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嫌なことばかりの人生、どん底から抜け出す根本的な方法

今回は、嫌なことばかり起こる人生や、どん底の状態から抜け出す方法について解説します。

何をやっても上手くいかない、嫌なことばかりが起こるというマイナスのスパイラルに陥ってる方向けに、人生の歯車をプラスの方向へ回し始める方法について解説します。

なぜ、あなたの人生には嫌なことばかり起こるのか?

なぜあなたの人生に嫌なことばかり起こるのかというと、無意識のうちに脳に、失敗したり、人から嫌われたり、やる気がでなかったり、間違った選択、行動を選ばせるなど、嫌なことばかり引き寄せるように脳に命令してしまっているからです。

あなたと、人生良いことばかりでうまくいっている人の違いは、単に脳の使い方(脳への命令の出し方)違いだけなんです。どちらもそれが習慣になってしまっています。

こういったことは、親も学校も教えてくれません。大人でも知らない人がほとんどだからです。

これからその理由を解説します。

脳はあなたが信じていることにYESとしか言えない

脳は、あなたが心から信じてることに対してYESとしか言えません。

脳は、あなたが心の底から(無意識下で)信じている事にYESと答え、つまり命令として受け取り、その通りの自分や人生になるように、無意識にあなたに信じているとおりの行動を取らせるのです。

例えば、あなたが「自分は何の取り柄もないダメな人間だ」と心から信じていると、脳はそれをYesと受け取って、何のとりえもないダメな人間として行動を取らせます。

人前でビクビクしてしまい失敗させたり、うまくいかない選択をさせたり、無気力でやる気が出なかったり、怠けてしまったり、幸せになることやうまくいくことを避けたり、うまく行きそうになると破壊してしまったり、あなたを不幸にするような人から離れられなかったり、というような行動を無意識のうちに脳が取らせます。

脳にはミラーニューロンと言って、無意識に相手がどのような信念を持っているか察知して、相手をその通りに扱ってしまうという機能があります。

つまり、あなたが「自分はダメ人間だ」と信じてると、他人にそれが伝わり、あなたを”ダメ人間”として扱う傾向が高くなるのです。

これがあなたの人生に嫌なことばかり、何もうまくいかないと感じることばかり起こる原理です。

脳がYESとしか言わないなら「幸せになりたい!」と心の底から思っているのに幸せになれないんだと思うかもしれません。

よーく考えてみてください。

「幸せになりたい!」というのはどのようなことを信じてる人が使う言葉でしょうか?

自分は幸せだと思っている人は「幸せになりたい」とは言いませんよね。

つまり、幸せになりたい、と思う人は「今、自分は不幸です」と心から信じているということです。

「幸せになりたい!」、つまり「今、私は不幸です」と信じていると、脳はそれにYESと答え、ますますあなたが「幸せになりたい!」と叫びたくなるような状態、つまり不幸な状態を作り出すのです。

これが人生の罠と言ってもよいでしょう。

そんなこと言ったって、実際に自分はダメだし、なんの取り柄もないし、実際に嫌なことばかり起こるし、周囲の人から無視されたり酷い扱いを受けるし、幸せじゃない、それは事実じゃないかと思うかもしれません。

しかし、例えあなたが事実だと感じることだとしても、事実かどうかは関係なく、信念をそのままにしておくことが、あなたの人生に嫌なことばかり起こり、どん底から抜け出せない原因なんです。

嫌な出来事が起こる → なんで嫌なことばかり起こるんだ!と思う(嫌なことが起こったと信じる)→ 脳が命令と受け取ってさらに嫌なことを呼び寄せる → ∞ループ

物事が上手くいかない → やっぱり自分はダメだと思う → 脳が命令と受け取ってまた物事が上手くいかない → ∞ループ

では、このマイナスのスパイラルから抜け出すためにはどの様にすれば良いのでしょうか。

変えることができるのは「なんで嫌なことばかり起こるんだ!」(嫌なことが起こったと信じる) 「自分はどうせダメだ」という信じ込みの部分です。

この部分は絶対的な事実ではありません。ある事象や出来事に対して、そこに”嫌な”とか”失敗した”と意味付けしたのはあなた自身です。

自分のある特徴に、”ダメだ”と意味づけしたのはあなた自身です。

出来事やあなたの特徴はニュートラルであり、それに良い、悪い、できた、失敗したと判断してるのはあなた自身です。それが多くの人や社会の意見だとしても、それを受け入れたのはあなた自身です。

人生を上向かせるためには、自分の人生は嫌な出来事ばかり、自分はダメ人間だ、といった脳への命令となってしまう信じ込みを外していく必要があります。

多くの人がこの信じ込みを持ったまま、そこから逃れようと意思の力で必死にがんばろうとするから上手くいかないのです。

その状態でがんばっても、脳は命令の通りに、失敗や挫折、それを得ても満足を得られずさらに求めたり、失う恐怖に怯えたり、実際に失ったりして、信じているとおりの結果へあなたを着地させるのです。

嫌なことを呼び寄せる信じ込みや思い込みを特定して手放す

脳への命令となってしまう、

自分は何をやってもうまくいかない、人生嫌なことばかり、人生つまらない
自分は何のとりえもない、ダメな人間だ、自分など大嫌い
と言った信念を外していきます。

これらの思い込みはいつ、どのようにして作られたのでしょうか?

生まれたばかりの時は、このような思い込みはなかったはずです。

ということは、何らかのことがきっかけで後天的に作られてしまった信じ込みです。

この信じ込みは、元々あなたのものではないので、手放して変更することが可能です。

何度も言いますが、脳はあなたが信じてることに対してYesと答えるわけです。

だから、

自分は何をやってもうまくいかない、人生嫌なことばかり、人生つまらない
自分は何のとりえもない、ダメな人間だ、自分など大嫌い

こういった思い込みを少しずつ手放して、

自分の人生うまくいく、自分の人生は素晴らしい、楽しい幸せなことばかり
自分は素晴らしく、価値がある魅力がある人間だ

という信念を持つようになっていくことが大切です。

するとそれにも脳はYESと答え、上手くいく方向に行動を開始するのです。

幸いなことに、脳はそれが真実かどうかというのは判断せず、信じたことが真実になります。「自分は能力がある素晴らしい人間」と無意識に植えつけてしまえばそれば、それが真実となり、脳はあなたを無意識のうちに”能力がある素晴らしい人間”として行動をさせ、そう感じるような結果を人生に呼び寄せようとします。

最初はそんなこと言ったって無理だと思うかもしれません。それもそのはず、だって今まで10年20年とマイナスの信じ込みを持って生きてきたのですからそれもそのはずです。

でも大丈夫です!

これから紹介するワークを実践していくうちに少しずつプラスに思えるようになっていきます。

そもそも、あなたが持っているネガティブな信じ込みも、過去の出来事から思い込みを作ってしまっていただけであって絶対的な事実では無いのです。

実際に「ダメな人間」ではないのです。小さい頃に親から「お前はダメだな」と言われてそれを信じてしまい、脳が信じたことを命令と受け取って、無意識に失敗などをしてダメな人間という状態を演じさせているだけなのです。

あなたは、ネガティブの思い込みを持つことができたのだから、同じようにポジティブな思い込みも持つことも可能なんです。

嫌なことばかり、どん底から抜け出すワーク

嫌なことばかり、どん底から抜け出すための実践ワークを解説します。

1.あなたの人生でポジティブなことを書き出すワーク

紙と鉛筆を用意して下さい。

あなたの人生で、楽しい、嬉しい、素晴らしいと感じること(感じたこと)、感謝できることを100個書き出して下さい。

どんな小さな事でもかまいません。

最初はそんなこと自分にはない、と思う人もいるかも知れませんが、それもあなたが今までずっとないと思い続けてきたから脳がYesと受け取って、そういったものを見えないようにシャットアウトしてしまっている状態なのです。

小さな事でも良いので、恵まれてること、感謝できることが必ず何かあるはずです。探してそこに焦点を当ててください。

どんな小さな事でもいいんです。

雨風がしのげる家がある
暖かい布団で寝られる
毎日飢えずに美味しい食物が食られる
お気に入りの洋服がある
読んだ漫画が面白かった
好きな音楽で感動した

このような、何かしらの嬉しいこと、楽しいこと、恵まれていること、感謝できることがあるはずです。

こういったことに少しでもいいので感謝をするようにします。

このワークにどのような効果があるのかを説明します。

脳はあなたが信じていることにYESと答え、信じていることを人生に呼び寄せようと働くと述べました。

これを実践していくと、自分の人生にはたくさんの嬉しいこと、楽しいこと、感謝できることがあると無意識から思えるようになり、脳はそれにYesと答え、脳は命令として受け取って、あなたが嬉しい、楽しい、感謝したくなるような素晴らしい出来事を呼び寄せようと働き出すのです。

脳にとっては、大きなことや小さなことの区別はつけません。小さくても数が多ければ、「私の人生には、嬉しいこと、楽しいこと、感謝できることが多い」と判断するのです。

最初は今までのマイナスの貯金がたくさんあるから、なかなかプラスに思えなかったり、嫌な出来事も起こることもありますが、少しずつでも歯車を逆に回し、水をきれいにしていけば、だんだん良い出来事が多くなってきます。

そして、嬉しいこと楽しいこと、感謝できることが日常の中で多くなってくきて、あなたがさらに自分の人生良いことがあると思うと、脳はYESと答え無意識のうちにあなたに素晴らしい出来事に向けて行動を促すのです。

前にも説明したとおり他人の脳にも伝わります。「私の人生感謝したいことばかり」と思っていると、あなたが感謝したくなるような事を他人がしてくれるようになってきます。

2.自己肯定のワーク

次に、自己肯定ができるようになるためのワークを行います。

2-1.自分の欠点だと思っているところ、嫌いなところを書き出す

まずは、自分自身のダメだと思っているところ、欠点と思っているところ、嫌いだと思っているところを認めて受け入れます。

ちなみに、ダメだと”思っている”ところ、欠点と”思っている”ところ、と書いたのは、実際にはダメではなく、あなたがそういう意味づけをしているだけだからです。

○○というあなたのある特徴を、ダメ、欠点だ、と意味づけしていたのを外すということです。

例えばあなたが「運動が苦手」なことを欠点だと思っていると、脳は命令として受け取り、実際に欠点になってしまうのです。余計に運動が苦手になります。他人にもそれが伝わって運動が苦手なことを馬鹿にされたりします。

欠点ではなく、誰でも得手不得手があるし、運動が苦手なことも別にそれはそれでいいじゃないか、それも含めて私だと認めているとそれは欠点ではなくなるのです。

欠点と意味づけしてないので、運動が苦手なことに対して苦痛や恥ずかしさを感じなくなります。

自分の欠点、ダメだと思っているところ、嫌いなところを紙に書き出してください。

書き出したことに、今までは欠点だと思って嫌ったリ、変えたいと思っていたんだ、と自覚してみてください。

次の文章をつぶやいてください。

————————
私は今までこれらを自分の欠点だと思い込み、嫌って、変えようとしていたことを認めます。
そんな自分を許します。そしてこれからは、これらも自分の一部として認めます。
————————

抵抗があるかもしれないですが、取り合えず言い切ってしまってください。

これをすることで、「なるほど、自分はこれを欠点だと思って嫌っていたんだ」ということを自覚することができます。抵抗したり、ないフリをしていると、エネルギーは余計に強くなりますが、自覚して認めてしまえばエネルギーは弱まります。

欠点だと思えば、脳はそれを欠点として体現します。
欠点ではなく、個性とか単なる特徴にしてしまえば、欠点ではなくなるのです。

2-2.自分の良いところやできることを書き出す

自分の良いところや、できること、やってきたことなどを紙に100個書き出して下さい。

100個もないと思うかもしれませんがどんな小さな事でも構いません。

動物に優しい
パソコンのブラインドタッチができる
ゲームが得意
絵が描ける
自分で料理が作れる
洗濯ができる
小学校の時に作文で入選した

これをすることで、あなたの脳は、自分にも良いところや得意なことやでできることがたくさんあると認識し、YESと答え、良いところがたくさんあり、できる人間として行動を開始します。

前述で、脳は、どんな小さくても出来る事は1つは1つと判断すると述べました。だから、どんな小さな事でもたくさん良いところ、できることなどを意識していると、自分はできるのだ、自分は良いところがあるのだ、自分は魅力的なんだ、自分は素晴らしのだと思えるようになります。

あなたの脳は、YESと答え、実際にいろいろなことができる、魅力のある、素晴らしい人間になっていきます。他人もそそれを察知して、あなたは自分のことを良いところがたくさんある、素晴らしいことがたくさんあるをを持っていると他にもそのようにあなたを大切に扱ってくれるようになってきます。

3.両親の呪縛から自由になるワーク

人生がうまく行かない人の多くは、毒親に育てられたり、両親との関係が悪い傾向があります。あなたはどうでしょうか?

あなたの人生を上手くいかなくさせている原因の「自分はダメだ」といったネガティブな信念を持ってしまったのは、多くの場合幼少期に親から言われたことや、育てられ方が原因となっています。

酷い親に育てられたから自分はこんな人生になってしまったんだと嘆き、親を憎み続けても、その両親のもとに生まれて今まで育ってきた事は変えることができません。

両親の被害者として両親を恨み嘆き続ける人生を送るのも、今からでも両親から受けた影響から自由になって本当の人生を生きるのもあなた次第です。

あなたが自分のことをダメな人間だと思い込んでしまってるのは、親から「なんでそんな事も出来ないんだ!本当にダメな子だな!!」などと叱られたことがきっかけであったりします。

幼少期は両親は絶対的な存在であり、言われた事は絶対というのがあるので、両親からお前はダメだと言われると、自分はダメな存在なのだと信じ込んでしまうわけです。

ですが、人間の脳は、一度信じ込んでしまったものは二度と書き換えられないということはありません。パソコンのハードディスクと一緒で新しいデータに書き換えることが可能です。

両親の言うことは絶対だというのを信じたまま、嫌なのに両親の言いなりの人生を送ってしまっている人もいます。そのような人は苦しさを感じているはずです。

ワークを行って、両親との関係の嫌な記憶を処置して行きます。

そうすることで、あなたは両親からの呪縛から逃れることができ、本当に自分の人生を生生きることが出来るようになってきます。

両親との呪縛から自由になるためのワークは他のページで解説しています。

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