心・性格の悩み

過去の万引きや軽犯罪の罪悪感を消す方法

過去に万引きや軽犯罪を犯してしまい罪悪感に苦しんでいる方へ
罪悪感を消して解消する方法をお伝えします。

なぜ、過去に犯した万引きや犯罪に対して強い罪悪感を感じ、いつまでも罪悪感が消えないのでしょうか?

その原因を解消することで、罪悪感が解消され、自分を許し、自分を好きになり肯定できるようになり、 自分のやりたいことや幸せな人生を生きることに許可ができるようになっていきます。

元々持っていた罪悪感が万引きや犯罪に走らせた

あなたは「万引きや犯罪をしたから自分は悪い人間だ」と思って罪悪感を感じていると思っていると思いますが、実は逆です。

「無意識に自分は悪い人間(無価値でダメな人間)だと信じていたから万引きをしてしまった」可能性が高いということです

全ての人がそうだとは限らないですが、万引きや軽犯罪で強い罪悪感がいつまでも消えないということは、その可能性が高いです。

元々万引きや犯罪を犯す前から、無意識に「自分は悪い人間だ」というような信じ込みが入ってしまっていて、「自分は悪い人間なんだから万引きや犯罪をしなくちゃ」と信じ込みに合うように脳が万引きに走らせたということです。

人間の脳は無意識に信じている通りに行動をしようとする働きがあるからです。

例えば、「自分は話すのが下手だ」と信じていると、人前に出て話すためになると頭が真っ白になって声が震えて言葉が出なくなると思います。これは話が下手なのではなく「自分は話が下手だ」と言う信じ込みに合わせて脳が行動をさせているのです。

同様に

自分は悪い人間だ
自分は何の価値もない人間だ
自分は愛されない必要のない人間だ

といった信念を持っていると、脳が無意識に悪い人、価値のない必要のない人として行動をしてしまいます。

ではなぜ何もしていないのに「自分は悪い人間だ」というような信念を持ってしまったのでしょうか。

理由は人それぞれ違いますが、多くの場合が幼少期の親のしつけや接し方によるものです。

メカニズムを解説するために、分かりやすい一例を挙げて解説します。

例えば、幼少期の頃に母親から「いい子にしてなきゃダメでしょ!」と叱られたとします。

「いい子にしてなきゃダメでしょ」とはどんな子に向けて言う言葉でしょうか?

それは悪い子ですね。いい子だと思っているなら「いい子にしてなきゃダメでしょ」なんて言わないからです。

親にそのようなことを言われると、子供は無意識に「自分は悪い子なのだ」と認識します。

人間の脳は無意識で信じている通りに振る舞ったり行動しようとする働きがあります。

なので、無意識のうちに「自分は悪い子なのだから悪いことをしなくちゃ」と悪戯をしたり、非行に走ったり、万引きや犯罪などを犯してしまうのです。

勉強をやろうとしていたら、親から「遊んでないで勉強しなさい!!」と言われたら急にやる気がなくなりませんか?

それはなぜかと言うと「遊んでないで勉強しなさい!!」=「この子は勉強をしないで遊んでばかりいるダメな子だ」というレッテルを貼られたからです。だから無意識に勉強しないダメな子をやりたくなってしまうのです。

また、それと同時に「いい子でいなきゃダメでしょ!」=「いい子でいなきゃいけない」という信念も作られます。

「いい子でいなければいけない、でも自分は悪い子だ」と信念がぶつかり、葛藤と罪悪感により苦しむことになります。これが何もしてないに罪悪感が生じる一例です。

そして「自分は悪い子だ」という信じ込みが、信じ込み通りに万引きや犯罪に走らせ、「本当は良い子でいなければいけない」という信じ込みとぶつかり葛藤が起こり強い罪悪感に苦しみます。

これがあなたが万引きや軽犯罪を犯してしまい、その罪悪感で苦しんでいる理由です。

親から様々な制限、強制されたり、否定された、理解、信頼、承認してもらえないというのも同様のことが起こります。

万引きや犯罪に対する罪悪感を消す方法

これまで説明した理由から、万引きや犯罪をしたことに対する直接的な罪悪感だけを消そうとしてもうまくいきません。

万引きや犯罪をする前から持っていた、無意識下の根源的な「自分は悪い人間だ」「自分は何の役立たずで存在価値がない」などの信念と「誠実で立派な人間でなければいけない」という信念がぶつかった葛藤により起こっている可能性が高いからです。

自分は悪い人間だ
自分は何の存在価値もない人間だ
自分は役立たずだ
自分は愛されない必要のない人間だ

立派で誠実で良い人間でなければいけない
人に迷惑をかけたり困らせてはいけない
人の役に立つ人間にならなければいけない
好きなことをしたり怠けたり遊んではいけない

このような矛盾する信念がぶつかっているため罪悪感が消えないのです。これらを解消すれば万引きや犯罪を犯してしまったことによる罪悪感もだんだん解消されていきます。

先ほどの一例のように、親から「いい子にしてなきゃダメでしょ!=(あなたは悪い子だ)」と言われたことで、 「いい子でなければいけない、自分は悪い子だ」と葛藤が罪悪感の正体です。

あなたもこれと同じような、過去に何らかの、特に悪いことをしていないのに自分は悪い人間だとか存在価値がないと言ったように信じ込みを持ってしまった出来事がある可能性が高いです。

それを特定して信念を解放したり書き換えてしまうことで、過去の万引きや軽犯罪にたいする罪悪感も弱くなり消えていきます。

万引きや犯罪の罪悪感を解消するワーク

あなたの罪悪感が湧いてくる原因である、根源の罪悪感、無価値感、劣等感、自己否定などを明確にします。

次の質問に答えて書き出してください。

質問1.あなたは今回の万引きや犯罪をしたことによる罪悪感とは、具体的にどのような気持ちが湧いてきますか?

例:
自分は悪人だ
なぜあんなことをしてしまったんだ、自分は最低な人間だ
自分は存在してはいてはいけない人間だ
自分は罰せられなければならない
自分は恨まれている
人を傷つけ苦しませてしまった
自分は存在価値がない
自分は幸せになってはいけない

と言ったように具体的にどのような気持ちが湧いてくるのかを書き出してください。

質問2.あなたが万引きや犯罪をしたことに対して罪悪感を感じるのは、どのような「こうあるべき、こうあってはならない」という信念を持っているからですか?

例:
人に迷惑をかけてはいけない
他人に損害を与えるのは許されることではない
人を苦しめたり傷つけてはいけない
誠実な人間であるべきだから
法律や社会のルールは守らなければいけないから

質問3.万引きや犯罪を犯す前から質問1で書き出したようなことを感じていましたか?はい、という人は具体的にどのようなことを感じていたのかを書き出してください。不快な感情なので抑圧したり感じないようにしている場合もあるのでよく思い出してください。

例:自分は万引きは犯罪をする前から
存在価値がない
悪い人間だ
罪人で罪がある
と感じていた

質問4.質問3で書き出した各答えに対して、過去のどんなことがきっかけでそのように信じてしまったのか思い出して書き出してください。

質問3で書き出したのが次のようなことだったとします。

存在価値がない
悪い人間だ
罪人で罪がある

過去のどんなことがきっかけで、いつごろからそのように感じるようになったのかを書き出してください。

理由のない罪悪感の場合は、いつ頃から何がきっかけで感じるようになったのか思い出せる限り書き出してください。

多くの場合が幼少期に親両親に否定されたり、 怒鳴られたり、言いなりにさせられたり、口癖や性格や行動により信じてしまうことが多いです。

幼少期だとなかなか思い出せない場合もあります。その場合はいつ頃からそのように感じていたのかを書き出してください。

人は生まれつき罪人、前世のカルマがあるといった宗教観からくる場合もありますし、宗教まではいかないけど親から「いい子にしてないと罰があたるよ」みたいなことを言われて育った、学校でいじめのようなことを受けたりなどがきっかけの場合もあります。

罪悪感と罪悪感のきっかけの信念を認めて受け入れる

先ほどの質問に答えて書き出した紙を見ながら、第三者視点で淡々と
「なるほど、自分はこのような信じ込みを持っていたのかだから自分は罪悪感を感じていたのか」
と何の感情も良いとか悪いとか価値判断を挟まずにただ淡々と認めて受け入れてください。

認めて受け入れて自覚することで信じ込みは弱くなって話やすくなります。
それだけで手放せてしまうこともあります。

教訓や学びや成長になったことを書き出す

万引きや犯罪を犯してしまったことで、何か学びや気づきや成長に繋がった、良い方向に変わることができたといったことを書き出してください。

相手の気持ちが分かった
二度とこのようなことはしないと誓えた
苦しんでいる人を助けたいと思えるようになった

罪悪感から逃れたいから、罪滅ぼしからというではなく、あのことがあったから気づきや学びを得て自分は前より成長することができたというように、プラスになったことを書き出してください。

罪悪感から逃れるために良いことをするのは逆効果

罪滅ぼしや罪悪感から逃れるために良いことや人のためになることをしようと考える人がいますが、余計に罪悪感が強くなってしまいます。

「罪悪感から逃れるために良いことをする」だと、無意識下で余計に罪悪感が強くなってしまい逆効果です。

罪悪感から逃れるため良いことをするのと
過去を教訓にして、生まれ変わって良いことをするのでは、
心の中で起こっていることは180度違います。

罪悪感から逃れるために良いことをするだと、良いことをする動機が「自分は罪人だ」という信じ込みから来ているからです。つまり「自分は罪人だから罪滅ぼしで良いことをしている」と信じながら行なっているので、良いことをすればするほど裏では罪の意識が強くなってしまいます。

それを続けていると、無意識に自分を罰するようになり、様々な失敗、トラブル、幸せを避ける、病気、怪我などとして現れてしまうこともあります。無意識に自分を罰してしまうのです。

もし、罪滅ぼしで良いことをしたいのであれば、自分の犯してしまったことを反省して、過去から教訓を得て自分は生まれ変わったんだというように意識を修正します。

この場合はさっきとは逆に「自分は教訓を得て良い人間に変わったから良いことをしている」と信じているので、良いことをするたびに「自分は良い人間なんだ」という意識が強くなり、罪悪感は薄れていきます。

罪悪感を作っている根源の信念を解消して書き換えるワーク

罪悪感を作っている根源的な信じ込みを書き換えたり解消するワークについて解説します。

先程質問に答えて紙に書き出した内容から、自分がどのような信じ込みがあるから罪悪感を持ってしまっているのかが大体洗い出されたと思います。 心理ワークを用いてそれらの信念を解消したり別のものに書き換えます。

罪悪感を作っている根源的な信じ込みとは、例を挙げると

幼少期に「いい子にしてなきゃダメでしょ!」と叱られて、「自分は悪い子なのだ」と信じ込んでしまった。
そして「いい子にしなければならない、でも自分は悪い子だ」と言う罪悪感が生まれた

心理ワークを用いてこのような無意識の信じ込みを解消してしまいます。

軽い催眠状態に入り過去にさかのぼり、当時の傷ついている自分と対話をしたり、親と対話をしたり、和解をしたり、記憶の内容を変えたりします。

記憶そのものの内容の変更
記憶に対する意味づけの変更
過去の体験から学びや気づきを得てプラスに昇華させる
記憶そのものを無力化する

このような方法を用いて「自分は悪い子だ、いい子でいなければいけない」という信じ込みを解消します。

すると自動的に罪悪感も無くなっていきます。

罪悪感を作っている信じ込みを解消するワークはこちらの記事を参考にして実践してください。

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そしてある程度自己否定や罪悪感が解消されてきたら今度はプラスの方向に自己肯定感を養っていきます。

自己肯定感を養うことで許しが起こる

罪悪感を持っている人は自己肯定感がとても低い状態になっています。

自分はダメだ、最低な人間だ、自分が大嫌い、自分は幸せになってはいけないというように 自分を責めたり裁いている状態になっているからです。

ですので自己肯定感を養っていくことで、自分自身に対しての許しが起こり、罪悪感は消えて、 本当の自分としてやりたいことや幸せな人生を生きることに無意識で許可ができるようになっていきます。

罪悪感を持ってしまっている人はなかなか自分自身を好きになれず肯定することができないですが先ほどのワークで罪悪感を作っている信じ込みを解消して、日々日常の中で少しずつ継続して自分自身を肯定して受け入れていくことで、罪悪感は解消されさらに今度は自分の好きな事をしたり自分も幸せになって良いと許可ができるようになります。

日々の中で自己肯定感を養っていくワークはこちらの記事を参考にして実践してください。

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