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友達、家族、恋人がいても孤独を感じる原因と解消法|人と一緒にいても孤独を感じる理由とは?

友達、家族、恋人など周りに人がいるのに孤独を感じるのには原因があります。

これからお伝えする方法を実践して原因を解消することで、孤独感は自然と解消されていきます。

目次

人と一緒にいるのに孤独を感じる原因

人と一緒にいても孤独を感じる原因は

自分は認められていない
自分は拒絶される、誰からも愛されていない
〇〇な自分じゃないと(そのままの自分だと)受け入れてもらえない
自分は存在価値がない

などの無意識下の信じ込みにあります。

このような信じ込みがあるから、人といても「この人たちもどうせ自分を認めてくれていない」と感じて孤独を感じてしまうのです。

このような信じ込みは過去の体験により持ってしまったもので、多くの場合が幼少期の親子関係に作られたものです。

例えば幼少期に

親に話しかけたら「今忙しいから後にして!」とかまってもらえなかった
やることなすことを否定され、言いなりにさせられた
いい子でいないと親が不機嫌になって無視された

などの体験から

自分は親から認めてもらえない、拒絶された
そんな自分は存在価値がないんだ
いい子でいないと認めてもらえない
本当の自分はダメで無価値な存在なんだ

このように思い込んでしまうことがあります。

親から認めてもらえない自分はダメで無価値な存在なんだと思い込んで、自分で自分のことを認められなくなってしまいます。

すると友達や恋人や家族など周囲に人がいても「自分は認められていない、受け入れられていない」と感じて孤独を感じてしまうのです。

また、いい子でいないと、成績が良くないと親に受け入れてもらえなかった体験から

いい人でいる、人より優れているとか何かの条件付きじゃないと受け入れてもらえないと信じ込んでしまいます

しかし、条件をクリアしている自分が受け入れられているのであって、本当の自分が受け入れられているわけではないので孤独を感じてしまうのです。

無意識の強制力は意識の何十倍もあるので、いくら頭で「自分の周りには人がいて受け入れてくれている」と言い聞かせても心と体が反応して孤独を感じてしまいます。

心理ワークで無意識下にアクセスし「自分は誰にも認めらえない、それは自分は無価値だからだ」といった信じ込みを解消します

そして自己受容のワークを行い、そのままの自分を認めて受け入れていきます。

そのままの自分を自分で認められるようになると「そのままの自分で価値がある」という自信や安心感で満たされるようになります。

自分で自分を認していることで満たされているため、人と一緒にいるいないに関係なく孤独を感じなくなります。

結局親から認められた、愛情をもらえたというのも思い込みでしかありません。

「自分は親から認められたから価値がある、そんな自分を認められる」という思い込みから自分で自分を認めているから満たされているのです。

だから、親や他人から承認や愛情をもらえていなかったとしても、今からでも自分で自己受容をすることができます。

孤独感を解消するワーク

表面に湧き上がってくる孤独感をその場で解消するワークを紹介します。

孤独感や孤独感の裏側にある、誰にも認められていないという悲しみ、寂しさ、疎外感、劣等感、価値観、孤独になる不安や恐怖などの感情は

感じたくないし認めたくないものなので多くの人が我慢したり、押さえつけたり、気を紛らわしたりして抑圧してしまいています

すると感情が未消化のまま残ってしまうので、繰り返し湧き上がってきてしまいます。

人といると「どうせこの人たちも自分を認めてくれていない」と感じて未解消の感情に触れるため孤独感が湧き上がってしまうのです。

なので溜め込んでいる未消化の感情をできるだけ解消してしまいましょう。

感情を溜め込まずに効果的に解消するワークを2種類紹介します。

孤独感とそれに伴う感情をその場で手放すワーク

孤独感やそれに伴う感情が湧いてきた時にこのワークを行うことで、湧き上がってきた感情を消化して解消することができます。

1回20秒ぐらいで簡単にできて湧き上がってきた孤独感などの感情がスーッと消えます。

感情が湧き上がってきた時に来るたびに行っていると玉ねぎの薄皮を剥がすように内側にあった感情が少しずつ解消されていく効果もあります。

ワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。どちらも原理や効果はほとんど変わりません。やりやすい方や効果が感じる方で行ってください。

孤独感を感情をその場で感じ切って解消するワーク

感情の役割は感じることです。抵抗したり、紛らわしたり、思考したり、抑えようとせずきちんと感じ切ることで消化されて消えていきます。

孤独感や孤独になる不安や恐怖、誰にも認められていないと言った悲しみ、劣等感、無価値感などが湧いてきたから、抵抗せずに湧いてくるままに感じます。

どこかもう一人の自分が見ているような感じで「なるほど、今自分は孤独感を感じてるんだな、孤独になるのが怖いんだな」というように意識しながら淡々と感じてください。

そのまま抵抗せずに感じ切っていると長くても2~3分くらいで感情が収まってきます。

これは感情をきちんと感じ切ったことでエネルギーが消化されて解消されたからです。

2~3分経っても感情が収まらない場合でもそこで終了してください。

感じた分は消化されていますし、表面に残っているのは残像で後になったら消えてることもあります。

全く消えなかったり、何度も沸き上がってくる場合は溜め込んでいる感情がたくさんあるか、孤独感を湧き上がらせる原因の「自分は誰にも認められていない」といった信念を持っていることが考えられます。

これらの孤独を感じさせる原因の信念を解消するには次のワークで行ってください。

孤独感の原因の信念と未解消の感情を解消するワーク

孤独感の原因の信念と未解消の感情を洗い出す

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはどんな時に孤独感を感じますか?

質問2.その孤独感を感じている時にどのような思いや感情が湧き上がってきますか?

例:一緒にいるけど認めてもらえていない

本当の自分が受け入れられているわけじゃない、本当の自分を知られたら拒絶される
義務感や相手の都合で一緒にいてくれるだけだ

質問3.質問2で書き出した内容に対してなぜそのように思う、感じるのですか?

例:自分は価値がないから誰も認めてくれない

〇〇な自分じゃないと人は受け入れてくれないから

質問4.質問1~3で書き出した内容に対してその孤独感やそれを感じさせる思いや感情はいつ頃からありましたか?またそう感じるようになったきっかけとなる体験きっかけとなった体験があれば覚えている範囲で書き出してください。

幼少期からとか気づいたら孤独感を感じるようになっていたという場合は幼少期の親子関係に原因があることが多いです。

質問5.その他人といても孤独を感じることについて、湧き上がってくる思いや感情などをそのまま自由に書き出してください。

例:ただ相手にとって都合がいいから一緒に行ってくれるだけだ、本当に自分はしたって認めてくれている人なんて誰もいない
明るくいい人を演じてるから一緒にいてくれるだけで本当の自分を知られたらどうせ去っていく
どうせ自分なんか誰も認めてくれない、結局自分は孤独なんだ、寂しい誰か認めてほしいつらい誰か本当のそのままの私を認めてほしい

このように湧き上がってくる思いや感情をそのまま書き出してください。

孤独感を生じさせる原因の信じ込み及び未完了の感情を解消する

信念は過去の記憶と紐付いています。

「自分は認めてもらえていない、否定、拒絶された」と解釈がついている記憶があるから、自分は誰にも認められていないという信念とそれに伴う孤独感が湧いてきてしまうのです。

心理ワークで無意識下にアクセスして過去の体験の記憶をやり直したり、今の自分視点から学びや気づきを得て良い記憶に昇華させたり、過去の自分を癒したり、記憶の重要度を下げ無力化することで信じ込みを解消していきます。

そうすることで「自分は誰にも認められていない」といった信じ込みが外れていきます。

すると人といる時に「自分を認めてくれていないのでは」といった思いが湧き上がってくることがなくなってきます。

記憶を処置して思い込みを外すワークはこちらの記事を参考に実践してください。

自己受容のワーク|そのままの自分を受容できると孤独を感じなくなる

人がいるのに孤独を感じるのは、親から認めてもらえなかったなどの体験から自分自身を認められなくなっているのが原因だと述べました。

先ほどのワークで「自分は誰にも認められていない、そんな自分は存在価値がない」といった信念が解消できてきたら、そのままの自分を認めて受け入れ自己受容をしていきます。

本来であれば幼少期に親からそのままの自分が承認されることで「親から承認された自分は価値があるんだ」と思い込むことで自己受容ができるようになります。

「親から認められた」というのも単なる思い込みなので、過去に親から認られていなくても後から自分自身で育んでいくことができます。

無意識的レベルから自己受容ができるようになると「そのままの自分でも価値がある、自分は存在していていい」という安心感や満たされた感覚が養われます。

自分でそのままの自分を認めていることで満たされているので、人がいる、いない、認められている、認められていないに関わらず孤独感を感じなくなってきます。

自己受容のワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。

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