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職場で孤立、一人ぼっちで辛い寂しい|孤立しない人になる方法

  • 職場に馴染めず孤立している
  • 職場に話す人がいない
  • いつも一人で昼食を食べている、休憩時間、帰る時もいつも一人
  • 誰も話しかけてくれない、自分から話しかけられない
  • 話しかけても素っ気ない態度を取られる
  • 元からいる社員が仲良くて仲間に入れてもらえない
  • 陰で悪口を言われたり仲間はずれにされている

今の会社でたまたま孤立してしまった人もいれば、学生の時からいつも孤立してしまうという人もいると思います。

そんな悩みを持っている人に向けて

  • いつも孤立してしまう原因
  • 孤立しない人に変化する方法
  • 孤立に対する考え方や対処法
  • 孤独の辛さや寂しさを解消する方法
  • 孤独に強いメンタルを作る方法
  • 会社の人をいい人に変化させる方法
  • 理想の職場を選べるようになる方法

についてお伝えします。

目次

いつも孤立してしまう原因

いつも学校や職場などで孤立してしまう根本原因に付いて解説します。

それは人間や動物が持っている防衛本能が、人と接した時に働いてしまっているということです。

身の危険を感じると、脳が警戒モードに入って極度に緊張して身構えます。

警戒しているのでビクビクして、緊張で声が上ずったり引きつってたり、相手を避けてしまいます。

すると、相手からも

「なんかこの人とっつきにくそうだな」
「この人といると空気が重くなって気まずくて疲れるなあ」

と感じられて避けられてしまいます。

自分の方も、人といると気を使いすぎて疲れるので無意識に避けてしまいます。

では、なぜ人と接する時に脳が警戒モードになってしまうのでしょうか。

それは、否定的な信じ込みによるものです。

  • 自分は暗くてつまらない人間だ
  • 自分はダメで無価値な人間だ
  • 自分は否定される、疎まれる、嫌われる
  • 自分は人より劣っている
  • 見捨てられ、裏切られる

このような信じ込みが無意識に入っているから、人と接した時に「嫌われるのでは」と感じて脳が身を守るための警戒モードに入ってしまうのです。

このような信じ込みは、過去の体験によって無意識に入ってしまったものです。

例えば、幼少期に親から「あなたのような悪い子はうちの子じゃありません!」叱られたとします。

すると

自分は親から拒絶された
自分はダメで悪い子なんだ

という信じ込みが作られてしまうことがあります。

すると、学校や職場などで人と接した時に「嫌われて拒絶されるのでは」と反射的に感じて極度に緊張してしまいます。

そして孤立してしまいます。

また、脳は信じて受け入れていることを命令と受け取って実行します。

自分はダメで無価値な人間だ
自分は人から嫌われている

と信じていると、無意識にダメで無価値な人として振舞ったり、嫌われるような言動をしてしまいます。

孤立しない人に変化するには?

孤立しない人に変化するためには、脳が警戒モードにならないようにしてあげることが大切です。

そのためには、人に対して警戒モードになってしまう原因である

  • 自己否定の信じ込み
  • 心の傷
  • 未完了の抑圧された感情
  • 満たされていない感情

などを心理ワークで解消します。

すると

自分は人から拒絶される
自分は疎まれ嫌われる
自分はダメで無価値な人間だ

といった無意識下の信じ込みが外れます。

すると、人前に出ても脳が警戒モードにならなくなります。

そして、少しずつ自己重要感を養っていきます。

自分のここがダメだ、ここが嫌い
ここが人より劣っている

と感じていると、他人からもそのように思われていると感じて、壁を作ったり避けてしまいます。

ですので、自分を欠点も含めて認めて受け入れてあげます。

そうすることで、人前で壁を作らず自然体でいることができるようになるので、相手も受け入れてくれるようになります。

そして、いつも孤立してしまう人は会話やコミュニケーションのスキルが身についてないことが多いので、それらも学びます。

そうすることで、だんだん自然と人と打ち解けられるようになってきます。

孤立してしまう原因を解消する実践ワーク

孤立してしまう原因の信じ込みを洗い出す

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはどんな場面でよく孤立しますか?


質問2.あなたはなぜ自分が孤立すると思っていますか?


質問3.孤立した時に感じる思いや感情を書き出してください。


質問4.人前に出たり、人と接しようとした時、接している時にどのような思いや感情が湧いてきますか?


質問5.自分は他人からどう思われているから孤立すると思っていますか?


質問6.2~5で書き出した各答えに対して、いつ頃からどんな体験がきっかけでそう感じるようになったのかを書き出してください。


幼少期の頃からそのように感じていた場合は、幼少期の家庭環境や親子関係によるものがほとんどです。

自分が持っていた信じ込みを受け入れる

先ほどの質問に答えた内容を見てください。

そして「なるほど、自分は過去のこのような体験がきっかけで、自分は嫌われるのではと思い込んでしまい、人に話しかけることができず孤立してしまっていたのか」

と第三者視点で淡々と受け入れてください。

信じ込みは自覚すると外れやすくなります。

自己否定の信じ込みの解消する

人と接した時に脳が警戒モードになってしまう原因の否定的な信じ込みを、心理ワークで解消をしていきます。

否定的な信じ込みは、過去の体験の記憶にどんな意味付けをしているかによって決まります。

母親に「あなたのような悪い子はうちの子じゃありません!」と言われた体験の記憶に

自分は親から拒絶された
自分はダメで悪い子だ

という意味付けがついたままになっていると、大人になっても人と接した時に反射的に拒絶されるのではと感じて人を避けてしまいます。

ですので心理ワークで無意識下にアプローチして

  • 記憶をやり直す
  • 記憶に対する意味づけを変更する
  • 体験から気づきや学びを得て良い記憶に昇華させる
  • 未完了の感情を解放する
  • 記憶の重要度を下げたり無力化する

自分がしっくりする方法でこれらを行うことで、否定的な信じ込みが外れて行きます。

否定的な信じ込みを解消するワークの実践方法はこちらの記事を参考にしてください。

自己重要感を養うと自然体で心を開けるようになる

自己否定が強く自己重要感が養われていないと、人に対して壁を作ってしまいます。

自分はダメだ、自分のことが嫌い
自分は人より劣っている
自分のこんなところがダメだ

本当の自分を嫌っていると、人に素の自分を見せるのが怖くて無理に自分を作って気を使いすぎて疲れてしまいます。

本当の自分を隠して壁を作ってしまうので、相手から得体の知れない人と思われて避けられてしまいます。

自己重要感とは、自分のダメな部分、弱い部分、人より劣っていると感じる部分も含めて自分なんだと認めて受け入れている感覚です。

自分の弱い部分を認めていたら、それを他人に見せたり、人に頼ったり、エピソードや笑い話として話すことも出来ます。

それがその人らしさや人間味として相手に好感をもたれる要素になります。

自己重要感を養うことで、心を開いて素の自分で自然体で人と接することができるようになります。

そうすることで、相手も心を開いて受け入れてくれるようになります。

自己重要感を養うワークのやり方はこちらの記事を参考にしてください。

一人ぼっちで寂しくて辛い時は

一人ぼっちで寂しくて辛い時は、その感情を吐き出してしまいましょう。

一人で感情を解放するのに一番効果的な方法が、紙に書きなぐるという方法です。

紙と鉛筆を用意してください。

そして感じていること、愚痴や文句など、どんなに汚くてドロドロしたものでも良いのでそのまま紙に書き出してください。

こんなことは言ってはいけないとか、押さえつけずにそのまま書き出しましょう。

あいつも何で自分は一人ぼっちなんだ、寂しい寂しい辛い
ああ会社に行きたくない嫌だ、どうせ一人でつまらない
あのクソ上司、自分ばかりに嫌味ばかり言いやがって

と言ったように心の叫びをそのまま紙に書きなぐってください。

あまり自分から感情を込めず、中から出てくるものを吐き出すように書き出してください。

そうすると感情が解放されてスッキリしてくると思います。

スッキリして書く意欲がなくなってきたら、紙はビリビリに破って水に濡らして読めないようにするなどして捨ててください。

会社の人を変化させる方法

会社の人が自分を受け入れてくれない
特定の人が自分を嫌ってくる
会社の人が無視したり悪口や陰口を言ってくる
嫌がらせやいじめのようなことをしてくる
モラハラ上司に目をつけられている

このような状況を打破していく方法をお伝えします。

その一つがこれまでに説明した、自己否定の信じ込みを解消し、自己重要感を養うことです。

人は脳のミラーニューロンという部位で、相手の信じ込みに従ってその人を扱おうとする習性があります。

だから

自分は人から嫌われる

という信じ込みを持っていると、相手がそれに同調して、あなたを避けたり嫌ったりすることが多くなります。

嫌われないかとビクビクして、壁を作ってしまい相手に避けられる
常に緊張しているので仕事ができなかったり、ミスをして上司に怒られる

といったことが起こったりもします。

そしてもう一つ

あいつは嫌な奴だ

と強く思っていると、相手の脳はミラーニューロンでそれに同調して、ますますあなたに嫌なことをしてくるようになります。

あいつは嫌な奴だ
どこかにいなくなってほしい

そう思えば思うほど、

「自分の周りには嫌な奴ばかりで自分に嫌なことをしてくる」

と強く信じていることになるので、ますますその状態が続いてしまうのです。

あなたは会社の人に対して
会社の人達は冷たい
あいつは嫌な奴だ
あいついなくなってほしい
あの上司が大嫌い
あの人はとっつきにくい

といったように強く信じていると思います。

すると相手の脳がミラーニューロンで同調して、ますますそのようなことをしてくるようになります。

「会社は嫌な人達がいて嫌なところだ」と強く信じていると、脳が命令通りに、その環境に居座ろうとしてしまいます。

ですので、あなたの中の会社の人に対するイメージや変更を変更します。

○○さんはいい人だ
○○さんに感謝します、いつもありがとうございます
会社の人たちはみんないい人たちばかりだ

一人でいる時などに声に出したり紙に書いたりします。

それを繰り返すことで無意識に暗示をかけて信念を変えていきます。

すると、相手の脳がそれに同調しはじめます。

嫌な奴に感謝するなんて、そんなことできるわけないと思うかもしれません。

それをやるのは最初はものすごい抵抗と嫌悪感を感じます。

ですが、これができた人に不思議なことがたくさん起こっています。

  • 今まで自分を嫌っていた人が急に優しくなった
  • 周囲の同僚たちが受け入れてくれるようになり、友達ができた
  • 悪口や嫌がらせをしてきた人が何もしてこなくなった
  • 嫌な人や上司が部署が変わった、辞めていった
  • 自分の配属の部署が変わった
  • 今の職場を辞めることになり、良い人たちがいる職場に転職できた

一人でいる時などに声に出して

○○さんはいい人だ
○○さん感謝しますありがとうございます
職場の人はみんないい人です
職場の人達に感謝します、ありがとうございます

最初はヘドが出るかもしれませんが、口先だけで構いません。

今の会社や、架空の理想の職場でみんなと職場の人と打ち解けて楽しく仕事をしている場面を想像するのも良いです。

ずっと唱えていると、暗示がかかって本当にそのように思えてきます。

相手の脳がミラーニューロンであなたの信念に同調して、いい人になったり、何もしてこなくなったりすることがあります。

それでも、相手の性格が悪くてあなたに同調できないと、あなたと波長が合わなくなります。

部署が変わったり、会社を辞めて行ったりすることもあります。

あなたの今の職場は自分には相応しくないと感じて、相応しい職場を見つけようとします。

あなたの方が会社を辞めたくなったり、会社を辞めさせられたり、といったことが起こることもあります。

その場合、脳がもっと自分にふさわしい良い職場に身をおこうとして無意識に起こしているのです。

職場や職場の人達に感謝してしまうと、いい人ばかりで感謝をしたくなるような人たちがいる職場に無意識に転職をしなさいという脳への命令となるのです。

自分が働きたい理想の職場を明確にする

あなたは今まで

今の仕事は嫌だ
今の環境や待遇は嫌だ
今の上司や職場の人達は嫌だ

というように嫌なことばかりに焦点がいっていたと思います。

それは

自分は劣悪な待遇や環境で嫌な人たちと嫌な仕事をしなければいけな

と強く信じていることになります。

脳は強く信じて受け入れていることを命令と受け取るので、延々と嫌な職場で仕事をするはめになってしまいのです。

よくブラック企業に勤めて嫌なのに、辞められない状況に陥ったり
辞めたら生きていけないと思い込んだり
何かと理由をつけて辞めない人がいますが

「自分は価値がない、蔑ろにされて当然だからブラック企業がふさわしい」と思い込んでいたり
「人生とは苦労の連続だ」「仕事とは我慢して嫌なことをした対価としてお金を得るもの」

などと親に言われたり、親がそのような生き方をして、無意識の中にそのような信じ込みが入ってしまっているからです。

すると脳は信じている通りにブラックな職場を選んで、辞められない状況に陥ったり、辞めようとしなくなってしまいます。

ですので

自己否定の信念
職場や職場の人たちに対する否定的な信念
「人生は苦労の連続だ」と言った不要な価値観

などを手放してしまいましょう。

手放し方は前述のワークを参考にしてください。

そして自己重要感を養い、本当は自分はどんな職種で、どんな人達と、どんな環境で仕事をしたいのかを明確にして書き出してください。

そして

「私は理想の職場で楽しく仕事をしています」

と言った、短い文章にして何度も繰り返し唱えて脳に植え付けていきましょう。

そして理想の職場で楽しく働いている場面をイメージしてその充実感や楽しさや満足感を味わってみましょう。

すると脳が無意識のうちに、理想の職場を見つけて転職するように働きだします。

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