最初は優しくしてくれて、話しを聞いてくれて
荷物を持ってくれたり気遣ってくれて、いっぱい愛情表現をしてくれたのに
最近は自分本位でなんだか冷たい
愛情表現もあまりしてくれないし、話してもそっけない
彼氏は変わってしまったのだろうか
自分のことが好きじゃなくなってしまったのかと不安…
彼氏が優しくなくなってしまった、考えられる原因と対処法についてお伝えします。
彼氏が優しくなくなった、考えられる原因8つ
今が本来の彼の性格だった
普段は優しくない男性でも、大抵は好きな女性に優しくします。
優しく紳士的に接したり
エスコートしたり
男らしく振舞ったり
マメに連絡をしたり
一生懸命話しを聞いたり
女性として扱ったり
このような場合は、自分の彼女にしてしまえば、だんだん元の素の性格が出てきます。
この場合は今が素の性格なので、 もっと優しくしてくれ愛情表現をしてくれと要求しても彼氏が負担に感じてしまうかもしれません。
最初のような優しい彼氏だから好きになって付き合ったのであればもどかしいと思います。
でも素の彼氏をできるだけ受け入れてあげて、それでも不満があるのであれば彼氏に伝えてみましょう。
「最初はあんなにしてくれたのに、今はどうしてしてくれないの?」と責めたり要求してしまうと、余計に彼氏の気持ちが離れてしまいます。
高級料理ばかり食べていたら普通の料理が物足りなくなってしまうように、わがままになってしまっていないか見直してみることも大切です。
その上できちんと伝えれば、彼氏があなたのことを本当に好きであれば、自分の言動を見直してくれると思います。
今の彼氏は最初の優しい彼氏と180度違う、最初からそんな人とわかっていたら付き合わなかったと言うのであれば別れることも視野に入れましょう。
打ち解けて気が許せるようになった
恋愛に限らず、初対面の頃や付き合いが浅い頃は、 相手に気を使って丁寧に接すると思います。
彼氏もまだ打ち解けてない段階の最初の頃は、気を使って丁寧に接していたのかもしれません。
今はあなたに気が許せるようになってきたので、素の自分が出せるようになってきたことが考えられます。
彼があなたに気が許せるようになったことによる変化であれば、むしろポジティブにとらえて良いと思います。
今の彼氏を受け入れてあげるか、物足りないのであれば、相手を責めることなく、こうしてくれると嬉しいなとさりげなく伝えてみましょう。
もちろん全部彼氏にしてもらうのではなく、あなたの方も彼氏が喜ぶことをしてあげる、彼氏にとって居心地の良い存在だと感じさせてあげることも大切です。
態度で示さなくても大丈夫だと思っている
付き合う期間が長くなることで、あなたを信頼することができるようになり、愛情を態度で示さなくても通じ合っているから大丈夫と思っているのかもしれません。
この場合は、彼氏の愛情が冷めたわけではないので安心していいと思います。
しかし、もっと愛情を態度で示してほしいと思ってしまうと思います。
責めたりわがままを言ってしまうと信頼を失ってしまいます。繋がりが深くなって信頼してくれているから、態度で示さなくても大丈夫と思っているかどうかを確認しましょう。
その上で物足りないのであれば、愛情表現をしてくれると嬉しいなと伝えてみましょう。
慣れや気持ちの高ぶりが落ち着いた
付き合って最初の頃は新鮮で気持ちも盛り上がるので、 たくさん愛情表現をしたり相手のために色々してあげたいという気持ちも高まります。
付き合いが長くなって、慣れてくると徐々に気持ちが落ち着いてきます。
あなたといることに慣れてきて気持ちが落ち着いたことで、 愛情表現や気遣いが少なくなっているということが考えられます。
この場合は、決してあなたのことが嫌いになったり気持ちが冷めたのではなく、単に最初の盛り上がりが落ち着いただけです。
燃えるような恋愛感情から、落ち着いた愛情に変わった、新婚夫婦から熟年夫婦になったような感じです。
あまりお姫様扱いを望むと彼の負担になってしまうので、ただ一緒にいるだけで安心するような落ち着いた状態を目指しましょう。
彼氏の態度が豹変して、あなたに対して全く気を使ってくれなかったり、 冷たい態度になったのでしたらこれは当てはまらないかもしれません。
恋愛よりも興味のあることや優先することができた
最初はあなたとの恋愛が優先順位が高かったけれど、今は仕事、趣味、勉強、友人との付き合いの方が優先順位が高くなったり、忙しくなっていることが考えられます。
この場合も決してあなたへの気持ちが冷めたとは限りません。
彼は恋愛も仕事や趣味も両立したいと思っているのかもしれませんが、恋愛への熱量が減ってしまい、物足りなく感じてしまうと思います。
彼氏に恋愛より夢中になっていることがあるかどうか、恋愛の優先順位はどれくらいになっているかなどを聞いてみましょう。
「私と仕事、どっちが大事なの!?」と責めたりすると彼氏の気持ちが余計に冷めてしまうので、彼氏の優先していることを理解しつつ恋愛とうまく両立することを目指しましょう。
あなたの方も恋愛以外のことも充実させると彼氏との温度差がなくなりちょうどよくなるかもしれません。
彼氏が無理をしていて気疲れしてしまっている
彼氏が本当はマメに連絡したり、エスコートしたり、愛情表現をする性格ではないのに、 あなたのことが好きだから少々無理をしてしまっていたことが考えられます。
あなたの方もどこか彼氏の優しさが当たり前になってしまっていて、彼があなたに合わせることに疲れてきてしまっているのかもしれません。
彼の優しさが当たり前になってしまっていると、感謝の気持ちもなくなって、 もっともっとと要求がエスカレートしてしまいます。
彼氏の気持ちを聞いて「いつもありがとう、今まで無理をしていたのならそんなに無理をしなくていいよ、ちゃんと好きな気持ちは伝わっているよ」ということを伝えましょう。
彼氏も自分のことを大切にしてもらえていると感じて、自然とあなたのことをもっと大切にしようと思うと思います。
彼氏のあなたへの気持ちが冷めてきている
好きな女性には優しいという男性もいるので、そのような男性は、気持ちが冷めて来てしまうと優しくなくなってしまいます。
彼氏のあなたへの気持ちが冷めてきてしまって、愛情表現をしたり優しく気遣ったりという事をしなくなっている可能性もあります。
なぜしてくれないの?と責めてしまうと彼氏の気持ちが余計冷めてしまうので、自分の好きな気持ちを伝えて彼氏の気持ちを聞いてみましょう。
彼氏の気持ちが完全に冷めてしまっているのであれば、別れることも視野に入れて考えましょう。
最初から女性を手に入れるための演技だった
自分の気に入った女性を手に入れるために最初だけ優しくするという男性もいます。
付き合う前は一生懸命エスコートしたり、高いお店に連れて行ったりプレゼントをしたり、愛情表現をしますが、付き合った途端にやらなくなります。
釣った魚には餌をやらないというタイプです。
付き合った女性を支配しようとしたり、都合よく利用しようとしたり色々要求してくる男性もいます。
この場合は付き合ってすぐに豹変することが多いので、ある程度長く付き合っている場合は当てはまらないと思います。
このケースは付き合ったらすぐに豹変して、 冷たくなり、支配しようとしたり、自分本位になったり、ワガママな要求をしてきたりするのですぐにわかります。
付き合ってすぐに180度豹変したら、あなたを手に入れて都合よく利用するための演技だった可能性が高いので、すぐに別れることをお勧めします。
彼氏が優しくなくなった時の対処法
なんで急に変わってしまったんだろう
自分に対する気持ちが冷めてしまったのではないか
自分が何か悪いことをしたのだろうか
ただ妄想を膨らませて悩んでいても解決にはなりません。
一旦現状を整理して把握してみましょう。
彼氏の今の態度
最初はどのような感じだったのか
今はどのように変わってしまったのか
いつ頃から変わってしまったのか
彼氏が優しくなくなった前項の原因のどれに当てはまりそうか
を書き出して整理してみましょう。
あなた側の内面の問題を見直す
彼氏のせいばかりにしてしまうと、問題は解決しづらいので、あなたの方にも何か原因がないかを見直してみましょう。
彼氏に不満を感じながら責めてしまうと、余計に彼氏の気持ちが離れていってしまいます。
・「べき思考」がないか
・彼氏に依存していないか
この二つがないかをチェックしましょう。
この二つがあると彼氏に色々してもらうことが当たり前になって、欲求が強くなり、してくれないと不満や不信感が湧いてきてしまいます。
それが彼氏に伝わって、余計に冷たくなったりあなたへの気持ちが冷めてしまいます。
これらを解消することで、彼氏に対する信頼や愛情や彼氏を大切に思う気持ちが養われるので、彼氏もあなたを大切にしたくなってきます。
「べき思考」を手放す
彼氏ならば
気づかいをするべき
荷物を持ってくれるべき
マメに連絡するべき
たくさん愛情表現をするべき
このような「○○するべき」という思考を持ってしまっていると、恋愛がうまくいかなくなってしまいます。
「べき思考」があると、
それをしてくれるのが当たり前
もっとこうしてほしいというわがままや要求する気持ち
してくれないと不満を感じ、相手を責める気持ち
が出てしまいます。
「どうしてしてくれないの!?」という責める気持ちが出てしまうため、彼氏は余計に優しくしてくれなくなり気持ちが離れていってしまいます。
ですので「○○するべき」という信じ込みは手放しましょう。
彼氏ならこうするべき
自分を愛してるならこうするべき
と思っていることを書き出してください。
「○○するべき」という思考を手放すワーク
あなたが持っている「こうするべき」という思考を思い浮かべてください。
それをしてくれない彼氏に対する不満を胸に感じてください。
彼氏はもっと優しくすべきだ、何でしてくれないの!?
と言う不満な気持ちを胸に感じてください。
感情を、抽象的なイメージとして思い浮かべてください。
例えば、黒くてモヤモヤした煙のようなもの、
黒いドロドロとしたヘドロのようなもの
暗くて冷たい感覚
など。
そしてそのイメージを、イメージの中で次のような自分の好きな方法で消滅させてください。
どんどん小さくなって消えてしまう
箱の中に入れて爆発させる
宇宙の彼方に放り投げる
まばゆい光に包まれて消滅してしまう
ヒビが入って粉々に砕け散ってしまう
など好きなように消滅させてください。
そして自分に次のように問いかけてみてください。
愛しているなら、常に○○しなければならないのだろうか
彼氏ならば、常に○○しなければならないのだろうか
自分が持っている「こうあるべき」という思考に合わせてこのように問いかけてください。
そして次のように声に出して宣言をしてください。
私は今まで、「彼氏なら○○するべき」という信じ込みを持っていたことで、彼氏がそれをしてくれないことに不満を感じてしまっていました。そのことを認め受け入れます。
私は「彼氏なら○○するべき」という信じ込みを手放します!
とりあえず少し抵抗があったとしても言い切ってください。
彼氏に対する依存心を手放す
彼氏が○○をしてくれないという不満が依存心から来ていないかを見直しましょう。
自分の心が満たされておらず、彼氏に埋めてもらおうとすると、彼氏に過剰に優しさや愛情表現を求め、それが得られないと寂しさや悲しみや不満などを感じてしまいます。
彼氏にすがり、寄りかかるような重たい空気が出てしまうので彼氏は面倒になって逃げたくなってしまいます。
自分の気持ちは自分自身で満たし、精神的に自立することが大切です。
依存心を解消するには自己肯定感、自己受容を養うことがとても重要になります。
自己肯定感、自己受容とは、自分のダメな部分も含めて、ありのままの自分を好きになって認めて受け入れて愛してあげるということです。
そうすると自分の愛で心が満たされるので、彼氏に満たしてもらおうという欲求が無くなります。
自分の愛で満たされているので、心に余裕ができ、彼氏に愛を与えられるようになります。
そうすることで依存ではなく対等に愛し合う恋愛ができるようになります。
そうすると彼氏の方もあなたといると居心地の良さを感じるので、あなたともっと一緒にいたい、この人を大切にしたいと思ってくれるようになります。
日常の中で自己重要感を養い自己受容をしていくための実践ワークのやり方はこちらの記事を参考にしてください。