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会話が続かない悩みの原因と克服法【友達、彼氏、職場の同僚と会話が弾まない】

友達や同僚と会話が続きません。どうしたらよいでしょうか

会話が続かない、上手に会話ができないのにはいくつかの原因があります。

自分がどの原因に当てはまっているのかを理解して解消して行くことで、上手に会話ができるようになってきます。

目次

なぜ会話が続かないのか?【上手に会話ができない原因】

会話が続かない、上手に会話ができないのは

  • 心理的な原因
  • 会話の知識とスキル不足
  • 会話の引き出し、ネタ不足
  • 会話の経験不足

にその原因があります。

原因1.心理的要因

心理的な要因で会話が続かない、緊張して話すことが飛んでしまうという状態です。

心理的な原因とは、無意識下の否定的な信じ込みによるものです。

自分は話をするのが苦手だ
自分は暗くておとなしい人間だ
こんなことを言ったら変に思われるのではないか
どうせ自分の話などつまらない
自分は受け入れてもらえない
人が怖い
自分は嫌われる人間だ
失敗して恥をかきたくない

このような思い込みによる心理的なブレーキがかかっていると、人前で話そうとすると緊張して言葉が出なくなってしまいます。

これらの思い込みからの恐怖心が強くなると対人恐怖症になってしまいます。

人間の脳は「できない」という否定的な暗示がかかっていたり、緊張していると本来の数分の一までパフォーマンスが落ちてしまうそうです。

そして人前でうまく話せず失敗してしまい、ますます自分は話すのが下手だと思い込んでしまいます。

これらの否定的な思い込みは過去の体験によって作られます。

過去に人前で話す場面で失敗して恥をかいた体験
周囲の人とうまく溶け込めず孤立してしまった体験
幼少期に親に話しかけたら「うるさい!静かにしてなさい!」と叱られた体験

などから、自分は話が下手だ、自分が話すと相手が不快に思うのではという思い込みが作られてしまうのです。

心理ワークなどで、否定的な思い込みを解消してあげることで、だんだん緊張しなくなってきます。

原因2.会話の知識とスキル不足

今まで会話が苦手で避けてきたため、会話の知識やスキルが身に付いていない状態です。

あなたは普通に日本語の読み書きが出来ると思います。

それなのに、なぜ会話となるとうまくできないのでしょうか?

それは、日本語の読み書きができることと、会話は全く別物だからです。

会話や文章を書くのとは違って

相手と楽しく円滑に会話をするための内容や言葉のチョイス
相槌、リアクション
声の大きさ、イントネーション、表情、仕草

など様々な要素が必要になってきます。

家庭や学校では日本語の読み書きは教えてくれますが、会話やコミュニケーションは教えてくれません。

集団生活をする中で他人と関わっていくうちに自然と学んでいくようになっています。

そこでうまく出来ないと会話ができないままになり、苦手意識を持ってしまいます。

特に口下手な人は、会話やコミュニケーションを自然に学んでこなかったので、会話の知識や技術が不足状態になってしまっています。

会話も英語などの語学を学ぶのと同様に、基礎から学んで行く必要があります。

既に書籍やYouTubeなどで会話術を学んでいる人もいるでしょう。

ですが、ただ知識やスキルの内容を頭で学んだだけではほとんど上達しません。

スポーツや楽器などと一緒で、実際に練習する必要があります。

原因3.会話のネタ、引き出し不足

ただ会話ノウハウを知識を学んだだけでは、実際の会話では使いこなすことができません。

ノウハウを応用して作られた会話例をたくさん脳にストックして、引き出しを増やしておく必要があります。

そうすることで、実際の会話で学んだ知識を応用して使いこなせるようになります。

しかし、ただ頭で暗記するだけでは実践では使えないので、次の練習とアウトプットをすることでだんだん使えるようになってきます。

原因4.練習とアウトプット不足

あなたは普通に日本語の読み書きができ文章が作れると思います。

そして、テレビ、ラジオ、YouTube、他人の会話などを通してお手本を大量に聞いているはずです。

何十年と様々なものを見聞きし、体験してきているはずです。

なので、豊富な会話のネタや会話例が頭の中には入っているはずです。

それなのになぜ会話中に引き出せないのかと言うと、練習とアウトプット不足に原因があります。

実際には忘れ去られていると言うか、思い出せない、引き出せない状態になってしまいます。

なのでインプットしたらきちんとアウトプット(練習や実践)をして、いつでも引き出せるようにしておく必要があります。

あなたが自転車に乗ろうとして、「上手な自転車の乗り方」という本を丸暗記しても、実際に練習しなければ乗れるようにはならないと思います。

会話も全く一緒です。ただ知識を学んだり、会話のネタが頭の中に入っていても実際に練習したり実践しなければ上達しません。

ただ、会話は相手がいることなのでなかなか練習ができません。

会話は常に本番なので、そこで練習しようとしても緊張してしまいますし、数がこなせません。

そこでまずは一人で声に出して練習をしておきます。

一人で練習してスキルとして身につけておくことで、会話中にスラスラ出てくるようになります。

一人でできる効果的な会話練習方法は後述で解説しています。

原因5.会話の実践経験不足

内向的な人や会話に苦手意識を持っている人は、どうしても会話の経験不足になってしまっています。

よく会話を上達するには場数を踏みなさいと言いますが、いつもと同じやり方や間違ったやり方をしていては上達しません。

僕も10年、20年と会話をしてきたはずなのに、全く上達はしていませんでした。

ただ知識を学んだだけで会話に望んでも、今までより2~3往復会話が続く程度で盛り上がらずに会話が終わってしまうという状態でした。

  • 会話の知識を学ぶ
  • 応用して会話の引き出しを増やす
  • 一人で反復練習してノンバーバルも含めて反射的にできるぐらいまで身につける

これらを行ないながら、実際の会話で経験を積むことでだんだん上達していきます。

会話が続かない原因を解消して、会話上手になる方法

正しい会話やコミュニケーションの知識を学ぶ

会話やコミュニケーションは家庭や学校では教えてくれないので、苦手な人は自分で学んでいく必要があります。 

既に書籍やYouTubeの動画などで学んでいる人も多いと思います。

大量にあるので、あれもこれもと広く浅く学んでそのまま忘れてしまいます。

広く浅く学ぶより、一つのノウハウを繰り返し練習するほうが上達します。

一つの基礎スキルを学んだら、それを声に出して練習し、応用フレーズが反射的に口から出てくるようにしておくことが大切です。

会話ノウハウは、人見知り、内向型の人には向いていないものも多いので、自分の性格でも無理せず出来るような会話やコミュニケーション法を学ぶことが大切です。

当サイトでは、内向型や人見知りの人でも無理なくできる会話やコミュニケーション術を解説しています。

内向型・人見知り・HSP向けの会話とコミュニケーション術

知識を応用した会話例をストックして引き出しを増やす

知識だけ学んでも、実際の会話に応用できなければ使いこなせません。

知識を応用して、よく使う会話のテーマ、会話の例文やパターンを作ったり収集してストックしておきます。

例えば、会話ノウハウの一つに場面共有というのがあります。

場面共有とは、今お互いの目の前にある物や経験していることを話題にするというものです。

「今日は暑いですね」「人が多いですね」というのが場面共有です。

場面共有+質問という会話ノウハウがあります。

「今日は暑いですね。○○さんは暑いのと寒いのどっちが苦手ですか?」
「人が多いですね。○○さんは人混みは平気ですか?」

そういった知識を学んだら、それを場面やシチュエーションごとに考えたり、 テレビや YouTube の動画などを見てて場面共有の会話をしていたら、メモしてストックしておきます。

そしてそれを実際に一人で言葉に出してすぐに出てくるように練習しておきます。

そうすることで、学んだ知識を活かした様々な応用フレーズが自然に出てくるようになります。

会話の引き出しの増やし方

一人で繰り返し練習してスキルとして身につける

会話も他の物事を習得するのと同じように繰り返しの練習が必要になります。 

会話は相手が必要なので、なかなか機会がないですし、会話が苦手な人はうまくできないと思います。

そこで一人で練習をします。

よく使う会話のパターンや、 自分で作ったり収集した会話例、受け答えなどを実際に声に出して一人で練習します。

仕事、趣味、出身地や住んでいる場所、好きな食べ物、近況、場面共有の話題など、よく使う一般的な会話から練習しておきましょう。

自分のことを話す時にも、すぐに話せるように練習しておきましょう。

反射的にできるようになるまで繰り返し練習することで、実際の会話で活かせるようになります。

会話はノンバーバルがとても重要なので、ノンバーバルを身につけるには、シャドーイング(会話が上手な人の音声の後を追って真似をする)のが効果的です。

一人で効率的に上達する会話の練習法をこちらの記事に掲載しているので参考にして実践してみてください。

一人でできる効果的な会話練習法と引き出しの増やし方は下記の記事で解説しています。

実際に人と会話をして経験を積む

正しい知識を学ぶ
知識を応用した会話の引き出しを増やす
練習して反射的にできるようになるまで身につける

これらをおこなったら次は実際の会話で実践していきます。

小さなことから実践して、慣れて自信がついたら少しずつハードルを上げていくという方法を取って行きます。

人前だとどうしても緊張して話せない時は

このような場合は、無意識の心理的なブレーキが強くかかってしまっていることが考えられます。

心理的なブレーキは過去の体験により持ってしまった否定的な信じ込みにより起こります。

嫌われるのではないか
相手にうざいと思われるのではないか
受け入れてもらいないのではないか
失敗して恥をかきたくない
相手を不機嫌にさせたり怒らせたらどうしよう
自分は話すのが下手だ
自分は暗く無口な人間だ
人と話すのが怖い

このような心理的なブレーキがかかってしまっている場合は、心理ワークを使って解消を行っておくと良いでしょう。

心理的なブレーキの解消法

人見知り、HSP、内向型、コミュ障向けの会話法を学ぶ

人見知りや内向型の性格の人は、明るくハイテンションで会話をしようと思っても無理があります。

無理に明るくハイテンションにならなくても、人と楽しく円滑に会話をすることができます。

明るくハイテンションが苦手な人は、内向型向けの会話やコミュニケーション術を学び、身につけましょう。

人見知り、内向型向けの会話、コミュニケーション法

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