相手のことを好きなのに
・無視したり避けてしまう
・素っ気ない態度をとってしまう
・悪口や嫌われるようなことを言ってしまう
・あなたには気がないアピールをしてしまう
・緊張してうまく話すことができない
・言い寄られたのに断ったりフッてしまう
このような好き避けをしてしまうのは原因があり、原因を解消すれば無理をしなくても自然と好きな人と自然体でコミュニケーションがとれるようになります。
好き避けをしてしまう原因
好き避けをしてしまう原因は、自分の気持ちが相手に伝わったら何か不都合なことが起こると信じてしまっているところにあります。
相手が自分のことを好きじゃなかったり嫌われるのが怖い
自分の気持ちを知られるのが恥ずかしい
周囲にばれたら恥ずかしい、気まずくなる
両思いになっても相手と釣り合う自信がない
本当の自分を知られたら嫌われてしまう
無意識にこのような信じ込みを持ってしまっているので反射的に好き避けをしてしまうのです。
このように信じてしまっている裏には自己否定の信念があります。
自分には価値がない
自分は愛されていない
自分はダメで魅力がない
自分には素敵な人はふさわしくない
自分は幸せになってはいけない
だから嫌われる、恥かしいと感じて恐怖心が湧いてきてブレーキとなり好き避けをしてしまうのです。
このような信じ込みは過去の体験により作られて持ち続けているもので、パソコンのデータのように消去したり書き換えることができます。
このような信じ込みが解消だれると、好きな人と接しても恐怖心が湧いてくるということがなくなり、無意識のうちに自然体で接することができるようになります。
好き避けをやめる自分になるための実践ワーク
好き避けをしてしまう原因の信じ込みを洗い出す
まずはあなたがどんな信じ込み思っているから好き避けをしてしまうのかを明確にします。
次の質問に答えてください。
質問1.あなたがしてしまう好き避け行動とはどのようなものですか?
質問2.質問1で答えた好き避けしてしまう好き避け行動をしてしまうのはなぜですか?
質問3.質問2で答えた好き避けをしてしまう理由についてなぜそう感じるのですか?
例えば、質問2で好きな人を避けてしまう理由が「恥ずかしいから」でしたら
なぜ恥ずかしいと感じるのかを書き出してください。
そして出てきた答えに対してさらになぜそう思うのかと問いかけて掘り下げてください
好きな人が近くに来ると避けてしまう なぜ?
→恥ずかしいから なぜ?
→自分に自信がないから なぜ?
→自分は魅力がないから なぜ?
→自分は容姿が悪いから
このようにできるだけ掘り下げてください。
質問4.質3で書き出した答えに対していつ頃からどのようなきっかけ体験がきっかけになってそのように思うようになってしまったのかを書き出してください。
先ほどの例の場合だと、 自分は容姿が悪いから魅力的ではないといつ頃からどんなことがきっかけで感じるようになったのかを書き出してください。
なりたい自分を明確にする
好き避けをやめる目的と目標が明確でなく、 ただ漠然とやめたいと思っているだけではなかなか変化が起こらなくなってしまいます。
好き避けをどんな目的でやめるのか、やめてどうなりたいのかを明確にします。
すると脳が働いてそういう状態になるために活動をしてくれます。
あなたは好き避けしてしまう状態を何のために直したいのでしょうか?どんな自分になってどういうことを体験したいのでしょうか?それを明確にして書き出してください。
それを現在進行形か過去形で書き出してください。
好き避けを直したい理由が
好きな人と仲良くなっていずれは付き合いたい
でしたら
私は好きな人と自然体でコミュニケーションをして、 仲良くなって付き合います。
私は好きな人と自然体でコミュニケーションをして、 仲良くなって付き合っています。
私は好きな人と自然体でコミュニケーションをして、 仲良くなって付き合うことができました。
参考にして、自分が一番納得いくような形で進行形か過去形で文章を書いてください。
そしてそれを断定口調で読み上げてください。
今までの習慣となっているのでこのように宣言するのが抵抗感があるかもしれませんがそれでも断定口調で声に出して宣言して下さい。
寝る前や朝起きた時や日常のふとした時にこの言葉を見たりつぶやくのがよいでしょう。
そうすると脳が好き避けという状態を改善させるように行動してくれるようになります。
今まで好き避けをしていたということを認めて自覚する
人は漠然としていて自覚していないことを変えることは難しいです。
自分は今までこのような信じ込み思っていたから好き避けをしてしまっていたのだということを受け入れて自覚します。
先ほどの質問に答えた内容を見ながら
「なるほど、自分は今までこのような信じ込み思っていたから好き避けをしてしまっていたのか」と第三者視点で客観的に淡々と呟いてください。
認めて受け入れることで信じ込みが外れて変化が起こりやすくなります。
好き避けの原因の信じ込みを解消するワーク
過去の体験から無意識に持ってしまった好き避けの原因となっている信じ込みを解消してしまいます。
例えば、幼少期に親から「あなたは本当にダメな子ね」と否定されて、「自分はダメで価値がないのだ、自分は大切な人(親)から否定される存在なのだ」と信じてしまっていることが好き避けの原因となっているとします。
心理ワークでこのような記憶に対してアプローチして信じ込みを解消します。
自分は大切な人から否定された
だから自分は価値がないのだ
といった反射的に好き避けをしてしまう原因の信念が外れます。
そうすると好きな人と接する時に反射的に湧き上がってくる恥ずかしさや恐怖心なDのブレーキがなくなるので普通に好きな人と普通に接することができるようになってきます。
好き避けの原因となる信じ込みを解消するワークはこちらの記事を参考に実践してください。
自己肯定の信念を養うワーク【自己肯定感を養うと好き避けが解消される】
自分は大切な人から否定された
だから自分は価値がない
このような信念を消去してブレーキを外しつつ自己肯定の信念を養っていきます。
無意識の中に自己肯定の信念を養っていくことで
自分には価値がない → 自分はそのままで価値がある
自分は素晴らしい、自分は魅力的だ、自分のことが大好きと思えるようになると、他人からの評価や承認が気にならなくなるので自信がつき、自分は好きな人と仲良くしたり愛されても良いと許可ができるようになります。
自分はそのままで自然体でいて良いのだという安心感や自信が生まれ、無意識のうちに好きな人と自然体でコミュニケーションをしたり自分の気持ちを素直に表現できるようになります。
自己肯定感を養うためのワークはこちらの記事を参考に実践してください。