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好かれる人になるには?人から好かれる効果的な方法

人から好かれる方法として様々なノウハウやコミュニケーション術、会話術や心理学などのテクニックが出回っていますが、それをする動機が間違っているとやればやるほど好かれない人になってしまいます。

相手を否定しないようにしましょう
話を聞いて共感しましょう
相手が褒めてほしい部分を褒めましょう
誰に対しても裏表なく接しましょう
相手が喜ぶものを与えましょう

このようなことを実践してるのに全く人から好かれない、むしろ逆効果になって避けられてしまう人がいます。

あからさまに嫌われたりトラブルには発展しないけど、自分の周りに人が集まってこない、表面上だけの付き合いで距離を置かれている気がする、自分はいろいろしているのに返ってこない。

こちらが相手が良くしているのをいいことに、ただ都合がいい人として利用されてしまっているような気がする。

それに対して、そんなにいい人に見えないのにいつも人に好かれて人に囲まれている人がいます。

それは一体何故なのでしょうか?

目次

人から好かれようとするほど、好かれる人になろうとして行動するほど好かれない理由

他人にとっていい人のはずなのに好かれないのは、あなたがいい人をやっている動機に原因があります。

人から好かれよう、嫌われないように相手に好かれるノウハウやテクニックを実践していると人から好かれなくなってしまいます。

その理由は脳の仕組みにあります。

人間の脳は、信じて受け入れたことや強く意識していることを命令と受け取り、信じていることが真実であると実感するような体験を呼び寄せようとする働きがあります。

これを簡単に実感できる簡単な実験があります。目をつぶって何かの色、例えば青、青、青と10回ぐらい唱えてください。そして目を開けると普段は全く意識していなかった青色のものがくっきりと目に飛び込んできたと思います。

これは意識していることをフォーカスしようとする脳の働きによるものです。

あなたが「自分は○○だ」と信じていると、それを体現するような振る舞いや行動をとったり、そのような雰囲気やオーラを出してしまいます。

他人もミラーニューロンという部位で相手がどのようなセルフイメージを持っているかを察知して、そのような人として扱いたくなります。

あなたは「人から好かれたい」と思っていると思います。
そして、「人から好かれようとして」いい人でいたり、コミュニケーション術などをしていると思います。

では、「人から好かれたい」と思っている人はどんなことを信じているでしょうか?

それは「私は人から好かれていない」と信じていることになります。

なぜなら「自分は人から好かれている」と思っていれば「人から好かれたい」なんて思わないからです。だから「人から好かれようとして」あれこれ行動することもしません。

「人から好かれたい」=「私は人から好かれていません」と信じていることになるので、脳はそちらを現象化しようとします。

「好かれたい(私は好かれていません)」と思いながら何かをしようとすればするほど、あなたの脳は信じているとおりに「好かれていない人」になろうとします。

人に好かれようとして、嫌われないように、嫌われることを恐れていい人を演じたり
これだけの事をしてあげてるのだから自分のことを好きになって
自分を褒めて、評価して、自分に魅力を感じて
というように無言の圧力のようなものが出てしまいます。

それで人が寄ってきても、あなたが何でも肯定して話を聞いてくれて頼み事を聞いてくれるから、ただ都合よく利用されるだけの人になってしまうのです。

「人から好かれたい(=私は人から好かれていません)」と思ってしまうその裏に別の信じ込みがあり、それがあなたが人から好かれない本当の原因です。

この原因を特定して解消すると、特に好かれようと思ってあれこれしなくても自然と人に好かれる人に変化していきます。

人から好かれない本当の原因

あなたが「人から好かれたい」と思うということは、その裏にどんな信念があると思いますか?

自分は人から好かれていない
自分は○○だから人から好かれない
自分は人から嫌われている
自分は誰からも愛されていない
自分はダメで存在価値がない
自分のような人間は大切にされない

このように信じているから、「人から好かれたい」と思うわけですね。

このような信念が無意識に入ってしまっていると、先ほど説明した通り信じている通りの人間として無意識のうちに振る舞ったりそのような雰囲気やオーラが出てしまいます。

「自分は価値のない人間だ」と無意識で受け入れていたとすると、価値のない人間がするような振る舞いをしたり雰囲気やオーラが出てしまいます。他人も価値がない人として扱ってきます。

そして「価値がある人間にならなきゃ」と何かを頑張ったり相手に色々してあげたりいい人を演じてしまうのです。

自分には価値がない
自分は誰からも愛されていない

このような信じ込みは過去の何らかの体験によって持ってしまったものです。

人間は何かの体験をしてその時に苦痛や不快な感情を経験すると、そこに何かの意味づけをして重要な記憶として潜在意識に保存します。

それを持っていると信じていることが真実だと実感するような体験を繰り返し呼び寄せます。

あなたの人から好かれない原因になっている信じ込みを特定してその心理ワークを用いて記憶や信念を処置して消去したり変更してしまいます。

記憶の内容の変更
記憶に対する意味付けの変更
体験から気づきや学びを得て昇華させる
記憶を無力化する

といったことを行なうことで

自分には価値がない → そのままの自分で価値がある

と変更します。

脳にとってはそれが事実かどうか、根拠があるかどうかは関係ありません。あなたが信じて受け入れたことがあなたにとっての真実となり、そう実感するような出来事が呼び寄せられます。

そのままの自分で価値がある

という信念が無意識に入ると、それが脳にとっての命令となるので、あなたは無意識のうちに自然と価値がある人間として立ち振舞い、キラキラとした魅力やオーラがでるようになります。

他人も察知してあなたを「価値がある人間」として扱うようになります。
特に意識をして何かをしているわけではないのに、なんかこの人と一緒にいると楽しい、心地よいと感じて人から好かれるようになります。

それでは好かれる人になるためのワークを実践していきましょう。

人から好かれない根本原因を解消して人に好かれる人になるためのワーク

人から好かれない原因の無意識下の信念を洗い出す

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはなぜ人から好かれたいと思っていますか?

 

質問2.あなたが人から好かれようとして何か行動しているとしたらそれは何のためですか?

例:他人を不機嫌にさせたくない
仲間外れにされないように
相手を繋ぎ止めるために
と言ったように本当はなぜそれをしているのかを書き出してください。

 

質問3.あなたは人から好かれていない嫌われていると感じますか?
そう感じるという人はその理由を書き出してください。

 

質問4.あなたが人から好かれない、嫌われているのは自分がどうだからだ(性格や特徴など)と思いますか?

 

質問5.人から好かれない、嫌われる自分自身をどう思いますか?

 

質問6.過去に自分は人から好かれていない、嫌われていると強く感じたり印象に残っている出来事があれば書出してください。そして、人生で一番最初に自分は好かれていない、嫌われていると感じた出来事を書き出してください。

具体的な体験を憶えていない場合は、いつごろからそう感じていたのかを書いてください。具体的な体験として思い出せない場合は幼少期の頃の両親との関わり合いによるものがほとんどです。

 

質問7.人から好かれない、嫌われている自分や、そう感じる体験をした自分をどのような人間だと感じますか?

例:
自分は大切にされない人間
人の言うことを聞かないと見捨てられる
自分には価値がない

 

質問8.あなたは両親から、好かれていない、嫌われている(否定された、愛されてない)と感じていましたか?

 

質問9.あなたの両親は世間体を気にしたり、嫌われないようにいい人を演じていたり、人間関係で悩んでいたり、コミュニケーションが苦手ということはありますか?あるという人は具体的に書き出してください。

 

感情や思いを紙に書き出す吐き出す

紙と鉛筆を用意してください。あなたが今まで人から好かれない、もしくは嫌われてしまうという人生を送ってきたことに対しての感情、思い、言いたいことや本音を紙に書きなぐってください。

なんで私はいつも避けられるんだろう、みんなのために一生懸命やってるのになぜみんな距離を置くんだ
あいつは特にいい人でも何か凄いわけでもないのになんであいつばかり好かれるんだ?おかしいだろ
どうせ自分なんて暗くてつまらないし何の取り柄もないし人から好かれるわけないんだ
どうせ自分が好かれたとしても○○が目当てで本当の自分が好かれてるわけではないんだ

他人や自分や過去や言いたいことや不満、我慢していたこと、本音や愚痴や文句など何でも構いませんので書きなぐってください。

書き出したものの中に先ほどの質問の回答のところに書いていない信じ込みや記憶が出てきたら質問の回答のところに書き加えてください。

今まで信じ込みを持っていたことを自覚して受け入れる

今まで自分がそのような信じ込みを持っていたということを自覚して受け入れるということを行います。

先ほどの質問の答えと感情を書きなぐった紙を見ながら、「なるほど、自分はこのような信じ込みを今まで持っていたのだ」と、もうひとりの自分が上から見ているように第三者視点で淡々と自覚してみてください。

今までは自分が握りしめていて、握り締めていることすら気づかなかった信念をちゃんと受け入れて自覚することで信念が外れやすくなります。

「今まで持っていた」というように表現しましたが、それは脳にとって今まではそのような信念を持っていたけどこれからは違うんだ、自分でいくらでも変更できるんだというように教えるためです。

なりたい状態を明確にして宣言する

あなたはこれからどのような人間として、どのようになりたいのか

職場の人間関係、友人関係、恋愛、趣味、目標や夢の実現、こんな人生にしたい

ということを明確にして書き出してください。

「○○になりたい」「○○にしたい」だと、ここまで説明してきた通り、「○○ではありません」信じていることになるのでそちらが現象化してしまいます。

好かれたいというより、あなたがこれから人から好かれている人間として体験したいこと、体験するであろう具体的な出来事を具体的に書き出してください。

職場の人達と打ち解けてやりがいをもって仕事をしている
お互い尊重し合える素敵な理想の恋人と恋愛をしている
気の合う趣味仲間と楽しく活動している
○○の活動をしてたくさんのファンがついている
価値がある人間として多くの人に囲まれてお互いの価値を分かち合っている

このような自分がこれからなりたい状態を「○○しています」「○○になりました」というように現在進行形か完了形で書き出してください。

そして書き出した文章をできれば声に出して力強く読み上げて宣言してください。

夜寝る前と朝起きたときや日常のふとした時に眺めるのも効果的です。
内容は後で書き加えたり変えたりしてもかまいません。

人から好かれない状態を作っていた信じ込みと記憶を解消するワーク

先ほど質問に答えた内容から自分がどのような信念を持っているか、そしてその信念がどのような過去の体験で作られたのかが分かったと思います。

その信じ込みと記憶を心理ワークを用いて次のように処置します。

・記憶の内容の変更
・記憶に対する意味付けの変更
・体験から気づきや学びを得て昇華させる
・記憶を無力化する

自分には価値がない → そのままの自分で価値がある

というように信じ込みを無意識の信じ込みを書き換えてしまいます。

記憶屋や信じ込みを消去したり書き換えるワークの具体的な実践方法はこちらのタイムラインセラピーの記事を参考にしてください。

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自己肯定感を養う

人から好かれない、嫌われやすい人は総じて自己肯定感が低い傾向にあります。

自己否定の信念を外してブレーキが外しつつ、プラスの方向に自己肯定感を養っていくということも行います。

自分は価値がない人間だ
自分には何の魅力がない

このように信じている(=自己肯定感が低い)とそのような人として振る舞ってしまいオーラや雰囲気が出てしまい、相手からも価値がない魅力がない人間として扱われてしまいます。

「自分は価値があり魅力的だ」と何の根拠もなくてもそのように信じて受け入れていると、無意識にあなたの立ち振舞いや雰囲気やオーラとして出て、相手もあなたを価値がある魅力的な人として扱ってくれるようになります。

自己肯定感を養い、無意識に「そのままの自分は素晴らしい、自分は魅力的で、十分に愛されている、そのままで価値がある」と定着すると、あなたの人生の中にはますますそのように感じる出来事が増えていくことになります。

そのために日々の中で次のことを実践してみてください。

  • 小さくてもできたことややったことを褒める、認める、できたと思う

100のうち10しかできなかったではなく、10できた、がんばったね、えらいね、ヤッター!と褒めてあげます。

  • 自分の良いところを見つける

どんなに小さくても、過去の事でもよいので自分の良いところや、できること何かができたことなどを見つけて書き出します。できれば100個書き出してみてください

料理ができる、スマホのフリック入力が早いなど小さなことでも何でも構いません。

  • 自分の短所だと思うことをプラスに置き換える

自分が短所だと思っていることをポジティブにプラスに置き換えてください。

例:無口→クールでかっこいい

プラスに置き換えられない場合は、今は○○だけどそれもいいよね、○○でもうまくいくなどと肯定してください。

  • 自分自身を抱きしめて「愛してるよ」とつぶやく

自分に対して「愛してるよ」「大好き」「あなたは素晴らしく魅力的だよ」
夜寝る前に布団の中でやるとか習慣化すると良いでしょう。

  • 自分自身の体の各パーツにありがとうと感謝する

自分の体の各部位や内臓などにいつもありがとうと感謝の言葉をかけます。
体のパーツがあるから不便なくいろんなことができる、
健康な体があるということはとても素晴らしい当たり前ではないことを実感して感謝をします。

不健康な部分があっても、今までがんばってくれたことや、治ろうとしていること、他に健康な部分がたくさんあることに感謝します。

  • 自分がやりたくないことをやらない、やる場合は自分の意思でこのためにやると決めてやる

やりたくないことはやらない、断るなどして自分を大切にします。

やりたくないことをやらなければならない時は、自分の意思でこのような目的でやるのだというように置き換えてからやるようにしてください。

やりたくないことを嫌々やる、誰かにやらされていると感じると人はストレスや苦痛を感じたりとてもネガティブになってしまうからです。

それに対して、人は自分の意思で決めたことは、嫌なことや失敗してもあまりストレスを感じないという研究結果があります。

これをやることでスキルが身に付く、勉強になる、成長できるとかの目的や理由なども付けても良いです。

理由として、他人に喜んでもらいたいみたいなのは適当ではありません。他人にが喜んでくれなかったりお礼を言われなかった場合に不満が出るので、あくまで自分の意思でこれをやるというような理由付けしてください。

  • 自分自身を大切にする

日常の中で、できるだけ自分自身を大切にしましょう。
疲れたら休むとか、自分がやりたいことや好きなことをやるとか、おいしい食べ物やお気に入りの物を買うとか、自分を労わったり大切に扱います。

  • 今ある物や、身の回りの人、恵まれている部分に感謝をする

人は、恵まれている環境でもそれが当たり前になってしまい、足りないところやないものばかりに目が向いて不満に感じるようになってしまうものです。

日常や身の回りに感謝できることは無数にあります。

毎日食べられて雨風しのげる家があって暖かい布団がある
健康な体がある、多少不調なところがあっても健康な部分はたくさんある
これら食品を作ってくれる人、店員さん、インフラを維持してくれている人

そういった普段は当たり前で気にかけないことに対して「ありがたいなぁ、恵まれてるなぁ、幸せだなぁ」と意識的に感じるようにしてみてください。

この中からできそうだと思うことを日常でやってみてください。

これらをすることでどんどん自己肯定感が高くなり、キラキラとした魅力人を惹きつける魅力な魅力やオーラのようなものが出るようになってきます。

特定の人から好かれる、嫌いな人を遠ざけるワーク

特定の人から好かれる、嫌いな人を遠ざけるワークを紹介します。

注意点としては、他人はコントロールできないので百発百中ではありません、それに了承した方のみ実践してください。

あくまでこちらの内面を変えることで、相手の反応が変わる、相手から好かれやすくなる、嫌いな人と縁が切れるという方法です。

やり方は、その人の幸せを願ったり感謝をするということです。

スピリチュアルやオカルトのように感じるかもしれませんがそうではありません。

ちゃんとした脳の特性を利用したものです。脳は信じて受け入れたことを命令として受け取り、そのような人として振舞ったりオーラがでる、相手も無意識に察知してあなたにそのように扱ってくると述べました。

その人の幸せを祈ったり感謝するということは
「その人は私にとって良い人です」と信じていることになります。

なので「あの人に好かれたい(=好かれていません)」「あの人から嫌われたくない(=嫌われています)」「あの人は嫌な人だ」という信じ込みが外れます。

すると相手もあなたにとって好意を持ったり、良い人として無意識のうちに振る舞いたくなります。

嫌いな人に対してこれを行う場合は抵抗感があるかもしれません。その場合感情を込めなくても構いませんので淡々と行なってください。

「○○さんが幸せになりますように」
「○○さんに感謝します、ありがとうございます」
「○○さんはとても良い人です」

と淡々と唱えます。やりたくなった時にやりたいだけやってかまいません。

相手が好意を持って接してきたり、
嫌いな人に対して行なうと、嫌な相手が変わって嫌なことをしてこなくなったり
縁が切れてどこかに去っていったり
といった経験している人もたくさんいます。

相手に何も変化がなかったとしても、嫌な人が気にならなくなったり、相手に好かれたい、嫌われたくないという苦しみが消えるなど、実践すればあなたの内面や現実に何かしらの良い変化が起こると思います。

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