今回は嫌な気持ちや不快な感情を瞬時に消す方法をお伝えします。
僕もこのワークにいつもお世話になっています。
日常で様々な不快な感情が湧いてきた時にこのワークをやると、スーッとその感情が消えてニュートラルな気持ちに戻ります。
嫌なことが頭から離れず不快な時にこれを行なうと、不快な感情がスーッと消えて笑みがこぼれるほどです。
どうせ自分はダメだと言った自己否定などのネガティブな信念も手放すことができます。
やり方はとても簡単で「こんなことで?」と馬鹿馬鹿しく感じるかもしれませんが、やってみればわかりますが効果は絶大です。
慣れると10~20秒ぐらいできます。
その場で感情を解放してしまえば、後に引かず溜め込まずにすみます。
HSP気質や内向型の人は繊細で嫌な気持ちになりやすく、我慢したり溜め込んでしまいがちなので、その場で感情を解消してしまいましょう。
ワークを実践することによる効果
不快な感情をその場で手放すことができる
否定的な信じ込みを手放すことができる
溜め込んでいた感情が解放されて心が軽くなる
些細なことで不快な感情を感じなくなってくる
嫌なことがあって落ち込んでも立ち直りが早くなる
他人の自分に対する接し方が変わる
などの効果もあります。
他人の自分に対する接し方が変わる
というのはなぜ?と思ったかもしれません。
こちらが自己否定や相手を嫌ったり、不快な感情を溜め込んでいると、ミラーニューロンで相手に伝わります。
「どうせ自分はダメで嫌われている」思い込んで嫌な気持ちになっていると、表情や言動や立ち振る舞いやオーラとして現れます。
「なんかこの人嫌な感じがする」と嫌われたり避けられてしまうのです。
ワークで自分や相手への否定的な信じ込みと感情が解消されると、それに伴って相手の反応も変わります。
多くの人は感情の扱い方を間違っている
多くの人が感情の扱い方を知らずで間違ったやり方を扱い方をしてしまいます。
感情を爆発させる
感情を他人にぶつける
我慢する
感じていないフリをする
嫌なことを何度も思い返したり相手を責め続けて感情をこねくり回す
感情は我慢したり感じていないふりをすると抑圧されて心の中に溜まり続けます乗る
なんかの拍子に感情が爆発してしまう
嫌なことと不快な感情が頭から離れない
些細なことで感情が誘発される
心身の不調や病気となって現れる
何度も過去のこと思い出して嫌な気持ちになったり、不快な感情が頭から離れないのは、きちんと解放していないからです。
ひとつの感情はきちんと味わって表現をすれば15秒ぐらいで消化されて消えると言われています。
それを我慢したり、強がったり、感じてないフリをすると、抑圧されて心の中に溜まり続けてしまいます。
四六時中苦しい気持ちが湧き上がってくるのは、感情を溜め込んでいることに原因があります。
感情は自分が手放すことを決めればずっと手放すことができます。
嫌な感情が頭から離れないのは、自分で握り締めながら「なぜ嫌な気持ちが頭から離れないんだ」と悩んでいる状態なのです。
嫌な感情や否定的な信念は解消してしまいましょう。
嫌な気持ちを瞬時に消すワークの実践方法
セドナメソッド
マインドブロックバスター
という2種類の方法を紹介します。どちらも原理や効果は一緒なので、自分がやりやすい方や時と場合によって使い分けてください。
どちらも
今感じている感情
不快な感情の元である無意識下の否定的な信じ込み
を解消する効果があります。
両方とも次のような感情の解放には向いていません。
ケンカしている最中など
トラウマのような強い感情
ケンカや嫌な目に合っている最中だと手放しができないので、終わって一人になってから行なってください。
トラウマなどの強すぎる感情は手放しが難しいので、他のメソッドやセラピーなど解消します。
セドナメソッドとは
セドナメソッドは、その場で感情を感じきって消化して手放してしまう方法です。
不快な感情が湧いてくる度に行なうことで、溜め込んでいた感情の解消や、感情を湧きあがらせる元である否定的な信じ込みも解消することができます。
セドナメソッドのやり方
1.不快な感情が湧いてきたら抵抗せずにそのまま感じてください。第三者視点で自分を見るように「今私は怒りを感じているんだ」と感情をそのまま感じてください。
数秒~十秒くらい感じて十分に感じたと思ったら次に進んでください。
2.心の中で次のように質問をして、答えてください。
「この感情を認めることができますか?」
「はい/いいえ」
心の中で「この感情を認めることができますか?」と自分に問いかけて、「はい/いいえ」で答えます。よほど強い抵抗がない場合は「はい」と答えてください。
3以降も同様に質問をして答えてください
3.「この感情を手放せますか?」
「はい/いいえ」
4.「(この感情を)手放しますか?」
「はい/いいえ」
5.「いつ?」
「今!」
「いつ?」と問いかけたら「今!」と強く心の中で言い切ってください。
「今!」と唱えた瞬間に感情が消えて、心がスッキリしたと思います。
最初はコツがいりますが慣れると10秒ぐらいで出来ます。まだ不快な気持ちが残っていると感じたら同じプロセスを何度か繰り返してください。
マインドブロックバスターとは
マインドブロックバスターとは、メンタルブロック(行動や行動の制限となるような自己否定などのネガティブな信じ込みと感情)を解消するワークです。
不快な感情が湧き上がってきた時に行うと、その感情を湧き上がらせる原因の無意識下の否定的な信じ込みと共に解消することができます。
例えば「自分はどうせ無理だ」という不快な感情が湧いてきた時に行なうと「自分はどうせ無理だ」という思いと感情がスーッと解消されます。
マインドブロックバスターのやり方
1.自己否定や劣等感、他人への嫌な感情、嫌な記憶、未来への不安など、不快な感情が湧き上がってきたら抵抗せずにそれを感じてください。
2.心の中で「このブロックは何?」と自分に問いかけてください。
そして、今感じている感情や感覚のイメージを思い浮かべてください。
イメージはその感情と関係があるものでもないものでもかまいません。頭で考えず直感でぱっと思い浮かべてください。
例えば「嫌味を言われたのを思いだして腹立たしい気持ちが湧いてきた」なら、嫌味を言われている場面、黒い煙のようなモヤモヤといった感情を象徴するものかもしれません。
リンゴ、掃除機といった全く無関係なものかもしれません。
目の前に見えているコップや看板、青い色、白い光、海や山などの風景など、とにかく直感でぱっと浮かんできたもので大丈夫です。
3.「解除のイメージは何?」と心の中で問いかけてください。
先ほどと同じように直感でぱっと浮かんできたものをイメージしてください。
ブロックのイメージと関連や脈絡がなくても構いません。
ブロックのイメージがコップで、解除のイメージが自転車など関係なくてもかまいません。
4.ブロックのイメージと解除のイメージを入れ替える
心の中でブロックのイメージを消去して、解除のイメージに入れ替えてください。
ブロックなイメージでりんごが出てきて、解除のイメージでコップが出てきたとします。
りんごのイメージを消滅させて、コップのイメージに入れ替えるのをイメージしてください。
ブロックのイメージの消滅のさせ方は、粉々に砕け散る、どんどん透明になって消える
小さくなって消える、宇宙の彼方に飛ばす
どんなやり方でも構いません。
ブロックのイメージを消して、胸の辺りや頭など、自分が思い浮かべやすいところに解除のイメージを浮かべる感覚です。
不快な感情がスーッと解消されると思います。
解放しても解放しても同じ感情が湧き上がってくる場合
感情が表面に出てきた部分と、あなたが手放すと決意している部分しか解消ができません。
ですので、今まで感情を溜め込んだり抑圧してきていると、表に出てきた感情を解放してもまだ奥に残っていてそれが次々出てくるように感じます。
それは再び同じものが出てきているというより玉ねぎの薄皮をはがすように置くから溜め込んでいた感情が出てきているような感覚です。
出てくるたびに改称しているとどんどん感情が解放されて、感情が弱くなったり出てこなくなります。
よりネガティブな感情が湧いてくるようになった場合
今まで感情を抑圧してきてしまっている人は感情が溜まっています。なので、ワークで表面上の感情が解放されると、中から抑圧してきた強い感情が表面に出てくることがあります。
感情が強くなったのではなく、抑圧していた感情が解放される過程で表面上に出てきていると考えてください。
抑圧せずにワークで地道に解放を行ってください。
そのうちに溜め込んでいた感情エネルギーが解消されて、心が軽くなってきます。
トラウマのような強いフラッシュバックを伴う感情が出てくるようなら終了してください。
些細なことで不快な感情を感じなくなる
日常で不快な感情が湧き上がってこなくなる
嫌なことがあって不快になっても立ち直りが早くなる
気がついたらこのような効果を実感できると思います。