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声が小さい声が上ずる悩みの改善・治し方|緊張すると声が出ない原因

声が上ずったりとどもってしまう
人前だと緊張して「あ…、え…」くらいしか言葉がでない
どう思われるか気になって「はい」「…そうですね」くらいしか言えない
声が小さく、 相手から「えっ?何?」と聞かれるのが苦痛で話したくない

コンビニなどでカードはお持ちですか
甲高い声で、「はひっ…」と声が上ずってしまう

近所の人と会って 「こんにちは」と言ったつもりなのに全く声が出ていなかった。

など、声が小さい、緊張して声が出ない悩みを解消してリラックスしてハキハキと通る声が出せるようになり、会話ができるようになる方法についてお伝えします。

目次

声が小さい、うまく発声できない原因

声が小さい、ボソッと一言しか離せない、言葉に詰まってしまう原因には

  • 発声に関する筋肉の衰え
  • 脳の会話の回路の衰え
  • 知識や技術的な原因
  • メンタル的な原因

などがあります

これらをバランスよく改善していくと、無理に大きな声を出そうと思わなくても、普通に喋ってるだけで通る声が出せるようになってきます。

僕も昔は普通に喋っているつもりでも「え?何?」と聞き返される多かったですが、今ではほとんどなくなりました。

声が小さい、うまく発声できない肉体的な原因の改善、克服法

元々あまり人と話す機会が少なかったり、コミュ障や大人しい性格で人と喋っていないと、声帯や声を出す筋肉や脳の会話の回路が衰えて、メンタル的な抵抗などで、声が出なくなってしまいます。

ほとんど喋らないような日が続くと、コンビニで「はい」と言ったつもりが全く声が出てなかったなんて経験があるのではないでしょうか。

声も普段から使用して、鍛えていれば、ハキハキした通る声を維持することができます。

今まで会話の経験がとぼしいと、脳に反射的に言葉にして声に出すという回路が作られていないことがあります。

文章だとわりとスラスラとかける
頭の中では延々とおしゃべりが続く

いざ人前で話そうとすると真っ白になって何も出てこない人もいるでしょう。

頭の中で考えるのと、全く別物だからです。

あなたは日本語の読み書きができ、ほとんどの単語を知っていて、今までテレビのトーク番組、小節、漫画などで、上手な会話例をたくさん見聞きしているはずです。

それなのに会話が言葉が会話に関する部分を使ってないので、衰えてしまっているのです。

ピアノを弾いたことが無い人がすらすら弾けないのと一緒です。

声、発声や、会話に自信がないため、緊張して余計に話せなくなってしまいます。

声が小さい、うまく発生できない肉体的な原因の改善、克服法

横隔膜と声帯を鍛える

発声に関する筋肉の衰えや、声帯が上手に使えていないという肉体面を改善します。

横隔膜を鍛えて、横隔膜を使って声が出せるようになると、無理に大きな声を出そうとしなくても自然と大きな通る声が出るようになります。

今まであまり声を出してこなかった人は横隔膜のトレーニングをしましょう。

横隔膜トレーニングは、1分ほどで簡単にできるので毎日行いましょう。

★★ドギーブレス★★

1、「あ」と言うつもりで口を開け、舌の力を抜いて舌先を下の歯の裏につける。

2、暑いとき犬がするように「ハッハッハッハッ・・・」と呼吸し、休まず15秒続ける。

チェック1:手をお腹に当てて均一に動いているのを確認
チェック2:吸う息と吐く息が同じ量になるように

https://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2013/04/post-5ae3.html

★★横隔膜ブレストレーニング★★

1、肋骨のすぐ下あたりに手を当てる

2、顎を下げて口を開け、思い切り息を吸う

ポイント:肩が上がらないように。お腹が風船のように張る感じを手で確認すること。

3、口を閉じ、唇に針一本通るくらいの隙間を開けて頬と鼻の下がパンパンにふくらましながら5秒息をはき、6秒目に当てた手でお腹をグイッと押して止める。(なれたら手を使わなくても止められるようになります)

ポイント:頬と鼻の下がパンパンにふくらむように。口の前にティッシューをかざすと地面と平行になびくくらいの呼気です。お腹はできるだけ張った状態を維持します。

4、再び口を開けて2から繰り返す。5回行う。

https://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2013/04/post-5ae3.html

こちらのブログには最先端のボイストレーニング法や声を良くする方法が詳しく解説されているので興味がある人は他の記事も読んでみてください。

★★エッジボイス★★

エッジボイスを行うことで、声帯を鍛えたり、声帯に負担をかけずリラックスさせながら発声することができるようになります。

「あーーー」と声を出しながら除々に声帯を閉じるような感じで、「あ゛あ゛あ゛あ゛ー」としゃがれたような声に変化させます。

慣れると最初からエッジボイスが出せるようになります。

これからエッチボイスができるようになると、声帯が閉じてリラックスしたまま発声ができるようになり、通る良い声が出るようになります。

文章だと分かりづらいので YouTube でエッジボイスと検索して 動画を参考に実践してみてください。

一人で声に出して話す、発声する練習

特にあまり人と話す機会がない人は毎日一人で、 会話を想定した内容で発声練習をしましょう。

何らかの理由で数日間ほとんど人と喋らなかった時など、驚くほど声が出なくなってしまったという経験があるのではないでしょうか。

家で一人でいる時などに実際の会話で使う基本的な挨拶などから実際に声に出して発声練習をしてみましょ。

こんにちは!
おはようございます!
今日はいい天気ですね
今日は寒いですね

といったような簡単な日常会話でできそうなことなどから、実際に人に話しかけるようにハキハキとした声で発声しましょう。

シャドーイング

シャドーイングとはお手本となる人が話した後について真似して話す練習法です。

テレビでも YouTube の動画でも良いので、この人みたいな声で声や話し方で喋れるようになりたいと思う人の音声を用意してください。

音声を再生してお手本の人が話し始めたら、後について同じ全く同じように話します。

その際にできるだけ声の大きさやトーンや抑揚やイントネーションなども真似しながら話すようにします。

発声練習になる他、抑揚、イントネーション、会話の内容なども体得できるのでおすすめです。

一人でできる会話練習方法の記事で一人で声を出して会話を練習する方法を解説していますのでこちらも参考にしてください。

会話のパターンや引き出しを増やす

声が小さく、しどろもどろになってしまう原因の一つとして、会話の引き出しが少なくて何を話していいか分からなくて自信が持てないというところにも原因があります。

会話のパターンや引き出しがないから、頭が真っ白になって言葉に詰まってしまうんですね。

よく出てくる会話の内容やパターンをいくつか覚えて、声に出して練習しておくと、実際の会話の時に、考えなくても反射的に言葉として発することができるようになってきます。

例えば、「今日は寒いですね」

あなたもこれくらいであれば瞬時にできるのは、会話のパターン、引き出しとして身についているからです。

このパターンを一つ覚えていれば、「暑いですね」「今日はあいにくの雨ですね」「いい天気ですね」「すっかり春ですね」など、その状況に応じて応用が効くと思います。

しかし、その後に自然に会話を広げたり、相手の会話を引き出すパターンを知らないからそこで詰まってしまうのです。

あなた「今日は寒いですね」

相手「そうですね」

あなた「・・・・・」

で終わってしまいます。

さらに引き出しやパターンを覚えて増やしておきます。

あなた「今日は寒いですね」

相手「そうですね」

あなた「○○さんは寒いのは平気な方ですか?」

という”相手にそのことについてどうなのかを聞く”というパターンを覚えておいたらどうでしょう。

「○○さんは暑いのは平気な方ですか?」
「○○さんは辛いのは平気な方ですか?」

といったように、様々な場面で応用ができます。

あなた「○○さんは寒いのは平気な方ですか?」

寒いのは平気、苦手といった、相手の人柄に関することを話してもらうことができます。

「寒いの平気ってことは、雪国の出身ですか?」
「寒いの苦手ってことは、南の方の出身ですか?」

といったように会話を広げたり、

「寒いの平気なのうらやましいです、僕なんて寒いの苦手で毎日布団から出るのに20分ぐらいかかってしまうんです」

自分の人柄やエピソードを話したりというように会話を広げていくことができます。

このような会話の流れやパターンを引き出しとして覚えておくと、脳の回路が繋がって応用がきいて様々な会話をすることができるようになってきます。

このようなパターンを実際に声に出して一人で練習しておくことで、実際の会話でも反射的に出てくるようになります。

会話の引き出しの増やし方についてはこちらの記事を参考にしてください。

声が小さい、うまく発声ができないメンタル面の原因と改善方法

知識があってもメンタル面で極度に緊張してしまっていると頭が真っ白になって

過度に緊張していたら言葉が飛んでしまうし、横隔膜や声帯がガチガチになってしまい、うまく発声ができなくなってしまいます。

メンタル面の改善には次のようなことをします。

メンタルブロック(心理的ブレーキ)を解消する
一人で練習して引き出しを増やす
場数を踏んで成功体験を積む

メンタルブロックを解消する

メンタルブロックとは過去の体験から持ってしまった否定的な思い込みによる心理的なブレーキの事です。

例えば小学校の時にクラスで発表したらつっかえてみんなに笑われてバカにされた

自分は人前で話すのが下手だ
また失敗して笑われたらどうしよう

人前で話す場面になるとまた失敗して笑われたらどうしようと反射的に恐怖心が湧いてきて脳が話す事にブレーキをかけてしまいます。

これは脳に過去の体験の記憶に対して否定的な意味付けが されたままになってるのが原因なので心理ワークでその否定的なラベルを剥がしたり張り替えることで、ブレーキが弱まったり解消されたりします。

メンタルブロックの解消は こちらの記事を参考に実践してください。

対人恐怖や、人にどう思われてるか、人に嫌われるのでは、見捨てられるのでは、裏切られるのではといった恐怖などの解消にも有効なので、気になる人は実践してみてください。

一人で会話の練習して引き出しを増やす

どんなことでもそうですが一人で練習して技術を身につけてないと本番でできないし緊張してしまうと思います。

例えば人前でいきなりスピーチをしなさいと言われて、何も練習も準備もしていなかったら、ほとんど何も話すことができないと思います。

でも事前に原稿を作成して、 家で一人で100回とか声に出してリハーサルを重ねていれば、実行することができると思います。

会話や発声も同じで、事前に一人で練習をしていないから、本番で緊張して頭が真っ白になって言葉が出てこなくなってしまうのです。

繰り返し反復練習して一人で出来るように技術を身につけておけば、本番でもそこまで緊張せずに出来ますし、緊張したとしても、人から見たら緊張してないように見えるほど反射的にこなすことができます。

先ほどの発声練習や、 一人で会話の練習をしたり ということを繰り返し反復練習をして反射的にできるようにしておきましょう。

そうすれば本番でも極度に緊張することなく、反射的に会話ができるようになります。

場数を踏んで小さな成功体験を積む

メンタルを克服するには最も有効なのは成功体験を積むことです。

まずは身の丈にあった小さなことからでかまいません。

いきなり身の丈に合っていないことをしようとしてもできないですし失敗して余計に自信をなくしてしまいます。

今のあなたにとって小さなことから行動して成功体験を積んでいきましょう。
コツは、今までの少しだけメンタル的に負荷がかかることをするということです。

筋トレと一緒で全く負荷がかからないことをやっていても、意味がありません。

今までコンビニの店員さんにカードがあるかとか、袋をいるかどうか聞かれても、 今までは「はい、いいえ」すら発声することができなかったとしたら、 今日はコンビニで「はい、いいえ」と言ってみるといったことでもかまいません。

人と比べる必要はありません。過去の自分と比べてほんの少しでも進歩していれば良いのです。

今までコンビニの店員さんにはい、いいえをいうことができなかったのが言えるようになったのならそれは成功、進歩です。

脳は小さなことでもたくさんの成功体験を積むことで、 自分はできるんだという自信がついていくようになっているからです。

事前に、「はい!」「いえ、大丈夫です!」といったように声に出して発声練習をしておきましょう。

「ありがとうございます!」
「こんにちは」「おはようございます」

こういった基本的な挨拶なども練習しておきましょう。

先ほどの発声練習や横隔膜トレーニング、ボイストレーニングもやりながら、ハキハキと声に出して一人で練習しておきましょう。

一人で声に出して練習するのが家族などがいて恥ずかしいという場合は、カラオケ用の消音マイクを購入すると良いでしょう。

なんでもそうですが小さくてもいいので継続することが大切です。

発声や会話は周囲の人がみんな普通にできているから自分もすぐにできないのはおかしいと感じてしまいますが、今までできなかった人はそれなりの期間練習する必要があります。

英会話や、楽器を一から始めるようなものだと思ってください。

それと一緒で毎日コツコツこなすことで数ヶ月、半年、1年と継続することで上達していきます。

何かを取り組んだことがある人ならわかると思いますが、練習してるのになかなか上達しない、という期間があります。

それでも正しい練習方法を繰り返し反復練習していると、気が付いたらスラスラできるようになっていたという経験をしたことがあるのではないでしょうか。

発声練習や会話も同じで、繰り返し練習していくことで、それに見合った成果が出るようになります。

会話やコミュニケーションは一生ついてまわるものですし、身につけてつけておいて得することはあっても損することはないので、自分のペースでコツコツと続けていきましょう。

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