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親に愛されなかった人が愛で満たされる方法【幼少期の愛情不足を補う方法】

幼少期に親から適切な愛情を受けて育ったからどうかで、その後の人生に大きな影響を与えるといわれています。

その後の人生で、様々な経験をするうちに克服できる人もいますが、多くの人が抜け出せず苦しんでいる人もいると思います。

普通に生活ができていても、なぜか心が苦しい、満たされないという人もいると思います。

僕もそうでした。

人の目が怖い、いつもオドオドして自分を出せない
自分が嫌いで、無価値で誰からも愛されない存在だと感じる
自分は生きていてはいけないのではという罪悪感

なぜこんなに苦しいんだろう、自分が嫌いでネガティブな考えばかり湧いてくるんだろう、人生やることなすことうまくいかないのだろうと思って生きていました。

当時は幼少期の親子関係が、今の性格や心の苦しみや人生がうまくいかない原因だということに気づきませんでした。

僕の父は無口で一切コミュニケーションをしない人で、話した記憶がほぼありません。

よく分からない事で突然キレて怒鳴るので、いつも家ではビクビクして過ごしていたのを憶えています。

自分は父から嫌われて無視されている
自分がダメで無価値だから怒鳴られるのだ
人は自分を嫌って攻撃してくる
自分は生きていてはいけない存在だ

無意識のうちにこのように思い込んでいました。

このように思い込んでいたため、苦しいし、対人恐怖症になり人間関係もやることなすこと上手くいきませんでした。

苦しみを消したいと色々と学んでいるうちに、幼少期に親との生活で植え付けられた信念が無意識に残ったままになっている(幼少期の傷ついた自分が癒されていない)ことが原因だということに気づきました。

幼少期からの傷ついた自分を癒し、抑圧された感情や否定的な信念を手放すことで、死にたい、消えてしまいたいという気持ちがどんどんなくなっていきました。

そして自分のことが受け入れられるようになって、人間関係や人生がどんどんうまくいくようになってきました。

目次

親から愛情を得られないことで起こる様々な影響

幼少期に親から十分な愛情をもらえなかった
もらった感覚がない
歪んだ愛情表現をしていた

その後の人生で大きな影響を



人と接するのが苦手で上手に人と打ち解けられなかったり、自分に自信がなく人の目が気になり何も行動ができない

自分を大切にできずに、自暴自棄になったり、自分を傷つけてしまう

愛情に対する飢えを感じるため、愛情を得ようとして、無理して自分を作ったり、嫌なのに他人の言いなりになったり断れなかったり、いつも自分を押し殺して他人に合わせたりということをしてしまう。義務感でがんばってしまう。

人によっては、周囲の人から愛情を得ようとして過度な自己アピール、かまってちゃん、病み行為、過度に愛を要求する、愛が足りないと他人を責める、といった人から嫌われるような行動をしてしまう。

基礎となる愛されている感覚がないため、他人から実際に愛をもらったとしても、それを素直に受け取ることができず、罪悪感を感じてしまったり、拒絶してしまったり幸せを壊してしまったりする人もいます。

誰にも理解してもらえなそうで、自分は人としておかしいのではないか?と感じてしまい、誰にも相談できないという人もいると思います。

今からでも、少しずつ幼少期の満たされなかった自分を愛情で満たし、癒していくことで、愛されている感覚を取り戻し、心が満たされていき、それによって行動や人生が変化していきます。

親から愛情をもらっていても愛情不足は起こる

愛情不足により苦しんでいる人の中には、親から愛情を受けていても、本人が愛されてないと受け取ってしまっている場合もあります。

愛情をもらっていたかどうかに関係なく、幼少期に愛情をもらえなかったと感じて、傷ついたままの子供の自分が癒されずにそのままになっていることで様々な問題が発生します。

1.愛されていたけど本人が愛されてないと受け取った場合
2.親が愛情表現をしなかった場合
3.親が間違った愛情表現をしていた場合

1は、実際には親は子供を愛していたけど、本人が勘違いや、一時的に怒られたなどの体験から、愛されてないと受け取ってしまったケースです。2は親が口下手だったり、感情を表現しない人で愛情表現をしなかったケースです。

僕も幼少期から親から愛されている感覚がなかったのですが、母が1、父が2のケースでした。

過去に退行していくワークを行ったところ、当時母親がまだ若く、お見合いで結婚して知らない土地に嫁いできて、産むのがとても不安に感じてしまって、一時的にやっぱり生みたくないみたいに思ってしまったようだというのが分かりました。

また、当時の母は、引っ込み思案で人目を気にしておどおどしていたり、神経質でルールに厳しく、そういったことも愛されてない、なんかよそよそしいと感じてしまっていたようでした。

母親のお腹の中にいるときでも、胎児は母親の感情を感じ取ったり、周囲で聞こえてる声などを理解しているということが研究ではわかっているそうです。なので、妊娠中に母親が不安になっていたり、夫婦喧嘩をしていたりすると、自分は望まれてない子なのだと思い込んでしまうことがあります。

大人になってみれば、愛されていなかったのではないということが理解できますが、何も分からないまっさらで純真な子どもにとっては、強烈なショックを受けてしまうことがあります。

僕自身も大人になって頭では分かっているけど、愛されてないという感覚だけが残っていました。

僕の父は、不器用で感情をあまり表に出さず、まじめで寡黙な人でした。幼少期や思春期に会話をした記憶がほとんどありません。真面目で感情を表に出さず抑えていたようで、その反動でストレスなどが溜まってたまにそれが爆発して怒鳴ったりしていました。

会話もコミニケーションもない、何を考えてるかわからない、それでいて突然怒鳴る怖い存在、自分は父親から愛されていないのだ、と思っていました。

大人になってから、ワークをおこなって今の視点から振り返ってみたところ、父はただ不器用で表現できなかっただけで実際には愛されていたのだということがわかりました。

ワークで幼少期の自分にも理解してくれて、癒されて心の奥から父と和解することができました。

3の”親が間違った愛情表現をしていた場合”というのは、過干渉や溺愛なこともあれば、まれに暴力や虐待もこれに当たるケースもあります。

親が愛情表現だと思い込んで暴力をふるっているケースもあります。

そのような場合は、親も親から虐待を受けていたことが多く、虐待を受けるときに「お前に対する愛情(愛の鞭、しつけ)で殴ってるんだ」と言いながら暴力を振るわれることで、愛情=暴力という信じ込みが無意識に入ってしまうことがあります。

子供を愛そうとすると無意識に手が出てしまうというのだそうです。

子供も暴力=愛情と無意識に入ってしまい、DV癖のある男性を無意識に好きになって付き合ってしまうこともあります。

意識では暴力は嫌だけど、暴力を振るわれると愛されているというどこか安心感を感じて、離れようとしなくなってしまうのだそうです。

この場合、無意識下の信念を解消することで、幸せな恋愛ができるようになっていきます。

大人になって様々な人生経験をしたりして、親から愛されてなかったのは勘違いかもと頭でわかったりして自然と親と和解することもありますが、頭では分かっていても、無意識の中の幼少期の子供の自分が「自分は愛されてないんだ」と傷ついたまま取り残されている場合が多くあります。

心理ワークを用いて、無意識の中に傷ついたままの状態で置き去りになっている子供の自分を癒して、愛情で満たしてあげることを行います。

すると、傷ついてる子供の頃の人格が癒されて満たされるので、愛されてないという感覚、理由のない欠乏感、心の飢え、孤独感、寂しさ、不安感などがなくなっていき、それにより起こっていた人間関係や人生における様々な問題も解消へ向かっていきます。

親の愛情不足は自分がどう受け取ったかが問題

親の愛情不足による悪影響が出続けているのは、 実際に親から愛情をもらったかもらわなかったかに関係なく、子供の頃に自分は親から愛されていないと信じ込んでショックを受けてしまい、子供の頃の自分が癒されず傷ついたままになっていることが原因となっています。

自分は誰からも愛されない、無価値な存在なのだと信じて傷ついてしまっている、そんな自分を愛せなくなり、自尊心が低くなってしまっている状態です。

自分は愛されない無価値な存在なのだ、という思い込みを少しずつ解消していきます。

そうするとあなたの性格、行動が変わり、人との接し方、他人のあなたに対する接し方が変わり、人生が変わっていきます。

親に愛されなかった自分を癒し、満たされるためのワーク

親子関係における信じ込みを洗い出す

あなたの中で「親から愛されていない」ということをどう認識しているかを洗い出します。

次の質問の答えを書き出してください。

質問1.なぜあなたは両親から愛されていないと感じるのでしょうか?その理由を思いつくだけあげてください。


質問2.あなたが両親から愛されていないと感じた、具体的な出来事や状況を書き出して下さい。


質問3.質問1と2で書き出した各答えに対して、もしかしたら勘違いや思い込みだったのかも、親が表現をしていなかっただけなのかも、当時は仕方なかったのかもと思えることがあったら書き出してください。そう思わなければ書き出さなくてかまいません。

今の成長したあなたはさまざまな経験をして、大人や親の立場になって、考えが変わっていることもあると思います。

当時の親の立場や置かれていた状況、気持ちなどを想像して考えてみてください。

もし抵抗が無ければ、プラスの視点に置き換えられるものがあったら置き換えてください。

例えば、「幼少期に遊んでいたら怒鳴られた」→ 仕事や家事や子育てが大変でついイライラして怒鳴ってしまっただけかもしれない。

「両親が昼間働いていていつも家で一人で寂しい思いをした」→自分を育てようとして一生懸命働いてくれていた。それは愛情だったのかもしれない。

「頑張ったのに誉めてもらえず、できない部分の駄目出しばかりされた」→親もまた親から厳しく育てられて、それが子供を立派に育てるために必要だと思い込んでしまっていたのではないか。

このように一つ一つ考えて書き出してください。

感情的には「そんなの身勝手だ!ふざけるな!許せない!」と思うかもしれませんが、頭でもしかしてそうだったのかもしれないと思ったら書き出してみてください。

どうしてもできない、納得がいかないという場合は無理にやらなくてもかまいません。

毒親や虐待、ネグレクトなどで、親の気持ちなど理解したくもない、1ミリも愛情などもらっていないと感じる場合はこの項目(質問3)はやらずに飛ばしてもかまいません。

質問4.あなたが「両親から愛されていたかも」と感じる具体的な出来事や体験、状況を書きだしてください。今まではそうでないと思っていたことでも、そうかもしれないと思ったらそれも書いてください。全くないという人は無しでかまいません。

例えば

・風邪をひいた時に看病してくれた
・行きたかった遊園地に連れて行ってくれた
・毎日お弁当を作ってくれた
・欲しかったおもちゃを買ってくれた

など、あれは愛情だったのかもと思ったことを何でもよいので書いてください。

質問5.子供の頃に両親にしてほしかったこと、したかったこと、言って欲しかったこと、こんな親だったらよかったのにと思うことを本音を全部書き出して下さい。

親に甘えたかった、抱きしめてほしかったとかは、意識では恥ずかしいと感じたり、親が嫌いで抵抗感がある場合は

理想の架空の親、恋人、パートナー、好きな芸能人、アニメのキャラクターでも良いので、好きな人にして欲しいことに置き換えてみてください。

好きな人に甘えたい、愛されたいと強く思ったのなら、それが、幼少期に親からもらえずに満たされていない感情であることも多いです。

愛されていたかもしれないと受け入れて自覚する

前項のワークで書き出した内容を見てください。

その中で、親から愛情をもらったかもしれないと思えるような内容があった人のみ行います。

人間の脳は、信じていることを拡大解釈したり情報を集めようとします。

「自分は愛されていない」と思い込むと、愛されてない理由にばかりフォーカスし、愛されていると思うようなことは見ないようにしたり、否定したりしてシャットアウトしてしまいます。

無意識に他人からの愛情や、愛される現実を遠ざけようとします。

もしくは、過剰に際限なく他人からの注目や愛情を求めるようになります。でも、無意識で「自分は愛されていない」と認識しながら、いくら他人から注目されても満たされることはありません。

他人からの愛情を強く欲して、過度な愛情表現の要求や束縛、かまってちゃんなどになって逆に嫌われてしまいます。

そうやって「愛されてない」と感じる現実を呼び寄せてしまいます。

先ほど書き出した内容を見ながら、「自分は親から愛されていたのかもしれない」と淡々と受け入れてみてください。

自分は親から愛されていない→親から愛されていたかもしれない

「自分は愛されている」とあなたの中で認識が変化し始めます。

「自分は愛されている」と認識が変わると、心が満たされ、自分は愛されて良い、幸せになってよいと許可ができるようになります。

脳が愛されていると感じる現実にフォーカスし始め、些細なことで満たされるようになったり、他人から愛される現実を呼び寄せようとします。

幼少期の自分を癒して、愛情を注ぐワーク

親から愛されなかったり、毒親で酷いことをされて、満たされず傷ついたままになっている子供の人格(愛されなかった子供の頃の記憶)が、無意識の中に残ったままになっています。

その子供の自分を今の自分が癒し、自分の愛情で満たしていきます。

人は、自分の愛でしか自分を満たすことができないようになっています。

一見他人によって癒された、満たされた感じる出来事でも、他人がそれをしてくれた、言ってくれたことで、自分自身はこんなに愛されているんだ、価値があるんだ、と思えることで自分を満たしているのです。

他人からどんなに愛されていても、自分が受け取らなければ喜びや幸福感は感じないと思います。逆に他人は関係なく、自分の愛情で自分を満たすことができるのです。

親に愛されていたかどうかは関係なく、自分は愛されている、自分は生きているだけで価値がある、自分はここにいていいんだ、という感覚を養うことで、他人の言動に関係なく満たされるようになります。

傷ついた子供の頃の自分の人格は無意識の中にあるので、普段の生活してるときは、意識と無意識の間に壁ができていてなかなかそこまで届きません。

ですので、軽い催眠状態になって深層意識にアクセスして、自分の中の子供の自分を癒したり、共感したり、気持ちを分かってあげて、愛情を送っていきます。

催眠状態というのは特別なものではありません。リラックスしてボーッとしている時、布団の中で眠る前のウトウトしてるようなような状態のことです。そのような状態だと意識と無意識の間の壁が薄くなります。

・子供の頃の自分と対話する
・イメージの中で幼少期の頃の親と対話をする

といったことをおこないます。

親が嫌いすぎて対話したくないという場合は、嫌な記憶そのものを無力化する方法もあります。

人間の脳は、実際に体験したことと、感情や臨場感を伴って今体験してるものとしてイメージしたことに区別を付けることができず、実際に体験したものとして扱われます。

記憶の内容の変更
記憶に対する意味付けの変更
体験から学びや気付きを得て昇華させる
記憶の無力化

といったことを行ないます。

イメージワークのやり方はこちらのタイムラインセラピーの記事を参考に実践してください。

幼少期の両親との人生をやり直すワーク

幼少期からの両親との人生をやり直すイメージワークのやり方を解説します。

軽い催眠状態になって、 過去にさかのぼり生まれた時から理想の両親との理想の生活をイメージします。

実際の両親でも、 架空の理想の両親でも構いません。

やり方

1.静かで一人になれる場所で横になるか椅子に座ってリラックスします。

お腹を膨らませて息を吸って、10秒から30秒ぐらいかけて口で細く長くゆっくりと息を吐き出します。それを1~2分繰り返します。

2.リラックスしたら、今の自分の年齢から一歳ずつ過去に遡るようにイメージします。

今あなたが30歳の社会人であれば、 29歳、28歳、新入社員時代、大学、高校、中学、小学幼少期とイメージの中で過去に戻ってるようにイメージしてください。

階段を降りたり、エレベーターで降りるイメージでも構いません。

10秒~20秒ぐらいかけてイメージの中で幼少期に遡ります。

3.両親との生活でやり直したいこと、やりたかったことをしたり、甘えたり一緒に遊んだり、行きたかったなどに行ったりする場面をイメージします。

できるだけ今体験しているような感情や臨場感を伴ってイメージします。

勉強を強要させられてやりたいことができなかったとしたら、親が自分を信頼してくれて、好きなことも自由にさせてもらえ、当時にできなかったことをしている場面を、喜びや楽しさを臨場感や感情を伴いながらありありとイメージをします。

十分に愛されている感覚や、安心感、幸福感などで満たされたら、その場面をまばゆい光で包んで、現在の年齢まで戻ってきます。

幼少期から親から信頼されて愛情を受けて育った自分として、小学校、中学校と両親との理想の生活をしているイメージをして現在まで戻ってきます。

両親から愛された自分として、成長したらどうなっているかをイメージしながら現在の年齢まで戻ってきます。

脳にとっての真実は記憶の中にしかありません。記憶の内容や解釈を変えれば、脳が「愛されていなかった → 愛されていた」と認識するようになります。

そうすると、あなたは満たされて、愛されているという自信が付いてきます。

詳しい実践手順はこちらのタイムラインセラピーの記事も参考にしてください。

もしこのようなことをするのは無理だと思ったら無理にやらなくても構いません。

両親との対話

対話と言っても実際に両親と対話をするのではなくイメージの中で行います。

幼少期の頃は、両親に言いたいことをいえなかったり、何も分からないまま両親の言うことは絶対だと従っていたりしたと思います。

幼少期の自分では親に逆らえず嫌々従っていましたが、今の大人の自分あればまた違った対応ができたと思います。

今の成長した知識や経験があるあなたの状態で、幼少期の自分に戻って両親との対話を行います。

リラックスして、イメージの中で幼少期まで遡り、当時の小さい頃の自分になり、目の前に両親がいるようにイメージします。

当時の両親に対して言えなかったこと、本当はああして欲しかった、こうして欲しかったということをイメージの中で伝えます。

もっと遊んで欲しかった
がんばったことを認めて欲しかった
お姉ちゃんと比べないで欲しかった

など子供の頃に言えなかったことを伝えます。

小さな幼少期の自分では言いづらい場合は、今の成長したあなたが変わりに言ってもかまいません。

両親の親、偉人、アニメや漫画のヒーローなどに両親を叱ってもらってもかまいません。

例えば、あなたが小さい頃に頑張ったのに誉めてもらえず、ダメだしばかりされていたとします。

歴史上の偉人などに「せっかく一生懸命がんばったのに褒めてあげないとは何事だ!この子がどれだけ傷ついてるのか分からないのか!!」などと親を叱ってもらったりします。

そうすると、イメージの中の両親から何かの返答があったりします。

「あの時は気付かなかった、未熟だった、本当にごめんね」と言う言葉が返ってくることもあります。

これは、あなたの深い部分で両親と和解して、癒されてきたことでこのような言葉が返ってきたように感じたりするのです。

言いたいことを伝えてスッキリした、満足した、癒されたと感じたら、現在まで戻って覚醒します。

不思議なのですが、これを行なうことで実際の両親が変化することも多々あります。

詳しい実践手順はこちらのタイムラインセラピーの記事も参考にしてください。

もし、両親と実際に話すことが抵抗なくできるのであれば、実際に両親と話すという方法もあります。

両親を責めるのではなく、子供の頃の自分の気持ちを淡々と伝えるということです。

手紙に書いて渡すというのでも、きちんと自分の言いたいことを の状態で文章として書いて伝えられるので効果的です。

ただ、ある程度理解のある両親でないと伝わらないかもしれません。

虐待、ネグレクト、酷い毒親などで強いトラウマを持ってしまっている場合

このような場合は、親を許したり、イメージの中で和解するのが難しいと思います。

そのような場合は、後述の”記憶を無力化する”方法で過去の親との嫌な体験の記憶そのもの無力化してしまいます。記憶の影響をなくす、小さくしていくことができます。

また、日常的にバタフライハグをおこなってトラウマを解消していきましょう。

記憶を無力化する

記憶は、自分にとって重要な記憶とそうでない記憶に分かれています。

例えば、日常の歯を磨いたり、風呂に入ったりといった場面の記憶は、すぐに忘れてしまうし、何の意味付けもないので、思い出しても何の心理的な影響もないと思います。

両親から虐待されたなどの記憶は、強い苦痛や恐怖心を伴いますから、重要な記憶として脳に記憶、処理されてしまっています。思い出すと苦痛が湧いてきたり、何か想起させる場面に遭遇をしたり、何か行動をする時に恐怖を感じてブレーキがかかってしまったりします。

それを重要でない記憶に変化させてしまいます。

過去の両親との係わり合いでトラウマになっているような記憶があったら記憶を無力化してしまいましょう。

両親との嫌な体験を物体や抽象的なイメージしてみてください。

嫌な体験なので、暗くてモヤモヤとしたものとか、黒くてドロドロしたもの、固くて冷たい岩のようなものといったように感じると思います。

そのイメージを次のように変化させてみてください。

明るくしたり、暗くする
色を合いを、赤、青、黄色、緑などいろいろ変えてみる
拡大縮小する、大きくしたり小さくする
ぼかしたり鮮明にする
上下左右、ジグザグ、円を描くように動かす
回転させる

などしてみてください。今まで固定されていた記憶がそうでなくなってきます。

そしてそのイメージを、爆弾で粉々に破壊したり、バラバラに破壊して粉々にしてしまったり、切り刻んで粉々にしたり、宇宙の果てに投げ捨ててしまうなど、自分が好きなように消滅させてください。

そして、自分の気持ちにどのような変化があったのかを感じてみます。嫌な気持ちが薄れてスッキリしたりしたら成功です。時間差で数日、数週間して気づいたら嫌な気持ちがなくなっているということもあります。

もしまたその時の記憶が頭にちらついて苦痛が湧いてきたら、またそれを行ってください。

あまり、まだ残ってる?とか気にして何度もやると、引き戻されてしまったりするので、破壊して、終わり!というように宣言してしまいましょう。

虐待などの強烈な記憶だとすぐに手放すのは難しいかもしれませんが、うまくいくと、今までは「この記憶は自分にとってとても重要な記憶である」と認識していたのか、遠く忘れ去られて色あせた記憶や、何の意味もない日常の顔を洗ったとか道を歩いていたとかの記憶と同じように処理されるようになってきます。

トラウマのような、強いショックや苦痛を伴う記憶がずっと残っていると、脳がアンバランスになってしまい、不安や恐怖に対して敏感になってしまっている場合があります。それでフラッシュバックやパニックが起こったりします。

その場合、日常的にバタフライハグをTFTなどをおこなうことで、脳が整ってきて、不安や恐怖心を感じる回路が小さくなってきて、楽になってきますので、平行しておこなってください。

自分自身に愛情を注ぐことが重要

幼少期に親に愛されなかった分、自分で自分を愛して満たしていきます。

実は人が愛を感じて満たされるのは、他人に愛されたからではなく、自分自身の愛情によるものです。

親から愛情をもらうと満たされるのも、親の愛情によるものではなく、自分は親から愛されているのだと思い込むことで、自分の愛情で満たされているのです。

満たされない愛情を他人に求めてしまうと、相手の言動に一喜一憂してしまい、精神が不安定になってしまいます。

家庭環境に問題がある人が、大人になってから愛着問題を起こしやすいのは、幼少期に満たされなかった愛情を他人に求めてしまうことによるものです。

大勢の人に愛されていても、本人が愛されていないと思っていれば満たされません。

幼少期に親から愛情をもらっていなくても、今からでも自分自身の愛情で自分を満たしていくことができます。

自分の愛情で自分を満たすと、自信がつき魅力的になり、他人からも愛されるようになります。

自分自身を愛するようになる、自己肯定できるようになるためのワークをいくつか解説します。

自分を肯定するワーク

自分の良いところ、できることを、素晴らしいところ、なし遂げたことなどを100個書き出して下さい。どんなに小さなことでもかまいません。

自転車に乗れる
料理ができる
小学生の時に絵のコンクールで入選した

そしてそれができたことを自分は素晴らしいと感じて褒めてください。

脳は、小さくても肯定できることがたくさんあると受け取り、自分は素晴らしいと認められるようになります。

また、毎日5個できたことや褒め言葉を書き出してください。

自分自身に愛情を注ぐワーク

普段の日常の中でも、何かをやったらその都度、労をねぎらったり、誉めたりといったことを習慣にしましょう。

自分自身を大切にする
自分を褒める
自分をいたわる、ダメ出しをしない、責めない
自分が心から好きなこと、楽しいことをする
リラックス、心地よいことをする
あまり我慢や無理強いをしない

ということを日常の中でおこなっていきます。

例えば、少し何かをしたら、えらいね、よく頑張ったねと自分でほめてあげます。

何かができなくても、ダメ出しをしないで、よく頑張ったよ、これからまた少しずつやればいいというように慰めます。

もし自分を責めてしまっても、責めてしまうのもしかたないよね、と肯定してあげます。

10のうち1しかできなくても、1できた!すごいと褒めて喜びます。

無理をしている、疲れているなと感じたら休ませたりして大切にしてあげます。

あなたが、小さい頃の親にしてほしかったことや、他人からしてほしいことを、自分にしてあげるという感じです。

寝るときに、今日も一日お疲れ様、自分を労わって抱きしめるように、自分に愛情を感じながら眠りに付きます。

すると、やがて自尊心や自己肯定感が養われ、満たされて幸せが感じられるようになってきます。

愛されワーク

自分自身の愛で満たされるのが本質でも、他人からの愛情を感じないと満たされない(自分自身を満たすことができない)という人も多いと思います。しかし、なかなか他人から無条件で愛情をたっぷりもらうという体験は難しいです。

そういった場合は、イメージの中で自分の好きな人に思いっきり愛してもらうというワークをします。

好きな人は、実際にあなたが好きな人でも、好きな芸能人でもアニメのキャラクターでも、全く架空の理想の人物でもかまいません。

リラックスして、イメージの中で好きな人から、愛の言葉を言われたり、抱きしめたり、甘えたりしている場面をイメージします。

好きな人にしてもらいたいことは、、幼少期の頃に親からしてもらえなかったことであることも多いです。

例えば、好きな人に思いっきり甘えたいという欲求が強い人は、小さい頃に親に甘えられなかったのかもしれません。

その場合は、イメージの中で好きな人に思いっきり甘えてみてください。

恥ずかしいとか、いい大人がとか、これは自分のキャラじゃないからといった制限をつけずにおこなってみましょう。

イメージの中で好きな人から

○○ちゃんは十分に頑張ってるよ
どんな○○ちゃんでも大好きだよ
そんなことないよ、そういうところも素敵だよ
心から愛してるよ
いつも偉いね

など心から欲している言葉を言ってもらいます。

第三者視点ではなく、今、自分自身が実際にそれを言ってもらっている、してもらっているということを感じて、相手の声やぬくもりなどをできるだけ五感を使って感じるようにします。

実際に言われてる声のトーンとか、息使い、抱きしめられているぬくもり、匂いとかそういったものもできるだけありありと臨場感を持って感じてみましょう。

そうすると、嬉しさや喜びを感じジーンと暖かくなって満たされた気持ちになってくると思います。今までずっと「自分は愛されていない」と思っていた人は最初は心の奥まで入らなかったり、抵抗があるかもしれませんが、だんだん受け取れるようになってきます。

脳は現実とイメージの区別が付かないので、臨場感を伴って実際に起こっているものとしてイメージすると、実際に「私は丸ごと愛されている」という信念が無意識に入り満たされます。

今の自分ではなく、幼少期の自分になりきって、好きな人から愛されて肯定されている場面をイメージして味わってみてもよいでしょう。

このワークをおこなうことで、幼少期に両親から愛情もらって育った人のように、「自分は愛されるてる人間なんだ」という満たされた感覚が養われ、それによる安心感や自信が養われて行きます。

寝る前に布団の中でリラックスしてイメージして、そのまま満たされた気分で寝てしまうのもよいです。

これはあくまで自己肯定感と自尊心を養い、自立した自分になるためにおこなうものなので、妄想のように依存や現実逃避にならないように注意しましょう。

実践の注意点

人間の脳には、恒常性という現状を維持しようとする働きがあり、変化しようとすると、今までの慣れ親しんだ自分に引き戻そうとします。

性格や考え方や習慣を変えるのが難しいと感じるのはこのためです。

変化していく過程で、抵抗や苦痛がでてきたり、愛されてないと感じる他人の言動や出来事が起こるかもしれません。

また、無意識に抑圧していた感情が解放される過程で表にでてきたりして苦しくなることもあります。

これらはあなたが溜め込んでいたものが一時的に表に出たり、現象化して昇華されていく過程です。

それでやっぱりダメだ、効果がないと思ってやめてしまうと元に戻ってしまうことがあります。

そういう抵抗はあって当たり前なんだと思うようにしてください。今まで自分で溜め込んでいて見ないように抑圧していたのもで、いずれはどこかで清算しなければならないものですので、気にせずに淡々とやり過ごすようにしてください。

一気に変わる人もいれば、上がったり下がったりしながら、波を描きながら、一進一退しながら時間をかけて徐々に良くなっていくと言う人も多いです。

しばらくは好転反応のように辛いけど、数ヶ月経ってみれば、知らない間に変わっているということもあります。

辛い場合は無理をしないで、人それぞれ自分のペースでおこなってください。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • ありがとうございます。
    もうすぐ48歳。
    シングルマザーで大変でしたが、大学生の息子が成人し、やっと自分に向き合うタイミング。
    さて、素敵な恋愛がしてみたいと思っても、不安で満たされないばかりでした。
    こんな年齢になっても、幼少期の愛情不足は影響しているのですね。
    幸せを諦めたくないので、まずは、ありのままの自分の存在を認めて、愛してみようと思います。
    幸せになるんじゃなくて、幸せだから、幸せを引き寄せるんですね。遅ればせながら、これから、自分を沢山褒めて愛して生きていこうと思います。

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