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自己肯定感を高める、上げる方法

自己否定と自己肯定について

今回は、自己否定の原因と、それらを解消して自己肯定感を高くする方法について解説します。

人生がうまくいかない、心が苦しい、満たされない、人間関係がうまくいかないことが多いと感じている人は、総じて自己肯定感が低い(自己否定が強い)傾向があります。

自己肯定感が低いと、何かをしようとしても、どうせダメだと行動できなかったり、人目が気になったり、嫌われないか、批判されないかとビクビクして本来の自分を出せなくなります。

常に心が苦しく満たされないため、それを埋めようとして、過度に他人からの賞賛や愛情を求めたり、自慢したり、自分の話ばかりしたり、他人に嫉妬したり敵対心や対抗心を持ったり、他人を見下して馬鹿にしたりなど、他人に嫌われるような言動をしてしまいがちです。

自己否定が強いと、少しの事で否定的に受け取ったり、落ち込んだり、傷付きやすくなります。

また、人間の脳(潜在意識)には、信じていることを人生の中で体現したり引き寄せようとする働きがあるので、「自分はダメだ」「自分には価値がない」というような自己否定の信念を持っていると、ますますそのような人として振る舞ってしまったり、そのようにあなたが感じるような出来事が引き寄せられてしまうのです。他人もあなたをあなたが信じているとおりに扱う傾向が高くなります。

このように自己否定が強いと、苦しみが多く、何をやっても上手くいかない人生になってしまいがちです。本物の自己肯定感を持つことは、幸せで楽しく成功して満たされた人生を生きるための土台になっているとても重要なことになります。

多くの人が、何かを手に入れたら満たされて幸せになれると思っています。しかし、事実は逆で、内面が満たされて幸せだから、幸せな人生になっていくのです。

「自己否定」が、多くの心の苦しみ、心の飢えや渇きの原因となっています。

何か嫌なことがあったり、他人から嫌な言動をされた時に、心の苦しみが発生するのは、自己否定が誘発されるからです。

他人から悪口を言われる → 私は蔑ろにされた(自己否定)と感じる → 心の苦しみ

このように、自己否定があると、ある出来事を経験した時に、瞬時に自己否定が呼び起こされ、それにより心の苦しみが発生します。

他人から悪口を言われる → 私は蔑ろにされた、価値はない人間だ(自己否定)と感じる → 心の苦しみ

他人から悪口を言われる → 私はすばらしい、価値のある人間だ(自己肯定) → 心の平安

自己肯定感が高いと、例えば批判されても、自己肯定感がバリアになってはねつけてくれます。それはその人の意見であって、自分とは関係ない、自分は素晴らしくて価値のある人間なんだから、何も関係ない、そんな他人の言葉などで自分の価値は1ミリも下がらない、無意識にこのような反応をするので、不快にならずに済みます。

もちろん人間ですから、腹が立ったり、不快になったりぶれることもありますが、たいして気にならないか、嫌な気持ちになる度合いが小さく、すぐに回復するようになります。

また、原理は後述しますが、本物の自己肯定感が高いと、他人からも好かれたり肯定されることが多くなり、他人から嫌われたり悪口を言われること自体が割合として少なくなっていきます。

自己肯定感が低い(自己否定が強い)人の特徴

自己否定が強い状態にあると、他人の少しの言動でも傷ついたり、傷付くことを避けるため、傷ついた自分を守るため、心の苦しみや飢えや渇きを満たすために、次のような行動をとってしまいがちです。

全ての人が全てに当てはまるわけではないですが、このような言動をしてしまいがちです。

自己肯定感が低い(自己否定が強い)人の特徴

・他人の言動、出来事、状況を否定的に受け取ってしまう
・他人の何でもない言葉でも傷つきやすい
・自信がなく、弱気でオドオドしてしまう
・人に自分の意見を言えない
・嫉妬しやすい
・他人や環境に不満が多く、上手くいかないとこれらのせいにする
・他人からの愛情表現、賞賛、褒め言葉、評価などを過度に求める、証明させたがる
・短気でキレやすい
・嫌われないように無理に相手に合わせたり、断れずに嫌なことを引き受けてしまう
・自分のことばかり話したがる
・相手を論破したり、勝ち負けにこだわる
・他人に心を開けない
・人前を避けるようになる
・他人の目が気になる
・自分と違う意見や価値観が合わない人が許せない
・自慢する、見下す、馬鹿にする
・他人を見下すことで自分を上げようとする
・モラルに反した人などをここぞとばかりに批判したり叩きたくなる
・他人の悪い面ばかりが目に付く、他人を否定したくなる
・他人を支配、思い通りにコントロールしようとする
・他人を悪く言ったり、蹴落とすことで自分を上げようとする
・マウンティングをする
・力ずくで奪おうとする
・すべて自分が悪いと感じてしまう
・何でも我慢をする
・鞭を打ってまでがんばってしまう
・自分を作ったり演じてまで他人に好かれよう、繋ぎとめようとする
・何かをもらったりすると悪いと感じ、お返しのことばかり考えてしまう
・自己否定の裏返しから、偽物の自己肯定感で自信がある態度や行動をする
・褒められるのが苦手、褒められても否定してしまう
・本来の自分を偽ってでもいい人を演じてしまう
・幸せや成功が怖い
・他人の成功や幸せ、褒められているのが許せない
・自分が持っている物を他人に奪われると感じてしまう
・頼まれてないのに他人を助けたがる、アドバイス、おせっかいをしたがる

あなたは、どれくらい当てはまっているでしょうか。

人によって出方が違います。人の目を気にして、自分はダメだ、自分が悪いんだと、内面に行く人もいます。
一方で「自分はすごいんだ!」と言い聞かせ、それを証明しようとして、他人を見下したり、論破したり、勝ち負けに拘ったりする、といったように出る人もいます。(一見自信ありげに見えますが、無意識で劣等感を感じている裏返しで、偽物の自己肯定感)

これを見て気づいた人もいると思いますが、よくある「嫌われる人の特徴」に共通している項目がかなり多いと思います。そうなんです、自己否定が強いと、人に嫌われるような人になってしまいがちなんです。

自己否定により傷ついていると、ちょっとのことで傷つきやすく、心の苦しみや飢えがあるため、傷の痛みを避けようとしたり、そこから自分を守ろう、満たそうとしてこのような行動をとってしまうのです。自己否定があると苦しく、人生がうまくいきづらくなるので、自分がこんなに苦しいのにあなたは幸せでずるいみたいに感じて嫉妬したり、足を引っ張ったり、嫌がらせをしたりしてしまうこともあります。

やっと得たものを他人に奪われないように必死に守ろうとして、自分の立場を優位にしようとして他人と戦ったりしてしまうのです。

人によって違う出方になったりします。
短気でキレやすい(相手を攻撃して傷ついた自分を守ろうとする)
人を避ける(他人を避けることで傷ついた自分を守ろうとする)

どちらも同じ自己否定の心の傷の痛みから自分を守ろうとする行為です。

さて、これらのほとんどの項目に共通するのは何でしょうか?

それは、考えや行動の基準が自分ではなく他人になっているということです。

人にどう思われるか、変な目で見られいないか、嫌われないか、人を避けるか、怒らせないか、人に好かれるか、褒められるか、他人より優れているか、他人に勝つか、他人に奪われないか

常に他人の顔色を伺い、あらゆることが他人によって左右、制限され、他人の一挙一動に一喜一憂して支配される人生になってしまうのです。

自己肯定感が高い人は、軸が自分にあるので、他人によってぶれない自信、他人からの評価や承認に左右されない心の平安を持って、自分の好きな人生を生きることができます。

偽物の自己肯定感と本物の自己肯定感

多くの人が間違った(偽者の)自己肯定感を持っています。それは、条件付の自己肯定感です。

学歴、能力、お金、実績、容姿、肩書き、地位など、それがある自分は認められる、好きになれるという条件に依存する限定の自己肯定感です。

しかし、これは「条件付の自己肯定感(偽物の自己肯定感)」であって「本物の自己肯定感」ではありません。

なぜかというと心の裏では、その条件がない自分はダメだ、条件に人が寄ってきている、その条件がない自分は劣っている、人から好かれない、人から嫌われる、人が去って行く、といったように無意識では恐怖心を持っているからです。

裏にそのような恐怖心があるから、それらを過度に求めたり、自慢したり、誇示したり、持ってない人を見下して馬鹿にしたり、得たものを奪われないように、得た地位などを他人に抜かされないようにと必死に守ろうとします。

ですので条件に左右されない「本物の自己肯定感」を得ない限り、どんなにがんばって地位や実績、お金、他人からの賞賛を得たとしても、満たされるの上辺、一瞬だけで、心の底から満たされる事はないのです。

自己否定やコンプレックスが何かをがんばるバネや動機になり、それにより何かの成果を得られることもあります。しかし、恐怖心からがんばるのでは、疲れてしまうし、自己否定をどこかで取り下げない限り、何かを得ても満たされることはなく、もっともっとと求めたり、失う恐怖に怯えることになってしまいます。

何かをがんばって何かの結果を出して、他人から褒められたり賞賛されて認められれば、自己肯定感が高くなったように感じます。

しかし、「自己肯定の理由」が、地位、実績、容姿などの要因と、それに伴う他人からの評価という外部に依存したままでいると、今度はそれを失う不安、がんばって今の状況を維持しないと人が離れていってしまうという恐怖心にさいなまれるます。

それがない自分はダメだ、好きになれない、と自己否定をしている苦痛、他人も条件目当てで寄って来ると感じて虚しさを感じたりします。

だから、一生懸命”条件”にしがみついて、自分を誇示したり自慢したりして、ライバルを蹴落としてそれを守ろうとしたり、相手を悪く言って他人からの評価を下げようとしたりして、なんとか心の平安を保とうとするのです。

「○○がある自分」は認められる = ○○がある自分は他人からも認められる
「○○がない自分」は認められない = ○○がない自分は他人からも認められない

と感じてしまうので、裏では「他人は私そのものではなく”肩書き”を評価してるだけ、それがない部分の自分は評価されていない」といった苦しみも同時に発生しています。

他人もそれを無意識に察知して、それ目当ての人が寄って来る傾向が高くなります。

お金があるから、容姿がいいから、それ目当ての人がよってきてちやほやされるだけ、最初は気分が良いかもしれないですが、本当の自分は愛されていないといった虚無感がでてきたりします。

だから、心の苦しみを消そうとして、いくらそれらを追い求めても、満たされるのは一時、一部だけで、本当に心から満たされないのです。

ですので、条件に一切左右されない本物の自己肯定感持つことが大切です。

本物の自己肯定感とは?

本物の自己肯定感とは、何かの条件(容姿、学歴、実績、能力、実績、お金、地位、肩書き等)に左右されない、そのようなものがあるなしにに関係なく、ありのままの自分に自信があり、肯定して認めて好きで愛せている状態です。

何も持っていなくても、最高の条件を全て持っている自分と同じくらい肯定できているという感覚です。

たとえどんなにダメで、情けなくて、臆病で、短所やコンプレックスがある自分でも、そんなありのままの自分を認めている、受け入れている、愛せている、大切にできる、素晴らしい、魅力がある、価値があると心の底から信じていて自信のある状態です。

生まれたての赤ちゃんは、何もできないのに、無条件で両親から愛されていますが、そのような無償の愛を自分に向けるといった感覚です。

自分という存在は死ぬまで消える事はありませんから、自分が存在している=自己肯定感が高く満たされた状態になるのです。

本物の自己肯定感が身につくとどうなるか

あなたにも過去に何かを成し遂げたり他人にほめられたりして、自己肯定感が高くなって満たされた瞬間があると思います。それが、何か特別なことがなくても、ただ自分が存在してるだけで、続くということになります。

具体的にどうなるかは、前に箇条書きで書いた自己肯定感が低い人の特徴の真逆になります。

本物の自己重要感がある人の特徴

・行動の基準が自分主体になる
・人の意見や人目を気にせず自分のやりたいことをすることができる
・他人に対してはっきりとYes/noを言えるようになる
・他人に愛情や評価を求めなくなる
・他人の言動であまり傷つかなくなる、嫌な気持ちになっても度合いが小さくすぐに立ち直れる
・特段何かなくても満たされたり、自信がある状態になる
・自分を大切にするようになる
・自分を喜ばせたり、幸せを許可できるようになる
・価値観の合わない人も受け入れて認められるようになる
・他人に対してもありのままで認めて愛することができるようになる
・他人に寛容になる
・他人に心が開ける、信頼できる
・他人にあれこれ口出しをせず、尊重したり、ありのままを受け入れることができる
・見返りを求めずに、したいからしてあげることができるようになる
・人目や他人の評価を気にせず自分自身を表現できる
・心からやりたいことや好きなことができるようになる
・他人の幸せを喜べるようになる

また、現実の出来事や他人の反応も次のように変わってきます

・成功したり、他人から評価されたり認められることが多くなる
・行動したことがうまくいったり、運が良いと感じることが多くなる
・他人が好意的で優しく接してくることが多くなる
・他人から肯定されることが多くなる
・ありのままの自分を認めてくれる
・わがままで好き勝手してるのに、好意的に取られて好かれる

今までは、すべての判断基準が他人や状況に左右されていましたが、自分が主体となって本当の自分がやりたいことや好きなことをできるようになっていきます。

あなたの周囲にも、自由に好き放題して、言いたいこと言って、一見わがままなのにいつもうまくいっていて、成功して、大勢の人に囲まれて愛されている人っていませんか?それが本物の自己肯定感を持っている人です。

このサイトで度々説明してますが、脳には自分が持っている信念を人生の中で体現したり、それを象徴するような出来事を引き寄せようとする働きがあるからです。

自己肯定感が高いという事は、ありのままの自分を認めている、素晴らしいと思えている、大切だと思えている、愛せている、大切だと信じている状態です。

だから、あなたの脳はそれを命令として受け取って、人生の中にますますそのように感じるような状況を呼び寄せようと働いてくれるのです。他人も無意識にそれを感じ取って、ありのままのあなたを認めてくれたり、愛してくれたり、大切に思ってくれるようになるのです。

もちろん100%が良いことばかり、すべての人から好かれるというわけではないですが、そのように感じる出来事の割合が多くなっていきます。

当サイトでは、様々なシチュエーションやジャンル別に、悩みや問題の解決方法を解説していますが、結局のところ自己否定になっているところのその原因を見つけ出してそれを解消していきます。

結局のところ、例えば恋愛がうまくいかない人は、愛情や異性など、恋愛に関係する自己否定や否定的な信念を、お金に関してうまくいかない人は、お金に関係する自己否定や否定的な信念を持っているのです。

例えば、 DVの被害を繰り返し受けている女性の人には、無意識に「自分は暴力を振るわれても当然の価値がない存在である」といった自己否定の信念を持っていることがあります。それを解消して、ありのままの自分は幸せで男性から優しくされて愛されるのが当然のような自己肯定の信念に変化すると、現実が変わってDV男と縁ができなくなり、優しい素敵な男性と縁ができるようになり、幸せな恋愛ができるようになっていきます。

だからこの自己肯定感は、あなたの人生がうまくいき、幸せになるためにとっても重要なことであるのです。

本物の自己肯定感を養うためには

本物の自己肯定感を養って行くための方法を解説します。

あなたが自己肯定感が低くなってしまっているのは、過去の何らかの体験により、”間違った”否定的な自己イメージを信じてしまっているのが原因です。

過去の親の育て方や、何かを失敗した、挫折したなどの体験により、「自分は何をやってもダメだ」「自分のような人間は誰からも好かれるはずがない」というような”間違った”自己イメージ、自己否定を持ってしまっているのです。

“間違った”自己イメージと強調していますが、本来あなたも含めて人は誰でも、自己肯定感が高い状態が本質なのです。

しかし、幼少期に親から否定されて育ったり、学校に上がって他人と比較されたり、失敗して他人から馬鹿にされたりといった経験をするうちに、それこそが自分の本当の姿なのだと信じ込んでしまい、自己否定の信念を持ってしまうのです。

ですが、自己否定の信念を持ってしまっていても安心してください。人間の脳は、パソコンのハードディスクと一緒でデータを消去して書き換えることが可能です。

しかもその書き換えるデータは、内容が事実かどうかというのは関係ありません。

脳にとってはそれが事実かどうかに関係なく、信じたことが真実になります。信じたことは脳への命令となり、無意識にそういう人間として振舞ったり行動を取ってしまうので、信じたことが真実になるということです。

何の根拠もなくても、「自分は素晴らしい人間である」と信じてしまえば、脳はそれを命令として受け取って受け取ってそのような人間になるような言動を取らせてくれます。他人も無意識にそれを察知して、あなたを認めてくれたり素晴らしい人間として扱ってくれるようになってきます。

そもそも、”素晴らしい””価値がある”というものは、相対的なもので、絶対的なものではありません。

客観的に見て、欠点やコンプレックスと言われているところを持っていようと、それもまた愛嬌、自分は価値がある、素晴らしいのだ、と思えばそれが真実となります。

しかし 10年20年と「自分はダメ人間だ」と固く信じている人が、「自分は無条件で素晴らしい」と思えるようになるには最初は大変かもしれませんが、これから紹介するワークなどを続けていくことで、だんだん自然と無条件で自分のことを認めて素晴らしいと思えて、好きになることができるようになってきます。

自己否定をなくして、本物の自己肯定感を身に付けるためのワーク

・メンタルブロック(否定的な信念や感情)の解放のワーク
・自己肯定のワーク
・自愛ワーク
・プラスの意味づけ、感謝のワーク

これらのワークを行って、それが無意識に習慣になってしまうような状態になると、どんどん自己肯定感が高くなってい行き、本物の自己肯定感が身についてきます。

上から順番にやっていく必要はありませんので、できるところから取り掛かりましょう。

メンタルブロックの解放のワーク

メンタルブロックとは、過去の嫌な体験の記憶と、その記憶に対して否定的な意味付けと、それによって感じる嫌な感情がセットになったものを指します。

幼少期に、親から「何でそんなこともできないの!?」と叱られた(体験の記憶)
「自分はダメな子なんだ」(信念)
(親に叱られてダメな子だと信じたことで)嫌な気持ちになった(感情)

メンタルブロックは、何らかの形(例えば成功体験をすること)で解消、別のものに変わらない限り、何十年経とうと大人になっても影響を与えます。

こういったメンタルブロックが強いと、いくら「自分は素晴らしい」と思おうとしてもブレーキをかけながらアクセルを踏むようなもので、なかなか難しいことです。

その状態で無理矢理言い聞かせても、苦しくなってしまいます。

ですので、自己否定を作ったと思われる過去の嫌な記憶に対する感情を解放したり、記憶に対する意味づけを変化させたりします。

「嫌な体験の記憶」 が 「ただのなんでもない記憶」に変化します。

そうすることで、「自分はダメだ」みたいな信念がなくなるため、「自分は素晴らしい」といった信念を受け入れやすくなります。

メンタルブロックの解除方法はいろいろありますが、以下のような手法を使って行います。

セドナメソッド
タイムラインセラピー(過去の記憶を変更するワーク)
シータヒーリング

このメンタルブロックの解除ワークは、一人でもできますが、人によっては難しいこともあるので、その場合はこちらで相談やセッションを無料で行ったりもしています。

自己肯定のワーク

自己肯定感の低い人は、自分、出来事、状況、他人などを否定的(悪い方に、悪い面ばかり)に見る癖がついてしまっています。それを肯定的に、プラスの面を見る癖をつけるようにしていくためのワークです。

これを行うことで、少しずつ自己肯定感が満たされ、何もなくても幸福感や楽しさや喜び、満たされた感覚でいられるようになってきます。そうすると脳はますますあなたがそのように感じるような素敵な出来事を呼び寄せようとして働き始めます。

これは一人で簡単にできて、とても効果が高いワークですのでぜひ行ってみてください。

紙と鉛筆を用意して次の事を書き出してください

・自分の良いところ、素晴らしいところ、長所、できることを100個書き出して下さい

・現在やこれまでの人生で感謝できることを100個書きだしてください

・現在やこれまでの人生で嬉しい 、楽しい、幸せだと感じたことを100個書き出して下さい

・これまでの人生で何か達成したこと、成し遂げたこと100個書き出して下さい

パソコンやスマホのメモ帳などに打つよりも、実際に紙に書いたほうが効果が高いです。

4項目ありますが、書き出す内容が被ってしまってもかまいません。

バカバカしく感じるかもしれませんが、脳科学に基いた脳への命令を変える方法です。自分はダメところばかり、人生は嫌なことや不満だらけ、と信じていると、脳は、「なるほど、自分はダメなところばかり、人生は嫌なことばかりだと信じているのですね」ではその通りの人間にとして振舞います、嫌なことばかり呼び寄せて、あなたの信じていることが正しいという証明しましょう」と働きます。

自分は素晴らしいところ、できることがこんなにある、自分の人生には嬉しい、楽しい、感謝できることがたくさんある、と思うと脳はそれを命令として受け取って、ますますそのように振舞わせたり、そのような人生を呼び寄せようとするのです。

このワークをやってくださいというと、どうしてもでてこない、出てきたとしてもほんの数個しかないという人がそれなりにいます。それは、今まで否定的に見ることが習慣になってしまっていたため、脳が否定的な情報にばかりフォーカスするように命令になってしまっていて、自分の否定的な面や、否定的なことばかりに目が行くようになってしまっているからです。

バカバカしく感じたり、面倒、胡散臭く感じるのも同じ理由です。

最初は意識的にでもワークを行っていくと、脳がどんどん肯定的な面にフォーカスすようになってきます。

最初は出てこなくても、出てくるようになるとどんどん出てきたりします。

どんな小さな事でも些細な事でも良いので、とにかくできるだけたくさん書き出してください。事の大小より、数を多く書くことが重要です。脳は事が小さくても数が多いと、その情報は真実だと判断するからです。

・自分の良いところ、素晴らしいところ、長所、できること

毎日を歯を磨いている
動物が好き
ブラインドタッチができる

・感謝できること

住む家がある
毎日きちんと3食食べられている
電気が使える

・楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せだと感じたこと

○○という漫画がとてもおもしろかった
近所の野良猫が懐いてくれた
布団の中でぬくぬくしている時

・達成したこと、成し遂げたこと

小学校を卒業した
中学生の時に絵のコンクールで入賞した
○○というゲームをクリアした

このように、小さいことでも当たり前に感じるようなことでも、こんなこと・・・と思わずにどんどん書き出しましょう。

これらのワークは、プラスの事や感謝できることに目を向けることで、自分にもこんなに素晴らしいところや、楽しいこと、成し遂げたことがあったんだと脳に学習させることで、無意識の自信や自己肯定感を底上げされます。自分や他人や物事の良いことやプラスの面に目を向けることが習慣になります。

書き出した紙は、捨てずに取っておいて何度も見返してよい気分を味わったりしましょう。寝る前と朝起きた時に見るのが無意識に入りやすいので効果的です。新しいこと思いついたら100個以上になっても良いのでどんどん追加していきましょう。

自分は素晴らしい、こんなに良いところがある、楽しかったこと嬉しかったことがいっぱある、感謝できることがいっぱある、達成したことや成し遂げたことがいっぱある、そう思えると自己肯定感が高くなっていきます。

脳(潜在意識)はそう信じていることを人生の体験として引き寄せようとする働きがあるので、あなたの人生の中にますますあなたがそう感じるような素晴らしい出来事を引き寄せられるのです。

自愛ワーク

ありのままの自分を受け入れる、認める、褒める、好きになる、愛するワークです。

このワークは、メンタルブロックを解除したり、自己肯定のワーク行ったりしてある程度自己肯定感が高まってきた方がすんなりやりやすいかもしれません。

人は、他人には直接悪口や酷い事はあまり言いませんが、自分に対してはものすごくボロクソに言っていると思います。

あなたが、今まで普段当たり前のように自分に対して言っている(思っている)ことを思い返してみてください。

「お前なんて何も能力もない」「どうせ誰からも相手にされない」「なぜこんなこともできないんだ」「お前はダメ人間だ」「ブサイクだ」「ここが気に入らない」

人は、自分にはこのようなことを平気で言っています。

もし、このようなことを他人に言ったらどうなるでしょう。相手はとても傷つくし怒ると思います。

それと同様に、あなたは自分の言葉により傷ついてしまっている状態にあるのです。それがイコール自己否定による苦しみです。

それから、少しのことですぐに自分を責めたり、悪い人間だと感じたり、罪悪感を感じたりもしてている人も多いと思います。これも他人に対してやったら傷ついたりするように、自分も傷つけます。

自愛ワークは、これの間逆のことをやっていくということになります。

・どんなに客観的に見てダメで欠点があっても、何もできなかったとしても、容姿が悪くても、そんな自分でも認めて受け入れて、そんな自分も好きになって愛する、大切に扱う、自分を責めない、否定しない(否定したり、責めたりしてしまったら、そんな自分も今は仕方ないと許す、肯定してあげる)

・自分の気持ちに正直になる、偽ったり、作ったり、気持ちを無視したり、ないふりをしたり、我慢しない

例えば赤ちゃんとか子猫とかは何も出来ないし悪戯ばっかりしてても、丸ごと大好きで愛してると思います。そのような無償の愛情を自分に向けると言った感じです。

・自分に正直になる
・自分を大切にする
・他人より自分の本音を優先する
・自分を責めない(責めてしまう場合はその責めてしまう自分を許して受け入れる)
・自分をたくさん褒める
・自分に無償の愛情を注ぐ
・自分が喜ぶ事を楽しいこと嬉しい事をする
・他人よりも自分を優先する
・自分自身に感謝をする
・自分自身を許す
・自分自身に謝罪する
・我慢をしない

日常の中でこのようなことをできる範囲で無理をせずできる範囲で行っていきます。

あなたは他人に対して何を求めていますか?ありのままを愛してほしい?認めてほしい?大切にしてほしい?褒めてほしい?

あなたが他人に対して求めていることは、あなたがあなた自身に対して求めていることなのです。

だから、それをあなたがあなた自身にしてあげましょう。

リラックスできる状況で行います。

習慣にするには、寝る前と起きたときに布団の中で5分くらいずつ自分自身に語りかけてみましょう。

大好きな人、自分の子供とか、ペットに話しかけるように、自分自身に愛情表現、愛してる、大好きだよ、見守ってるよ、一緒だよ、幸せになろうね、ありがとうなどの言葉と感情をかけてみましょう。

両腕を自分の両腕を後交差させて肩の後ろに回して自分自身を抱きしめるようにしてやるのも効果的です。

今まで10年20年と自分を否定して「お前はダメだ」とか悪口をずっと言い続けてきたため、傷ついてしまっているので、受け入れがたい場合もあります。そんなときはまず自分に謝ります。最初の頃は、自分自身を許したり謝罪するということも行ってみましょう。

自分自身の心や体の部位に、感謝したり、ありがとう、と言ってあげるのも良いでしょう。

自分自身に愛してるというのが最初は抵抗がある場合は、イメージの中で、好きな人、好きな芸能人、好きな漫画やアニメの二次元キャラに上記のことを言ってたくさん褒めて、認めてもらって、愛情もらってるとか、今日もよくがんばったね、素敵だよ、大好きだよとかそのこと言ってもらってるところをイメージしても構いません。

嬉しくなって心が満たされて心が暖かくなってきたらうまくいっている状態です。

プラスの意味付け、感謝のワーク

自己肯定感が低い人は、自分自身に対してだけではなく、出来事や状況や他人などをなんでも否定的にマイナスに捉える癖がついてしまっています。

ですので、日常の生活の中で、さまざまなことにプラスの肯定的な意味付けや、感謝する癖をつけるためのワークを行っていきます。

日常での様々なことに対して、できる範囲で、気づいたときにそれらのことにプラスの意味づけをしたり感謝したりします。

例えば、朝起きたら、ぐっすり眠れた、今日も素晴らしい朝だ、今日もすばらしい日々になるに違いない、ありがとう と言ってみる。

カーテンを開けて、今日は快晴で素晴らしいね
雨が降ってても、雨もいいね、恵みの雨だ

通学、通勤途中で花を見かけたら、綺麗な花だ、

途中ですれ違った知らない人に、この人に幸せで素晴らしい事が起こりますように、と唱える

駅員さんやバスの運転手さんなどに、いつもありがとうございます、と心の中で唱える

信号がスムーズに青だったら、やっぱり私はラッキー

赤だったとしても、否定的に捉えず、「ここで止まったことで何かいいことがあるに違いない」

転んでも、怪我しなくてラッキー

など、とにかく何でも良いので日常の出来事に対してプラスの意味づけをします。

変な宗教みたく感じるかもしれませんが、単に脳科学に基いた方法なのです。私の人生素晴らしいことがたくさんある、と信じれば、脳はそれを命令として受け取って、無意識にますます素晴らしい人生になるような行動を取らせてくれるのです。

10年20年と否定的に考える癖が付いている人は、最初は意識的に続けてください。そのうち無意識に出来るようになっていきます。

・メタルブロックの解除のワーク
・自己肯定のワーク
・自愛ワーク
・プラスの意味づけ、感謝のワーク

これらのことを行い、無意識にいろいろなことを肯定できるようになっていきましょう。

各ワークの注意点

人によっては、これらのワークをやっていると、今まで無意識下にあった否定的な感情とかが湧き上がってきて、苦しくなってくることがあるかもしれません。

人によっては風邪のような症状が出てだるくなったり、猛烈に眠くなって長時間睡眠をとってしまうなどが起こったりもします。

これらは好転反応のようなものです。

また、自己否定などが余計に強くなったり、一見状況が悪くなったようなに感じる出来事や嫌な出来事が起こるかもしれません。

それも今まで潜在意識に持っていた自己否定の感情が表面化、現象化して、消えて行く過程だと思ってください。慌てたり抵抗せずに、今まで自分が溜め込んでいたものが表面上に出てきているだけなんだと淡々と流すようにしてください。

また、脳には恒常性といって、今までの慣れ親しんだ状態を維持しようとする働きがあります。何か大きな変化がおこりそうになると、元に戻そうとする力が働きます。性格や習慣を変えるのが大変なのもこの仕組みによるものです。

脳が元に戻ろうとして、やる気がなくなったり無気力になったり、このページに書いてあることがバカバカしく否定的に感じたり、実践を阻止するような出来事が起こったりすることもあります。

そのような抵抗があっても習慣が変わるまで負けずに続けることが大切です。

むしろ、余計にネガティブになったり、ワークをやる気がなくなったり、嫌な出来事や、実践を阻止するようなことが起こったら、効果が出ている証拠です。

どちらにしろそれらはあなたが持っている限り、いつかは経験しなければならないことです。先延ばしして溜め込み続ければその分重くなります。今、軽いうちに経験して終わらせてしまえる、ラッキーと思ってください。

ネガティブなことが起こっても、自分は生まれ変わるのだという強い意思は持ち続けてください。

そこで逆効果だと思って完全に止めてしまうと元の木阿弥です。

一気にやると反動もでるので、無理をせず休みを入れながらでも続けましょう。

ここを乗り越えてしまえば、あなたは何かの条件に左右されない、本物の自己肯定感を身に付けることができるようにになってきます。

自己肯定感が高くなるに従って、何もなくても幸福感や喜びや満たされた感覚でいられるようになり、それがますますあなたにとって幸せで喜び、楽しい満たされるような出来事が呼び寄せるのです。

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