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人にどう思われるか気になるのを解消する方法|実践ワークのやり方

今回は他人の目が気になってしまう原因と、原因を解消して自然と人の目が気にならない自分に変化する方法をお伝えします。

他人はあなたのことを気にしていない
全員から好かれる人などいない
だから人の目を気にしてもしょうがないと言われても、反射的に人の目が気になってしまうから悩んでいるのだと思います。

人の目が気になって心が落ち着かない
人から否定、拒絶、批判されるのが怖い
人にどう思われてるのか気になる
少しのことで自分は嫌われた否定されたと感じしまう

そして

人と接することを避けてしまう
本当の自分を隠して心が開けない
無理にいい人や立派な自分を演じて疲れる
なんでも人の言いなりになってしまう

人の目が気にならなくなり、自然体で心を開いて人と接することができるようになるための方法を解説します。

目次

人にどう思われているか気になってしまう原因

人にどう思われているか気になったり、少しのことで否定された嫌われたと感じてしまう原因は、あなたが自分自身を否定していることにあります。

あなたが自分自身を否定していると、他人からも否定されていると感じてしまいます。

自分自身に思っていることを他人も思っていると感じることを投影と言います。

例えば、自分が太っていることを気にしていて太っている自分はダメだと否定していたとします。

すると、他人も自分が太っていることを否定したり、嫌ったり、馬鹿にしているのではないかと感じてしまいます。

他人のちょっとした言動が全て自分が太っているから嫌われたのだ、嫌味だと感じるようになってしまいます。

例えば、食事をしていて友達が他意はなく「結構食べるんだね」と言ったとします。
すると、それって太っていることを馬鹿にしてるんだろ!と感じてしまいます。

人の目が気になるのも同様です。こんな自分はダメだと否定しているから、他人からも否定されていると感じて人の目が気になってしまうのです。

それではなぜ自己否定の信念が作られてしまったのでしょうか。

それは過去に誰かから否定されたと感じた体験や、 ○○ではいけないと言った一般常識の考えを受け入れてしまったからです。

多くの場合が幼少期に親から自分の存在を否定された、拒絶されたと感じた体験がきっかけになっています。

例えば、幼少期に親から「うるさい!静かにいい子にしてなきゃダメでしょ!」 と叱られたとします。

自分は親から否定された
そのままの自分はダメな子だ(だから親から否定されたのだ)

と信じ込んでしまうことがあります。

このようにして、そのままの自分はダメだ、存在価値がないのだというような自己否定が作られてしまいます。

すると投影が起こり、他人と接した時に自分は否定されているのではないかと感じて人目が気になってしまうのです。

自己否定があると他者と接した時に自己防衛反応が起こる

自己否定があると他者からも否定されていると感じるために、その苦しみを避けるために人と接した時に自己防衛反応が起こります。

・否定されたと感じて相手を悪者にして攻撃する
・ダメな自分を責める
・人と接することを避ける
・本音を隠して表面上の浅い付き合いをする
・いい人や理想の自分を演じる
・自慢、マウンティング、すごい人アピールをする
・他人の言いなりになる

これらの自己防衛行動をすることで、その場は自己否定の投影による苦しみを緩和できますが根本的な解決にはなりません。

嫌なことを一時的に忘れるためにお酒を飲んでいるのと全く一緒です。

原因である自己否定の信念を解消することが根本的な解決策になります。

人間の脳はパソコンのハードディスクと一緒でデータを消去して新しいものに書き換えることができます。

自分自身の内面と向き合って、どのような否定的な信念を持っているかに気づいて認めて解消することで、だんだん人の目が気にならなくなって楽に生きられるようになります。

人にどう思われるか気にならない自分になるためのワーク

・自分の本当の気持ちや感情を認め、共感して受け入れる
・自己否定の信じ込みを解消する
・ありのままの自己を肯定していく

このようなことを行っていくことで自己肯定や自己受容ができるようになり人目が気にならなくなっていきます。

人にどう思われるか気にしてしまう原因を洗い出す

まずはあなたの本当の気持ちや感情を洗い出して自覚します。

次の質問に答えてください。

質問1.あなたはなぜ人の目が気になるのでしょうか?

質問2.質問1で書き出した各答えに対して、なぜそのように感じるのでしょうか?

質問3.質問2で書き出した答えに対して、他人からそう感じることをされたり言われた時にどう感じて、どのように反応しますか?

A.他者を責める

B.自分を責める

例えば、質問の答えが「A.他者を責める」だった場合、
怒りを感じて相手を最低な人間だと感じる
といったように自分が感じることや反応を書き出してください。

両方ある場合は両方について書き出してください。

質問4.あなたは特に何もしていないのに、他人から嫌われている避けられている批判されている怒られている馬鹿にされていると感じることはよくありますか?

あるという人は、なぜ、どんな自分だから他人から嫌われている避けられている等と感じますか?

質問5.あなたが最初に人目が気になるようになったのはいつどんなきっこんな体験がきっかけでしたか?
具体的な体験が思い出せない場合はいつ頃から人目を気にするようになってしまっていたかを書き出してください。

自分の本当の気持ちや感情を認め、共感して受け入れる

自分の嫌いな部分や認めたくない受け入れたくない部分
自分を嫌って認めたくないと感じてしまっている自分
自分はダメだと責めてしまっている自分
他人に対して怒りを持っている自分

このような自分があなたの内面で置き去りになっていて別人格のようになってしまっています。

このような悲しんだり苦しんだり劣等感を感じている自分を 共感してあげて認めて受け入れてあげます。

自分の本当の気持ちや感情を認め、共感して受け入れるワークはこちらの記事を参考にして実践してください。

自己否定の信じ込みを解消する

潜在意識の中に記録されてしまっている自己否定の信じ込みを解消します。

自己指定の信じ込みは過去の体験によって作られます。
ある体験の否定的な意味づけをすると自己否定が生まれます。

体験の記憶
幼少期にはしゃいでいたら親から「うるさい!静かにいい子にしていなきゃだめでしょ」と言われた

記憶に対する意味付け
親から否定された、自分は悪い子なのだ、自分は悪い子だから怒られた

想起される感情
親から否定された、拒絶されたという苦痛、劣等感

信じ込み
そのままの自分はだめだ、価値がない

このような否定的な意味づけをした記憶を大人になっても処置をしないで持ち続けていると他人と接した時に自分は否定されていると感じてしまい常に人の目が気になるという状態が続いてしまいます。

自己否定の信じ込みは単なる「○○な自分はダメだ」といった単なるデータ、思い込みに過ぎません。

人間の脳はパソコンのハードディスクと一緒で信じ込みを解消したり別の信じ込みに上書きすることが可能です。

心理ワークを用いて
記憶の内容の変更
記憶に対する意味付けの変更
体験から学びや気づきを得て昇華させる
記憶そのものを無力化させる

といったことを行うことで自己否定の信じ込みが外れていきます。

自己否定の信じ込みを解消するワークはこちらの記事を参考に実践してください。

ありのままの自己を肯定する【自己重要感】

自分自身の本当の気持ちや感情を認めて共感する
過去の体験により持ってしまった自己否定をの信念を解消する

これらの事を行いつつ、日々の中で少しずつありのままの自分を肯定して行きます。

そのままのあなた自身を認めて受け入れて肯定してあげます。
そのままの自分でいることを許可してあげます。

あなたの欠点やだめだと感じる部分や、そういった自分を駄目だと感じてしまう自分自身も含めてそれを受け入れて認めて愛してあげます。

そうすることで自己肯定感が養われ自信が付き常に満たされた状態になります。

自分のことを否定していると他人に投影されて他人からも否定されてると感じてしまうと最と述べましたが、同様にそのままの自分自身を肯定して認めて受け入れてしまうと、他人から否定されているという感覚もなくなりますので、他人の目や言動が気にならなくなります。

心の奥から自信で満たされているので、仮に他人に批判されたり嫌われたとしても、
ほとんどダメージを受けなかったり、その人の考え方だと言うように切り離して考えられるようになります。

自己否定をしていれば他人からも指定されていると感じ
自己肯定をしていれば他人からも肯定されていると感じるので
自然体のあなたで他人と接することができるようになります。

そうするとあなた本来の魅力が輝きだしますので他にもあなたのことを認めて受け入れてくれるようになります。

自己肯定感を養っていくワークはこちらの記事を参考にしてください。

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