会話の上手い下手に関係なく少し準備をしておけばすぐできる会話のコツを紹介します。
場面共有の話題をする
画面共有とは、周囲に見えている物、聞こえている音、臭い、感覚、場所、状況など、お互いが共有しているものを話題にするということです。
主に会話の最初のとっかかりや、お互い温まってない時、会話が途切れた時などに使うのが効果的です。
今日は天気がいいですね、
暑いですね
人が多いですね
といった当たり障りのない話題です。
お互いに画面を共有していることなので確実にお互いがわかる話題、大抵そうですねと共感の答えが返ってくるので共感覚が芽生えます。
話すことがなくなったら、とりあえず何でもいいので目の前に見えているものやなどを話題にしましょう。
相手を観察して話題を拾う
相手のファッション、持ち物、髪型、表情、仕草、言動などから話題を拾います。
相手が確実に分かる話題なのと相手を主役にした話題になるので、相手も話しやすく効果的です。
相手の発言を注意深く拾う、話を広げる
会話が続かない人は相手の発言を拾えていない、広げられていないケースが多いです。
暑い
おなかすいた
かわいい
おいしそう
といった、相手の何気ない発言を無視してしまったり「そうですね」などで終わらせてしまう人が多いと思います。
聞こえているから大丈夫と返答をしない人もいると思います。
しかし、相手にしてみれば自分の発言をスルー、無視されたと感じてしまいます。
「おなかすいた…」
共感できるなら
「ねー、おなか空いたねー」
できない場合でも
「おなかすいた?」
ちゃんと拾って共感したり、自分は違うのであれば、あなたはおなか空いてるんですね、と確認したことを伝えます。
意識して注意深く聞いて拾うだけなので、意識していれば誰にでもできます。
相手も自分の発言をちゃんと聞いてくれて拾ってくれていると嬉しく感じますし、とても効果的です。
スマホを活用する
スマホを活用する方法は会話が苦手な人でも使えるのでおすすめです。
知らないで話題が出てきたらスマホで調べて画面を見せる
相手が話していることで、知らないことが出てきたらすぐにスマホで調べて画面を見ながら話します。
以前相手がマイナーなお笑い芸人が好きという話をしたのですが、僕はそのお笑い芸人を全く知りませんでした。
そのお笑い芸人をスマホで調べてこの人ですか?って見ながら会話したところ、相手も楽しそうに話してくれて盛り上がりました。
知らない分野でも画像や情報があれば、こちらも話題が拾えますし、相手も話しやすくなるので盛り上がります。
相手も自分が好きなものに興味をもって調べてくれたら嬉しいはずです。
頻繁にやるとうざい感じになってしまうので適度に行いましょう。
写真を見せる
スマホで自分が撮った写真を見せて話題にします。
例えば、「この間お花見に行ってきて桜がきれいだった」と言って写真を見せて話題にします。
旅行先の風景、飲食店で取った食べ物、趣味、イベント、ペットの写真など。
出かけたらできるだけ写真を取ってストックしておきましょう。
自分の好きなアーティストや芸能人、ゲーム、アニメ、キャラクターなどの画像などもよいです。
スマホに話題になるネタを用意しておく
面白い画像・動画、診断、占い、アプリなどを探してスマホに入れておきます。
話題に困ったらそれをネタにして会話をしましょう。
様々な分野で広く浅い知識を仕入れておく
これは少し準備が必要ですが普段から意識して、
職業、趣味、好きな食べ物、出身地、お店、ファッション、テレビ、映画、音楽、ドラマ、ゲーム、アニメ、ニュース、芸能、都道府県、観光地、テーマパーク、動物よく出てくる個人の話題で話せるように、これらの情報を広く浅く目を通しておきましょう。
全く知らないのと少しでも知ってるのでは盛り上がり方が違います。
人は共通点があると親しみや仲間意識を持つからです。だから話が弾むんですね。
話が苦手でも、いろいろなことを知っておくだけで、話題になりますし、相手にも話しやすく感じてもらえます。
笑顔と笑うことを上手に活用する
話すのが苦手な人は、笑顔と笑うことを上手に活用しましょう。
笑顔や笑うことでお互い心がほぐれて、場が暖まります。緊張が解けてお互い自然と話がでてきやすくなります。
笑顔や笑うのが苦手、些細なことで笑えないという人は、練習をすると自然に笑えるようになってきます。
脳や体の使ってない部分は、どうしても衰えてしまうのは笑うことも同じです。
だから最初は意識的に繰り返し笑うということを行っていると笑う部分の回路が活性化してきて些細なことで自然に笑えるようになってきます。
僕も以前は人前で笑うのが苦手でずっと真顔でしたが、今では些細なことで自然と笑えるようになりました。
僕は人と会った時に、挨拶の前に笑うことがあります(笑顔ではなく声に出して笑う)
意図的にやってるのではなく、自然に出てくるようになりました。
そうすると多くの場合相手もつられて笑ってくれます。
お互いの心がほぐれて温まって話しやすくなります。
上手に質問をする
よく言われるのが5W1Hです
いつどこで誰が何をどうやって
そこに情報だけではなく人柄や感情に関する質問も入れましょう。
人柄や感情の質問とはどこが好き、嫌いなのか、こだわり、なぜそうしようと思ったのかとか、その時にどう感じたのかと言った質問のことです。
情報の質問だけだとどうしても無機質な会話になってしまいますが人柄や感情の質問をすることで相手の感情が入った会話ができます。
質問は尋問にならないように気をつけましょう。
尋問にならないようにするには
一つの話題を掘り下げる
唐突ではなく関連性のある質問を投げかける
決め付け質問をする
決め付け質問とは「○○さんスポーツが得意そう(スポーツは得意ですか?)」と決め付ける質問です。
上手な質問の仕方は、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
自分の話題は作って準備しておく
よく会話で出てきそうな自分のことはあらかじめ何を話すか準備して練習しておきましょう。
仕事、趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物、変わった体験、エピソードなどを考えて練習しておきましょう。