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自分には価値がないと感じる人が価値がある人に変化するワーク

今回は「自分には存在価値がない」「自分の存在価値がわからない」と感じているあなたが、自分の存在価値を感じられるようになり、自然と他人から価値がある人として扱われるようになる方法についてお伝えします。

・自分には存在価値がないと感じる
・自分は○○だから存在価値がないと感じる
・自分の存在価値がわからない
・他人から大切にされない、軽んじられるなど価値のない人として扱われることが多い

あなたが「自分には存在価値がない」と感じてしまい、他人から存在価値がない人として扱われることが多いのには原因があります。

その原因を解消すると、自然と「そのままの自分で価値があるのだ」と感じられるようになり、何もしていないのに他人からも優しくされたり、認められたり、大切に扱われるなど価値がある人として扱われる多くなります。

目次

「自分には価値がない」と感じたり、人から価値のない人として扱われてしまう原因

あなたが「自分には存在価値がない」と感じたり、他人から価値のない人として扱われてしまうのは、あなたに価値がないからではありません。

「自分には価値がない」と信じて思い込んでしまっている(無意識に入ってしまっている)ことに原因があります。

ではなぜ「自分には価値がない」という信じ込みを持ってしまったのでしょうか?

それは過去の体験によるものです。

例えば
・親からいつも否定されて育った
・親が無関心で関わり合いがほとんどなかった
・学校でいじめのようなことをされたり、仲間外れにされた
・他人と比較されて劣っているというレッテルを貼られた

このような体験をしたことで「自分には価値がないのだ」と信じ込むようになってしまったのです。

人の脳は信じて受け入れたことを命令と受け取り、あなたを無意識にそのような人として振舞わせ、信じたことが真実だと感じるような現実を引き寄せます。

「自分には価値がない」と信じていると、無意識に「価値がない人間」として振舞ってしまい、他人からも「価値がない人」として扱われることが多くなり、「やっぱり自分には価値がない」と信じていることが真実であると実感することになります。

「自分には価値がない」と信じてると、次のような行動を取ってしまいます。

・価値がない自分は人に受け入れてもらえないとビクビクして壁を作ってしまう
・どうせ自分なんかみたいな暗いオーラを発してしまう
・価値がある人になろうとして無理に頑張る
・他人に価値を認めてと要求したり、無言の圧力が出てしまう
・何でも人の言いなりになったり何かをしてあげたりして、価値がある人になろうとする
・嘘をついたり、盛ったりして自分を価値がある人として見せようとする
・脳がわざと失敗やミスをさせる

なので、他人からも価値がない人として扱われてしまいます。

価値がある人になろうとするのは逆効果

あなたは、「価値がある人になろうとして」、自分を良く見せたり、相手の言うことを聞いたり、いい人を演じたり、何かを頑張ったりしていないでしょうか?

「自分に価値がない」と信じていて、「価値のある人になろうとして」何かをするのは逆効果です。

脳は信じている本音の方を呼び寄せようとするからです。なので、行動の動機が「価値がないから何かをする」だと「自分に価値がない」という現実を呼び寄せられてしまいます。

価値のある人を演じていたとしても相手に伝わります。相手に対して「自分に価値を感じて」「自分を認めて」と無言の要求や圧力のようなものが出てしまい、相手は重く感じて距離を置かれてしまいます。

頑張って他人に認められても、満足するのは一時的、頑張ってないとまた価値がない状態に戻ってしまうという恐れから無理に頑張ってしまい気が休まることはありません。

価値を認めてもらおうとして、相手の言うことを何でも聞いたり、いい人を演じていると、何でも言うことを聞いてくれるのをいいことにあなたを利用しようとする人が近づいてきます。

そして利用されるだけで「こっちが色々してあげてるのに全然返ってこない、やっぱり自分は価値がないんだ」と信じているとおりの現実になってしまいます。

あなたは過去の体験から「自分は価値がない」と信じてしまっているだけで、実際にはそうではありません。

一度信じて受けれたことも別の信じ込みにいくらでも書き換えることができます。証拠や根拠は要りません。脳はそれが事実か根拠があるかどうかは関係なく、信じて受け入れたことが真実だと認識するからです。

自分は価値のない人間だ → 自分はそのままで価値がある

心理ワークを用いてこのように書き換えると、あなたの脳は「価値がある人」として立ち振る舞わせ活動を始めます。

無意識のうちに自然と自信に満ち溢れ堂々と価値がある人として行動してしまいます。そしてあなた本来の魅力が輝きだしそれが雰囲気やオーラなどが醸し出されます。

「価値がある人」だと思い込んでいるので、他人に価値を感じてもらおうとして言いなりになったりやりたくないことをやったり、無理に頑張って自分に価値があるように見せたりといったこともしなくなります。自分に価値を感じて自分を認めてというような要求や圧力なようなものもなくなります。

あなたが「自分は価値がある」と信じていると、他人もミラーニューロンという部位でそれを察知して、同調してしまい、あなたに価値を感じたり、価値がある人として扱うようになります。

それでは、自然と「価値がある人」になってしまうワークを実践に入りましょう。

価値のある人になるためのワーク

自分は存在価値がないという信じ込みを作った記憶と信じ込みを洗い出す

次の質問に答えて書き出してください。

質問1.あなたはなぜ自分には存在価値がないと感じていますか?

 

質問2.あなたは自分のどんなところ(性格、能力、容姿、経歴、家柄等)があるから存在価値がないと感じますか?

 

質問3.他人からどのようなことを言われたりどのような扱いをされると自分には存在価値がないと感じますか?

 

質問4.過去に自分は存在価値がないと強く感じた体験を書き出してください。そして自分は存在価値がないというのは最初に感じたのは、一どんな出来事だったのかいつどんな出来事だったのかを書き出してください。出来事を思い出せない場合はいつ頃からそう感じていたのかを書き出してください。

 

質問5.あなたは親に何かをされた、されなかった、何かを言われたことで自分には存在価値がないと感じたことはありますか?あるという人は具体的にどんなことだったのかを書き出してください。

 

思いや感情を紙に書き出す

紙と鉛筆を用意してください。(パソコンやスマホに書くより手書きで書いた方が効果的です)

あなたが自分は自分には存在価値がないと感じることで、他人からされたこと、自分のダメな部分や欠点を責めたり、存在価値がない(と信じている)自分に対して思うこと
存在価値のない人として生きてきたことに対する

言いたいこと、文句、愚痴、特定の人に言いたいこと、罵倒、後悔、自分に対して

どんなことでも良いので出てくるまま紙に書き出してください。

誰にも見せないので本音でもどんなに汚い言葉でも考えでも構いません。本音を正直に書くことが大切です。

その中で思い出した過去の記憶や信じ込みがあった場合は先程の質問の回答のところに書き加えてください。

信じ込みを持っていたことを自覚して認めて受け入れる

“今まで”あなたが自分のことを「価値のない人間だ」という信じ込みを”持っていた”ということを認めて自覚して受け入れます。

先ほどの質問に回答した答えと本音や感情を書き殴った紙を見ながら、「なるほど、自分はこのような信じ込みを今まで持っていたのだ」と淡々と自覚してください。

もうひとりの自分が上から見ているように、他人ごとのようにただ淡々と良い悪いとか価値判断は挟まずに淡々と自覚してみてください。

今までは握りしめていて当たり前すぎて気づかなかったのが、自分は今までこのような信念をもただ持っていただけなんだ

「今まで持っていた」と過去形で言うことで、脳はそのように認識するようになり、信じ込みが外れやすくなります。

なりたい状態を明確にして宣言する

あなたが今の状態から価値のある人としてどのような人生を生きたいのか

人間関係、仕事、恋愛、趣味、やりたいこと、夢や目標の実現

どのような人たちとどのようなことをしたいのか、これを明確にして書き出します。

「既に価値がある人間」として、これからどのような人生を歩んでいるか(歩みたいのか)を簡潔に短めの文章で書き出してください。

○○になりたい、○○をやりたい、という表現は適当ではありません。

必ず、○○です、○○をしています、○○になりました

というように現在進行形か過去形にしてください。

「○○になりたい」というのは、「○○ではありません」と信じていることが使う言葉です。

先ほど説明したとおり人間の脳は信じている通りの現実を呼び寄せるとするので○○になっていない状態が呼び寄せられてしまうのです。

同様の理由で、○○をやめたい、○○を治したい、○○を避けたいみたいな表現もNGです。

文章を書き出したら出来れば声に出して力強く宣言します。夜寝る前とか朝起きた時や日常のふとした時にそれを見るのもよいです。

これからの目標を書き出しても、今まで「自分は価値がない人間だ」と信じていたから、最初はどうせ自分には価値がないから無理だとか自分にはできるわけないとか不安や恐怖心が湧いてくることもあるでしょう。

最初は抵抗があるのは仕方ありません。
誰でも今までの自分や習慣から変化する時は抵抗感があるものです。

それでも、自分はこれからこういう自分としてこういう人生を生きたいのだと言う前向きで強い気持ちを持ってください。

自分は価値がないという信じ込みを消去したり書き換えるワーク

心理ワークを用いて記憶や信じ込みを処置することでき信じ込みを消去したり別の内容に変更してしまいます。

・記憶の内容の変更
・記憶に対する意味付けの変更
・体験から気づきや学びを得て昇華させる
・記憶を無力化する

信じ込みが記憶の内容によって自分が一番しっくりくる形で行います。

自分には価値がない → そのままの自分で価値がある

人間の脳にとってはそれが事実かとか根拠があるかとかは関係ありません。
人間の脳は根拠がなくてもそれが真実であると受け入れたことがあなたにとっての現実となります。

根拠や証拠があろうがなかろうが「そのままの自分で価値がある」という信じ込みが潜在意識の中に入ると脳にとって命令となるので、「そのままの自分で価値がある」と感じる現実が呼び寄せられます。

無意識に価値がある人として振舞ったり、価値がある人としての魅力やオーラが醸し出されます。他人からも愛されたり評価されたり大切にされたりと自分は価値があると感じられるような出来事が多くなってきます。

無意識のうちにあなたは価値がある人としての人生を歩み始めることになります。

記憶を処置したり信じ込みを解消するワークのやり方はこちらの記事を参考に行なってください。

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自己肯定感を養う

今まで自分には価値がないと信じて生きていた人は、必然的に自己肯定感が低い状態にあります。

日々の中で少しずつ自己肯定感を養っていくワークを実践して自己肯定感を高めていきましょう。

生では指定的な信念を今までは否定的な信念を強く持っていたのでなかなか自己肯定感を高めることができなかったと思いますが、先ほどの信念を解消するワークを行ったことで心理的なブレーキが外れて自己肯定感を持ちやすくなっています。

そうすると、他人から評価されたり愛情をもらったり愛情表現をしてもらったりしなくても

自分はそのままで価値があるのだ
自分はそのままでいていいのだ
自分がまるごと大好き
自分は愛されているのだ
自分はそのままで素晴らしいのだ
もっと自分を喜ばせて大切にしよう
自分にはそのままで魅力的で自分だけの魅力があるのだ

無意識のうちに心の底からこのように感じられるようになってきます。

事実かどうかは関係なく脳は信じて受け入れたことを命令と受け取り、自分には価値があるのだと感じるような現実が呼び寄せられます。

日々の中で自己肯定感を養うワークはこちらの記事を参考にして実践してください。

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