遊んでないで働きなさい、早く結婚しなさい
親がああしろこうしろとうるさい、うざい、ほっといてほしい、親を黙らせたい
だけど、ただ親に「うるさい!」「ほっといてくれ!」と文句を言って黙らせてたとしても根本的な解決にはなりません。
今回は親がうるさく言ってくる根本的な原因と、その原因を解消する方法をお伝えします。
原因を解消することで、親がうるさく言ってこなくなったり、言ってきても気にならなくなったり、親がうるさく言ってくる題材に対しての問題や悩みが解消され、本当に自分のなりたい理想の人生に近づいていくことでしょう。
親がうるさく言ってくる原因
親がうるさく行ってくるのには、
自分側の内的原因
親側の内的原因
があります。解消するのは自分側の内的原因です。
自分側の内的原因をそのままにして親に文句を言っても、ますます言ってくるようになります。文句を言って黙らせたり、親元から離れても、問題がそのままなので別の人間関係などでトラブルが発生してしまいます。
親がうるさく言ってくる自分側の内的原因とは、親にうるさく言われている題材(仕事、結婚等)に対して信じていることや、それをしない、できない自分に対して持っている”信念”です。
自分側の内的原因を解消すると、親が勝手に変化して言わなくなったり、言われても気にならなくなります。
それだけでなく、親にうるさく言われている題材(仕事、結婚等)の問題が解消されて、あなたが望む状態に変化していきます。
親に言われる題材に対して否定的に思っていないか
例えば、早く結婚しろ、遊んでないで働きなさいって親に言われる
“結婚” “仕事”に対して、それをしていない、できない自分に対して後ろめたさなどの否定的な信念を持っていないでしょうか。
例えば、いい歳して独身でいることは恥ずかしいこと、働くのは嫌なこと、働かないのはダメ人間なとど信じていて、それをしない、できない自分に罪悪感とか後ろめたさがないでしょうか?
それがあるから言われると不快に感じて「うるさい!」という気持ちになるのですね。独身が恥ずかしい、働かないといけないというのは、社会や他人の価値観です。あなたもそれに同調してしまっているんですね。あなたの本音はどうしたいかが重要です。
独身でいる後ろめたさから結婚しても、世間体を気にしての結婚みたくなっていしまい、幸せになれませんね。
例えば、親に働きなさいと言われて不快に感じるその裏には働くことに対してこのような信念があるということです。
まじめに働かなくてはいけない
働くというのは嫌なことをするものだ
働きたくない(働く=嫌なこと)
まじめに働くのが立派なことだ(そうでない人間はダメ人間だ)
働いてないのはいけないことだ(働いていないことへの罪悪感)
自分のやりたいことなどできない
自分の好きなことをしてはいけない
あなたは本当はこれらは違うと思っていて、本当はもっとこうしたいというのがあるはずです。
ですが、親に言われたことや社会常識などから無理だ、できない、こうするべきだ、という押し殺してしまっているのです。できない、やらない自分を恥じて罪悪感を持ってしまっているんですね。
親はがうるさく言ってくるのは、このような間違った信念に気づいて解消して、本音を明らかにして人生でやりたいことをやって生きなさいというサインなんですね。
本音と矛盾する信念を持っていて、矛盾することそしているとうまくいかないし、苦しみが発生します。
こういった信念を解消しないまま、親に言われたり世間体や常識から無理に働いたり結婚しても、苦しむことになります。本音ではなく、親や世間体や常識からそれを無理にやっているのですから当然です。鬱になったり、ニートや引きこもりになってしまいます。
親や他人の価値観で結婚したり働くことで苦しんで、やっぱり違う、本当はそれは自分のやりたかったことではないのだということにまた気付かされることになります。
親からうるさく言われる題材についての内的原因を解消してしまいましょう。親からうるさく言われなくなったり、気にならなくなるだけではなく、本音で本当にやりたいことをやれる人生になるので一石二鳥です。
間違った信念の解消の仕方は後ほどワークのやり方などを詳しく解説していきます。
うるさいと思えば思うほど余計に言ってくる
人間の脳の仕組みとして相手の期待に応えようとする働きがあります。
脳にあるミラーニューロンという部位で相手が自分に対して思っていることを察知して無意識にそのように演じてしまうのです。
あなたが周囲の人から「真面目な人」だと思われていると感じると真面目な人として振る舞ってしまうと思います。だから、クラスや職場などで一度定着してしまったキャラはなかなか変えられないと思います。家で一人だと陽気にできても、会社だと真面目な人間を演じてしまいます。
このように他人の思っている通りに振る舞ってしまうというのは、意識的にも無意識でも行われているのです。
だから親に「この親はいつもうるさく言ってくる人だ」と信じれば信じるほど、ますます親は無意識にそのように振る舞ってしまうのです。
そして、親も先ほど挙げたような信念を持っています。
「働きなさい」とうるさく言うのであれば
まじめに働くのが立派なことだ(そうでない人間はダメ人間だ)
働いてないのはいけないことだ(働いていないことへの罪悪感)
自分のやりたいことなどできない
働かないと子供が不幸になる
子供が働いていないと世間体が恥ずかしい
親もまた親や学校や社会から植え付けられた信念に基づいて、うるさく言っているだけなんですね。
応急処置としては、親は単に世間や常識などの信念に基づいて言ってるだけなんだ、ロボットのように反応してるだけなんだ、と思っていましょう。ボタンを押すと「コケコッコー」と鳴くおもちゃと全く同じです。少しは不快な気持ちが和らぐと思います。
親からうるさく言われるのを脱却する実戦ワーク
親がうるさく言ってこなくなる、言ってきても気にならなくなる、親に言われている題材について悩みをクリアにして理想な状態を呼び寄せる方法についてお伝えします。
自分の信念、考え、本音、やりたいことを明確にする
まずはうるさく言われる題材に対して自分の信念、価値観、本音、やりたいことを明確にします。自覚しないと変えることはできないからです。
次の質問に答えるように紙に書き出してください。答えが被る質問もあるかもしれませんが、被った答えを書いてもかまいません。
質問1.親にそのことについてうるさく言われた時にどのように感じますか?
質問2.親がうるさく言ってくるその題材についてどう定義して何を信じているかを書き出してください。
「働きなさい!」であれば、働くこととは?何か、あなたが信じていることを書き出してください。
例:嫌なことをして対価としてお金を得る行為
やりたいことを仕事にできない
質問3.質問2で書き出した答えに対して、なぜそう信じているのか、何がきっかけでそう信じているのかを書き出してください。
例:親が仕事で苦労していた
親に「いつまでも好きなことばかりしていられないんだぞ」と言われた
質問4.それをしていないこと、できるのにしていない自分、したいのにできない自分に対してどのように感じますか?
質問5.親がうるさく言ってくる事柄について、本当はこうしたいと思う事を本音で書き出してください。
「働きなさい!」だったら、仕事について社会常識や他人の意見やできるかどうかは関係なく本音はどうしたいのかを一切制限をつけずに書き出してください。やりたいことが分からないならそう書いてください。
每日ぼーっとしていたいとかやりたいことが出てこないのも、過去に人に言われたことや失敗などの体験で持ってしまった、自分は価値がない、能力がない、何もできない、人生嫌なことばかりだといった信念が根本原因です。それらを解消していくと本当にやりたいことが見つかるようになります。
質問6.親がうるさく言ってくる項目に事柄について本当はこうしたいけど無理だと思っていることを書き出してください。
質問7.質問6で書き出した無理だと思っていることはなぜそう思うのでしょうか?
質問8.自分とはどのような人間だと思いますか?容姿、性格、能力についてどう思っているか、他人にどういう人と思われていそうか、などを書き出してください。
感情の吐き出し
あなたは今まで親にうるさく言われたり、言われたことを自分でも後ろめたさや罪悪感を感じていたり、やりたいけどできないということ自分を責めたり、そういった感情を我慢したりといったようにしてきていると思います。 それを全て吐き出します。
紙と鉛筆を用意して、親にうるさく言われることやそれに関連する後ろめたさや自分自身に対する思いなどを本音で書きなぐってください。
湧き上がってくる感情を言葉にするように汚い言葉で良いので感情をぶつけるように書き出してください
例:働け働けうるせえんだよこのクソババア!
あー働きたくない働きたくない毎日朝起きて何でやりたくないこともやらなくちゃいけねぇんだよ
やりたいこともないし毎日適当にゲームして漫画読んで過ごしたい
先ほどの質問と本音を書きなぐった紙を見ると、自分の信念が明らかになります。
仕事が題材であれば
仕事とは辛く大変なもの
汗水たらして働かなくてはいけない
自分の本当にやりたいことはできない
やりたいことなどない
働いてない自分はダメだ
自分など何の能力もない
このような”間違った”信念を持っているわけです。
これらの間違った信念が、親からうるさく言われることも含めて、人生の中に仕事関連の苦しみを作っているわけです。
人間の脳には自分が心から信じていることを人生の自分で体験したり人生の中に呼びせようとする働きがあります。
例えば、過去にクラスで発表してつっかえてしまい、自分は人前で話すのが下手だと信じてしまうと、次に人前に出ると脳が体に司令を出して、声が震えてまた失敗してしまいます。すると、人前を避けようとします。信じ込み通り人前で話すのが苦手という状態が体現されてしまいます。
あなたが親にうるさく言われている事柄に対する問題や悩みも同じです。
仕事とは辛く大変なもの
嫌なことの対価としてお金を得るもの
自分の本当にやりたいことはできない
やりたいことなどない
働いてない自分はダメだ
自分など何の能力もない
という信念を持っていれば、
自分にとって嫌な仕事についたり
大変な仕事について鬱になって働けなくなったり
仕事が嫌でニートになったり
働いてない自分に罪悪感や劣等感を持ったり
親から「働きなさい!」と言われて苦痛を感じたり
という人生を脳が呼び寄せるんですね。
仕事とは辛く大変なもの という信念を持っていれば、脳は、「では辛くて大変な仕事につかないといけないですね」と命令どおりに行動させるからです。
こういった信じ込みは、先ほどの質問と本音を書き出した紙の内容を参考にしながら後述する方法で解消してしまいます。
問題の原因(ネガティブな信じ込み)を解消する
親にうるさく言われる題材について、先ほどの質問に答えた紙を参考にして、あなたが親や自分の経験や他人や社会の常識から持ってしまったネガティブな信念を解消してしまいます。
あなたは社会の常識に関係なく、親の意見や期待からではなく、自分の本音でやりたいことをするべきです。
やりたい道に進んでうまくいかなくてもまた人生はいくらでも軌道修正ができます。
本当はこれがやりたいけど無理だって社会常識や親の意見に従わなければならないという葛藤によりあなたは苦しんで、 その葛藤で例えば働かないで行きこもってしまうという状態になっているのです。
だからそう言った生まれてから植え付けられた常識や自分などどうせだめだ無理だというような信念は手放してしまいましょう。
書き途中