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全肯定のワーク【心が満たされ、自信がつく、自尊心が高くなる】

目次

「○○はいけない」という信念がストレスや苦痛の原因

全肯定のワークを行う習慣をつけると、自信がついて自尊心が身につき、日常の心の苦痛がすくなくなり、何もなくても心が満たされ安心感、幸福感、満足感が湧いてきたりします。

人は、あれをしてはいけない、これをするべき、というように本心とは偽って制御、我慢するということをしていると、常に自分の本心を偽って我慢しているのですから、心は満たされず、苦しみが発生します。

自分ばかりか、それをしている人に腹が立ったりして、それをしたらダメだと批判したり悪口や文句を言ってしまい、トラブルになったり嫌われてしまいます。

今まであなたは無意識のうちにあれは駄目だ、こうするべきだ、もっとこうならないといけないというように自分に対してかなりダメ出しをしたりしています。

そういった心の苦痛の元をなくしていくためには、自分がいけないと思っていることを肯定します。認めて肯定してあげることで、始めてその力が弱まりそのしてはいけないという信じ込みを手放すことができます。

怠けてはいけない
嘘をついてはいけない
泣いてはいけない
甘えてはいけない
不真面目ではいけない
落ち込んではいけない
人前を避けてはいけない

本当は泣きたいのに、泣いてはいけない、といったような本音を偽って、自分を縛るような信念を持っていると、人間は強いストレスと苦痛を感じます。

あなたがしてはいけない、と思っていることをいいよと肯定してみてください。

怠けてもいいよ
嘘をついてもいいよ
甘えてもいいよ
泣いてもいいよ
自分のことをダメだと思ってもいいよ
人前を避けてしまってもいいよ
あの人のことを批判したり悪く思ってもいいよ

おそらく不安や恐怖や、そんなことをしてはいけないという否定するような気持ちが湧いてきたのではないでしょうか。

あなたは今までずっと何々をしてはいけないというように信じているのですから当然です。

そんなこと言ったって、それをしたらいけないじゃないか、そんなことをしたら自分がダメになったり、他人に迷惑をかけるじゃないか思うかもしれません。

あれはダメこれはダメと無理に我慢してるのと、自然とそれをやらないのでは全く違います。

泣いてはいけない、と泣くことに否定的な意味づけをしているので、それを外せば、苦痛はなくなっていくということです。

例えば、怠けてはいけない(怠けるのは悪いことだ)と信じていると、もし自分が疲れて休みたいと思っても無理に頑張ってしまいます。本心では自分も頑張ってるばかりではなく、適度には怠けたいと思っているのに、怠けてはいけないと無理をしてしまうのです。だから当然心身ともに疲れ果ててしまいます。

また、怠けている他人を見ると無性に腹が立って批判したりしてイライラしてしまいますので特に怠けているのに他人から助けたりられたりしてうまくいってる人を見るとものすごく腹を立てて批判したい気持ちがわいてきます。

これはあなたが「怠けてはダメだ(怠けるのは悪いこと)」という信じ込みを握り締めているために起こるのです。

そうすると「みんなが怠けていたら社会が回らないじゃないか」などの批判するような気持ちが湧いてくる人もいるでしょう。

あくまで「怠けてはいけない(怠けるのは悪い)」と自分や他人を縛るような信じ込みを外しましょうということです。

そういった自分を縛る自分を縛るような気持ちがなくなれば、自然とやるときはやって休みたい時は休むバランスをとることができるようになります。また他人に対しても許容できるようになります。

他人に寛容になるので、人間関係のトラブルも少なくなり、他人から好かれるようにもなります。

全肯定のワークの実践

どのような自分を縛る信念を持っているのかを探る

まずは、自分がどのような自分を縛り付けるような信じ込みを持っているのかを把握して自覚します。

○○をしてはいけない、○○でなければいけない、と我慢していること
○○であるべき、と感じることをできるだけ書き出してください。

泣いてはいけない
怠けてはいけない
楽をしてはいけない
人に頼ってはいけない
人をバカにしてはいけない

女性だから何々をしてはいけない
男性だから何々をしなければいけない
長男だから、お姉ちゃんだから、母親だから、父親だから

様々な事柄が出てくるでしょう。それをできるだけ書き出してください。

なぜそう信じているのかを自覚する

その書き出した事柄を見ながら、なぜそれをしてはいけないそうしなくてはいけない、と思うのかを各事柄に対して横に書いてみてください。

泣いてはいけない、だったら、泣くのは子供だ、大人なのに泣くのは恥ずかしい行為

といったようになぜそう思うのかを書き出してください。

その書き出した事柄を見ながら、これは本当にそうなのだろうかということを問いかけてみてください。

信じ込みを手放す

泣きたいのに泣いてはいけない
弱音を吐きたいのに弱音を吐いてはいけない
といった自分を縛るような信じ込みを先ほど紙に書き出したと思います。

先ほど紙に書き出したこのような項目に対して一つ一つ、「○○をしてもいいよ」と言うように自分自身に言い聞かせてみてください。もし、それをしたらどうなるかを感じてみてください。

人前で泣いたらどうなるか
怠けたらどうなるか
想像すると泣いたら人に馬鹿にされる、とか怠けたらダメになるとか不安や恐怖などが湧いてきたかもしれません。

人間ですから、本当は泣きたい時もある、怠けたい時もあるのに、泣いたら馬鹿にされる、怠けたらダメになるという頭で我慢したり抑圧してしまっているんですね。

本心を肯定してあげます。

泣きたい時は泣いてもいいよ
弱音を吐きたい時は弱音を吐いてもいいよ
怠けたい時は怠けてもいいよ

このように自分に一つ一つ言い聞かせてみてください。そして言い聞かせる度に湧き上がってくる感情をがあると思いますのでそれを十分に感じてみてください。

自分が泣いてはいけないという信じ込み思ってたとして、泣きたい時は泣いてもいいよと問いかけた時に、いや泣いてはいけないというような反発心が湧き上がってくるかもしれません。

あまりにもそのような気持ちが強い場合は、なぜ泣いてはいけないと思うのと自分に問いかけてみてください。

大人は泣いてはいけない、泣くなんてとても恥ずかしいことだ

いつ頃からその信じ込みを持ったのかを思い返してみてください。

もしかしたら、小さい頃に母親から「あなたはお姉ちゃんなんだから泣いてちゃだめでしょ、しっかりしなさい」と母親から言われた、という体験がきっかけになったかもしれません。

感情を十分に感じたらセドナメソッドを使って感情を手放してみましょう。

そして信じ込みも手放す宣言もします。

セドナメソッドの手順を使って、今感じている「辛くても泣いてはいけない」だったら、その信じ込みを十分に感じて、「この信じ込みを手放しますか?」と自分に質問をして「はい」と答え、次に「いつですか?」と質問して「今!」と答えます。

とりあえず何かエネルギーが抜けて少しすっきりした感じがあったらそれで良いでしょう。

その他のあなたをあなたが自分を縛ってるような信じ込みを一つ一つセドナメソッドを使って感情と信念を手放していきましょう。

意識的に全肯定をする

あなたが日々の生活の中で様々な自分を縛るような信念が湧き上がってくる場面があると思います。

日々の中で自分を縛るような思いが湧いてきたらその都度それをしてもいいよというように肯定してあげます。

それをしてはいけないと我慢すればその気持ちは余計に強くなります。しかし肯定して認めてあげるとスーッと弱くなります。

他人が怒っている時に相手の言い分に、そんなのダメだと否定したら余計に怒ると思います。共感して認めてあげれば落ち着くと思います。

それは自分に対しても同じです。

例えば、何か作業をしていて疲れたので少し休みたくなったとします。怠けてはいけないという気持ちが湧いてきたら、怠けてもいいよと言うように自分に言ってあげます。そして少しでもいいので実際に休んで見るということを行ってみましょう。

最初のうちは休むことに不安や恐怖が湧いてきたりするかもしれません。でもそれはまだ自分が慣れていないだけです。

実際に何かの場面でなくても、気持ちが湧きあがってきたら、いいよと肯定してあげます。

ふと誰にも会いたくないという気持ちが湧いてたら「それでもいいよ」というように肯定してあげます。

とにかく、ありとあらゆることに対して「それでもいいよ」と全肯定してあげましょう。

怠けてるてもいい? いいよ
自分の容姿に自信がないけどいい? いいよ
人に嫉妬してしまうけどいい? いいよ
人前を避けてしまうけどいい? いいよ
あの人の事嫌いでもいい? いいよ
あの人のこと悪く思ってもいい? いいよ
甘えてもいい? いいよ
泣いてもいい? いいよ
真面目でもいい? いいよ
無口でもいい? いいよ
失敗してしまった いいよ
人に会いたくない いいよ
やろうと思っててもできなかった いいよ
遊んでしまった いいよ

法に触れるようなことでも、実際に行わないのでしたら問題ありません。

あくまで自分の本心を否定して、縛る気持ちをなくすためのワークですから。むしろそういうことは思ってはいけない、と無理に抑圧すると残ってしまい余計に強くなります。肯定してあげればそういいった気持ちは弱くなります。

人がキレたり、爆発してしまうのは、この自制、我慢が限界に達したり、何かがきっかけで爆発した時なのです。

この自分にいいよと言い聞かせるやり方は、自分自身でいいよと言ってあげる方法と、誰か他人に言ってもらっているようにイメージする方法があります。

他人に言ってもらう方方は、自分が好きな人、尊敬している人、好きな芸能人とかそういった人にいいよって言ってもらってるようなイメージをその都度行います。

例えば、自分が何かをしようと思ってても遊んでしまって罪悪感を感じてしまったら、好きな芸能人にそれでもいいよと肯定してもらっている場面をイメージします。

自分でいいよと言ってもなかなか心まで入らない人はこのように自分が好きな人に言ってもらうと良いでしょう。自分の好きな人がそう言ってるのだからと言うように少しずつ受け入れられるようになっていきます。

日常の生活の中で自分のありとあらゆることを肯定してあげると、とても自由で満たされて開放感、安心感、幸福感、喜びなどの気持ちが湧いてきます。

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