僕がやってみて効果を実感した一人でできる会話練習法を紹介します。
会話なので実際に声に出して練習することで上達します。
大きな声が出せない環境にいる人は、小さな声やひそひそ声、布団を被る、カラオケ練習用の防音マイクなどを活用してください。
シャドーイング&モデリング
自分がお手本としたい人が会話をしている動画や音声を再生して、対象人物が話したら後を追うように真似して喋るという練習法です。
上手い人の真似をしてしまうのが上達の近道です。
自分の中にないフレーズや言い回し、口調、抑揚、感情表現、タイミングなど含めてインストールすることができます。
会話の練習なので二人で会話をしている音声が良いでしょう。自分がお手本にしたい人が話した後を追って話します。
その時に話す内容だけではなく抑揚、イントネーション、アクセントなどもできるだけそっくり真似しましょう。
そうすることで会話の内容だけでなく、最も重要なノンバーバル面も鍛えることができます。
上手い人の会話には、様々な会話を盛り上げるテクニックが使われているのでそれを自然と体得できます。
上手い人がどんな内容をどんな口調や抑揚、タイミングで話してるのかを体感することができます。最初は自分と違いすぎてびっくりすると思います。
続けていると、その人っぽい口調や内容で話すことができるようになります。
また、同じ音声を何度も真似していると、音声に出てきたフレーズが応用されてアドリブで出てくるようになります。
フレーズ練習
日常会話でよく出てきそうな短いフレーズを作成して、繰り返し声に出して話すという練習方法です。
会話の内容やパターンは無限にあるので、少しのフレーズ覚えても意味がないのではと感じるかもしれませんがそんなことはありません。
ひとつのフレーズを覚えれば応用が利きますし、脳のネットワークが繋がってアドリブで出てくるようになります。
例えば、今までは
相手「今日は寒いですね」
自分「そうですね」
で会話が終わってしまっていたとします。
相手「今日は寒いですね」
自分「そうですね、○○さんは寒いのと暑いのどちらが好きですか?」
というフレーズを一つ覚えてしまえば
「○○さんは犬と猫ならどっちが好きですか?」
「○○さんは和食と洋食ならどっちが好きですか?」
といったように応用ができます。
ただフレーズを頭で軽く覚えただけでは会話中に出てこないし、最初は意識してもすぐに忘れてしまいます。
実際に声に出して繰り返し練習しながら覚えると、実際の会話でも使うことができるようになります。
「おはようございます」や「こんにちは」のように無意識にパッと出てくるようにすることではじめて使えるフレーズになります。
たくさんのフレーズを復唱して暗記しておくと、フレーズ同士や脳の会話のネットワークが繋がり、アドリブで様々な会話が出てくるようになります。
書籍やYoutubeで学んだことや、テレビや動画、他人の会話やネットのつぶやきなどで会話で使える、面白いなと思ったフレーズはメモしてストックしておき、実際の会話口調で独り言のようにつぶやきましょう。
お題を設定してアドリブで話す練習
何かお題やテーマを設定して1分間アドリブで話す練習をします。
学生の時の部活
やったことのある習い事
初恋について
最近驚いたこと
リンゴ
など何かテーマやお題を一つ決めて、そのことについて1分間実際に声に出して話す練習をします。
時間を短めに区切ることで、端的にまとめて分かりやすく話すという能力も身に付きます。
会話では一文を短くわかりやすく話すというのが、聞いている相手に負担をかけないために重要です。
自己開示や自分のことを話すときの練習になります。
連想力トレーニング
会話上手な人の話を聞いていると、連想して次々に話題を引き出したり会話を広げていると思います。
また、何かに例えるのがとても上手です。
お笑い芸人がトークで笑いを取る時も何かに例えたり、連想してフレーズを持ってきていることって多いですよね。
会話上手になるためには連想力は重要です。
連想力はマジカルバナナをすることで鍛えられて行きます。
「りんごと言ったら赤い、赤いと言ったら信号、信号といったら車」
といったように連想をします。
声に出せる環境なら声に出してやりましょう。
家事をしながらやったり、移動中に頭の中でもできるのでやってみましょう。
相手の言葉から連想して会話を広げる練習
何かのテーマや言葉から、連想をして話す練習です。会話中に話を広げる良い練習になります。
テーマ:夏
「夏といえばアイスが好きで、コンビニに行くとチョコモナカを毎回のように買っちゃいます。甘いものはあんまり食べないんですけどアイスだけは食べられます」
といったようにアドリブで話します。
夏 → アイス → 甘い
というようにお題から連想して会話を広げていきましょう。
質問力を鍛える練習
会話を広げたり、聞き上手になるためには質問力がとても重要です。
質問攻めや尋問にならないように上手に質問をする練習をしましょう。
質問力を鍛えるにはこちらの記事を参考にしてください。

ネットでプロフィールを見ながらエア会話
SNSでいろいろな人のプロフィールや投稿を見ながら会話をする練習をします。
初対面やあまり知らない人と会話をするいい練習になります。
マッチングアプリなどもいろいろな人の詳細なプロフィールや写真が載っているので、対異性の会話を練習するのにオススメです。無料(男性も異性のプロフィールを見るだけなら無料)なのでお金もかかりません。
相手の仕事、趣味、好きなこと、興味があること、性格、恋愛感、写真などから話題を拾って声に出して話します。
例:ある人のプロフィールに猫の写真が載っていた
※自分のパートは実際に声に出して話し、相手のパートは想像して頭の中で考えます。
自分「写真の猫かわいいですね!え、飼ってるんですか?」
相手(「はい」)
自分「へぇーいいなー、名前は何て言うんですか?」
相手(「炭治郎です」)
自分「炭治郎 笑 もしかして鬼滅ですか?」
相手(「はい 笑」)
自分「じゃあ男の子」
相手(「いえ、女の子です 笑」)
自分「女の子なのに炭治郎 笑 漫画とかアニメ好きなんですか?」
相手「(いえ、鬼滅以外はあまり)」
自分「じゃあミーハーなんだ 笑」
相手(「やたら流行ってたので気になって、観たらハマッちゃって)」
自分「確かに流行ってると気になりますよね。じゃあタピオカもブームの時並んだりしたでしょ?」
相手「(はい 笑 昔2時間待ちのお店とか並びました)」
こんな感じで相手が何か返してきたていで会話をしてみましょう。相手の返答を考えることも想像力や連想力を鍛える訓練になり、会話力アップに繋がります。
相槌とリアクションの練習
コミュ障の人は相槌やリアクションが弱くほとんど反応がないという人が多いと思います。
これだと会話が盛り上がりに欠けてしまいます。
相槌の種類やレパートリーを増やして、感情を込めて相槌やリアクションができるように練習をしておきましょう。
リアクション力を鍛えるには前述のモデリング&シャードーイング(会話が上手な人の音声を聞きながら真似して話す)がおすすめです。
詳しい相槌とリアクションの練習方法はこちらの記事を参考にしてください。

100の質問への答えを話す練習|自己開示の練習
100の質問に答えながら声に出して話す練習です。
相手から何か質問された時にあたふたしないように、しっかりと答えることができるように練習をしておきましょう。自己開示の練習になります。
100の質問はそのまま相手に対する質問としても使えるので一石二鳥です。
仕事は何?という質問に「○○です」と情報だけを話すのでは面白みにかけてしまいます。
好きな食べ物は?
×「カレーです」
〇「カレーです。最近〇〇のスープカレーにはまってて週3回は食べてます」
といったように情報+短めのエピソードも考えておいて話せるようにしておきましょう。
取り組んでいること、夢中になっていること、変わった体験・エピソード、どれくらい好き、嫌いなのか、嬉しかったこと、苦労したこと、大変だったこと、夢や目標など
趣味が漫画だったら
単行本を500冊以上持っている
休日は一日中漫画を読んで過ごす
○○(作品名)が好きで20回は読んだ
といった驚きや自分の人柄が分かるようなエピソードを話せるようにしておきましょう。
自分には当たり前の事でも他人にとってはアッと驚くようなこともあります。
100の質問と練習のやり方はこちらの記事を参考にしてください。

実況練習
映画、ドラマ、アニメ、ゲームを見ながら声に出して実況をします。
場面描写の解説や、登場人物の気持ちなどを推測しながら解説していくことで、相手の感情や気持ちを推測して共感したり、場面や状況の説明をするのが上達します。
感情表現豊力をアップする練習
話す内容が良くても棒読みでは相手に伝わりません。
コミュ障や内向的な人は、抑揚をつけたり感情を込めて会話をするのが苦手だと思います。
今まであまり感情を表現してこなかったのですから最初は感情が動かなくて当然です。
感情を込めながら会話を練習していると、実際に感情が動いたり、俳優のように感情が動いてるように見える表現をすることができるようになります。
人間の脳は、形だけでもやっていると感情が後からついてくるようになっているからです。
形だけでも笑っていると、後から感情がついてきて楽しくなってきます。
それを繰り返してるとだんだん感情が豊かになっていきます。
感情表現を豊かな会話をする練習方法はこちらの記事を参考にしてください。
比喩表現、オノマトペ(擬音、擬態、擬声、擬情)の練習
面白い会話には比喩表現やオノマトペが豊富に使われています。
雪のように白い肌ですね
サウナのように暑いですね
といった比喩表現や
ドカン、ガシャン
ふわふわ、ベトベト
ドキッ、ぞわっ
比喩表現やオノマトペを使うとより相手にイメージが伝わり相手の感情を動かすことができます。
会話練習中にオノマトペを効果的に使うことを意識して練習をしてみましょう。
食事、旅行、デート風動画を見ながら会話する練習
YouTubeには投稿者と食事、食べ歩き、旅行、テーマパークなどに一緒に行っている風の動画がたくさんあります。
配信者がカメラに向かって話しながら食べ歩きなどをしている動画です。
動画を見ながら相手の話に答えたりリアクションをしたり、自分から質問や思ったことを声に出して話す練習をします。
実際の会話に近いリアルな感じで練習をすることができます。
配信者と会話をする練習
YouTubeや様々な配信サイトでたくさんの配信者やVtuberが配信をしています。
生配信やアーカイブを見ながら配信者の話しに答えたり、話しかけたり、質問したり、思ったことを口に出したりなど実際に会話をする練習をします。
ノンバーバルを鍛える練習
ノンバーバルとは会話の内容以外の要素、声の大きさ、トーン、抑揚、表情、姿勢、身振り手振りなどのことです。
コミュニケーションでは言語情報が1~2割、ノンバーバル(非言語)が8~9割とも言われています。
コミュ障や内向型の人はノンバーバルが弱く苦手だと思います。
今まであまり感情を動かさずテンションが低いままでいた人は、脳の感情を豊かに表現する部分が衰えてしまっています。
感情表現力を豊かにする練習をすることで
寝顔や笑顔を作ったり笑うこともそうです。
笑ったり笑顔を作るトレーニング
発声練習、ボイストレーニング
感情豊かな表現を豊かに会話する練習
などを行うことでノンバーバル面が鍛えられ、コミュ力が高くなっていきます。
ノンバーバル面を鍛える練習方法はこちらの記事を参考に実践してください。

移動中や何かしながらお手本の会話を聴く
お手本にしたいと思う人が会話をしている音声を移動中や何かをしながら聴きます。
家で家事をしながらとか声に出せる時は真似をして声に出したり、自分だったらこう答えるというのを口に出します。外出先でも口だけ動かすなどしてみましょう。
ラジオのように無意識に聞き流すだけではあまり効果はありません。テレビやラジオで上手な会話を毎日聴いていても会話下手な人はたくさんいるからです。
聴くだけの場合でも意識して考えたり、覚えるように意識して聴きましょう。