今回は、本当はもっと人と関わりたい、親密な関係になりたいのに人を避けてしまう、 人から避けられてしまうという人が、 自然に人と打ち解けられ、受け入れてくれる人に変化するための方法を解説します。
・人と接するのが苦手で親密になることができない
・本当は人と関わりたいのに、人を避けてしまう
・友達が欲しいのに友達ができない
・恋愛や結婚したいのにできない
・何もしていないのに無視される
・本音を隠したり自分のことを人に話さない
・どこに行っても孤立してしまう
・ 人の集まりが苦手
・人と一緒にいると疲れるので一人でいる事を好む
・人の目を気にして気を使って疲れてしまう
・目立つことをしたりリーダーシップをとることができない
・相手に好意を寄せられると気持ち悪く感じて拒絶してしまう
・自分から話しかけることができず話しかけられるのを待ってしまう
・学校や職場や人の集まりでいつもポツンと孤立してしまう
・喧嘩やトラブルになるのが怖くて親密になるのを最初から避けてしまう
・どうせ裏切られたり見捨てられるから最初から仲良くならない方がいいと感じる
・人に相談したり頼ることができない
人が怖くて人との関わり合いや言動を制限してしまうということです。このような特徴を持つ人のことを回避性パーソナリティ障害と呼ぶこともあります。
根っから一人でいるのが好きな人であれば問題ないですが、本当は人と関わりたいのにできないという状態だと、ダブルバインドと言ってとても苦しい精神状態です。
本当は人と関わりたい、人と親密になりたい、友達や恋人が欲しいのにできない、避けてしまうのには原因があります。
その原因を特定して解消していくことで、無理をしなくても自然と人と関われるようになり、人もあなたを受け入れてくれるようになって、自分と合う人と親密になれるようになっていきます。
この記事に書いてあることを実践することで、だんだん次のような人に変化していくことができます。
・素の自分で自然体で人と接することができるようになる
・人の目を気にせず自分のやりたいことや好きなことできるようになる
・自分のことや本音を言えるようになる
・一人でいる時のように気を使わずにいられる
・他人が自分を受け入れてくれるようになる
・他人が自分を大切にしてくれるようになる
・他人に媚びたり言いなりになったり自分をよく見せようと作ったりすることがなくなる
・相手と気が合わなくてもそれは単に気が合わなかったんだなと淡々と思えるようになる
・自分に合った距離感で人と接することができるようになる
あなたの人と関わりたいという気持ちがどこから来ているかをチェック
あなたが人と関わりたい気持ちがどこからきているかによって、あなたが人と関われない、人から避けられてしまう原因が分かります。
・一人でいることは恥ずかしいから
・孤独を感じたくないから
・一人だと満たされないから
・自分は誰からも愛されてないから
・友達がいないと自分は無価値だと感じるから
恐れや孤独感、 無価値観、劣等感、 愛情に対する渇望感など、何かを避けるため、満たされない気持ちを埋めるために人と関わりたいと行動してもうまくいきません。
あなたがこのように感じてしまうことに人とうまく関われない原因があります。
例えば、 孤独が嫌、一人でいるのは恥ずかしいから友達が欲しい、だと
嫌われないように自分を作ったり気を使って、嫌われたら一人になってしまうといつもビクビクしてしまいます。本当は嫌なのに断れなかったり言いなりになってしまいます。人付き合いに苦痛を感じて人と接するのが嫌になってしまいます。
相手からも「この人はいつも本音を隠してビクビクしていて壁がある感じがして付き合いづらいな」と感じられて距離を置かれてしまいます。
もしあなたが他人から
一人でいるのは恥ずかしいから友達になってくれませんか?
自分の存在価値を高めるために友達になってくれませんか?
私は愛に飢えているので私を受け入れて承認してくれませんか?
私は劣等感や孤独感を感じたくないので一緒にいてくれませんか?
と言われたら相手はどう思うでしょうか。
言葉に出さなくても相手に伝わってしまいます。
恐れながら相手に求める気持ちが無意識に言動に出てしまい、相手も疲れてめんどくさくなって距離を置かれてしまうのです。
・一人でいることは恥ずかしい
・自分は孤独だ、孤独を感じたくない
・自分は誰からも愛されていない
・友達がいない自分は無価値だ
・自分は無口でつまらない人間だ
・人は自分を受け入れてくれない、無視される
・人は裏切る、見捨てられる
あなたが 孤独になってしまったり人と関われない、人と親密になれないのはこのような信じ込みを持っているからなのです。
ではなぜあなたはこのように感じるようになってしまったのでしょうか。
人と関わりたいのに避けてしまう、避けられてしまう原因
あなたが人と関わりたいのに避けてしまう、友達や恋人ができない、人と仲良くなったり親密になれない原因はあなたが無意識に持ってしまっている信念に原因があります。
それは、次のような信念です。
・そのままの自分では無価値だ
・自分は嫌われる疎まれる存在だ
・自分は無口で暗くつまらない人間だ
・自分は何の魅力もない面白みもない人間だ
・自分は見捨てられる存在だ
・自分は無視される存在だ
・本音を言うと嫌われる、相手を怒らせる
このような信念を持っているから、人が怖い、人と関わると傷つく、気を使って苦痛を感じるのでそれが無意識に嫌で避けてしまうのです。
そしてこれらの信念を持っていることによる劣等感、愛情への渇望感、孤独感から 人との係わり合いを望むのでうまくいかないのです。
人間の脳は自分が無意識に信じて受け入れたことを、それが事実かどうかに関係なく命令として受け取ってそれを人生の中で体現しようとして働きだします。
どうせ自分は無価値で何の魅力もない人間だという信念が無意識に入っていると、 脳が無意識のうちに、無価値で何の魅力がない人として立ち振舞い言動させるように促します。
それは他人にも伝わり、他人からも無価値で魅力のない人間として扱われる使われることが多くなってしまうのです。
重要なのでもう一度いいますが、脳は事実かどうかに関係なく、無意識に入ったことを命令として受け取って、それを人生の中で体現します。
このような信念は生まれつきあなたが持っていたものではなく、過去の何かの体験によって信じてしまったものです。単に信じているから現象化し続けているだけなのです。
このような信念が作られる発端となった体験は、多くが幼少期の親との体験によるものです。
例えば、親が無口でいつも不機嫌で、遊んでとお願いしたり、はしゃいだりしたら、「うるさい!」と叱られた。
すると、自分は親から相手にされず疎まれる存在、自分は何の魅力もなく無価値な存在なのだと信じるようになってしまいます。
そして、他人と接した時にも自分の本音を出すと相手を怒らせてしまうと感じて、親密になるのを避けるようになってしまいます。
一見親との関係が良好に見えても幼少期の頃にショックを受けてそのまま癒されずに無意識下に残っていることもあります。
例えば、生まれてから最初はお母さんから可愛がられていたけど、しばらくして妹が生まれたら、お母さんが妹の世話につきっきりで自分には構ってくれなくなったとします。
あなたはお姉ちゃんなんだから一人でできるようになりなさいと放っておかれ、「自分は見捨てられたのだ」とショックを受けてしまうことがあります。
すると人と親密になってもどうせ見捨てられて傷つくから最初から親密にならない方がいいと人と親密になることを無意識に避けてしまいます。
小学校に入っても嫌われてしまうとビクビクオドオドしておとなしい子になってしまいます。
そして周囲の子と打ち解けられず孤立してしまい、自分は無視される、 何の存在価値もないつまらない人間なのだと信じるようになってしまいます。
あなたが人と打ち解けて人と楽しみたいと思っていても、ブレーキがかかってしまうのはこのような信念をそのまま手をつけずに持ち続けているからです。
人間の脳は過去の体験の記憶と、その時に感じた感情から、記憶に対して何かの意味づけをして記録しています。
体験の記憶:母親が妹の世話をつきっきりでしている
記憶に対する意味付け: 自分は見捨てられたのだ
想起される感情: 苦しさ、悲しみ、孤独感
信念:自分は見捨てられる、自分は愛されない、 存在価値がない
このように母親が妹の世話をしているという場面の映像の記憶に対して、 母親は自分を見捨てたのだ、 という意味づけをすると 辛い気持ちや悲しさや孤独感などの感情が湧き上がってきます。
大人になったあなたは、母親は自分を見捨てたわけではなくて妹が産まれたばかりだからつきっきりで世話をしていただけだと頭では理解していると思います。
しかし、幼少期のショックを受けた自分がそのままになっていると、頭ではわかっていても人と親密になろうとすると恐怖心が湧いてきて人を避けるようになってしまうのです。
事実かどうかに関わらず、信じて受け入れると脳はそれを真実として現象化させようとします。
そのような自分は見捨てられたのだ見捨てられる存在なのだ、 という信念を 外して別のものに書き換えて行きます。
実際に母親から見捨てられたわけじゃないのに見捨てられたと思い込んでいたように、逆に事実であっても信念を変えることは可能です。
脳にとっては信じて受け入れたことがその人の現実になるのです。
このようなことを行って 信じ込みを変えていくことで、
自分は見捨てられる、自分は愛されない、 存在価値がない、といった信念が外れます。
すると人と接する時の、自分は見捨てられるのでは同性存在価値が無いから嫌われるのではという恐怖心がなくなります。
自分は愛されない、 存在価値がないという信念がなくなれば、他人に愛情を求めたり、存在価値を高めたいという気持ちから人との交流を求めなくなるので人と対等な関係を築くことができるようになります。
このような信念を外したら今度はプラスの方向に信念を養ってきます。
自分は愛されない → そのままの自分で愛されても良い
存在価値がない → 自分には存在価値がある
自分は愛されない、 自分はダメだ、と信じているというのは自己否定、つまり自分自身を愛せていないということとイコールになります。
自分のことを自分はそのままで愛されてもいい、 自分は存在価値がある、 そのままで自分は素晴らしいと自分のことを認めてるようになると、他人からの好意や愛情を受け取っても良いと許可できるようになります。
ありのままの自分を認め素晴らしいと感じているから、 人の目を気にしたり人に嫌われないかという気持ちもなくなって、 ありのままの自分を他人の前でさらけ出して親密な関係になることができるようになるのです。
それでは、 あなたが無意識のうちに持ってしまってる信念を特定してそれを手放し、 新しい自己肯定の信念を養っていく方法について解説したいと思います。
自然と人に関われて親密になれる人になるためのワーク
どんな自分になってどんな人間関係を築きたいのかを宣言する
まずは現段階であなたが心から望む理想の状態を短い文章に書き出してそれを宣言します。
宣言したことは、 脳にとって命令となり、脳があなたが人と関われない原因となっているものをちゃんと自覚させてくれてそれを解消させてくれるように協力してくれるようになります。
詳細な理想の状態を明確にすることは、 次のワークを行ってあなたがある程度変化してきてからもう一度行いますがここでは現段階であなたがどんな人間関係を望み豚のような距離感でどんな人と関わりたいのかということを短文で書き出してください。
ここで書く宣言文は 何かを避けるためとか何かが欲しいとかそういった内容にはしないようにしてください。 避けたいことがある、欲しい=ないと信じていることになるからです。
愛して欲しい=愛されていません
友達がほしい=友達がいません
○○が嫌だから=嫌なことがある
と信じていることになるからです。
現段階では何々が欲しいと言う願望のような内容でも大丈夫ですが、もうすでにそれが得られる前提とした文章にしてください。
私は自分の気の合う人と打ち解けてお互い理解し合えて楽しめる人間関係を築きます。
お互いありのままを認め合える素敵な恋人を作ります。
書き出した宣言文は何度か断定するように声に出して読み上げてください。
自分が持っている信じ込みを洗い出す
自分が人と関われないことに対して、 どんな信じ込み思っているのか、 どんなことがきっかけでその信じ込みが作られたかということを洗い出します。
自覚していないことは変えることができないからです。
自己否定とか劣等感などの感情は感じていると苦痛なので感じないようにごまかしたりしないように抑圧してしまっていることが多いです。
一見すごく自信があるように見える人でも、 実はその裏に強い劣等感がありそれを感じないように、無理矢理「自分はすごいんだ!」と言い聞かせて誇示してるような人もいます。
そのような人は少し何か意見を言われたりすると、 劣等感による傷の痛みが表面に上がってきて、それをかき消すために猛烈に反論したりキレたりします。
このような人は絶対に自分が劣等感を持っていることを認めようとしないので変化させることができません。
あなたもそれを表に出すと苦痛を感じたり認めたくないということもあるかもしれませんが、自分が持っている信念や本音を正直に自覚することから始めます。
抑圧して表面は何も感じないようにしていても、 何かその感情を想起させるような出来事があるたびに苦痛が湧いてくるのでそれを避けるようになります。
それがあなたにとっては人との関わり合いを避けるということになっているのです。
そしてそれをまず最初はそれを自覚してそんな自分でも否定せずに認めてあげます。
今まで辛い思いをしてきた自分
本当は人と打ち解けたいのにそれが強いと恐れている自分
自分は存在価値がない自分など存在価値はないのだと感じてしまっている自分
自分のことをダメだと感じて認められない自分
いつも孤独で誰にも理解されなかった自分
そのような自分の気持ちや本音を認めてあげて共感してあげて寄り添ってあげることが、変化への第一歩となります。
自分が持っている本音、信念を洗い出す
次の質問に答えるように紙に書き出してください。
質問1.あなたはなぜ人と関わりたいのでしょうか?
質問2.なぜあなたは人と関わりたいのに関われないのでしょうか?
質問3.人と関わることで得られる、得たいと思うメリット、 避けられるデメリットと思っているデメリットを書き出してください。
・人と関わることで得たい、得られると思うこと
・人と関わることで避けたい、避けられると思うこと
質問4.人と関わらないでいることによるメリットや避けられるデメリットを書き出してください
・人と関わらないことで得たい、得られると思うこと
・人と関わらないことで避けたい、避けられると思うこと
質問5.質問3、4で書き出した各答えに対してそう感じた過去の体験、それを最初に感じた体験を思い出せる範囲でそれぞれ書き出してください。 もし具体的な体験が思い出せない場合は、いつ頃からそう感じるようになったのかを書き出してください。具体的な出来事が思い出せない場合は多くの場合が幼少期の両親との関係であることが多いです。
質問5.もしあなたが自分が気に入った人と人と親密になったらどんなことが起こると思いますか ?そして何を感じると思いますか?
質問6.もしあなたが一切人と関わらず孤独のままでいたらどんなことが起こると思いますか?そして何を感じますか?
質問7.あなたは自分自身をどのような人間だと思いますか?
性格、趣味、趣向能力、経歴、容姿など思いつくことをできるだけを書き出してください。
質問8.あなたの両親についてどう思いますか? どんな性格の人で、 自分との幼少期や今の関係など思ったことを書き出してください。
質問の答えがかぶるようなものもあるかもしれませんが、 あらゆる角度から信念を洗い出すためです。
感情や本音を紙に書き出す
紙と鉛筆を用意してください。 あなたが人と関われないことについて、自分や他人に思うこと、言い分、文句、愚痴、人と関われなって孤独になってしまったり傷ついてきた自分、つらかった、悲しかった、自分を愛してほしい、かまってほしい、甘えたい、 なぜ他人は自分を無視して受け入れないのだという気持ち。
誰かや周囲の人に対する批判や罵倒、恨み、嫉妬、 劣等感、他人や自分を責める気持ち、誰にも見せないのでどんなに汚い言葉でこんなことは書いてはいけないと制限せずに 本音を書き出してください。
これは今まであなたが我慢したりつらかったこと、誰にも言えなかったことなど感情を吐き出すと共に自分が持っていた感情や信念を自覚することができます。
書いてるうちに思い出した過去の出来事などがあったら先ほどの質問の欄に書き足してください。
本音を吐き出して自覚することで信念は外れやすくなります。
感情が出てくるのに任せて書くのは良いですがあまり無理に感情を込めて増幅させるようにはやらず、出てくるままに淡々と書き出してください。
落ち着いたら、自分は本当はこんなことを感じていてこんなことを思っていたのだということを自覚したら水に濡らしてぐちゃぐちゃに破いて丸めて読めないようにして捨ててください。
何かフラストレーションや辛い気持ちや感情が湧き上がってきたらまた書き出しても構いません。
感情は表現せずに我慢すると心の中に残ってストレスになっていずれ爆発するので、 溜め込まずにどんどん吐き出してしまいましょう。
信念を外し書き換えるワーク
自分が持っている 人との関わり合いを避けてしまう原因となっている信念を洗い出したら次はその信念を外して行きます。
どうせ仲良くなっても、裏切られたり他の人に取られたり見捨てられて傷つくのだから最初から仲良くなんてならない方がいい
最初に自分は見捨てられたと感じた体験が、 小さい頃に母親から可愛がられていたのに妹が生まれた途端急に構ってくれなくなって妹ばかりを可愛がるようになった
という体験がきっかけだったとします。
体験の記憶:母親がつきっきりで妹の世話をしている
記憶に対する意味付け:自分は母親から見捨てられた、妹に母親を奪われた
想起される感情:悲しみ、寂しさ、孤独感
信念:自分は見捨てられる、自分は愛されない、 存在価値がない
大人になったあなたは自分が母親に見捨てられたわけではないと理解していても、無意識にこのような信じ込みが残っていると、人と親密になろうとすると、また見捨てられて傷つくのは嫌だと恐怖心が湧き上がってきて人を避けてしまうのです。
心理ワークを使ってその幼少期の自分を優しくあなたは愛されてないわけじゃないのだよに捨てられたわけでもないのだよということをやさしく教えてあげます。
すると自分は見捨てられるとか裏切られるという信念が外れるので、恐怖心がなくなり、 見捨てられるような自分は無価値で愛されない存在なのだという信念も外れていきます。
実際に体験したことでも、その記憶に対する意味付けや解釈を変えることで信念は外れていきます。
記憶の内容を書き換えたり意味づけを変えたり無力化して信念を外していくワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。
あなたは今までその信念を持ち続けて何十年も生きてきたためにその信念が原因による嫌な体験をたくさんしてきているという人もいるでしょう。
そ人によっては回数がかかったり、 なんとか信念が復活しては少しずつ自分に新しい信念を受け付けていくことで徐々に変わっていく人もいます。
今まで人と関わる事に対するブレーキになってしまっている 信念を 解放したら今度はプラスの方向に信念を養っていきます。
今までは自分は見捨てられる存在だ→自分は人とお互い認め合って お互い尊重し合うことができる
ありのままの自分では嫌われてしまう→ありのままの自分は素晴らしい存在だ
自分には存在価値などない→自分はそのままでも存在価値がある
このような信念に作り変えていきます。
今まではこのような自己否定の信念をずっと持ち続けてきたのでそれが性格と思い込んでいて変えられるわけないと思うかも、 信念はいつでも大人になっても帰ることが可能です。
自分はありのままで素晴らしい存在だと無意識から思えていれば、 、自信があるので他人に素の自分を出して他人と打ち解けることができるようになります。
仮にあなたと会わなくて受け入れてもらえなかったとしても自分で自分の価値を認めているのでその人はただ自分と合わなかっただけなんだなぁ、 思うだけで 傷つくことが無くなります。
自己肯定の信念を養う
自己否定の信念を外して、自己肯定ができるようになってくると、
ありのままの自分は魅力的で素晴らしい価値がある存在だ、と無意識の自信が育まれます。
人間の脳は自分が持っている信じ込みを体現するようなに働き出します。
だから、 ありのままの自分は魅力的で素晴らしい存在だと無意識に植え付けられると、 あなたなのはそれを人生の中でそれを体現しようと働きだします。
・自然と人と打ち解けられるようになる
・人に気を使わなくなって素の自分を出せるようになる
・人から嫌われたとしてもその人とは単に合わなかっただけだと思えるようになる
・あなたに魅力を感じて寄ってくる
・人から好かれるようになる
・あなたを大切にしてくれる人がと縁ができる
・あなたの気があったりあなたの距離感で人と付き合うことができる
・お互いの素を受け入れて対等な関係を築くことができる
自分の存在価値を認めて自分の無条件で素の自分を愛せるようになると他人からもそれを受け取ってよいと許可できるようになります。
ずっと何十年も自己否定が強かった人はいきなりあなたは素晴らしく価値があるという信念を持とうとしてもなかなか受け入れられなかったりします。
今までずっと人と関わりたいと思ってうまく関われることができず人も周囲と打ち解けることができずつらい思いをしてきた自分を
最初は自分を責めてしまっても
自分が嫌いでも
自己否定があっても
自分は無価値で愛されない存在だと思ってしまっていて
愛情を他人からの愛情を求めてしまっても
誰かに甘えたいと思っても
他人の好意を拒絶してしまう自分も
孤独で一人ぼっちでいることを恥ずかしく感じてしまう自分も
それを認めてその気持ちも認めてその気持ちも今の自分はそれは仕方ないことなのだ今の自分は今の自分の本音を認めてあげます。
そう感じてしまうのも仕方ないよ
今までつらかったね、 悲しかったね、 苦しかったね
そう思ってしまう貴方でも大丈夫だよ
辛くて泣いていていじけてしまっている子供に対して寄り添うように愛情をもって寄り添うような気持ちで自分自身に寄り添ってください。
今あなたがどんなに自己否定が強くて劣等感があってネガティブでだめだと感じた目で恥ずかしいと感じていたとしてもそんな自分でも認めてあげてください。
そんな自分を認めたくないと抵抗してしまう自分でもまあそれも仕方ないよねと認めてあげます。
そうすることで自己肯定がだんだんできるようになってきます。
本物の自己肯定感を養っていくためのワークはこちらの記事を参考に実践してください。
理想の人間関係を明確にしてイメージする
今までは人との関わりを拒絶してきたり、 人の目が気になったり人前に出るのが嫌で自分がやりたいことを我慢したり、孤独を埋めたいから、一人なのは恥ずかしいからといった、本音ではない、 自分にないものを得たい、 何かを避けたいという気持ちから人間関係を望んでいたという人もいるでしょう。
だから本当に自分が望んでいる理想の人間関係というものが明確になっていない人が多いです。
脳は明確にしないと動き出さないです。
足りないものを埋めるためや何かを避けるためではなく、あなたが心から望む理想の人間関係を明確にして紙に書き出してください。
・友達は何人ぐらい欲しいのか
・その友達とどのような距離感でどのような関係を築きたいのか
・その友達とどんなことをしたいのか
・親友が欲しいのか
・職場の人とどんな人間関係を築きたいのか
・趣味のコミュニティに参加したり仲間を作りたい
・人の意見は関係なく自分がやりたいことや好きなことをしたい
・お互い心から愛し合ってお互いを尊重できてお互い成長し合える恋人が欲しい
・このような人と結婚してこのような家庭を築きたい
・人の集まりに行って初対面の人とも普通に話せるようになりたい
「無価値感を埋めるために恋人がほしい」ではなく「自分はありのままで価値があり素晴らしいのだから素敵な恋人と恋愛を楽しんで良いのだ」というポジティブな面から文章を書き出してください。
箇条書きでも文章でも良いので書き出してください。
理想の自分に既に変化したとして書き出してください。
あなたはこれからもどんどん変化していくので、内容も変わっていくとおもいますので、内容をアップデートしても構いません。
文章でなくてその状態を絵で書いても構いません。 絵は上手い下手は関係ありません。
これからのあなたの素晴らしい人生にワクワクして楽しみながら書いてみてください。
最初は不安な気持ちやこんなことできるかどうかという自信がなかったり、抵抗がでてくるかもしれませんが、それでも自分が心からしたいと思うことを書き出してください。
脳はそれを実現しようとして働きだします。
実際の行動に移す
ブレーキになっていた信念を外して、肯定的な信念をある程度養って自信ができてきたら自然と行動も起こってきます。
でも、今までの習慣になっていたことを変えるので、無理をしない範囲で意識的に行動に起こすことも大切です。
人は今まで経験していないことや今までうまくいかなかったことを行動に移すのは不安や不安があり勇気がいるものです。
もちろん鞭を打って無理矢理やるのではなく、あなたが出来る範囲でこうなりたいこうしたいという気持ちが湧いてくる範囲内で出来る事を行いましょう。
これまでに解説したワークを行って信念が外れて変わってくると、今までのブレーキがかかっていたあなたに比べて、 人と関わりやすくなってると思いますし相手も自然体なあなたに受け入れてくれたり好意をもってくれる可能性が高くなっています。
無理をする必要がありませんが少し抵抗があり、ストレスがかかるくらいの事はやった方が変化が起こりやすいです。
筋トレも負荷をかけないと意味がないのと一緒です。
だからといってやる気がないのに無理をする必要はありません。
人に道を聞いてみる
服屋に入って店員さんに話しかけられたら少し話してみる
コンビニの店員さんにお釣りをもらうときに会釈をしてみる
人の集まりに参加してみる
ネットでの交流でも構いません。
気になった人のSNSにコメントをしてみる
自分が何かSNSを始めてみる
どんな小さなことでも自分のできる範囲で自分のペースで行いましょう。
どんな小さなことでも行動できたら自分を褒めて喜びましょう。
できなかったとしても、仮に失敗してしまったとしても今までこんな状態だったんだからしょうがないというように自分をいたわってください。
できない自分でも、 責めずにそんな自分も受け入れて認めてあげましょう。どうしても責めたりいじけてしまう時は、それも否定せずに、今はしょうがないよと認めてあげてください。
そうやって自分のことを受け入れられるようになると、 他人もあなたのことをありのままのあなたのことを受け入れてくれるようになってきます。