MENU

悪口を言われる原因と、悪口を気にしない人に変化するワーク

今回は、悪口を言われやすい原因と、原因を解消してだんだん他人の言葉で傷つかない人になっていく方法について解説します。

最近よくある教えとして、悪口を言う人に近づくな、すぐに逃げなさい、というものがあります。

これは一時的には有効かもしれないですが、相手が悪いで終わらせてしまうので、原因がそのままになり根本的な解決にならないことが多いです。

もちろん悪口を言う人が悪いのですが、悪口を言われやすい人と言われにくい人がいます。

・どこに行っても人から悪口を言われることが多い
・他人のなんでもない言葉を悪口と受け取ってすぐ傷ついてしまう
・周囲に悪口を言う人が多い
・悪口を言う人や悪口を言う人が多い場所から離れられない

これには原因があります。もちろん悪口を言う相手が悪いですが、自分の中の原因をそのままにしていると、悪口を言う人を呼び寄せたり、ターゲットにされたり、悪口を言う人が多い場所から離れられなくなってしまうのです。

これから解説することを実践していくことで

・悪口を言われることが少なくなっていく
・悪口を言う人があなたの周囲から去っていく
・悪口を言う人や環境から離れられるようになる
・悪口を言う人からターゲットにされにくくなる

・悪口を言う人と縁が出来にくくなる
・他人の言葉で傷つくことが少なくなる
・傷ついても、度合いが小さく後に引かずすぐに立ち直れるようになる
・他人の言葉が気にならなくなる
・今までは悪口と感じていたことを悪口と感じなくなる
・自然と他人の悪口や批判を言いたいという気持ちがなくなる

と言ったようにあなた自身やあなたの人生が変化していき、生きるのがどんどん楽になっていきます。

・素晴らしい人が寄ってくる
・あなたを大切にしてくれる人が寄ってくる
・お互いを受け入れあって対等な人間関係を築けるようになる
・人の目を気にせず自分の好きなことをできるようになる

といったようになっていきます。

他人の言葉で傷ついたりイラッとしたりショックを受けたとしたらそれはあなたの中の原因に気づき解消するチャンスです。

解消してしまえば嫌な気持ちになることが少なくなっていき、嫌な人や出来事が減っていきます。

目次

なぜ悪口や他人の言葉で傷つくのか?

なぜ悪口や他人の言葉で腹が立ったり傷付くのでしょうか?

人は、ある言葉を聞いた時に、自分で「馬鹿にされた」「見下された、蔑ろにされた」と認定した時に嫌な気持ちになったり傷つきます。

あなたがそう認定しなければ傷付くことはありません。

その実例をいくつか挙げましょう。

「バカ」という言葉があります。

他人から面と向かって「バーカ」と言われたらムカついて腹が立つと思います。

これが、外国人からあなたの知らない言葉でバカと言われたらどうでしょう?意味が分からないので全く傷つかないと思います。

その外国人があなたを心から馬鹿にして言っているのにも関わらずです。

なぜ傷つかないかと言うと、あなたが「自分は馬鹿にされた」と認定していないからです。

その国の言葉を知ってる人が「今あの人はあなたのことをバカだと言ったよ」あなたに伝えたとします。するとあなたは、自分はバカにされたと信じて受け入れたことで不快な気持ちになると思います。

でも実は、 その外国人はあなたに「あなたは素敵な人ですね」と言っていたのです。伝えた人が言葉の意味を間違って覚えていて「あなたはバカですね」と言ってるよと言ったのです。

あなたは褒められているのに、バカにされたと認定して信じたことで不快になっていたのです。

このように、他人の言葉は関係なく、自分は馬鹿にされたと自分で認定した時に腹が立ったり傷ついたりするのです。

もう一つ例をあげます。

あなたの友達が突然あなたに向かって「あなたは当にひどい人だ、もう二度と顔も見たくない」と言ってきたとします。あなたはショックを受けて傷つくと思います。

実はこれドッキリだったのです。後でドッキリだということを告げられたら嫌な気持ちがスーッと引いて安心すると思います。ドッキリをされたことに対して腹が立つ人はいるかもしれませんが「ひどい人ね」と言われたことに対しては何とも思わなくなると思います。

次は、 同じように友達が「あなたはひどい人ね」と言ってきますが、事前に別の友人から「あの人が今からあなたのことを悪く言ってくるけどあれはドッキリだからね」と伝えられていたとしたらどうでしょう?

友達があなたのことを悪く言ってきても「演技が上手いなぁ」とか心の中で笑っていられると思います。

実はこれドッキリではなかったのです。別の友達があなたを傷つけまいとしてあればドッキリだからねと嘘をついていたのです。

前者は本気で言われていないのに傷ついた
後者は本気で言われているのに傷付かなかった

このように、あなたにも他人の言葉で傷つかず、心が穏やかでいることは可能なのです。

すぐに自分は馬鹿にされた、見下されたと感じてしまうのには原因があります。

その原因を解消していくことで、あなたは悪口を言われても腹が立ったり傷つく度合いが小さくなったり、少々のことでは傷つかなくなっていきます。

すると、悪口を言う人と波長が合わなくなってターゲットにされにくくなって、悪口を言われにくくなったり、悪口を言う人が周囲から去っていって、あなたを大切にしてくれる人や素晴らしい人と波長が合って寄ってくるようになります。

嫌な人をあなた自身が増やしていることもある

他人の言葉を否定的に受け取った時に腹が立ったり傷つくと述べました。

・他人の些細なことを否定的に受け取ってしまう人
・こうあるべきだ、こうあってはならない、これはいけないことといった細かい、縛りやルールが多すぎる人

このような人は、嫌な人や悪口だと感じることを自分で増やしていることになります。

自分の受け取り方次第では、褒められても「どうせそんなこと思ってないんでしょ?」「嫌味で言ってるんでしょう?」と受け取ってしまうこともあります。

人は、他人から悪口を言われたくないと言いつつ自分の悪口を言っている

多くの人が他人から悪口を言われると傷つく嫌だと言いつつ、自分自身の悪口を平気で言ってしまっています。

どうせ自分なんか
自分は無価値な存在だ
何の取り柄もないダメな人間だ
自分なんか誰も愛してくれない
自分なんていいところはひとつもない
自分のここが気に入らない

これらを他人から面と向かって言われたらどのように感じるでしょうか?ものすごく腹が立つし傷つくのではないかと思います。

あなたは自分自身に言っている悪口で無自覚に自分自身を不快にさせて傷つけています。

劣等感を四六時中感じているのは苦痛なので無意識に抑圧してしまってる人もいます。

そしてその傷の痛みを紛らわすために 他人からの賞賛を求めたり他人にマウンティングしたり、自分も誰かの批判をしたり悪口を言ったりしたくなって自分自身が嫌な人になってしまうこともあります。

人は自分自身に悪口を言っていることを他人に言われると傷つく

人は意識、無意識に自分自身に悪口を言っている事を他人から面と向かって言われると、心の傷が表面化してものすごく傷ついたり腹が立ちます。

一見すごく自信があるように見えるけど、少し意見を言われたり批判されると猛烈に反論したりキレる人がいますが、このような人は裏に劣等感を抱えていて、抑圧して見ないように蓋をして無理に自信があるように振る舞っているのです。

本音は強い劣等感がある=自分の悪口を言っているのです。

太っている自分はダメだと感じている(自分に悪口を言っている)人は、他人から「前より太った?」と聞かれたら言われたら不快な気持ちになると思います。

「前より太った?」という言葉自体は必ずしも不快な言葉と言うことではないんですね。

僕は「前より太った?」と言われるととても嬉しいです。
なぜかというと、僕は痩せていてもっと太りたいと思っているからです。

逆に昔僕は、多くの人にとって褒め言葉である「痩せているね」と言われると不快な気持ちになっていました。

自分が痩せていることを否定してネガティブに感じていたからです。「男なのに痩せているのは弱々しくてみっともないから駄目だ」と自分にダメ出しをして悪口を言っていたのです。

今ではこの記事に書いてある内容を実践して原因を解消したので「痩せているね」と言われたくらいでは何とも感じなくなりました。そうすると不思議なもので、意識的には何もしていないのに自然と体重が数キロ増えました。

どこに行っても悪口を言われるのは、自分の悪口(自己否定)を言ってることが原因

・何もしてないのに人から悪口を言われることが多い
・どこに行っても馬鹿にされる、見下される、蔑ろにされる、いじめられることが多い
・他人の言葉をすぐに悪口と受け取って傷ついてしまう
・他人から悪口を聞かされることが多い
・周囲に悪口を言う人が寄ってくる
・悪口を言う人から離れられない

これらはあなたが無意識のうちに自分に対して悪口を言っていることに大きな原因があります。

悪口を言っている人も、劣等感や自己否定が強かったり、自分に鞭を打って我慢しているなど、自分の悪口を言ったり自分を苛めているので、相手を悪く言って自分を上げて劣等感を紛らわせたり、ストレス解消で悪口を言っています。

だから自己否定(自分の悪口を言っている)があると、悪口を言う人と波長が合ってしまうのです。

自分への悪口とは、意識上のことよりも、無意識が重要です。無意識に自己否定や劣等感の信念があるかどうかということです。

表面上は自信があるように見えても、裏には強い劣等感があり、その反動で「俺はすごいんだ!」と誇示している人もいますし、

意識上では「自分などまだまだです」と謙遜していても、無意識では絶対的な自信を持っている人もいます。

だからあなたも自分の無意識の信念を自覚できてないことが多いです。

無意識下に自己否定や劣等感(自分自身への悪口)があるとどんなことが起こるのか?

例えば、無意識で「自分は何の価値もないダメな人間だ」と強く信じていたとしましょう。

すると、次のようなことが起こります。

無意識に価値がないダメな人間としてる舞ってしまう

脳は無意識に強く信じていることを命令として受け取って、人生の中で体現しようとして働きます。

だから、例えば「自分は人前で話すのが苦手だ」と信じていると、一人でいる時には普通に話せるのに、人前に出ると震えて頭が真っ白になって言葉が出なくなったりすると思います。

これは脳が命令通りに「人前で話すのが下手」という信じている状態を体現しているのです。

同様に「自分はダメで価値がない人間だ」と信じていると、脳が無意識のうちにミスや失敗をさせたりして、信じているとおりに自分はダメで無価値だと実感するような行動や選択をさせます。

無意識に人から嫌われるような価値のない人として言動をしてしまいます。

だから他人から「あなたはダメな人だな」と、悪口を言われたり酷いことをされやすくなってしまいます。

卑屈になったりビクビクオドオドしてしまう

「自分はダメで価値がない人間だ」と信じていたら、どうせ自分は何をやってもダメだと卑屈に否定的になり、他人から嫌われるのでは?馬鹿にされているのでは?と感じてビクビクオドオドしてしまいます。

そうするとそれが相手に伝わって悪口や嫌なことをされやすくなってしまいます。

他人に嫌われたくない、認められたいというところから言動してしまうので嫌われやすくなる

自分はダメで価値がない人間だと信じていると、 劣等感が強く心が満たされないので、他人から認められたい、嫌われないためにすべての意思決定や言動をしてしまいます。

どう思われるかばかり気にして言動したり
無理に自分を作って人に合わせたり
自分を見て、愛して、共感して、楽しませて、幸せにして、と相手に要求ばかりの行動になってしまいます。

中には劣等感から自慢したり、嘘をついて自分をよく見せようとする人もいます。

だから余計に他人から嫌われて悪口を言われやすくなります。

悪口を言いたくなってしまう

自己否定、劣等感、自分を縛る、自分の悪口、自分を苛めるような信念があると、満たされない気持ちや我慢しているストレスから、人の悪口を言って発散したくなってしまいます。

マウンティングしたり他人を見下したり馬鹿にすることで自分を上げて満たそうとする人もいます。

些細な他人の言葉を悪口と感じて傷ついてしまう

劣等感や自己否定が強いと他人のなんでもない言動や些細な言葉を悪口だと受け取って傷ついてしまいます。

なので必然的に悪口を言われていると感じることが多くなります。

他人に支配、依存、利用されやすくなる

自己否定が強くて自分に自信がないと、何か他人にメリットを与えたりいい人を演じていないと誰も自分を相手にしてくれない必要としてくれないと感じてしまいます。

だから嫌なことをされたり、やりたくないことを頼まれても断れなくなってしまいます。

この人なら悪口を言っても言い返してきたりやり返してこないと思われて悪口を言われたり、悪口や愚痴を聞いてくれるのではけ口になってしまうこともあります。

何でも言いなりになるので、他人を支配、コントロールしたり、利用しようとする人のターゲットになってしまうこともあります。

悪口を言う人のターゲットになりやすくなる

自己否定や劣等感が強いといつも誰かに嫌われないかとビクビクオドオドして、そのような言動をしてしまいます。

すると、そのような人をいじめたり悪口を言って見下したりバカにしたりしてストレスを解消したいと思っている性格の悪い人のターゲットになりやすくなってしまいます。

悪口を言う人と波長が合ってよってくる

類は友を呼ぶという言葉があるように似た者同士が引き合います。

自己否定、つまり自分に悪口を言っていると同じように悪口を言う人と波長が合って引き寄せられてしまいます。

悪口を言う人は、自己否定や劣等感、我慢を強いていて、満たされない気持ちを埋めたり、ストレスの解消に悪口を言っていることが多いです。

だから自分側にも自己否定や劣等感があると波長が合ってしまいます。

気が強くて暴力を振るう人と大人しくて暴力を振るわれる人は全然正反対じゃないかと思うかもしれませんが、劣等感から自分を強く見せようとしたり誰かを力を支配したいと思っている人と、劣等感で自分に自信がなくて、自分のような無価値な人間は誰かに支配されても仕方がないと思っている人同士が引き合うことがあります。

暴力暴言とは動物にしてみれば威嚇行為です。 威嚇というのは恐怖を感じている時にするものです。恐れていたり弱くて自信がないから、大声を出したり大きく見せて威嚇するんですね。そのような人の裏側には強い劣等感や自己否定による恐れがあるのです。

このように加害者と被害者が依存関係のように引き合っていることもあります。

繰り返し被害に合ったり、環境を変えても別の人から同様のことをされる人は、自分側の原因を解消することで、そのような人と波長が合わなくなり縁ができなくなっていきます。

悪口を言ったりひどいことをする人から離れなくなる

自分は無価値でダメな人間だと思っていると、意識では自分にひどいことをされるのは嫌だけど「自分はどうせ無価値だからひどいことをされるのがふさわしい、仕方がない」とどこか感じてしまいます。

また、自分に自信がないため、嫌な人であってもその人から見捨てられたらひとりぼっちになってしまうと離れられなくなってしまいます。

素敵な人に好意を寄せられたとしても「自分にはふさわしくない、つり合わない、なんか気持ち悪い」と感じて避けてしまったりすることもあります。

いつもダメ男やDV男を好きになって付き合い、離れようとしない女性がいますが、その裏には無意識にこの手の信念があるのです。

このように、自己否定や劣等感の信念を強く持っていると どこに行っても悪口を言われやすくなったり悪口を言う人を呼び寄せたりそういう人がいる環境から離れられなくなってしまうのです。

これから実践ワークとして、どこに行っても嫌われて悪口を言われる原因となっている無意識の信念を特定して解消、変更していくワークを解説します。

すると上記で説明した現象を作っていた原因がなくなるので、嫌われたり悪口を言われることが少なくなったり、 悪口を言う人が去っていったりします。

そして、そのままのあなたの状態で他人から好かれて愛されて大切にされる人になっていくことができます。

悪口を言われない人になるための実践ワーク

どこにいっても嫌われる、悪口を言われる、ひどいことをされる原因と特定して解消するワークを解説します。

これから解説していくことを実践することで次のようなことが起こってきます。

多少の悪口を言われても傷つかなくなる
他人の言葉が気にならなくなる
傷ついたりムカッとしても後に引かずすぐに立ち直れるようになる
悪口を言われなくなっていく
悪口を言う人があなたの周囲から減っていく

特に何もなくても自分が素晴らしいという自信が湧いてくる
自分が好きな人と対等な付き合いをすることができる
自分の意志で自分の好きなことを自由にできるようになる
素晴らしい人が寄ってくる
あなたを大切にしてくれる人が寄ってくる
人の目を気にせず自分の好きなことをできるようになる
人や環境から離れられて環境から離れて炎ができないようになる
自分の魅力が発揮されて毎日充実して幸せな人生を送ることができるようになる

信じ込みを洗い出す

人は自分が無意識に信じていることをなかなか自覚することができません。それに自己否定自己否定や劣等感は感じていたくないですから抑圧してしまっている人もいます。

自信があるように見える人でも、劣等感を抑圧して自信があるように周囲に見せているというだけの人もいます。

意識ではなく無意識なのが重要です。

そのような人は劣等感があることに気づいていないし絶対に認めようとしないので、気づくことができず解消することができません。

自信があるように見えても些細なことでキレて怒り出す人がいますが、強い劣等感があるという証拠です。

自覚していないことは解消することができないので、あなたの本音、本当の気持ち、本当に心から信じていることを洗い出して行きます。

自覚するだけで信念が弱くなったりそれだけで手放せてしまうこともあります。

次の質問に答えるように紙に書き出してください。

質問1.あなたは他人からどんなことを言われる、されると傷つきますか?(他人から言われて傷つくことは自分自身でも心の奥ではそう思っていることが多いです)

 

質問2.あなたは、他人からどんな内容の悪口を言われることが多いですか?

 

質問3.自分自身に対して否定的に思っていることや劣等感を感じていることを書き出してください。

 

質問4.自分自身に対して我慢したり縛っていること、 本当はこうしたいのにできないこがあったらそれを書き出してください。

 

質問5.質問1~4で書き出した各答えに対して、最初にそう感じた出来事を思い出せる範囲で書き出してください。

何がきっかけで、自分は価値がないと思うようになったのか、何かを我慢するようになったのか、あることをしてはいけないと思うようになったのか、 といったことを書き出してください。

 

質問6.刑事罰のある犯罪のようなこと以外で、自分や他人に対して、こうあるべき、こうしてはいけない、これは許せないと思うことを書き出してください。

例えば、男は女はこうあるべき、自由に好きなことをしてはいけない、苦労しなければいけない等

許せないと思うことは実際の体験でもニュースやネットなどで見聞きした政治家や芸能人の不祥事などでも構いません。

 

感情を吐き出す

紙と鉛筆を用意してください。

自分に悪口を言ってくる人への言い分
他人に対する本音(もっとああしてほしいこうしてほしい)
自分自身に対する本音

もっとこうしたかったしたかった悲しかった寂しかった苦しかったどんなことでも良いので出てくるままに紙に書きなぐってください。

どうせ自分は何をやってもダメだとかどうせ誰からも相手にされないとかそういったとにかく自己指定であってもとにかく本音を吐き出してください。

このクソ野郎!○ね!とか感情的な汚い言葉でも構いません。

自然と出てくる感情は構いませんがあまり感情を込めてネチネチと やらずにカラッと吐き 吐き出すような感じで行なってください。

信念と感情を手放す

あなたが自分は存在価値のないダメな人間だ
好きなことをして自由に生きていてはいけない

このような信念は過去の体験によって作られたものです。

親からそのような小さい頃に親からそのようなことを言われたりそのような扱いをされたり
親が苦労して必死に働いている姿を見て好きなことをして自由に生きてはいけないのだ

それが無意識に入ってしまっているので絶対的なこととして信じてしまっているかもしれませんが、信念はきちんと手放すことができます。

記憶:親が苦労して必死に働いてる姿を見て育った
記憶に対する意味づけ: 好きなことを我慢して働いている
信念: 人生とは苦労するもので好きなことして自由に生きてはいけないのだ

このようにあなたの脳の中にデータが記録されてしまっている状態にあるのです。

これはあなたが人生を生きるための指針として重要な記憶として脳に保存されてしまっています。 これを別の意味づけに変更していきます。

記憶そのものを書き換える
記憶に対する意味付けを変える
記憶を無力化する

といった方法で信念を外して行きます。

具体的なワークのやり方はこちらの記事を参考にして行なってください。

本物の自己肯定の信念を養う

先ほどの信念を解放するワークを行ってある程度信念がはず出てきたらそれとともにプラスの方向に新しい信念を養っていきます。

今まで自分は無価値でダメな人間だ → そのままの自分でも素晴らしいのだ

自由に好きなことをしてはいけない → 自由に好きなことをしてもよい

ブレーキが外れたら次は無意識に新しい信念を養っていきます。

これまでにずっと強い自己否定や劣等感を抱えて生きてきた人は急にあなたは自分はありのままで素晴らしいのだと思うとしても抵抗がでてくると思います。

無理にやろうとしても無意識に反発して抑圧するという形になってしまいます。

前述した、劣等感を心の奥に抑圧して「俺はすごいんだ!」と言っている人のようなケースになってしまい、これは本物の自己肯定感ではありません。

だから、最初の段階では自己否定や劣等感を持ってしまうことを否定せずに肯定してあげます。

ダメな自分でも
そんな自分を駄目だと思ってしまっていても
ひどいことをした人に対する許せないという気持ちも
他人を批判したり悪口を言いたくなってしまう気持ちも

そんな自分を責めてしまっても
そして責めてしまう自分を駄目だと思ってしまっても

責めても恨んでもいいんだよ、そうしてしまうのも仕方ないよ
辛かったね、分かるよ

全てを認めて受け入れてあげるところから始めます。

最初はいじけたりほっといてよ、みたいな反発の気持ちが湧いてきたり、するかもしれませんが、できる範囲で無理をせずにおこなっていきましょう。

きちんと自分を受け入れて認めてあげると 自己否定の気持ちは少しずつ弱くなって自分を肯定できるようになっていきます。

本物の自己肯定感を養うためにはこちらの記事を参考に日々実践してください。

今までのあなたから新しいあなたに変わるためには人によってはある程度時間がかかります。

また人間の脳には現状維持メカニズムという機能があり自分を今までの慣れ親しんだ自分を維持しようとする働きがあります。

だから最初は抵抗が現れたり今まで無意識に抑圧していたものが表に出てきて苦しくなったり逆に嫌な出来事が起こったりするかもしれません。

しかしそれはあなたの内面に抑圧していたものが表面に出てきているだけで、いずれは何らかの形で刈り取らなければならないものです。 今のうちにまだ小さいうちに気づくことができてよかったとプラスに思うようにしてください。

無意識下に残ったままになっていた、劣等感や自己否定の原因を解消して、自己肯定感が養われてくると、そのままのあなたを好きになったり魅力を感じてくれたり、共感、肯定してくれたり大切にされるようになってきます。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる