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頭でわかっていても行動できない人が行動力をつける方法

めんどくさくて行動できない
やる気があるのに行動できない
やらなくちゃならないとわかっているのに行動できない
すぐに行動できない
先延ばしにしてしまう癖がある
考えすぎて行動できない

このようなことで悩んでいるあなたが、自然と行動してしまう人に変化する方法をお伝えします。

あなたの行動を阻んでいるのには原因があり、解消することで
あなたは自然と行動をしてしまう人間に変化したり、行動しようと思っていたことが本当はやりたいことではなかった、やる必要などなかったと気づいて、心からやりたいことを行動するように変化していきます。

目次

なぜ行動ができないのか

多くの人が、脳に「行動しなさい」という命令を出すのは意識だと思っていますが、実は無意識です。意識は単に無意識にあるものの一部が表面で知覚しているだけに過ぎません。

無意識から脳に行動しなさいという指令が出ていれば、自然と行動が起こります。
例えば、無意識でお腹が空いて何か食べたいという欲求が出れば、脳に指令が出て、意識でコンビニで買ってこようとか考えてコンビニに行くという行動をします。

意識では行動しようと思ってもできないのは、無意識が行動したくないという状態になっていて、脳へ行動しなさいという指令が出ていないからです。
無意識の方が意識に対して何倍も強い強制力があるからです。

行動が起こらないということは

無意識が行動する気になっていない
無意識が行動することに苦痛を感じる状態になっている
無意識に行動を起こすことに抵抗やブレーキになっているものがある

ということです。

これらの原因を取り除いて、あなたが叶えたい願望や目標に向けて無意識から行動しなさいという命令が脳に出るようにすればあなたは無意識のうちに自然と行動をとってしまいます。

これらの原因、障壁を取り除いてしまえば自動的に行動は起こるようになってきます。

わかっているのに行動できない原因

次のような理由から行動しようとすると脳が行動に対して意欲的になってくれません。

やらされている感や義務感でやっている

他人の意見、世間の常識、義務感、他人からやらされていると、本心からではなく嫌々やるので脳の苦痛を感じる部分が反応します。

だから行動するのが嫌になるので行動が起こらなくなります。

目標設定が間違っている

今のあなたの状態からかけ離れた無理がある目標設定をしてしまっていると脳がやる気にならず行動しようとしなくなってしまいます。

例えば、一か月以内に20 kg痩せる
今は月収20万円だけど来年までに月収1000万円になる
といった目標です。

これだと無意識では本気でできると思っていないので行動が起こりません。

動機が間違っている

行動の動機が、 他人から褒められたい、認められたい、 自分を良く見せたい
すごい人だと思われたい、愛されたい

このような動機から行動しようとすると脳の苦痛を感じる部分が反応します。

他人に認められたい=自分は認められない価値がない人間です
という信じ込みが前提になっていて行動するので行動すればするほど自分は価値がないと言う苦痛を感じることになるからです。

いつも頑張っていないと価値がない人間になって人が離れていってしまうという恐れがつきまとうので疲れて行動したくなくなってしまうのです。

目的や理由がないか曖昧

あなたが行動する時は

飲み物を買うためにコンビニ行くに行く
体をきれいにするために風呂に入る

といった何か明確な理由や目的があると思います。

お金持ちになって贅沢したいとか、ただ漠然とこうなったらいいなぁ、こうなりたいな、と思っているだけでは脳は動きません。

カーナビにきちんと目的地をインプットしないと何処に行っていいのか分からないと思います。それと一緒で目的や理由がなかったり曖昧だと脳はやる気を起こしません。

行動に対して抵抗やブレーキとなる信念を持っている

行動することに何か抵抗やブレーキとなる信念を持っていると行動することを 止めたり避けてしまいます。

どうせ無理だ
失敗が怖い
恥ずかしい思いをしたくない
批判や馬鹿にされるのが怖い

と言った信念を持っていると当然ながら行動できなくなってしまいます。

自己否定の信念を持っている

自分はダメで価値がない人間だ
自分は能力がない
自分は愛されていない
自分は幸せになってはいけない

あなたが心からやりたいことがあって、やる気があっても自己否定の信念を持っているとなかなか行動が起こらなくなってしまいます。

脳はあなたが信じて受け入れたことを命令と受け取って信じている通りの人として振舞わせるという働きがあるからです。

無意識に「自分はダメで価値がない人間だ」「幸せになってはいけない」と信じていたら、行動をして目標や願望を叶えたら、価値のある人間になって幸せになってしまい、信念に反するのでそれを阻止しようとするからです。

何かを避けるためや恐れからやろうとしている

例えば、人から嫌われることを恐れて行動しようとしている
無価値観を払拭しようとして行動しようとしている

これも本当にやりたいことではないので脳が働いてくれません。

このケースは、嫌なことや恐怖から逃れたいという気持ちが強ければ、必死に頑張るということもあります。恐れから行動しているので苦痛を感じ続けることになってしまいます。

無意識に行動してしまう自分に変化する方法

行動する気にならない、やる気があるのに行動できない、行動しようとしてもブレーキが掛かってしまうのは、無意識に行動を制限する信じ込みを持っているのが原因です。

信じ込みを解消して正しい目標を設定することで、脳が無意識に行動させてくれるようになrます。

行動を妨げている原因の信じ込みを洗い出す

脳にやる気を起こさせない、 行動に対して苦痛を感じさせる行動に対してのブレーキや抵抗となっている無意識の信じ込みを洗い出します。

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはどんなことをしようとするときに行動が起こらないですか?

質問2.質問1で答えに対して行動しなかった、できなかった理由は何ですか?

質問3.質問2で答えた行動できない理由に対して、なぜそう思うのですか?

質問2で書き出した答えた行動できない理由が「人目が気になるから」だったら、なぜ人目が気になるのかを書き出してください。

質問4.質問1で答えたことを得たい目的や動機は何ですか?

例えば質問1で答えたのが「恋人を作りたい」だったら恋人を得たい目的や動機を書き出してください。

質問5.質問1で答えたことに対してあなたが行行動が起こらないのはなぜだと思いますか

質問6.行動ができない自分に対してどのように感じますか

質問7.過去に同じように行動ができなかった体験はありますか
あるという人は行動しなかった、できなかった理由を書いてください。

質問8.自分が劣等感を感じていることを書き出してください。

行動を妨げている信念を自覚して認めて受け入れる

質問に書き出した質問の答えを見ながら
「なるほど、自分はこのような信じ込みを持っていたから行動する気にならなかったのか」

「自分はこのような信じ込み思っていたから間違った動機や目標を設定して それにより行動が起こらなかったのか」

というようにただ淡々とそのそれを認めて受け入れてください。

このように自分で自覚して受け入れることで信じ込みは外れやすくなります。

行動を妨げている信念を解消するワーク

行動をする気にならない、行動しても無駄だ、行動するのが怖い、行動の抵抗やブレーキとなる否定的な信じ込みは過去の体験から作られます。

例えば、幼少期に親から「あなたは本当にダメな子ね!」などと否定され、自分はダメで価値がない人間だと信じてしまったとします。

脳が価値がない人間という命令を実行して、行動をする気にならくなったり、価値のある人間になろうとして無理に勉強を頑張るといったようになってしまいます。

「自分はダメで価値がない人間だ」のような信じ込みは
ただ親にそう言われたから信じてしまっていただけで事実ではありません。

このような不要な信じ込みを心理ワークを使って解消します。

信じ込みを解消するワークの実践方法はこちらの記事を参考にしてください。

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本当にやりたいことを見つけて行動ができる自分になるには

心からやりたいことやなりたいことを見つけて、無意識に行動してしまう自分になるためには、自己肯定、自己受容がどれだけできているかが重要になります。

自分は価値があり愛されていて素晴らしい人間だ、だから自分はやりたいことをやって幸せになってよい、と自分自身を肯定していると、脳がそのような状態になろうとして無意識にあなたに行動を取らせてくれます。

自己肯定感を養うにはこちらの記事を参考に実践してください。

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行動が起こる目標、願望の設定の仕方

人間の脳は自分ができること、簡単だと思ったこと、ゴールが近いとやる気が出ます。
行動をするときに次のようにすると行動が起こりやすくなってきます。

できることや小さなことから始める

今の自分の状態やあるものの中でできることから始めます。

独立起業するという目標があった場合、インターネットで情報を調べる、本を読むといった今できる小さなことから行動をします。

時間もいきなり今日は3時間やろうとかではなく、今日は10分だけ集中してやろうというように決めてやります。

小さなゴールを設定する

脳はゴールが近いとやる気が出ます。
例えば、マラソンでゴールまであと10キロもあると思ったら苦痛ですが、残り100メートルだとやる気が出ると思います。

やることが10あっても1できたらゴールと決めて、とりあえず今日はこれだけはやると決めてやります。

今日はこのひとつだけでも覚えよう
ひとつだけでもわからなかった部分を解決しよう
このひとつだけでも身につけよう

とりあえずそれを達成したらゴールとします。そしてまた別の小さなゴールを設定してその達成まで行動をします。

目標を細分化する

今の自分に対してあまりに大きな目標を設定すると無理だ感じてしまいやる気が起こらなくなってしまいます。ダイエットをするにしても1ヶ月で10 kg 痩せるではなく、1ヶ月で2 kg痩せる、それを達成したら次の1ヶ月で2 kg痩せるというように目標を細分化します。

これらの方法で小さくても繰り返し行動がすることで習慣化して、大きな行動も無意識のうちに出来るようになります。

小さなことでも成功したと決めて褒めたり喜ぶ

今日は10やろうと思っていて1しかできなかった場合、多くの人が1しかできなかった自分はどうせダメなんだと落ち込んでしまいます。そうすると苦痛を感じるのでやる気がなくなってしまいます。

1しかできなかったと失敗ではなく、1できたという成功したのだと喜び、できた自分を褒めて労を労ってあげます。

そうすることで達成感や喜びを感じるのでますますやる気が出るようになります。

脳に行動を促す方法

脳は、行動すれば確実にご褒美がもらえる
自分にはできると思っている(=ブレーキとなる信念がない)

とやる気が出ます。

目標がかなり大きな目標で達成が困難と感じるようなことでも、 脳にそう思い込ませさえすればそれに向かって 脳があなたを行動させようとします。

脳はそれが事実であるかどうかは判断しません。無意識レベルでそれは事実だと信じて受け入れたことを事実だと判断してそれに応じて脳が働きます。

オリンピックの多くの金メダリストが実際の練習と同じくらい真剣にイメージトレーニングをしているのは、脳に自分は金メダルが取れると思い込ませることで脳がその実現に向けて無意識に行動をするという働きを利用したものです。

イメージング

自分がそれを既に達成している場面をイメージして喜びや幸福感を感じたりニヤニヤします。

ポイントはただイメージするだけではなく、今実際にそれが達成した時の喜びは達成感や幸福感などをありありと感じることが重要です。

無意識レベルでそれは達成したのだと信じて受け入れるとそれが脳への命令となってそれを達成するように無意識に行動をしてしまいます。

アファメーション

アファメーションとはすでにあなたが叶った状態を表す言葉を繰り返し声に出して唱えるという方法です。

私は月収100万円です
私は素敵な恋人がいて幸せです

このようにすでに叶った状態を言葉に出して既に叶ったような幸福感や喜びを得ることで脳がその実現に向けて行動を促してくれます。

私が描いた漫画が100万部売れました、ありがとうございます
というように感謝という状態もそれがもうすでに叶ったという状態を表すものなので効果的です。

既に目標が達成した人として振る舞う、演じる

あなたの環境の中でできるだけ既に目標は達成したものを人として振舞ったり演じます。

例えば、あなたが人気漫画家になるという目標があったとしたら
食事をするときも街を歩くときも人気漫画家として生活します。

本屋に行って自分の本が平積みされていることをイメージしたり、サインの練習をしたり
本棚にある漫画の単行本に表紙だけ自分の作品の表紙にして置いておいたり

そうすると脳が無意識のうちに人気漫画家になるためにはどうすればいいか判断して行動を取らせてくれます。

やりたくないことをやらなければいけない場合の対処法

生きていればどうしてもやりたくないことをやらなければならないということもあります。

人は他人の意見、命令、義務感で行動することにとても苦痛を感じます。

もし仕事や何か人に頼まれたりして、やりたくないことをやらなければならない時には、自分の意思でこのような目的でやると決めてからやるようにします。

海外の研究では、 同じことをやるにしても

他人に言われたり他人にから言われて義務感でやると脳の苦痛を感じる部分が反応し
自分の意志でこういう目的のためにやると決めると脳のやる気や喜び感じる部分が反応するという実験結果が出ています。

自分の意思でこういう目的のために今からこれをやると宣言してから行なってください。

例えば、「自分や家族が快適に過ごせるように掃除をやります」

というように宣言してから行なってください。

自分の意思でやると言っても、他人から褒められたい、認められたいというような目標設定は適当ではありません。やりたい理由が本心ではないのと、認められたいということは自分は認められていません、誰か私を認めてという渇望感から行動するので苦痛を感じてしまうからです。

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