いつも自分だけ人から誘われません。何が原因なのでしょうか?
人から誘われない本当の原因と、人から誘われる人に変化する方法についてお伝えします。
- 友達はいるのに誘われない
- 他の人は誘われるのに自分だけ誘われない
- 嫌われることはしていないのに誘われない
- 自分からは誘うけど相手からは誘われない
- 明るくていい人のつもりなのに誘われない
- 一対一だと誘われない
- 学校や職場では仲が良いのにプライベートでは誘われない
自分だけ人から誘われないのはなぜでしょうか?それには原因があります。
人から誘われない原因
人から誘われないのは、相手にとって誘うわない理由があります。
例えば
一緒にいても楽しくない
一緒にいると疲れる
一緒にいると居心地が悪い
なんか気が合わない
不快に感じることが多い
誘いづらい
理由は様々ですが、相手からこのように思われてしまっていることにあります。
ではなぜこのように思われてしまっているのでしょうか。
それには表面的な原因と潜在的な原因があります。
潜在的な原因が表面的な言動や雰囲気として表れ、人から誘われないという結果につながっています。
潜在的な原因が解消されていないと、いくら表面上明るくいい人になっても誘われにくくなってしまいます。
相手に違和感や不自然さが伝わってしまうからです。
人から誘われない表面的な原因
表面的な原因は、見た目や雰囲気、言動によるものです。
会話やコミュニケーションが苦手
相手が不快に感じるような言動をしている
会話やコミュニケーションが不自然
自分本位の会話やコミュニケーションをしている
無表情、堅い、ぎこちない
などです。それから
嫌われないように明るくいい人を演じている
嫌われないように気を使いすぎている
心を開かず壁を作っている
本音を話さない
どこかオドオドしてよそよそしい
偽りの自分を作っている
相手を疑っている、どこか信用していない
このような言動も相手に居心地の悪さ、気を使わせたり、とっつきにくさを感じさせてしまいます。
人から誘われない潜在的な原因
潜在的な原因が前述のような表面的な雰囲気や動作に現れ、誘われないという結果を作っています。
潜在的な原因とはメンタルブロック(過去の体験から無意識下に入ってしまった否定的な信念)です。
自分はダメで無価値な人間だ
自分は人から嫌われる
自分は人から見捨てられる
自分は無視され、蔑ろにされる
そのままの自分では価値がない
自分は誰からも愛されない
自分は人から攻撃される
どうせ見捨てられる、裏切られる
無意識にこのような思い込みがあるから
嫌われないように明るくいい人を演じたり
ビクビクして壁を作ったり
自分を満たそうとして自分本位のコミュニケーションをしたり
極度に緊張して言動が不自然になったり
してしまうのです。
いくら表面上は明るくいい人を演じても、どこか不自然、媚びている、おどおどしているといった雰囲気やオーラが相手に伝わり、居心地の悪さを感じさせてしまいます。
また、「自分は価値がない人間だ」と思い込んでいると、それが脳への命令となり、無意識に失敗したり、人から嫌われるような価値がない人としての言動してしまい、やっぱり自分は価値がないと実感することになってしまいます。
心理ワークで根本的な原因であるメンタルブロックを解消することで、自然体でふるまうことができるようになり、相手にとって居心地がよくなるため、人から誘われやすくなります。
人から誘われる人に変化するための実践ワーク
人から誘われない原因のメンタルブロックを解消する
人から誘われない原因のメンタルブロックを洗い出す
まずは人から誘われない原因のどのようなメンタルブロックがあるのかを洗い出します。
次の質問に答えてください。
質問1.あなたはなぜ自分が人から誘われないと思いますか?どんな自分だから人から誘われないと思いますか?
例:一緒にいてもつまらないから
必要のない人間だから
質問2.人から誘われない自分自身をどのように思いますか?
例:どうせ自分になど価値がない
誰からも必要とされない人間だ
質問3.あなたを誘ってくれない人たちに対してどのように思いますか?
例:自分を蔑ろにしている
やっぱり人は信用できない
質問4.質問1~3までに書き出した各答えに対して、いつ頃からそのように感じるようになりましたか?また、そのように感じるようになったきっかけとなった過去の体験を覚えている範囲で書き出してください。
幼少期の頃から漠然とあったという人は幼少期の親子関係などの体験に原因があることがほとんどです。
思い出せる範囲で幼少期の親子関係や家庭環境について洗い出してみてください。
人から誘われないことに関する思いや感情を吐き出す
人から誘われないことに関する本音や思いや感情を吐き出します。
メンタルブロックや未完了の感情などを自覚したり、感情を吐き出すことができます。
紙と鉛筆を用意してください。
人から誘われないことに関して
- 相手に対する不満、文句、怒り、言いたいこと
- 誘われない自分に対する思いや言いたいこと
その他どんなことでもいいので思いや感情が湧き上がってくるまま正直に紙に書きなぐってください。
例:なんで誰も私を誘ってくれないんだ?何も悪いことしてないのに
なんで自分だけ、他の人は誘われているのにいつも自分だけ誘われなくてショック
どうせ自分なんか何の価値もない、必要ないのない人間なんだ
思えば親もお姉ちゃんばかり可愛がって自分はいつもいらない子扱いされたし、自分は劣っているいらない人間だんだ
このように心のうちに溜め込んでいた思いや感情をそのまま書きなぐってください。
思いに任せて書いているうちに、自分が持っている信じ込みや未完了の感情、過去の体験を思い出すこともあります。
先ほどの質問に答えた内容と書き出した紙を元にして、心理ワークで過去に持ってしまった思い込みや心の傷を癒したり感情を吐き出して癒していきます。
例えば無意識下の「自分は価値がない」という信念が外れれば、価値がある人間になろうとして無理にいい人を演じたり、嫌われないようにビクビクしながら人に媚びたりすることもなくなってきます。
そうすると自然体で心を開いて人と接することができるようになるので、相手も居心地が良く、誘われることも多くなってくると思います。
メンタルブロックの解消ワークはこちらの記事を参考に実践してください。
誘われない原因の自己否定を解消し自己肯定感を養う
先ほどのメンタルブロックの解消ワークで自己否定などの信念を解消しつつ、自己受容をして自己肯定感を養っていきます。
自己受容とは、長所や何かができる自分だけではなく、弱いところやダメなところも含めて「そのままの自分で価値がある、そのままの自分で存在していていい」と自分を認めて受け入れることです。
自己受容ができるようになると「どんな自分でも価値がある、存在していていい、愛されていい」と無意識レベルで実感できている状態になります。
そのままの自分を認めているので、壁を作ったり、本音を偽り自分を演じたり、嫌われないように無理にいい人を演じたりビクビクすることもなくなります。
他人に認めてもらいたいという欲求も弱くなるので、自分の話ばかりしたり、自慢話や無意識に自分を上げて相手を否定するなどもなくなります。
心を開いてリラックスして自然体で相手と接することができるようになるので、相手も一緒にいると居心地がいいと感じてくれるようになり、誘われることも増えてくると思います。
自己受容をして自己肯定感を養うワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。
人から好かれる会話とコミュニケーションの技術を身につける
人から誘われない人は会話が苦手だったり、無自覚に相手を不快にさせたり、気を使わせたり、空気を重くするような言動をしていることがあります。
会話をしていてもつまらない
反応が薄い、笑わない、無表情
会話やコミュニケーションが不自然
会話やコミュニケーションが自分本位
ぎこちない、堅い、重苦しい
会話が真面目すぎて議論のよう
無意識に相手を否定している
自分の話は意気揚々とするのに相手の話には興味なさそうにする
などなど無自覚にやってることもあるので、意識して直したり、足りない分は知識や技術を習得することで改善しましょう。
人から嫌われる言動、人から好かれる会話やコミュニケーションをする方法、会話の上達・練習法は会話・コミュニケーションの記事を参考に実践してください。