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自分から話しかけられない原因を解消して自分から話しかける人になる方法

以前僕は、自分から人に話しかけることが全くできませんでした。何十年も生きてきて、初対面やあまり知らない人に自分から話しかけた記憶がありません。

学生の時は新学期に話しかけることができず、周囲にどんどん仲良しグループが出来ていき、孤立してしまったこともあります。

それが今では一人で初対面同士が集まる場所に出かけても自分から話しかけることができるようになりました。

その経験から、人に話しかけることができない根本原因を解消して、自分から話しかけられるようになる方法についてお伝えします。

目次

自分から話しかけることができない原因

自分から話しかけられない原因1:メンタルブロックがある

メンタルブロックとは行動の制限になるような無意識下の信じ込みのことです。

自分は嫌われているのではないか
話かけても否定、拒絶、無視されるのではないか
話しかけるな、ウザい、面倒だと思われるのではないか
変に思われるのではないか
不機嫌にさせたり怒らせてしまうではないか
自分は無口で暗いつまらない人間だ

無意識にこのような思い込みが入っていると、人に話しかけようとするとブレーキがかかってしまいます。

これを対人恐怖や社交不安などとも呼びます。

メンタルブロックは過去の体験によって無意識に入ってしまった信念(洗脳)です。

話しかけることができない原因のほとんどがメンタルブロックにあります。

後述する心理ワークでメンタルブロックを解消することで「ウザがられるのでは」「拒絶されるのでは」という不安や恐怖が湧いてこなくなるので、話しかけることへの抵抗感がなくなります。

自分から話しかけられない原因2:会話のスキル不足

これは単純に会話が苦手なため、何を話していいのかわからずに話しかけることができないということです。

会話が苦手であれば、沈黙の気まずい空気を恐れて話しかけるのを躊躇してしまいます。

今まであまり会話をしてこなかった人は脳の会話を司る部分が衰えてしまっているために、スラスラ言葉が出てこなかったり、話しかけてもすぐに会話が途切れてしまいます。

会話が苦手なのは、やったことがないスポーツができないのと一緒です。なので基礎から反復練習をする必要があります。

僕も一人で十分に練習を積んだので、初対面の場に出向いた時に自然と話しかけることができるようになりました。

話しかける最初の挨拶だけを、実際に話しかける口調や表情で繰り返し声に出して練習したりしました。

最初の入りが一番緊張するし、相手の印象が決まるため重要だからです。

最初の話しかける一言と、序盤の会話の流れ、一般的な会話のパターンを反射的にできるようになるまで繰り返し練習します。

繰り返し練習していると本番でも自然と言葉が出くるようになります。

自分から話しかけられる人に変化するワーク

メンタルブロックを解消する

まずは人に話しかける心理的なブレーキになってしまうメンタルブロックを特定して心理ワークで解消します。

まずは自分にどのようなメンタルブロックがあるのかを洗い出します。

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはなぜ自分から人に話しかけることができないと思いますか?その理由を書き出してください。

質問2.自分から話しかけようとするとどんな思い、感情、感覚が湧いてきますか?

質問3.質問2で書き出した各答えに対して、なぜそのように思ったり感じるのですか?

質問4.質問2、3で書き出した内容に対していつ頃からそのような思いや感覚がありましたか?またどんな体験がきっかけでそのように思うようになりましたか覚えている範囲で書き出してください。

質問5.もし自分から話しかけたとしたらどのようなことが起こると思っていますか?

メンタルブロックを解消するワーク

先ほど質問に答えた内容からあなたにどんなメンタルブロックがあるのかがだいたい洗い出されたと思います。

これをもとに心理ワークを用いてメンタルブロックを解消していきます。

メンタルブロックの解消ワークは一人でできるものをいくつか紹介します。

広く浅く解消していくものとトラウマのようなものを一気に解消する方法があります。

メンタルブロックの解消ワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。

自分から話しかける練習をしておく

最初の話しかける一言と、序盤の会話の流れ、一般的な会話のパターンを反射的にできるようになるまで繰り返し練習しておきます

特に自分から話しかける最初の一言は一番緊張する場面なので繰り返し練習しておきます。

僕は、最初の一言は挨拶+場面共有or相手の話題で話しかけることがほとんどです。

画面共有とは、天気や今いる場所などお互いが共有しているものの話題です。

相手の話題は、どこから来たか、ここに来るのは初めてかとか、相手の持ち物や服装など相手についての話題です。

どちらも会話としては当たり障りがないもので、相手が分かる話題なので返答しやすいという特徴があります。

この最初の一言を口調、言い方、抑揚、表情も含めて何十回も何百回も反射的に出てくるようになるまで練習しておきます。

まずは挨拶から。僕は初対面の人に話しかける場合、相手の方を見て笑顔で「こんにちは!」と話しかけることが多いです。

いきなり何かの話題で話しかけるのは敷居が高いですが、「こんにちは」と言うと相手が反応してくれるのでそのまま話が続けやすいです。

「すいません」だと何か事務的な感じになるので「こんにちは」にしています。

「すいません+何か(時間など)を聞く」でも良いと思いますが、相手もただ聞かれただけと思われて、その後に雑談につなげる技術がないと会話が終わってしまいます。

僕は「こんにちは+場面共有or相手の話題」で話しかけます。

例えば

「こんにちは!今日は暑いですね(場面共有の話題)」
「こんにちは!ここに参加するのは初めてですか?(相手の話題)」

などです。

慣れてきたら

「こんにちは!その靴かっこいいですね。どこのですか?」

と少し踏み込んだ話題から入ることもあります。「その靴かっこいいですね。どこのですか?」と”こんにちは”を省略することもあります

笑顔で「こんにちは!今日はどちらから来たんですか?」と実際に声に出して練習をします。

僕はYouTubeとかでお手本にしたい人の話し方を、声の出し方や表情、言い方、口調、イントネーションなどを真似て練習しました。

YouTubeに街を行く人に「こんにちは!〇〇〇〇~」と話しかける動画があったので参考にしてそっくり真似をしたりしました。

練習は家事をしながらとかでもできるので、体得するまで習慣にしてしまいましょう。

ハキハキと通る声の方が相手への印象がよくなるので、練習前や人と話す前に簡単な発声練習を1~2分するのもよいです。

簡単な発声練習を書いておきます。

・真上を向いて「おーい!」を5回
・舌を口の外に出しながら「こんにちは」「おはようございます」など適当な言葉を言うを5回
・ドギーブレス(横隔膜(肋骨の下あたり)に両手を置いて、横隔膜に力を入れながら、犬の呼吸のように「はっ!はっ!はっ!」強く速く息を吐き出す)を5回×5セット

練習前や人と話す前、人とあまり話さない日は衰えさせないように1日1回これを行いましょう。喉が開いて通る声が出るようになります。

練習して一般的な会話のスキルを身につける

会話が苦手な人は一人で会話の練習をして会話をスキルとして身につけておきましょう。

会話もスポーツや楽器などと同じようにある程度は繰り返し練習しないと身につきません。

いきなり人との会話でやろうとしても緊張してできないし、場数も練習量もこなせないので一人で練習します。

一人でいる時に会話のスキルアップの練習と会話の脳を活性化するトレーニングを行っておきます。

そうすることで会話中にアドリブで話すことがスラスラと出てくるようになります。

一人でできる会話の練習方法についてはこちらの記事を参考に練習してください。

一人で練習を積んだら少しずつ実践に移していこう

一人で練習を積んだら、初対面の人や話しかけたことがない人に話しかけてみましょう。

最初は挨拶だけでもかまいません。

話しかけて相手から反応があることを認識することで、話しかけても大丈夫という安心感や自信が育まれます。

あなたがそうであるように、意外とみんな相手から話しからけるのを待っていたりするものです。

僕が話しかけた初対面の人に後から

一人で来ていたので話しかけてくれて嬉しかった
話しかけてくれたおかげで緊張がほぐれた

など言われたことがあります。それが自信に繋がります。

話すタイミングは、近くにいる話しかけやすそうな相手に、「こんにちは」プラス何か一言(画面共有or相手の話題)で何か一言を考えて発しましょう。

とにかく相手の方を見て笑顔で「こんにちは!」と言ってしまうことが大切です。

相手の方を見ると、相手も話しかけてくるんじゃないかと反応することがあります。そのタイミングがチャンスです。

そこを逃すと話しかけづらくなってしまいます。

練習通りに「こんにちは!+最初の一言」を言ってしまえば、あとは自然と会話が始まります。

そうやって話しかていると意外とみんな話してくれるということが分かって自信がつき、普通にできるようになります。

あなたもそうであるように、相手も話しかけてもらえると嬉しいと感じることが多い、これを念頭に置いておきましょう。

話しかけられたということは、受け入れてもらえた、認めてもらえた、話しやすそうと思ってもらえたなど、好印象に思ってもらえたということは確実だからです。

話しにくそう、気難しそう、怖そうな人には話しかけないですもんね。

あまり話してくれなかったりそっけなくても、相手も緊張していたり会話が苦手だったり、壁を作ってしまっているだけということもあります。

あなたもそんなつもりはないのに緊張していてそっけなくしてしまった経験あると思います。

こちらから話しかけてもみんながみんな反応が良かったり、会話が続いたり、仲良くなるというわけでもありません。中には相性が合わなかったり、相手にあまり話す気がない場合もあります。

いろんな人がいるので相手次第なところもあるので、それは気にせずに続けていきましょう。

その中から話が合ったり、気が合ったりして仲良くなる人も出てきます。

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