本物の自己肯定感を養うと全てがうまくいくようになる
恋愛、仕事、お金、人間関係がうまくいかない
一部の心身の不調やトラブル
自己否定、劣等感、他人と比較して苦しい
悲しみ、寂しさ、不安、恐怖、孤独感が消えない
いくら愛されても承認や愛情への渇望感が消えない
これらの多くは自己肯定感が低いことにより起こります。
自己肯定感が低い=自己否定が強いということになります。
本物の自己肯定感が養われると
そのままの自分に自信がつき自然体でいられる
人の目が気にならなくなる
嫌われないように我慢したり自分を演じることがなくなる
他人と比較して落ち込むことがなくなる
心が満たされるので、人からの承認をあまり欲しなくなる
そのままの自分を認めているので、他人の価値観も受け入れられるようになる
何でもない日常に満足や幸せを感じることができる
ようになります。
そのため人生や人間関係がうまくいくようになります。
偽物の自己肯定感とは
自己肯定感には本物の自己肯定感と偽物の自己肯定感があります。多くの人が偽物の自己肯定感を一般的な自己肯定感だと思っているので注意が必要です。
何かの条件に依存する自己肯定感
能力、経歴、肩書き、収入、容姿など何かの条件に依存する自己肯定感はもろくて崩れやすく、様々な問題や苦しみを生みます。
もちろん何かができることで自信を持つのは良いのですが、条件がない自分、条件以外の自分はダメだと否定してしまっていると苦しみや問題が発生します。
例えば「高学歴の自分は認めるが、学歴がない自分、自分は学歴以外はダメだ」と否定していると、学歴にしがみ付き自慢、誇示したり、低学歴の人を見下したり、自分より学歴が高い人に劣等感を感じたり、学歴がないのに優秀な人に敵対心を感じてしまいます。
学歴の優位性を保っていないと自分の価値がなくなると恐れているからです。
他人と比較して勝ち負けに拘り、転落や追い抜かされることに怯え、条件を維持するために頑張り続けることになってしまいます。
人が寄ってきても条件目当てだという猜疑心が拭えず、条件を失ったら人が去って行くのではと怯えることになります。
条件に固執すればするほど、それ以外の自分を否定していることになるので、心の奥で苦しみが大きくなります。
他人との比較による自己肯定感
他人との比較による自己肯定感も、条件に依存する自己肯定感なので脆く崩れやすく、様々な苦しみを生みます。
また他人と比較して優越感を感じるのは、裏にある自己否定や劣等感から来ているので、本当の自己肯定感とは言えません。
自分は価値がない、劣っている、うまく行ってない、認められていない、幸せでないと感じているから、他人と比較して自分はあの人よりマシだと思いこむことで心を保っているからです。
これでは他人と比較しては一喜一憂して、周囲の人が自分より幸せになることを恐れ、気が休まらない人生になってしまいます。
自信過剰な人も条件付の偽物の自己肯定感
いつもポジティブで自信過剰な人も一見自己肯定感が高そうに見えますが、これも多くの場合条件付の自己肯定感です。
なぜならできない自分、弱い自分、暗い自分、情けない自分、失敗した自分などを否定していて、そんな自分は見たくない、そうあってはならない、価値はないと否定しているからです。
だから自信過剰に振舞っているんですね。
現実や等身大の自分から目を逸らし、自分の能力を過大評価、過信してしまっている状態です。
その裏では等身大の自分を否定して露呈することを恐れているので
できないことを認めない、隠そうとする
人の意見を聞けない
絶対に負けを認めない
批判は受け入れない、逆ギレする
素直に非を認めて謝れない
謙虚に人の教えをこうことができない
他人を見下しバカにする
嘘や盛る、自画自賛、キラキラした自分を演出する
できない自分に鞭を打ってがんばる
口ではでかいことばかり言うが何もしない
といったことをしてしまいます。ダメな自分、弱い自分、負けた自分は絶対にあってはならない、見たくないと否定しているからです。
自信過剰で行動的なので、一時的に上手く行ったり多くの人が寄ってきて成功することもあります。
しかし、実力が伴ってないので足元を救われたり、人とトラブルになったり、嘘がばれても謝罪せず炎上するなど、ダメな自分が露呈することになってしまいます。
このような人も自信ありげでも裏では自己肯定感が低く、劣等感に苦しんでいます。
本物の自己肯定感とは
本物の自己肯定感とは、どんな自分でも無条件で存在しているだけで価値がある、ここにいていい、生きていていい
何かができてもできなくても、何かの条件を持ってようがいまいが、人に認められてようがいまいが、欠点があっても、弱い自分も情けない自分も腹黒い自分も含めて自分だと認めて受け入れている状態です。
つまり何かの条件、他人との比較、人から認められているかどうかに関係なく、等身大の自分を認めて受け入れている状態です。
本物の自己肯定感が養われると、ただ自分自身が存在しているだけでOKとなるので、静かな自信と安心感で満たされるようになります。
欠点やダメなところも受け入れているので変に隠したり、取り繕ったり、違う自分を演じたりせず、自然体でいることができます。
できないことを謙虚に認め、素直に人の意見を聞いたり、直そうと努力ができます。
何かをする動機も「こんな自分じゃダメだ」「これをやらないと嫌われる」「やらないと酷い目に合うぞ」という否定や恐怖からやるのではなく、純粋にこれがやりたい、こうなりたいというポジティブな動機からするようになります。
そのままの自分を受け入れているので、他人の価値観も受け入れられるようになります。
自分を否定したり縛っていると、他人も否定したくなります。
例えば「嘘を付く自分はダメだ」と否定していると、嘘を付いてる人を見ると腹が立ち批判的な気持ちになります。
本物の自己肯定感が養われるにつれて、心の飢えや苦しみがなくなり、何もなくても満たされるようになり、人生が好転してきます。
また、「そのままの自分で愛される、価値がある」という信念が作られるので、脳が自分は愛されている、価値があると感じる出来事を呼び寄せます。
他人があなたに対して何かができるできないに関係なく価値を置いてくれたり、欠点も含めてOKとしてくれたり、そんなところもいいと言われることが増えてくるでしょう。
本物の自己肯定感は、本来は親から適切な愛情を受けて育つと養われるのですが、今から自分で育んでいくことが可能です。
自己肯定感を養うにはネガティブな感情も受け入れることが大切
自己肯定感を高めようとすると、ネガティブな感情を否定してしまうことが多々あります。
自己受容をして自己肯定感を養うには、ネガティブな感情も含め自分の感情を否定せずに素直に認め、感じることが大切です。
ネガティブな感情も素直な自分の感情、自分の一部だからです。
嫉妬、敵対心、猜疑心
不安、心配、恐怖
他人への批判的な気持ち
人や出来事への怒り
人をバカにしたり見下す気持ち
自己嫌悪、劣等感、自分を責める気持ち、罪悪感
このよう感情が湧いてくると
こんな感情を感じてはいけない
苦痛だから感じたくない
こんな感情を持っていることを認めたくない
こんな感情を感じる自分は人として大人として未熟だ
こんな感情を感じている自分はダメだ
とやってしまいます。
自分の素直な感情を否定することは自分自身を否定することになってしまいます。
感じてはいけないと我慢したり、他のことで気を紛らわせてなかったことにしてしまうと、抑圧されて心の奥に残ったままになってしまいます。
そして
我慢の限界がきて爆発する
繰り返し不快な考えや感情が湧き上がってくる
ストレスや心身に負担がかかり心身の不調になる
感情を押さえつけて自分を否定しているので苦しい
脳が感情を解消しようとして感情を感じさせる出来事を引き寄せる
といったことになってしまいます。
怒りを我慢、抑圧していれば、脳が怒りたくなる人や出来事を脳が呼び寄せます。
否定的な感情を抑圧していると、嫌なことばかり起こるということになってしまいます。
そしてますます自己嫌悪に陥り、自己否定や自分嫌いが強くなってしまいます。
感情を感じたら後述するワークを行い、その場で感じ切って消化してしまうことが大切です。
溜め込んでいた感情と、ネガティブな感情の元であるメンタルブロックを解消すると、ネガティブな感情があまり湧き上がってこなくなったり、ネガティブな感情を感じさせる出来事が減っていきます。
自己受容と本物の自己肯定感を養うワーク
トラウマやメンタルブロックがあって自己否定、自己嫌悪、劣等感などが強すぎる場合は、メンタルブロックを解消するワークも行なってください。
現在進行形で辛いことがあってできない場合も、できそうなワークを行いつつ、当サイトの記事を参考にしてメンタルブロックの解消を行なってください。メンタルブロックが現在の辛いできごとを呼び寄せ、維持させているからです。
感情を素直に感じきる、溜め込んでいた感情を解消する
怒り、不安、悲しみ、寂しさ、孤独感などのネガティブな感情が湧いてきたら、ただ淡々と感じきってください。
抵抗したり、同化したり、増幅させたり、思考でこねくり回したりせず、湧き上がってくる感情をただ淡々と感じてください。
第三者視点でもう一人の自分を見ているかのように「ああ、今自分は怒ってるんだ、悲しんでるんだ、寂しいんだ」というように感じるとやりやすいです。
感情はきちんと感じたり表現するとエネルギーが消化されて消えていきます。
1~2分感じ切って感情が弱くなったり消えたら終了してください。
今までたくさん感情を溜め込んでいたりメンタルブロックやトラウマがあるとすぐに感情が消えないこともありますが、その場合も2分くらいで終了してください。
それでも今感じた分は溜め込まずに消化されています。
今湧き上がってきたネガティブな感情は過去の未解消の感情であることも多いので、過去の感情の解消にもなります。
感情を溜め込んでいたり、トラウマやメンタルブロックがあると何度も出てくることがありますが、メンタルブロックの解消も合わせて行なっていくとだんだんネガティブな感情が出てこなくなります。
感じ切っても消えない場合は、セドナメソッドやマインドブロックバスターというワークで解消することもできます。
こちらは15秒ぐらいの簡単なワークで湧き上がってくる不快な感情をその場で解消することができます。
慣れると出先でも人前でもすぐにできて効果的なワークなのでぜひ活用してください。
詳しい具体的なやり方はこちらの記事を参考にして実践してください。
感情が湧いてきたら我慢したり、食事やお酒、娯楽や刺激物などで気を紛らわせたりせず、その場で感じきって解消する癖を付けましょう。
メンタルブロックやトラウマがあると、それ自体がネガティブな感情の発生源になっているので合わせて解消しましょう。
溜め込んでいたネガティブな感情が解消されていくと、些細なことでネガティブな感情が誘発されなくなるので、穏やかな気持ちになり自分を肯定することができるようになってきます。
感情を紙に書き殴って解消する
上記の感じきるだけでは対応できないような、強い不快な感情は、紙に書きなぐって感情を表現しながら吐き出すことで解消します。
不快な感情や愚痴、不満、批判、嫉妬、後悔などの感情が頭の中を巡って止まらない場合は、紙に書き出して表現することで解消してしまいましょう。
紙と鉛筆を用意して、頭の中に湧き上がってくる感情を言葉としてそのまま書き出してください。
バカ、クソ、○ね!とかどんな汚い言葉でも構いません。幼稚でも自分が悪くても、文句がでてきたならそれをそのまま書いてください。自己嫌悪や自己否定も「自分はダメでクズでみんなに嫌われてるんだ」とか出てくるまま書き出してください。
こんなこと思っちゃダメだ自制心が湧いてきたら、「あーまたこんなこと思ってしまった、なんて自分はダメなんだ」といったようにそのまま言葉にして書き出してください。
無理に感情を込めて増幅させるのではなく、内から湧き上がってくるものを吐き出すような感じで行ってください。感情が弱くなって書く意欲がなくなってきたら終了してください。
インナーチャイルドワーク
インナーチャイルドとは、親から愛してもらえなかったなどの体験により、傷ついたままになっている幼少期の小さな自分のことです。
別の言い方で言うと、幼少期の満たされずに未完了のまま抑圧されている感情とも言えます。
小さい頃に両親から適切な愛情をもらえなかった、否定された、見捨てられた、裏切られたと感じた体験による
悲しみ、寂しさ、孤独感、無価値観、劣等感、不安、恐怖
など未完了の感情が残っている残ったままになっていると、それが現在の悲しみ、寂しさ、不安などになっていて、それが自分には価値はない、誰にも愛されないといった自己否定に繋がっています。
度々このような感情が湧き上がってきたり、いつも最終的にそう感じる人間関係や行動パターンを繰り返してしまう場合は、傷ついたままのインナーチャイルドが残ってる可能性があります。
例えば、恋人ができると見捨てられるのではと不安になる
常にかまってくれないと満たされない
そのままの自分では愛されないと感じて何でも言いなりになる
などのいつも同じパターンを繰り返す場合は癒されていないインナーチャイルドがある可能性が高いです。
両親から適切な愛情を受けて育つと本物の自己肯定感が育まれると述べました。
今からでも遅くありません。インナーチャイルドワークで今のあなたが親代わりになってインナーチャイルドをに愛情を注ぎ癒していくことで、安心感や愛されたいる感覚が養われ自己肯定感が育まれます。
インナーチャイルドワークのやり方
リラックスして目の前に幼少期の小さな自分をイメージします。
クッションやぬいぐるみを小さな自分に見立てて行うのも効果的です。
そして、小さな自分に「今どう感じているの?」と聞いてみます。
すると、寂しい、悲しい、苦しいといった答えが返ってきます。
最初は心を閉ざしたり抑圧していると返ってこないこともあります。
その場合はいじけている、心を閉ざしているなど何かを感じ取ってください。
悲しいよね、辛いよね、そう感じてしまうのも仕方ないよ
もう大丈夫だよ、私が一緒にいるよ
悲しい、寂しいと返ってきたとします。
「どうして悲しい、寂しいの?」と聞いてみましょう。
「お母さんが遊んでくれない」など答えが返ってきたりします。何も返ってこないかもしれません。
「悲しいよね、寂しいよね」と共感してあげてください。
「悲しさや寂しさを感じてもいいんだよ「悲しい、寂しい」って言ってもいいんだよ」
「悲しい思いをさせないで!」って怒ってもいいんだよ
と共感、肯定して寄り添ってください。
自分はどうせダメで無価値だ、誰にも愛されない
といった自己否定の感情が出てきたら、「どうしてそう感じるの?」と聞いて
「そう感じてしまっているんだね、あんなことがあったのだからそう感じてしまうのも仕方ないよ」「弱いとこがあってもダメなとこがあってもいいんだよ」
と肯定してあげてください。
「本当はどうしたかったの?どうしてほしかったの?」と小さな自分に聞いてみます。
もっとかまってほしかった、抱きしめてほしかった、遊んでほしかった
胸の前で手を交差させて抱きしめてください。
クッションやぬいぐるみに見立てている場合は実際に抱きしめます。
そしてイメージの中で、一緒に遊んだり抱きしめたりなど、小さな自分がやりたかったことを一緒にしてあげます。
そして満足したら、いつでも側にいるよ、また会いに来るよと言って終了してください。
長年自己否定が強かった人は傷付いているので癒されるまで時間がかかります。寝る前に布団の中で1日数分行う習慣をつけるとよいでしょう。
長年傷ついて、抑圧して無視してきたので、最初は怒っていたり、いじけたり、反発して最初はなかなか心を開いてくれないかもしれません。
その場合「どうして怒ってるの?」と聞いてみましょう。
今まで無視していた自分に対する怒りかもしれません。
親に対する怒りかもしれません。その場合、制限せずに怒らせてあげてください。
自分に対する怒りなら、今まで無視して、気づかなくてごめんねと謝罪するのもよいです。
親などに対する怒りなら「なぜ怒ってるの?」と聞いてあげて、「お母さんに拒絶されて悲しかった、寂しかった」などと答えが返ってきたら
怒りを吐き出させてあげて、悲しかった、寂しかった気持ちに寄り添って、抱きしめてあげるなどしてください。
諦めずに根気強く行っていくとだんだん癒されていきます。
抑圧されていた感情を解消し、傷を癒して、そのままの幼少期の自分を肯定してあげると、今のそのままの自分を無条件で肯定できるようになってきます。
何もなくても言葉にできないような安心感や満たされた気持ちで包まれるようになってきます。
欠点や短所だと思っていることを長所に置き換えるワーク
自己否定とは認知の歪みから生まれます。
本来であれば絶対的な長所や短所、欠点というものはなく、ある視点から見て否定的なレッテルを貼っているだけです。
短所や欠点とラベルを貼っているものを別の視点からも見ることで認知の歪みを修正していきます。
あなたが自分の短所、欠点、できない、足りないと思っていることを書き出してください。
そしてその右側にそれをプラスの面やポジティブに置き換えてください。
例:
臆病 → 慎重に物事を判断する
怠け者 → 頑張りすぎてストレスを溜めない
暗い性格 → 一人の世界に没頭できる、黙々と作業ができる
劣等感、失敗、挫折から得られた物や学びになったことを書き出す
劣等感を感じていること、過去の挫折や失敗、辛い体験、恥ずかしい体験など
体験から得られたプラスのこと、何かの気づきや学びや教訓などが得られたことを書き出します。
全くないという場合は無理に書く必要はありません。また現在進行形の辛い出来事などもなかなかそう思えないと思います。
後になって時間が経ってから気づくこともあります。
これを過去の嫌な出来事や辛い体験を脳の記憶の中でプラスの出来事に変換され、受け入れることができ、本当の意味で過去の終わった出来事にすることができます。
成長できた、同じ体験をした人の気持ちが分かったとか、少しでもそう思えたならそれでもかないません。
僕の例ですが、高校の時にニキビがたくさんできて苦痛でしたが、そのおかげで食事や健康に気を使うようになりました。
周囲には食事が原因で糖尿病や生活習慣病になっている人もいるが、自分は健康でいられています。
自分を肯定するワーク
自己肯定感の低い人は自分、他人、環境、状況、出来事などを否定的(悪い方に、悪い面ばかり)に見る癖がついてしまっています。
それを肯定的に、プラスの面を見る癖をつけるようにしていくためのワークです。
次の事を書き出してください
・自分の良いところ、素晴らしいところ、長所、できることを100個書き出して下さい
・感謝できることを100個書き出してください
・現在やこれまでの人生で嬉しい、楽しい、幸せだと感じたことを100個書き出して下さい
・これまでに達成したこと、成し遂げたことを100個書き出して下さい
4項目ありますが、どこからやっても書き出す内容が被ってしまってもかまいません。
どんなに些細なこと、小さいことでも構いません。
このワークはバカバカしく感じるかもしれませんが、脳科学に基いた脳への命令を変える方法です。
自分はこんなにできることがある、自分の人生こんなに楽しいことや幸せなことがたくさんあると脳が判断し、その思い込みが脳へ命令となり、ますますできる人間になり、幸せなことを呼び寄せようとするのです。
最初はなかなか出てこないかもしれませんが、それは今まで自己否定が強かったからで、続けていれば必ず出てくるはずです。
やるのがバカバカしく感じたり、面倒、胡散臭く感じるのも、否定的に捉える癖がついていたからです。
最初は意識的にでもワークを行っていくと、脳がどんどん肯定的な面にフォーカスするようになってきます。
最初は出てこなくても、出てくるようになるとどんどん出てきたりします。
例:自分の良いところ、素晴らしいところ、長所、できること
毎日を歯を磨いている
動物が好き
ブラインドタッチができる
・感謝できること
住む家がある
毎日きちんと3食食べられている
電気が使える
・楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せだと感じたこと
○○という漫画がとてもおもしろかった
近所の野良猫が懐いてくれた
布団の中でぬくぬくしている時
・達成したこと、成し遂げたこと
小学校を卒業した
中学生の時に絵のコンクールで入賞した
○○というゲームをクリアした
このようにどんな些細な当たり前に感じることでも良いのです。これならできそうだと思います。
どんな小さな事でも些細な事でも良いので、とにかくできるだけたくさん書き出してください。
事の大小より、数を多く書くことが重要です。脳は事が小さくても数が多いと、その情報は真実だと判断するからです。
これらのワークは、プラスの事や感謝できることに目を向けることで、自分にもこんなに素晴らしいところや、楽しいこと、成し遂げたことがあったんだと脳に学習させることで、無意識の自信や自己肯定感を底上げされます。
自分や他人や物事の良いことやプラスの面に目を向けることが習慣になります。
書き出した紙は、捨てずに取っておいて何度も見返してよい気分を味わったりしましょう。
寝る前と朝起きた時に見るのが無意識に入りやすいので効果的です。新しいことを思いついたらどんどん追加していきましょう。
自愛ワーク
ありのままの自分を受け入れる、認める、褒める、好きになる、愛するワークです。
自分の欠点、弱い部分、情けない部分、ダメな部分やできない部分も認めて受け入れてあげます。
自分を否定したり責めてしまっても、そんな自分を認めて受け入れてあげます。
また、自分の気持ちにできるだけ正直になる、偽ったり、作ったり、気持ちを無視したり、ないふりをしたり、我慢しない
正直になれずに人に嫌われるのが怖くて嘘をついてしまっても、そんな自分も責めずに認めてあげます。責めてしまったら責めてしまうのも仕方ないよととことん肯定してあげます。
感覚的には、例えばペットの猫は、毎日食べて寝て遊んでるだけ、時には粗相やいたずらもします。
人間に置き換えるとものすごくダメな存在です。それでも飼い主にとってはかけがえのない存在でまるごと受け入れて愛していると思います。
それを自分自身にしてあげるという感覚です。
他人にしてほしいことは自分自身にしてほしいこと|自分で自分にしてあげる
他人にして欲しいことや文句や言いたいことは実は自分自身にしてほしいこと
他人に愛して欲しければ自分に愛してほしい
他人に認めて欲しければ自分に認めてほしい
と本当は思っているのです。
だから、それをあなたがあなた自身にしてあげましょう。
リラックスできる状況で行います。
右手を左肩に置くようにして自分自身を抱きしめて、あなたはそのままで存在価値がある、他人から言ってほしい言葉を自分に言ってあげてください。
習慣にするには、寝る前と起きたときに布団の中で5分くらいずつ自分自身に語りかけてみましょう。
今まで10年20年と自分を否定して「お前はダメだ」とか悪口をずっと言い続けてきたため、傷ついてしまっているので、受け入れがたい場合もあります。
そんなときはまず自分に謝ります。最初の頃は、自分自身を許したり謝罪するということも行ってみましょう。
自分自身の心や体の各部位に、感謝したり、ありがとう、と言ってあげるのも良いでしょう。
自分自身に愛してるというのが最初は抵抗がある場合は、イメージの中で好きな人、芸能人、漫画やアニメの二次元キャラに上記のことを言ってもらうのもよいです。
今日もよくがんばったね、素晴らしいよ、素敵だよ、大好きだよとかそのこと言ってもらってるところをイメージしても構いません。
満たされて安心感を感じて心が暖かくなってきたらうまくいっている状態です。
日常の出来事に意識的にプラスの意味付け、感謝をする
自己肯定感が低い人は、自分自身に対してだけではなく、出来事や状況や他人などに否定的にマイナスに捉える癖がついてしまっています。
ですので、日常の生活の中で、さまざまなことにプラスの肯定的な意味付けや、感謝する癖をつけるためのワークを行っていきます。
日常での様々なことに対して、できる範囲で、気づいたときにそれらのことにプラスの意味づけをしたり感謝したりします。
例えば、朝起きたら、ぐっすり眠れた、今日も素晴らしい朝だ、今日もすばらしい日々になるに違いない、ありがとう と言ってみる。
カーテンを開けて、今日は快晴で素晴らしいね
雨が降ってても、雨もいいね、恵みの雨だ
通学、通勤途中で花を見かけたら、綺麗な花だ、
駅員さんやバスの運転手さんなどに、運行してくれているから目的地にいける
配達員さんがに、家にいながら荷物が手に入る、ありがたい
信号がスムーズに青だったら、やっぱり私はラッキー
転んでも、怪我しなくてラッキーだった
など、とにかく何でも良いので日常の出来事に対してプラスの意味づけをします。
すると、脳が「私の人生感謝できる素晴らしいことがたくさんある」と思うようになり、それを命令として受け取って、無意識に感謝できる素晴らしい人や出来事を呼び寄せます。
どうしても思えない場合はあまりに無理に行う必要はありません。
できることから行ってください。
ポジティブな言葉を意識的に使う
感情は言葉によっても想起されるようになっています。
なのでポジティブな言葉や表現を使うとポジティブな気分になったり感情が湧いてきます。
なので言葉を先に言ってしまうと後から幸せだなと言えば幸せな
そして脳が幸せ自分には幸せがあると認識してますます幸せだと感じる出来事を呼び寄せようとします。
幸せだなあとか自分は本当に運がいい、自分はなぜかうまくいく
自分はやればできるんだ
といったように繰り返しつぶやいたり、要所要所でこのような言葉を唱える癖をつけましょう。
これも無理に行う必要はありません。できる範囲で行ってください。
自己否定やメンタルブロックが強いとそれが反発やブレーキになるのでそれらも解消しながら行ってください。
各ワークの注意点
好転反応
人によっては、これらのワークをやっていると、今まで無意識下に抑圧されていた否定的な感情とかが湧き上がってきて、苦しくなってくることがあるかもしれません。
人によっては風邪のような症状が出てだるくなったり、猛烈に眠くなって長時間睡眠をとってしまうなどが起こったりもします。
これらは好転反応のようなものです。
また、自己否定などが余計に強くなったり、一見状況が悪くなったり、嫌な出来事が起こるかもしれません。
これも今まで潜在意識に持っていた自己否定の感情が表面化、現象化して、解消されていく過程だと思ってください。
一見悪いことに見えてももっと良い方向に行くために必要だったことの場合もあります。
例えば会社をリストラされたけど、もっと自分がやりたかったそのおかげでもっと自分がやりたかった仕事に着くことができたなど
慌てたり抵抗せずに、今まで自分が溜め込んでいたものが表面上に出てきているだけなんだと淡々と流すようにしてください。
このままずっと溜め込め続けていたら、脳が解消させようとしてもっと大きな悪い出来事を引き寄せてしまったかもしれない、これくらいですんで良かったとポジティブに思うようにしてください。
脳のホメオスタシスによる抵抗や元の自分に引き戻し
また、脳にはホメオスタシス(恒常性)といって、今までの慣れ親しんだ状態を維持しようとする働きがあります。
何か大きな変化がおこりそうになると、元に戻そうとする力が働きます。性格や習慣を変えるのが大変なのもこの仕組みによるものです。
邪魔する邪魔されるようなことや元の自分に元の自己否定の自分に引き戻すようなミスやトラブルや失敗などが起こることもあります。
脳が元に戻ろうとして、やる気がなくなったり無気力になったり、この記事に書いてあることがバカバカしく否定的に感じたり、実践を阻止するような出来事が起こったりすることもあります。
そうした場合も単なる抵抗や引き戻しが怒ってるんだなと淡々とやり過ごすようにしてください。
急激に変わろうとすると人によっては抵抗や引き戻しも強くなるので緩やかに地道に行っていきましょう。
今までの自分にメリットを感じていると変化が起こりにくい
今までの自己否定をしていた自分に何かメリットがあります。
自己否定をしていれば何かに挑戦して失敗して嫌な思いをしなくて済むとか何らかのメリットを感じていることが多いです。
あなたも自分を肯定できるようになり幸せなったり人から愛されるようになったり物事が良いことばっかり起こるようになったと考えると何か違和感や不安を感じないでしょうか。
そしたらその不安を言語化してください。
自分を受け入れて素晴らしい自分になったら素晴らしい価値のある自分になったら何か責任を負わなければならないのではないか
価値のある自分として生きる自信がない
幸せになったら悪いことが起こるのではないか
などの不安や恐怖が湧き上がってきて元の自分に戻ろうとしてしまうことがあります。
これらのワークが面倒に感じたりやる気が起こらなかったりばかばかしく感じるのもこの引きを戻し作用によるものです。
これも過去の体験から持ってしまった信じ込みメンタルブロックですのでメンタルブロックの解消ワークなどで解消してください。
そのような抵抗があっても習慣が変わるまで負けずに続けることが大切です。
むしろ、余計にネガティブになったり、ワークをやる気がなくなったり、嫌な出来事や、実践を阻止するようなことが起こったら、効果が出ている証拠です。
どちらにしろそれらはあなたが持っている限り、いつかは経験しなければならないことです。先延ばしして溜め込み続ければその分重くなります。今、軽いうちに経験して終わらせてしまえる、ラッキーと思ってください。
ネガティブなことが起こっても、自分は生まれ変わるのだという強い意思は持ち続けてください。
そこで逆効果だと思って完全に止めてしまうと元の木阿弥です。
一気にやると反動もでるので、無理をせず休みを入れながらでも続けましょう。
ここを乗り越えてしまえば、あなたは何かの条件に左右されない、本物の自己肯定感を身に付けることができるようにになってきます。
自己肯定感が高くなるに従って、何もなくても幸福感や喜びや満たされた感覚でいられるようになり、それがますますあなたにとって幸せで喜び、楽しい満たされるような出来事が呼び寄せるのです。
自己受容と本物の自己肯定感が養われることで起こること
満たされた感覚や安心感に満たされ、何かに守られているいつも味方がいるという安心感や信頼感
何かの条件に左右されない、根拠のない静かな地震のような感覚に満たされるようになります。
そのままの自分でいていいんだ
欠点もできないところも弱い自分部分もダメな部分も腹黒い自分も、コンプレックスな部分も含めて受け入れて認められる
それはダメ出ししてしまう自分も受け入れられる
自分の感情を素直に感じたり、やみくもに感情を他人にぶつけたりはせずに素直に適切に表現することができる
物事や他人や世の中を肯定的に受け取れるようになる
他人が自分の欠点やダメな部分やできない部分も含めてそれでOKと認めてくれるようになる
そのままのあなたが好きと慕ってくる人が出てくる
他人の些細な多少の否定的批判されたりしても、そんなに気にならないか傷ついたとしても立ち直りが格段に早くなる
脳がそのままの自分で価値がある素晴らしいという信念を受け取って、無意識に価値がある人として振る舞い価値があると感じる出来事を呼び寄せる。
つまり今までの自己否定した時と真逆の方に歯車が回り始め人生が好転していくことでしょう。
何十年も自己否定をしていた人は一朝一夕には行かず、だんだん自己肯定感が高まっていきます。
それでも少しでも自己肯定感が養われていくにつれて、心が満たされて幸せだとかと感じる出来事やうまくいく人間関係や物事がうまくいくようになっていくことが感じられると思います。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 自己肯定感を養う方法はこちらの記事を参考にしてください。 […]