MENU

弱い自分が嫌い|弱い自分を変える実践ワークのやり方

あなたは「弱い自分が嫌、弱い自分を変えたい」と思って頑張っているのになぜ変わらないのでしょうか?

実は「弱い自分が嫌い、弱い自分を変えたい」と思っていることこそが、弱い自分から変われない大きな原因なのです。

その理由と、本当の意味で弱い自分を克服する方法を解説したいと思います。

目次

弱い自分が嫌い、変えたいと思うほど変えられない理由

なぜ、弱い自分が嫌い、変えたいと思いながら張ってもうまくいかないのかというと、それは脳の働きにあります。

人間の脳は、信じて受け入れたことを命令と受け取り、無意識に信じた通りの反応をさせ信じている通りの現実を呼び寄せます。

「梅干しは酸っぱくない!」と言ってみてください。しかし、梅干しは酸っぱいという無意識の信じ込みのとおりに脳が反応して唾液が出てきてしまうと思います。

同様に「自分は弱い」と信じながら「自分は弱くない!強くなるぞ!」と言い聞かせて何か行動したり頑張っても、脳は信じている通りに弱い自分として振る舞わせようとします。

「弱い自分が嫌い、変えたい」と思っている人は信じているからでしょうか?

「自分は弱い」と信じていることになりますね。自分のことを弱いと思っていなければ嫌いとか変えたいなんて思わないからです。

脳が「自分は弱い」という信じ込みを命令と受け取り、あなたを弱い人間として振舞わせるのです。

弱い自分を克服する第一歩は弱い自分を認めて受け入れること

弱い自分を克服する第一歩は、弱い自分、自分は弱い人間だと思っていることを受け入れることです。

弱い自分を認めて受け入れてしまえば、「弱い自分が嫌い、ダメだ、変えたい」という抵抗がなくなるので、スムーズに変化させることができるようになります。

一旦弱い自分を認めて受け入れることで、始めて変化するスタートラインに立てるのです。

その上で本当はどうしたいのかというあなたの気持ちを明らかにします。

もしかしたらあなたが弱いと思っている部分が実はそうでないと気づくかもしれないですし、個性の一つとして受け入れられるかもしれません。

弱い自分を何かに生かすことができるかもしれません。
最初から心が強くて自信があったら、弱い人の気持ちがわからず「あなたは努力が足りない」とか「今すぐやればいいじゃん」とかデリカシーのないことを言ってしまうかもしれません。

自分の弱さを経験したあなたは、他人の弱さや自信がない人の気持ちを理解して共感して言葉をかけることができます。

弱いと感じていた部分が長所にもなることもあります。
全てが完璧な超人のような人間がいたら、そんな人に魅力を感じるでしょうか?
弱いところや欠点などもあるからその人の個性や魅力を感じるのです。

これから開設するワークを実践していくことで今までは自分の弱い部分を忌み嫌っていたのを、弱い部分を受け入れたり長所に変えたり、そして本当にこのようになりたいと思ったように自分を変化させていくことができるようになります。

弱い自分を克服するワーク

弱い自分を作っている信じ込みを洗い出す

あなたは自分は弱いと思っていても、ただ漠然と何なのか明確になっていないと思います。

まずは自分が持っている自分とは弱いとはどういうことなのかということを明確にしてそれを認めて受け入れます。

次の質問に答えて書き出してください。

質問1.あなたは自分のどんなところが弱いと感じますか?

質問2.質問1で書き出した弱いと感じる部分に対してなぜそれが弱いと思うのですか?

質問1で書き出した答えが「意志が弱いところ」だとしたら、なぜ自分は意志が弱いと感じるのかを書き出してください。

質問3.質問1で書き出した弱いと感じる部分に対してそんな自分をどう思いますか?

質問4.質問1で書き出した自分の弱いと思うところを変えたいと思いますか?
変えたいと思うという人は、どのような理由でどのように変えたいを書き出してください。

質問5.これまでに自分は弱いなと感じた体験を書き出してください。

質問6.あなたが弱いと感じる部分を他人から何か言われたり、指摘されたり、怒られたりした体験を書き出してください。

質問7.自分はあなたはいつ頃から自分は弱いと感じたり、弱いと思う性格や特徴を持っていましたか?そしてその性格や特徴は何がきっかけで作られたと思いますか?

質問8.あなたは取り組む内容や接する人によって自分が弱いと思っている部分が変化することはありますか?

例えば、自分は意志が弱く長続きしない
勉強だと続かないが、趣味をやってる時は長時間継続できる

自分は弱いということに関連する信じ込みが明らかになります。

過去の失敗の体験や他人から言われたことで自分は弱いと思い込んでしまっているだけなのです。

思い込むと脳がそのような人として無意識に振る舞うせようとしますから信じている通り弱い人間を演じてしまうのです。

このような信じ込みは後ほど心理ワークを用いて解消してしまいます。

自分は弱いという信じ込みを認めて受け入れる

ここでは弱い自分を認めて受け入れるのではなく、自分は弱いという信じ込み思ってしまっていたことにより今まで弱い自分をやっていたことを認めて受け入れるということです。

先ほどの質問に答えた内容を見ながら、

「なるほど、今まで自分はこのような自分は弱いそんな自分が嫌いだめだと思っていたのか」

「なるほど、こんな○○という体験がきっかけで、自分は○○が苦手だ、そんな自分は弱いと思い込んでしまっていたのか」

質問に書き出した答えの内容似合わせて、このようにつぶやいてください。
ただ何の感情も挟まずに淡々と自覚して受け入れてみてください。

弱い自分を作っている信じ込みを解消するワーク

先ほどの質問に答えた内容から自分のここが弱いと感じる性格や特徴と、どんな過去のどんな体験がきっかけになって作られたのかが分かったと思います。

例えば、小さい頃に親から「どうしてこんなこともできないんだお前はダメだな」と否定されて、自分はダメな人間なんだと思い込んでしまって自信がなくなって弱い人間になってしまっていたりします。

記憶の内容の変更
記憶に対する意味付けの変更
体験から学びや気づきを得て昇華させる
記憶そのものを無力化する

この記憶にアプローチして「自分はダメな人間だ」信じ込みを解消してしまいます。
そうすることであなたが弱い人間として振る舞ってしまっていた信じ込みが外れるので自動的に弱い部分が消えていきます。

信じ込みを解消するワークは記事を参考にして信じ込みを解消してください。

[st-card myclass=”” id=302 label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]

弱い自分を受け入れる方法

自己肯定感を養っていくことで自分の弱い自分弱い自分やダメな部分や欠点も含めて丸ごと自分を受け入れて愛することができるようになります。

弱い自分はダメだ=自分は弱いという信じ込みからくるブレーキがなくなるので、そうすることで本当になりたい自分に変化していくことができます。

弱い自分を受け入れるワークはこちらの記事を参考に実践してください。

意志が弱いのを克服する方法

多くの人が意志が弱いのではなく、やることの選択や、それをする動機、目的間違っているからです。

あなたが好きなこと、例えばゲームをやってる時は長続きするのに、勉強だと長続きしないというのであれば、意思が弱いのではなく単にやりたくないことを選択しているか、勉強をする目的や同期が不明瞭か間違っているからです。

あなたが長続きしないことが次のような理由から行っていないかどうかをチェックしてください。

・他人の意見や世間の常識で良いとされているからやる
・親など他人から無理やりやらされている
・苦手なことをやっている
・やらなければならないからと義務感でやっている
・頼まれて断れなくてやっている
・何かを避けるためにやっている
・人から嫌われたくない、好かれたい、評価されたい、褒められたいからやっている
・目的や同期が不明瞭

これだと自分の本心からではないので長続きしないのが当然で意思が弱いのではないです。

義務感で嫌々やると、脳の苦痛を感じる部分が反応するのでいやいややってることになり、よっぽど根性がある人以外は挫折してしまいます。

他人から褒められたい、評価されたいというのも、他人に褒められるために嫌なことを無理やりやるということになるのでやっぱり脳の苦痛を感じる部分が動いてしまうのです。

あなたが心からこういうわけでこういうわけで自分の意思でこれをやりたいと本当に思っているのかをチェックしてください。

やりたくないことをどうしてもやらなければならない時の対処法

苦手なことやりたくないことをどうしてもやらなければならないという場合もあるでしょう。

その場合は人からやらされたり義務感で嫌々やるのではなく、「自分の意志でこういう目的でやる」と決めてから行います。

同じことをやるにしても

義務感や他人に言われたからやると、脳の苦痛を感じる部分が反応したりストレスホルモンが出ます。

自分の意思でこういう目的でやると決めてやると脳からやる気を起こす部分が反応したりやる気を出すホルモンが出ます。

「こういう目的のために自分の意思でやるのだ」と決めてから初めてください。

そうすることでやらされているという苦痛がなくなり、長続きするようになります。

本当に好きな事なのに続かないという場合

あなたのやりたいことが人に言われたり、義務感ではなく、心からやりたいことや好きなことなのに続かないと言うのであれば、何かあなたの中で抵抗になっている信じ込みがある可能性が高いです。

例えば、イラストを描くのが好きでプロのイラストレーターになりたいと思っていても、イラストを公開したら下手くそだと叩かれるのではないかという恐怖心があるなどです。

イラストが上手くなると嫌なことが起こるという恐怖心が勝って脳がやる気をなくさせてしまいます。

無意識に自分には無理だと諦めてしまっている
自分にそれを得ることを無意識に許可できていない

自分が出したい成果や達成したい目標に対して、何か抵抗になるような信念はないかどうかをチェックしてください。

例えば、「批判されるのが怖い」といった抵抗の信じ込みが出てきたら、このサイトの悩み別の記事を参考にして信念を解消してください。

あわせて自己肯定感を養って行ってください。
自己肯定感を養い、そのままの自分を丸ごと受け入れて愛することができるようになると、自分の好きなことをしてなりたい自分になって自分が得たい結果を得ても良いと許可できるようになります。

すると脳がその結果を得るためにあなたを無意識に行動させてくれます。

目標に向けて無意識に行動してしまうので長続きするようになります。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる