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自分から話しかけられない原因を解消して自分から話しかける人になる方法

以前僕は、自分から人に話しかけることが全くできませんでした。

30年近く初対面やあまり知らない人、仲の良い人以外に自分から話しかけた記憶がありません。

思えば友達や知り合いになった人は、すべて相手から話しかけてたり誰かに紹介してもらったなどがきっかけです。

特に初対面の人同士が集まる場所が苦手で、話しかけようとするものの言葉が詰まって話しかけることができませんでした。

なので誰かが話しかけてくれないと、孤立してしまっていました。どんどん二組やグループが出来ていき余計に輪に入れなくなり、無言で一人でポツン。

それが今では初対面の場所に一人で出かけても自分から話しかけることができるようになりました。

その経験から、人に話しかけることができない根本原因を解消して人に自分から人に話しかけることができる人に変化する方法をお伝えします。

目次

自分から話しかけることができない原因

自分から話しかけられない原因1:メンタルブロックがある

メンタルブロックとは行動の制限になるような無意識下の信じ込みのことです。

自分は嫌われているのではないか
話かけても否定、拒絶、無視されるのではないか
話しかけるな、ウザいと思われるのではないか
変に思われるのではないか
不機嫌にさせたり怒らせてしまうではないか
自分は無口で暗いつまらない人間だ

無意識にこのような思い込みが入っていると、人に話しかけようとすると「ウザがられるのでは、変に思われるのでは」と強く感じて話しかけることにブレーキがかかってしまいます。

つまり対人恐怖とか社交不安の状態です。

メンタルブロックは過去の体験によって作られたものです。

後述する心理ワークでメンタルブロックを解消することで、話しかけようとした時に「ウザがられるのでは、変に思われるのでは」と言った恐怖心が湧いてこなくなります。

話しかけることに過剰なブレーキがかかっている自覚がある人は取り組んでみてください。

もちろん、最初は今までやったことないことをやるので多少緊張はしますが、恐怖心による過剰なブレーキがかからなくなるのでスムーズに話しかけやすくなります。

自分から話しかけられない原因2:会話のスキル不足

これは単純に会話のスキルが身についていないため、何を話していいのかわからずに話しかけることができないということです。

今まで会話が苦手であまりしてこなかった人は会話がスキルとして身についていません。

また、脳の会話を司る部分が衰えてしまっているために、言葉が出てこなかったり、話しかけてもすぐに会話が途切れてしまいます。

今まで苦手でやってこなかったのですからできないのは当然のことです。

あなたに能力がないのではなくやってこなかったからできないだけです。

例えばピアノが弾けないのと全く同じ状態です。

多くの人が書籍やネットなどで少し会話を学んだだけで本番に臨みます。

ピアノを弾いたことがない人が少し書籍やネットで勉強したぐらいでいきなり本番の舞台に上がって弾けるでしょうか。

会話も同じで十分に練習をしないままいきなり人に話しかけようとしても無理というものです。

会話も他のことと同じように一人で反射的にできるようになるまで繰り返し反復練習することで、自然と人に話しかけるということができるようになります。

僕自身も一人で十分に練習を積んだので、初対面の場に出向いた時に自然と話しかけることができるようになりました。

話しかける最初の挨拶だけでも、実際に話しかける口調や抑揚や表情で声に出して繰り返し練習しました。

繰り返し練習でやっていたことなので本番でも反射的に言葉が出てきます。

逆に一人で練習でできないことが本番でできるはずがありません。

最初の一言を話しかける練習を反射的にできるようになるまで繰り返し練習します。

また基本的な盛り上がる会話の流れやスキルを自然にできるように一人で練習しておきます。

練習をしたこと同士が繋がって、アドリブも含めながらスラスラと言葉が出てくるようになります。

自分から話しかけられるようになるには

  • メンタル的なブレーキを外しておくこと
  • 会話を一人で発声練習してスキルとして身につけておくこと

が重要です。

自分から話しかけられる人に変化するワーク

メンタルブロックを解消する

まずは人に話しかける心理的なブレーキになってしまうメンタルブロックを特定して心理ワークで解消します。

まずは自分にどのようなメンタルブロックがあるのかを洗い出します。

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはなぜ自分から人に話しかけることができないと思いますか?その理由を書き出してください。

質問2.自分から話しかけようとするとどんな思い、感情、感覚が湧いてきますか?

質問3.質問2で書き出した各答えに対して、なぜそのように思ったり感じるのですか?

質問4.質問2、3で書き出した内容に対していつ頃からそのような思いや感覚がありましたか?またどんな体験がきっかけでそのように思うようになりましたか覚えている範囲で書き出してください。

質問5.もし自分から話しかけたとしたらどのようなことが起こると思っていますか?

メンタルブロックを解消するワーク

先ほど質問に答えた内容からあなたにどんなメンタルブロックがあるのかがだいたい洗い出されたと思います。

これをもとに心理ワークを用いてメンタルブロックを解消していきます。

メンタルブロックの解消ワークは一人でできるものをいくつか紹介します。

広く浅く解消していくものとトラウマのようなものを一気に解消する方法があります。

メンタルブロックの解消ワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。

一人で自分から話しかける練習をしておく

自分から話しかける最初の一言は一番緊張する場面なので繰り返し練習しておきます。

僕自身も最初の一言を繰り返し練習していたから、人前で自然と最初の言葉が出てくるようになったのです。

僕は、最初の一言は挨拶+場面共有or相手の話題で話しかけることがほとんどです。

画面共有とは、天気や今いる場所などお互いが共有しているものの話題です。

相手の話題は、どこから来たか、ここに来るのは初めてかとか相手の話題です。

会話としては当たり障りがないもので、相手がわかる話題なので相手も返答しやすいという特徴があります。

この最初の一言を口調、言い方、声の大きさや質、抑揚、表情も含めて何十回も何百回も反射的に出てくるようになるまで練習しておきます。

まずは挨拶から。僕は初対面の人に話しかける場合、相手の方を見て笑顔で「こんにちは!」と話しかけることが多いです。

いきなり何かの話題で話しかけるのは敷居が高いですが、「こんにちは」と言うと相手が反応してくれるのでそのまま話が続けやすいです。

「すいません」だと何か事務的な感じになるので「こんにちは」にしています。

「こんにちは+場面共有or相手の話題」で話しかけます。

例えば

「こんにちは!今日は暑いですね(場面共有の話題)」
「こんにちは!ここに参加するのは初めてですか?(相手の話題)」

などです。

慣れてきたら

「こんにちは!その靴かっこいいですね。どこのですか?」

と少し踏み込んだ話題から入ることもあります。「その靴かっこいいですね。どこのですか?」と”こんにちは”を省略することもあります

相手の話題は、当たり障りないものか相手を観察して探します。

笑顔で「こんにちは!今日はどちらから来たんですか?」と実際に声に出して練習をします。

僕はYouTubeとかでお手本になる人の会話を真似して声の出し方や表情、言い方、口調、イントネーションなどもそっくり真似して練習しました。

YouTubeに街を行く人に「こんにちは!〇〇〇〇~」と話しかける動画があったので参考にしてそっくり真似をしました。

やっぱり上手い人が実際に初対面の人に話しかけている動画を見て真似をするととても参考になります。

例えばYouTubeの動画に

「こんにちは!今日はどちらから来たんですか?」

とあったら、これを繰り返し再生しながら声に出して練習します。

練習は家事をしながらとか何かをしながらでもできるので、体得するまで習慣にしてしまいましょう。

通る声の方が相手への印象がよくなるので、練習前に簡単な発声練習を1~2分するのもよいです。

真上を向いて「おーい!」を5回
舌を口の外に突き出しながら「こんにちは」「おはようございます」など適当な言葉を言うを5回
ドギーブレス(横隔膜(肋骨の下あたり)に両手を置いて、横隔膜に力を入れながら、犬の呼吸のように「はっ!はっ!はっ!」強く速く息を吐き出す)を5回×5回

練習前や人と話す前、1日1回これを行いましょう。喉が開いて通る声が出るようになります。

練習して会話のスキルを身につける

会話が苦手な人は一人で会話の練習をして会話をスキルとして身につけておきましょう。

会話もスポーツや楽器などと同じようにある程度は繰り返し練習しないと身につきません。

いきなり人との会話でやろうとしても緊張してできないし、場数も練習量もこなせないので一人で練習します。

一人でいる時に会話のスキルアップの練習と会話の脳を活性化するトレーニングを行っておきます。

そうすることで会話中にアドリブで話すことがスラスラと出てくるようになります。

一人でできる会話の練習方法についてはこちらの記事を参考に練習してください。

一人で練習を積んだら少しずつ実践に移していこう

一人で練習を積んだら初対面の人や自分から話しかけたことがない人に自分から話しかける練習をしてみましょう。

最初は挨拶だけでもかまいません。

あなたがそうであるように、意外とみんな相手から話しからけるのを待っていたりするものです。

僕が話しかけた初対面の人に後から

一人で来ていたので話しかけてくれて嬉しかった
話しかけてくれたおかげで緊張がほぐれた

など言われたことがあります。

話すタイミングは、近くにいる話しかけやすそうな相手に、「こんにちは」プラス何か一言(画面共有or相手の話題)で何か一言を考えて発しましょう。

とにかく相手の方を見て笑顔で「こんにちは!」と言ってしまうことが大切です。

相手の方を見ると、相手も話しかけてくるんじゃないかと反応したりすると思います。そのタイミングがチャンスです。

とにかく相手の顔を見て練習通りに「こんにちは!+最初の一言」を言ってしまえば、あとは自然と会話が始まります。

そうやって話しかていると意外とみんな話してくれるということが分かって自信がつき、普通にできるようになります。

あなたもそうであるように、相手も話しかけてもらえると嬉しいと感じることが多い、これを念頭に置いておきましょう。

話しかけられたということは、受け入れてもらえた、認めてもらえた、話しやすそうと思ってもらえたなど好印象に思ってもらえたということは確実だからです。

話しにくそう、怖そうな人には話しかけないですもんね。

あまり話してくれなかったりそっけなくても、相手も緊張していたり会話が苦手だったり、壁を作ってしまっているだけということもあります。

あなたもそんなつもりはないのに緊張していてそっけなくしてしまった経験あると思います。

それから、こちらから話しかけてもみんながみんな会話が続いたり、盛り上がったり、仲良くなるというわけでもありません。中には相性が合わなかったり、相手にあまり話す気がない場合もあります。

いろんな人がいるので相手次第なところもあるので、それは気にせずに続けていきましょう。

その中から話が合ったり、気が合ったりして仲良くなる人も出てきます。

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