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なぜか嫌なこと、辛いことばかり起こる根本原因と解消法

嫌なこと、辛いことばかり起こる
人生何もうまくいかない
運が悪い、不幸なことばかり起こる
いつも失敗や挫折ばかりする
どこに行っても人から嫌われたり無視される
人から愛されない、大切にされない、蔑ろにされる

これらの根本的な原因と、原因を解消して人生が良くなる方法をお伝えします。

目次

なぜか嫌なことや辛いことばかり起こる原因

いつも嫌なことばかり起こる、うまくいかない、人から嫌われる原因は、脳の無意識の働きにあります。

原因1.脳の無意識下の信念を反映しようとする働きによるもの

脳は無意識下の信念を命令と受け取って、あなたの性格、行動、選択、立ち振舞い、人間関係、出来事に反映しようとする働きがあります。

例えば、「自分はダメで無価値な人間だ」という信念を持っていたとしましょう。

すると、脳がそれを命令として実行します。

無意識にダメで無価値な人がするような言動や振る舞いをさせる
ミス、失敗、挫折、できないなど無価値だと感じる行動をさせる
自分は無価値だから嫌われる、馬鹿にされると感じてビクビクしてしまう
些細なことを自分はダメで無価値だからだと結びつけてしまう
無価値だと感じる現実を呼び寄せる
他人から無価値な人として扱われやすくなる

ということが起こります。

そして信じている通り「やっぱり自分は無価値な人間なんだ」と実感するということになります。

あなたもよく考えてみると自分が持っている信念やセルフイメージ通りの人間や人生になっていないでしょうか?

自分は無価値だと思っていると、他人から無価値な人として扱われやすくなります。

一つは、無意識にダメで無価値な人がするような言動、雰囲気、立ち振舞いをしてしまうから。
嫌われないようにビクビクしたり、壁を作ったり、自信がなく消極的になったりということですね。

もう一つは、脳のミラーニューロンという部位でお互い同調していて「私はダメで無価値な人間だ」と信じていると、相手もそれに同調して「この人は無価値な人だ」と感じてしまうからです。

同様に

そのままの自分だと愛されない
自分は大切にされない
自分は無視される
自分は見捨てられる
自分は罪人である
自分は犠牲者だ
自分は幸せになってはいけない

このような信念も脳がそう感じる現実を呼び寄せます。

このような否定的な信念を脳が人生に反映させるため、嫌なことばかり起こるということです。

例え「そのままの自分では愛されない」という信念を持ったまま、無理に恋人を作っても

愛を失わないように相手に合わせ我慢する
本当の自分を見せたら嫌われると怯える
過度に愛情表現を求る
相手が愛情表現をしないと責める
相手の愛を疑う
いつか見捨てられるのではと不安になる

といったことをして相手に嫌われてしまい、愛されないことが現実化してしまいます。

これらのネガティブな信念は、過去の体験、特に幼少期の親との体験により無意識に入ってしまったものです。

なぜなら、子供は脳が柔軟で受け入れやすいのと、本来親は子供にとって大好きで絶対的な存在なので、親の言動や態度によって強いショックを受けネガティブな信念を持ってしまうからです。

例えば、親から「いい子にしなきゃダメでしょ!あなたのような悪い子はうちの子 じゃありません!」と叱られたとします。

「自分は悪い子なのだ。いい子にしていないと自分は価値がないのだ 」とショックを受け、そう信じ込んでしまいます。

このような信念を大人になっても持ったままになっていることが、繰り返し嫌なことが起こる原因になっています。

原因2.無意識下の未完了の感情を解消しようとする脳の働きによるもの

脳には無意識下に溜め込まれた未完了の感情を解消しようとしようとする働きがあります。

例えば、怒りの感情を溜め込んでいると、脳が怒らせるような出来事を呼び寄せ感情を解消しようとします。

無意識にミスをさせたり、 つまずいて転ばせたり、怒らせるような出来事を呼び寄せます。

他人の些細な言動に腹を立てたり、他人がこちらが怒りたくなるような言動をしてきやすくなります。

芸能人の不祥事やネットの炎上記事を見たくなり腹を立てるのも、脳が溜め込んだ怒りを解消しようとする働きによるものです。

溜め込んだ感情が、このような嫌なことばかり起こる大きな原因となっています。

怒りは他の感情の代理感情なので、怒りを爆発させて感情を解放したとしても、怒りの元となっている感情を解除しない限り延々と怒りが湧いてきてしまいます。

悲しい、傷付いた、恐怖、不安、劣等感を感じたから怒るんですよね。

怒りの奥には悲しみ、恐怖などの別の未完了の感情が隠されています。

人は、悲しみや恐怖を感じたくないので怒るということをしてしまいます。

でも、悲しみが抑圧されたまま残っていれば、脳が再び悲しみを感じる出来事をが引き寄せて怒るということを繰り返してしまいます。

なので、怒りを解消した後に その奥にある感情を解消する必要があります。

本来感情は、その場で素直に感じて表現すれば消化されて後に残りません。

しかし、人は不快な感情を感じた時に、純粋に感情を表現したり感じきらずに、我慢したり押さえつけてしまいます。

不快な感情は苦痛だから感じたくない
自分がそんな感情を持っているなんて認めたくない
ネガティブな感情を感じたり表現してはいけない
いい大人が感情をあらわにするのはみっともない

と言ったようにネガティブな感情を不快なもの、悪いものだと捉えているからです。

なので、不快な感情を感じると

我慢する
蓋をしてなかったことにする
感じていないふりをする
無理矢理ポジティブに変換する
お酒や刺激物、娯楽などでごまかす
他人や世の中のせいにする

といったことをしてしまいます。

これで一時的になくなったように見えても、きちんと感じたり表現していないので無意識に残り続けます。

すると脳はそれを消化させようとして、その感情を湧き上がらせるような出来事を呼び寄せようとします。

感情は、頭の中で反芻したり誰かを責めるなどしているだけでは解消されません。

そして、その感情は原因1のネガティブな信念ともリンクしています。

例えば「自分はダメでも価値な人間だ」と信じていると、他人の些細な言動で自分が無価値な人扱いされたと悲しみを感じ、悲しみを感じないように怒るという感じです。

なぜか嫌なことや辛いことばかり起こる原因を解消するには

嫌なことや辛いことばかり起こる原因を解消するには

脳に嫌な出来事を呼び寄せなさいという命令となってしまっている

・無意識下に抑圧されている未完了の感情の解消
・無意識下の否定的な信念を手放す

ことが重要になります。

そして、良いことや幸せなことを呼び寄せるように脳に命令を入れます

自分はそのままで価値がある
自分はそのままで愛される存在だ
自分はそのままで幸せになって良い

というデータを無意識下に植え付けていきます。

そうすることでそれが脳への命令となり、無意識に「自分は価値がある」「愛されている」「幸せだ」と感じる 体験を呼び寄せてくれます。

嫌なことばかり起こる原因を解消するワーク

ネガティブな信念と未完了の感情を洗い出す

まずは嫌なことばかり起こる原因である

無意識下の

ネガティブな信念
未完了のネガティブな感情

を洗い出します。

次の質問に答えてください。

質問1.どのような嫌なことや辛いことが繰り返し起こることが多いですか?
出来事や人間関係などで繰り返し起こるパターン を書き出してください。具体的な体験でもかまいません。


例:どこに行っても嫌われる
いつも面倒なことを押し付けられる
いつもパワハラやいじめに合う
いつも軽んじられ、蔑ろにされる
付き合う男性がDVやモラハラ男ばかり
上手く行きそうになるとダメになる、自ら壊してしまう
いつも誰かの言いなりになっている
他人と親密になりそうになると避けてしまう

など箇条書きでも、出来事を具体的に書き出しても構いません。

質問2.質問1で書き出したことに対してどのような思いや感情が湧き上がってきますか?

悲しいなら、なぜ悲しいのか思いや感情を書き出してください。

例:「なんでいつも私が犠牲にならなくちゃいけないんだ!!ムカつく!」
「自分はいつも蔑ろにされて大切にしてもらえない、悲しい」
「誰も私を愛してくれない、どうせそのままの自分に愛される価値などないんだ」
「幸せになるのが怖い、幸せになったら罰が当たるのではないか」
「自分は嫌われている、否定され、怒られるのが怖い」

質問3. 質問1と2にで書き出した感情や思いを強く感じた 過去の体験を具体的に書き出してください。
また一番最初にそれを 感じた体験や、いつ頃からそう感じていたのか覚えてる範囲で書き出してください。

特に 幼少期の親子関係がきっかけになっていることが多いので、幼少期のことをできるだけ 思い出してください。

感情や思いを紙に書き殴り感情を吐き出す

感情や思いを紙に書き出すことは感情の解消になるとともに、自分が溜め込んでいる感情やネガティブな信念(メンタルブロック)に気づき自覚するためにとても効果的です。

手書きの方が良いので、紙と鉛筆を用意してください。

嫌な人、親、他人、自分、環境、社会に言いたいこと、愚痴、文句、罵倒、怒り、恨みつらみ、批判、嫉妬
自分の性格や能力や経歴、失敗、挫折に対するコンプレックス、後悔、責める気持ちなど

どんなにドロドロとした汚い言葉などでも構いませんので正直に書き出してください。
こんなことを言ってはいけないと抑えつけないで書くことの方が重要です。

「あの野郎ふざけるな!クソが○ね!」といった汚い言葉でもよいので出てくるまま正直に書くことが重要です。

そして本当はどう感じていたか、どうして欲しかったかなども書き出してください。

小さい頃いつも親にやることなすことを否定されて悲しかった、本当は自分を認めて欲しかった愛してほしかった信頼してほしかった、など本当の感情や本音を自覚することが大切です。

親に愛されたかったなどの感情は親を嫌って怒りを感じていたりすると認めたくないという部分もあるので最初は抵抗があったり出てこないかもしれません。

その場合はまず表面にある怒りを書き出して吐き出してください。

感情が湧いてきたら抵抗したり同化したり増幅させようとせず、ただ淡々と感じきってください。他人ごとのようにもう一人の自分が感情的になっている自分を後ろから見ているように「なるほど自分は今怒りを感じているんだ」と淡々と感じてください。

感情は淡々と表現して感じ切ることでエネルギーが消化されてずっと解消されます。

このワークは何か不満、愚痴、批判的な気持ち、怒りなどのネガティブな感情が湧き上がってくるたびに行うのも良いです。

この紙に書き出したことを内容であなたが内面に溜め込んでいた感情や自分が持ってる信じ込みが明らかになります。

何度か行っていると忘れていた無意識の深い部分に抑圧されていた感情が表面に出てきて解消されることがあります。

自分が持っていた信念や感情を自覚して受け入れる

感情や信念は認めないぞと抵抗したり、我慢したり、ないふりをしたりすると余計に強くなったり抑圧されてしまいます。

逆に自分が持っていることを自覚して受け入れてあげると解消されたり弱くなります。

先ほどの質問に書き出し質問に答えた内容と感情や思いを書き出した紙を見てください。

なるほど、自分は本当は寂しかったんだ、悲しかったんだ、悔しかったんだな
親に否定されて育ったから、自分は価値がない、愛されない、そんな自分は人に嫌われるとか思い込んで、自分を否定して嫌いになってしまったんだな
そう感じてしまうのも仕方ないよね

といったように共感したり、自分の気持ちに寄り添って、感情や信念を認めて受け入れてみてください。

不快な感情が湧き上がってきたらそれも抵抗したりせずに「自分は今悲しみや寂しさを感じているんだな」とただ淡々と感じてください。

自分が持っている感情や信念を抵抗せずに認めて受け入れて共感して寄り添ってあげると、だんだんそれが解消されて弱くなっていきます。

メンタルブロックとトラウマを解消する

嫌な人や出来事を引き寄せる原因の無意識下のネガティブな信念(メンタルブロック)とトラウマを心理ワークで解消します。

一人で解消できる方法も色々あるのでこちらの記事を参考にして実践してください。

いじめや虐待を受けた
親からいつも怒鳴られて育った
信頼していた人から裏切られた

と言った強いショックや感情を伴う体験はトラウマになっていることがあるのでそれは個別に解消します。

トラウマの解消法は、心理的なセッションや物理的な刺激を行う方法など様々な方法があります。

トラウマは一人で解消することも可能ですが、専門のセラピストや施術者に行ってもらう方が早いです。

トラウマの解消は心理セッションの他、トラウマを思い出さずに行なえるタッピング、気功、機械で判定して解消する方法もあります。

トラウマの恐怖心などは脳への記憶だけではなく全身の臓器や筋肉などに記憶されています。

これは脳がない生物だった時に全身で記憶していた時の名残です。

記憶は電気信号やエネルギー(波長)なので、機械でどんなトラウマがあるのかを測定して、解消する波長を流すことで打ち消すという方法もあります。

このような方法で行ってみたいという人は相談に乗りますので連絡をいただければと思います。

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