は納豆が好きです
納豆ですか~(オウム返しで認めるリアクション)
週に何回くらい食べるんですか?(否定せずに深堀質問)
ほぼ毎日朝昼晩のどこかしらで食べてます
ええっ?毎日ですか!?(驚きのリアクション)
納豆を好きになったきっかけとかあるんですか?
このように相手にフォーカスした内容にすれば、否定せずに会話をすることができます。
最初は5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)形式で、知らない分野でも質問がパッと思い浮かぶように練習しておきましょう。
知らない分野や興味がない話題の場合
自分が知らない分野や興味がない話題で会話が続かない、リアクションに困るという人もいるでしょう。
そんな場合も、そのことが好きな相手にフォーカスしてみましょう。
自分が興味ないことでも、そのことを楽しんでいる相手にフォーカスすれば「それは楽しそうですね」と共感や同調することが可能です。
相手の趣味が漫画で、あなたは漫画を全く知らず興味もなかったとします。
相手「休日は家で漫画を読んでることが多いです」
自分「おお~!漫画ですか~(肯定)単行本を買ったりするんですか?」
相手「はい、家に単行本が500冊くらいあります」
自分「ええ~!?500冊も!?(驚き)電子書籍じゃなくて全部紙なんですか?」
相手「電子化も考えたんですけどやっぱり物で持ちたくて」
といったように相槌とリアクションができます。その後は「一番思い入れのある作品は?」「初めて買った単行本は?」などその人にまつわる内容を質問すれば、漫画のことが知らなくても会話を広げることができます。
リアクションをするための基礎練習
自然と大きな反応ができるようになるためには、繰り返し一人で練習することが大切です。
- 大きなリアクションができない
- 感情が動かない
- 表情が上手に作れない
- リアクションが上手くできない
これはスポーツと同じで繰り返し練習することでできるようになってきます。
上手にリアクションができるようになる
感情が動くようになる
表情を豊かにする
ための練習方法をお伝えします。
声に出して笑う練習
声に出して笑うことはとても重要です。笑うことそのものが大きな反応、リアクションになるからです。
会話やリアクションが苦手でも、笑ってさえいればなんとかなってしまいます。
笑うことで、あなたを承認していますよ、あなたと話していると楽しいという意思表示もなるからです。
反応が薄い人は、声に出して笑ったり、うまく笑えないという人も多いと思います。
相手の話がつまらない、興味がないので笑えない
笑おうとするとブレーキがかかって引きずってしまう
これはメンタルブロックによる心理的ブレーキと、脳の笑いに関する部位が衰えてしまっていることに原因があります。
運動しないと筋肉量が落ちてしまうように、今まであまり笑っていないと、感情を出したり笑う機能が衰えてしまいます。
毎日声に出して笑う練習をすることで、脳の笑いに関する部分が活性化されて些細なことでも自然と笑いが起こるようになってきます。
僕も昔は人前でほとんど笑わず、笑おうとすると引きつってできませんでしたが、今では些細なことでも笑えるようになりました。
笑う練習していると、笑いのツボが浅くなって些細なこと自然と笑いが起こります。
どうしても人前で笑うことに強い抵抗がありブレーキがかかってしまう場合は、メンタルブロックの記事も読んで解消しましょう。
笑う練習のやり方
■笑う瞑想
瞑想と言って難しいものではなく、3分、5分など時間を区切ってその間ひたすら声に出して笑い続けるだけです。
これを毎日のように続けてると、脳の笑いに関する部位が活性化されて些細なことで自然と笑えるようになります。
笑うことは健康やメンタルにも良い影響を与えるので一石二鳥です。
■意識的に笑う練習
お笑い、バラエティ、トーク番組や面白いYouTubeの動画などを見て、あえて大げさに声に出して笑うようにします。
空き時間にテレビやYouTubeを見ながら楽しみながらできます。
最初は少しでも面白いと思ったら、わざと声に出して笑うようにしてください。今まで笑えなかったことでもだんだん自然に笑えるようになってきます。
笑うのが苦しい場合は無理にやる必要はありません。少しずつ笑うことに慣れらしていきましょう。
その場合は、過去に笑っていたら怒られた、笑ったら歯並びを馬鹿にされたなどの体験からメンタルブロックがある可能性があります。
メンタルブロックの解放を先に行ないましょう。
笑顔を作る練習
笑顔を作る筋肉が衰えてしまっていると不自然な引きつった笑顔になってしまうので、笑顔の練習も行いましょう。
鏡に向かって一番自然で良いと思う笑顔を作るのを毎日行なってみてください。
自然な笑顔が作れるようになったら鏡を見なくても大丈夫です。1日数分くらいを行ってみましょう。
表情筋トレーニング
話を聞いている時ずっと無表情だと、つまらないのかな、興味がないのかなと思われてしまいます。
笑うだけでなく、驚く、悲しい、怪訝、疑問などいろいろな表情があります。
ですので表情筋トレーニングをして、表情豊かになっておきましょう。
表情筋トレーニングは、YouTubeで検索すると動画が出てくるので参考にして実践してください。
発声練習(ボイストレーニング)
声が細くて小さいぼそっとした声だと、ただそれだけで反応が薄いと思われてしまいます。
ですのでボイストレーニングをして、ハキハキと通る声を自然と出せるようにしておきましょう。
ボイストレーニングをすることで、無理に大きな声でしゃべろうと思わなくても普通に喋るだけで自然と大きな通る声でハキハキと喋れるようになります。
僕も以前は声がぼそっとして小さかったので、ボイストレーニングをしています。といっても1日数分程度です。
今は、通る声が出るようになってきて、今までと同じように話しているつもりでも「え?何?」と聞かれることが少なくなりました。
ボソッとした弱々しい声が、イケボのようにハッキリと通る声になってきます。
特に人と話す機会が少ない人は、一人で声に出す習慣をつけることで発声の衰えを防ぎましょう。
発声練習とボイストレーニングのやり方はこちらの記事を参考にしてください。
コミュ障改善に効果的なボイストレーニングのやり方
リアクションを上達させるトレーニング法
感情をこめてバラエティ豊かな上手なリアクションができるようになるための練習方法を解説します。
今まで大きなリアクションをしてこなかった人はできなくて当然です。
ピアノを弾いたことがない人がいきなり弾けないのと一緒です。
あなたにリアクションをする能力がないのではありません。
リアクションも楽器やスポーツと同じように、繰り返し同じ動作を行うことで体が覚えて反射的にできるようになります。
「驚く時は「ええ~っ!?」と大きくリアクションをしてください」と言っても、文字だけでは声の大きさ、抑揚、表情、身振り手振りなど、やり方が分からないと思います。
そこで次のような練習を行ないます。
お手本を真似してリアクションをする
リアクションが上手な人のお手本の動画を観ながら真似をします。
リアクションのお手本は、テレビ、ラジオ、YouTubeにたくさんあります。
あなたがリアクションが上手だな、こうなりたいなと思う人が会話をしている動画を見つけてください。
お笑い芸人でもよいですが、彼らはプロであえてオーバーにやっていることもあるので、あまり極端にオーバーすぎない人を選びましょう。
お笑い芸人以外のタレントや、より一般人に近いユーチューバーなどから見つけるもよいです。
会話中のリアクションの練習なので、二人以上で会話をしている動画が良いでしょう。
動画を再生して、あなたがお手本とする人が何か相槌やリアクションをしたら、できるだけそっくり真似をします。
ただ字面を追うのではなく、声のトーン、大きさ、抑揚、表情、身振り手振りなども出来るだけ真似をしましょう。
リアクションや相槌が上手な人がどのようにやっているのかが分かり、体得することができます。
リアクション以外の話していることも含めて丸ごと真似して発声しても構いません。
リアクションを交えながらの会話の練習にもなるので効果的です。
家族が近くにいて大きな声が出せない場合でも、布団を被ったり、ヒソヒソ声でもいいので声に出すことが重要です。
声に出したい場合は、カラオケ用の消音マイクなども活用しましょう。
最初は繰り返し真似をしてある程度覚えてきたら、動画を見ずに一人で声に出して練習をしてみましょう。
とにかく反射的にできるようになるまで何度も繰り返すことが重要です。
テレビ、動画を見ながらリアクションをする練習
今度は真似をするのではなく、テレビや動画の登場人物の話にリアクションをします。
ソロトークをしているテレビ、ラジオ、動画
二人かそれ以上で会話をしているテレビ、ラジオ、動画
ネット配信者の生配信
バラエティ番組
などで会話を聞きながら、話しの合間に声に出して相槌やリアクションをします。
例えば、ラジオのパーソナリティが喋っているのを聞きながら「うんうん」「おお!マジか!?」など言葉に出してリアクションをします。
最初は恥ずかしいですが慣れてきます。一人で恥ずかしいのに人前でできるわけありませんね。
テレビや動画を楽しみながらついでにできるので習慣にしてしまいましょう。
一人でいる時に感情が動いたら独り言でリアクションをする
一人でいる時などに、何か感情が動くことがあったらそれを言葉、表情、しぐさでリアクションをしましょう。
日常で何かあるたびに「やった!」「しまった…」「美味い!」「おいおいマジか!?」などと独り言のようにリアクションをします。
これらの練習を繰り返し行なっていると、実際に人と話した時にも自然と出てくるようになります。
リアクションが自然にできるようになると、相手も楽しそうに話してくれたり、相手の反応も変わってくることでしょう。
するとそれがだんだん少しずつ自信になって、大きなリアクションに対する抵抗や恥ずかしさも軽減され、どんどんリアクションが上手になっていきます。