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あなたに友達ができない理由と、友達ができる人に変化する方法

友達ができないという悩みに回答する書籍や記事などを見るとほとんどが、

自分から話しかけましょう
習い事をしましょう
趣味のサークル、オフ会などイベントに参加しましょう
SNSで友達を見つけましょう
話し方やコミュニケーションスキルを身に着けましょう
他人に好かれる努力をしましょう

このような、行動をしなさいとしか書いてないことがほとんどです。

これらは誰でも思いつくことで、それで友達ができるんであればあなたは既に友達ができているはずです。

頭では分かっているけどどうしても行動ができない
がんばってそういった人前に出る行動しても自分だけ孤立してしまう
少しは知り合いになれても打ち解けられずすぐに疎遠になってしまう

だから悩んでいるのだと思います。

なぜ友達ができないのか、なぜ友達を作る行動が取れないのか、行動をしてもなぜ友達ができない、避けられてしまうのか、その原因と原因を解消して、友達ができるあなたになる方法について解説します。

あなたにがんばっても友達ができないのは、”友達が欲しい、友達を作りたい”と思って、会話術を学んだり、習い事をするなどの行動をしているからです。

なぜそうなるのかも含めて、あなたに友達ができない本当の理由、あなたが心の底から望んでいる状態になるための方法を解説します。

あなたの本当は色々な人と打ち解けて仲良くなれるタイプかもしれません
少数の人達と深い人間関係を築くタイプかもしれません
人付き合いはそこそこで、一人で何かに没頭するのタイプかもしれません

友達を作りたければできるし、一人でいたければ一人も楽しめる、つまり本当のあなたの自然な状態になれるということです。

最終的に一人でいることを選択するとしても、苦痛を避けるため、孤独感を感じながら一人でいるのと、自分が一人でいたいから一人でいるのとではまるで違います。

あなたに友達ができない原因と”友達を欲しい”と思うほど友達ができない理由

あなたに友達ができない根本的な原因は、過去の体験によりあなたが信じてしまっている無意識にある信念にあります。

人間の脳には、無意識に信じて受け入れたことを体現しようとする働きがあります。

例えば、小学校の頃にクラスで何か発表をしてつっかえてしまい、みんなに笑われて恥ずかしい思いをしたとします。

そうすると、この体験の記憶に「失敗した、笑われてバカにされた」という意味付けをしてしまいます。そうすると恥ずかしさ、苦痛などの感情が湧いてくると思います。

そうすると次に人前で話す場面になった時にそれが蘇ってきて、また失敗して笑われたらどうしようと、緊張して声が震えて何も話せなくなってしまったりします。

そして、「自分は話すのが苦手なんだ」と信じ込んでしまい、人前に出ると緊張して何も離せなくなり苦痛を感じ、やがて人前で話す場面を避けるようになると思います。

このように脳は信じたことを命令と受け取り、体現しようとします。

“梅干し”という言葉をこの心の中で何回も繰り返してみてください。おそらく口の中が酸っぱい感じがして唾が出てきたりしたのと思います。

過去に梅干しを食べたら酸っぱかったので、梅干しは酸っぱいものだという信念があり、脳がその信じ込みに従って体に反応を起こさせているわけです。

人間は自分の身を危険から守るために防衛反応があります。

過去に体験したり見聞きしたことから、危険だと感じたことを避けようとする働きがあります。

先ほどの例えの過去に人前に出て笑われた体験から、また失敗して恥ずかしい思いをする、「危険だから避けなさい」と脳から命令が出て人前を避けるようになってしまうのです。

あなたが今の友達がいない状態という現実も、 過去に体験したことによる信じ込みから「友達を作ることを避けなさい」と言うように脳から命令が出てしまっている状態なのです。

あなたは無意識で、

友達を作るのは無理だ
友達を作ると何か苦痛を感じることが起こる

と信じ込んでしまっているのです。言われてみれば確かにそうだなと自覚できるのではないでしょうか。

“友達を作るのは無理”、”友達を作ると苦痛を感じることが起こる”という信じているその裏には、それを支えている別の信念があります。

例えば、
・自分は自分は人から嫌われる
・自分は何の魅力もない
・自分はコミュニケーションが苦手だ
・自分は真面目でつまらない人間だ
・自分は暗くて無口だ
・人はどうせ自分のことしか考えていない
・他人は裏切る
・自分は見下してバカにされる
・自分は容姿が悪いから受け入れたもらえない
・自分は価値がない(だから無理に相手に合わせないと嫌われる)

このような信じ込みが無意識で信じ込みとして入ってしまっているのです。

だから、“友達を作るのは無理”、”友達を作ると苦痛を感じることが起こる” と思ってしまうんですね。

その状態で、友達がほしい、友達が作りたいとがんばってもうまくいきません。無理にがんばって友達を作っても、苦痛を感じることになります。

脳はあなたの無意識の本心、本音の方を現実化しようとするからです。

どういうことかと言うと、例えば人前に出て「緊張するな、緊張するな」と言い聞かせるほど緊張してしまうと思います。

「緊張するな」と言い聞かせるということは、「自分は緊張してしまいます」信じているからですね。

緊張しない、緊張するなどと思ってもいない人は、「緊張するな!」と言わないからです。

「緊張するな!」=信じていることは「自分は緊張してしまいます」なので、本音の方が現象化してしまうんですね。

“梅干しを想像しないでください” この文章を読んでください。
想像しないでと言っているのに酸っぱい感じがして唾が出てきてしまうと思います。

では、「友達を作りたい、友達が欲しい」と思うのはどんな人でしょうか。

友達がいない人、自分には友達がいない、できないと信じているひとですね。

だから脳は信じている通りに体現しようとします。

だから意識で一生懸命友達を作ろうとしても友達ができないということになってしまうのです。

自分には友達ができない という信念の裏には、その理由として信じている信念があります。

・自分は自分は人から嫌われる
・自分は何の魅力もない
・自分はコミュニケーションが苦手だ
・自分は真面目でつまらない人間だ
・自分は暗くて無口だ
・人はどうせ自分のことしか考えていない
・他人は裏切る
・自分は見下してバカにされる

無理に意識でがんばって人前に出ても、おどおどして話しかけられなかったり、
がんばって友達を作っても、嫌われないかビクビクして、気を使ったり、無理に相手に合わせたり、嫌なことを断れなかったり、疑心暗鬼になったりして、精神的苦痛を経験します。

苦痛なのでやっぱり一人がいいと一人に戻ってしまいます。

相手もそれを感じ取って、あなたと一緒にいるのが苦痛になり離れていったり、
何でも言うことを聞いてくれる、友だちというより都合よく利用されるだけの存在になってしまいます。

自分は 自分は人から嫌われる
自分は何の魅力もない
人はどうせ自分のことしか考えていない
他人は裏切る
自分は価値がない

ではこのような信念はなぜあなたはこのような信念を持ってしまったのでしょうか。それは過去の体験によるものです。

信念は書き換えることができる

一度持ってしまった信念は書き換えられないかというと、そんなことは全くありません。いくらでも書き換えることが可能です。あなたが信じていた情報は元々間違った情報であり、あなたがそれを真実だと信じ込んでいただけにすぎません。

脳は現実に体験したとどうか、それが真実かどうかは関係なく、自分が信じたことがその人にとっての真実として脳は動く動き始めます。

まずこのような信念を様々なワークを用いて解放したり手放してしまいます。そして自分が理想な様に信念を作り変えます。

すると、行動をする時にブレーキがかからなくなるのでスムーズに行動ができるようになっていきます。

そこで初めて人に壁を作らず話しかけたり、何かの集まりにところに行くなど、友達を作っていくという行動をスムーズに取れるようになっていきます。

嫌われないかとビクビクしたり、過度に気を使ったり無理に合わせたりせずに、ギクシャクせずに自然体の自分でいられるようになるので、他人もその状態のあなたに魅力を感じて相手の方から話しかけられたり誘われたりといったことも多くなってきます。

無理に友達を作ろうとする前に、”友達ができる自分”になる方がスムーズです。

これから、あなたに友達がいなくて孤独という状態を演じさせている原因となっている信念を特定してそ、れを手放して別の信念に書き換えていく実践ワークを解説したいと思います。

友達ができる自分になるためのワーク

1.自分の本音(信念)を知り、自覚する

あなたに友達ができないのは、あなたの信念にあると述べましたが、あなたは自分が本当にどのようなことを信じているか自覚してない状態にあると思います。

自覚していないことは変えることはできませんが自覚すれば変えることが可能です。自覚するだけで何割かは変化が起こっているということもあります。

まずはあなた自身を知り自覚するということを行います。

紙と鉛筆を用意して、次の質問に答えるように紙に書き出してください。
思いつくことを箇条書きで全て書き出してください。

質問1.あなたはなぜ自分に友達ができないと思いますか?

質問2.友達がいないことや、友達がいない自分をどのように思いますか?

質問3.あなたはなぜ友達が欲しいと思っていますか?

質問4.あなたはなぜ友達が欲しいと思っているのに友達を作らないのですか?

質問5.あなたは他人からどのような人間として見られていると思いますか?

質問6.あなたは自分自身をどのような人間だと思っていますか?

誰にも見せないので、これらの質問に正直に本音で答えてください。そうするとあなたが無意識にどのような信念を持っているのかが見えてきます。

次に、各質問の各回答に対してそれぞれ”なぜそのように信じるようになったのか”、原因と思われる体験を書出してください。思いつかない場合はその項目に対しては書き込まなくて構いません。

例:質問1.あなたはなぜ自分に友達ができないと思いますか?

答えが、自分は無口で暗い性格だから
だったら、なぜ、何がきっかけでそう信じるようになったのかを書き出してください。

小学校の頃にクラスで孤立してしまった

といったように、そう信じるようになった何かの体験があると思います。

具体的に思い出せない場合は、もしかしたら小さい頃親に否定されたのが原因かも、など考えられることを書いてください。

幼少期からそうだったと感じる場合は、まずほとんどが親との関係に原因があります。

後でここに書き出したことを元に記憶を無力化したりして信念を手放します。

2.本音や感情を吐き出す

あなたはおそらく今までいろんな嫌なことを体験したり、無理に自分を作ったり我慢をしたりして本音や感情を押し殺して生きてきたと思います。

無意識の中に様々な感情が溜まっている状態にあります。

無意識に「自分はどうせダメで価値がない嫌われる存在だ」という信念を持っていると、 劣等感などの苦痛の感情が湧いてくると思います。

でも表面でいつもそれを感じていると苦痛なので、無意識に押しやってできるだけ感じないようにするという自己防衛のメカニズムがあります。

しかし、感情はきちんと感じないと消化されず無意識の領域に残ってしまい、様々な悪影響を与えます。

このような様々な感情が溜まっていると、 例えば人前に出た時に、嫌われるのではないか変に思われるのではないかと、少しのことで感情が蘇ってきてびくびくおどおどしてしまったりします。

また、常に心が何か満たされず苦しい気持ちが湧いてくる、消えてしまいたいような死にたいような気持ちが湧いてくる、 ちょっとのことで無意識の感情が湧き上がってきて様々な苦痛の感情が湧いてくる、といったことになってしまいます。

溜め込んだ感情を全て開放して消化してしまいましょう。

紙と鉛筆を用意してください。

先ほどの質問で紙に書き出したことに関連することで、本音、言い分、感情を紙に書きなぐってください。

例:
何でみんな無視するんだ!誰も自分のことをわかってくれないどうしてなんだ!

どうせ自分など暗くてつまらない人間だ、どうせ自分といても楽しくないだろうし友達なんてできるわけないよな

どうせ友達なんか作ったって裏切られるだけだし、 みんなは自分のことしか考えていない、一人でいる方が気楽だよ

本当は気の合う友達が欲しい!寂しい、一人なのはもう嫌だ、不安だ、 友達がたくさんいる人が羨ましい自分もああなりたい

ひとりぼっちで孤独な寂しい人と思われたくない

今こうやって俺が友達ができず孤独なのは、あいつが俺のことをいじめたせいだ!全部あのクソ野郎のせいだ!あいつのせいで人生狂わされた!○ね!

どんな汚い言葉でも良いので、今まで我慢していたり見ないようにしていた感情や本音を感情を表す言葉などを使って書き出してください。

書き出しているうちに溜め込んでいた感情が表に出てきて、激しい感情が湧いてきて感情のままどんどん筆が進むのではないかと思います。

現時点で吐き出しきってスッキリしたなと感じてるまで行なってみましょう。スッキリしてもういいやという感じになったらそこで一旦終わりにしてください。

先ほどの質問と今回の感情を紙に書き出したことで、あなたがどんなことを信じてどんなことを感じていたのか本音が明らかになり自覚できたと思います。

3.信じ込みを淡々と自覚する

先ほどの質問で書き出したことと、感情を紙に書き殴った紙を、良い悪いとか何の評価もせずに淡々と第三者視点で眺めてみてください。

あーなるほど自分はこのように信じていて、 こう感じていたのか、と淡々と観るということをしてみてください。

自覚して受け入れると、信念が手放しやすい状態になります。

記憶を処置して信念を手放す

自覚したら、記憶を処置したり無力化して、持っている信念を手放します。

自分には友達ができない(信念)
なぜ?自分は無口で暗い性格だから(信念)
なぜ?小学校の頃にクラスで孤立してしまったから(記憶)

体験の記憶:小学校の頃にクラスで孤立してしまった
記憶に対する意味付け(信念):自分は無口で暗い性格だ、人から無視される、嫌われる
感情:劣等感、(人に対する)恐怖心、自己否定

まず一番最初に小学校の頃にクラスで孤立してしまったという体験があり
その記憶に、自分は無視されて嫌われる、そのせいで自分は無口で暗い性格になった
といった意味付けがされてしまっています。

これを何も処理されないまま持ち続けているから、人前に出るとビクビクして話せなくなってしまうのです。

この体験の記憶を ワークを使って

記憶の内容そのものを書き換える
記憶に対する意味付けを書き換える
記憶そのものを無力化する(記憶の影響をなくす)

ということを行っていきます。

すると、過去の記憶による影響がなくなっていきます。そこにくっついている信念も外れます。不快な感情も湧いてこなくなります。行動しようとしてもブレーキにならなくなります。

記憶を処置して無力化する方法はこちらの記事を参考にしておこなってください。

すると今度は肯定的な信念が受け入れやすい状態になっているので肯定的なプラスの信念を養っていきます。

無条件の自己肯定の信念を養う

あなたが友達にを作ることのブレーキになっていた過去の体験の記憶とその記憶に対する信念を解放したら今度はプラスの方にポジティブな信念を養っていきます。

どんな自分でも無条件で価値がある
そのままで自分は魅力的だ
そのままで自分は愛されて大切にされて良い

自分の価値を他人や何かに依存してしまうと、うまくいきません。

恋人や友達がいる自分は価値がある (恋人や友達がいないと価値がない)

失う恐怖から、無理に合わせたり、断れなかったり、気を使ったりします。
相手に愛情表現を要求したり、束縛したりしてしまいます。

恋人や友達を失ったら、また価値のない自分に戻ってしまうという恐怖があるからです。

どんな自分でも無条件で価値がある
そのままで自分は魅力的だ
そのままで自分は愛されて大切にされて良い

このような信念に書き換えてしまえば今度は、自分に自信ができ、
自分はそのままで価値があり魅力的だ、だから愛されて大切にされて良いと思い意識から思っているのですから、 自信を持って人と接することができるようになります。

友達がいてもいなくても、他人から愛されていても、愛されていなくても、自分の価値が下がることがないと信じているので、相手に嫌われる不安もなくなり、無理をしてまで相手に合わせたり、依存をすることがなくなります。

この状態が養われてくると、行動にブレーキがかからなくなってくるので、ここではじめて習い事をするとかサークルに参加してみるとかそういったことが無理せずにできるようになり活きてくるのです。

もちろん人間は初めての経験はなかなかうまくできないので、初めは少しずつ人と接する練習人のいる場に出たり練習をする必要がもあります。ブレーキが小さいのでスムーズにできるようになります。

そのままの自分で素晴らしいと信じているので、自信を持って自然体で人と接することができるようになります。他人もそんな自然体のあなたに対して魅力を感じて友達ができやすい状態になります。

条件の自己肯定が無意識に入っていると、人から愛されたり友達がいるかどうか人に評価されているかどうかに関係なく満たされた状態になります。

恐怖心や不安や寂しさや孤独感なども弱まりますので、孤独感を埋めるために無理に友達を作ろうと思わなくなります。

だから、もしあなたが一人でいるのが好きなタイプであれば、不安や孤独感などを感じなく普通に楽しく一人でいることを楽しめるようになります。

あなたが少人数の人と深い人間関係を築くのが素質であればそうなっていきますし、 たくさんの友達との関係を作るのがそれがあなたの自然な状態であればそうなっていきます。

本物の自己肯定感を養うにはこちらの記事を参考にしてください。

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